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クロノス(1992)

CRONOS
(クロノス/寄生吸血蟲)
1992年【メキシコ】 上映時間:92分
ホラー
[クロノス]
新規登録(2004-01-09)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-08-22)【イニシャルK】さん


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監督ギレルモ・デル・トロ
キャストロン・パールマン(男優)
ギレルモ・デル・トロ(男優)(ノンクレジット)
谷口節(日本語吹き替え版)
山野井仁(日本語吹き替え版)
小杉十郎太(日本語吹き替え版)
五十嵐麗(日本語吹き替え版)
脚本ギレルモ・デル・トロ
撮影ギレルモ・ナヴァロ
美術ブリジット・ブロシュ(美術監督)
あらすじ
古物商を営むヘスス(フェデリコ・ルッピ)は、古びた天使像の台座の中から昆虫を模した機械仕掛けのオブジェを見つける。黄金色に輝くそれを手に取りねじを回してみたところ、突然触手が飛び出し彼は負傷してしまう。アクシデントに見舞われたヘススだったが、不思議なことにその日から彼は若々しさを取り戻していった。ギレルモ・デル・トロ監督の長編デビュー作品。

目隠シスト】さん(2020-09-29)
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 ゴシックホラーの風合ですが舞台は現代。『吸血鬼もの』にも関わらず、コウモリに変化もしなければ、人を襲ったりもしません。お約束の美女を吸血するシーンすらなし。私たちが思い描く『吸血鬼もの』とは一線を画していました。一般的なホラーというジャンルにも当てはまらない気がします。それでいて紛うことなく『吸血鬼もの』の趣。それは吸血鬼映画特有の美しさ(芸術性)が、ギレルモ・デル・トロ監督によって見事に担保されていたからだと思います。さて本作では、錬金術で生み出された『クロノス』という昆虫型機械がドラキュラ伯爵の代わりを務めました。機械内部にはグロテスクな生物の姿。コイツがクロノスのカラクリを使って人を吸血し快楽でその者を支配すると共に、人を不死の生物に変化させる仕組みです。魅入られた美女がドラキュラ伯爵に身を捧げるのとシステム的には大差ありません。効能、常習性、それに伴う代償。機械針で吸血という手法も含め、ドラッグに溺れる中毒患者を彷彿とさせます。一度そう認識してしまうと、もう『麻薬中毒者の末路』を比喩した映画としか見えなくなります。果たして主人公に与えられた選択肢とは、モンスターとして生きるか、人として死ぬかの二択。結末に救いを感じるのは、私たちが人間だからに他なりません。
素晴らしきはギレルモ・デル・トロ監督の映像作家としての実力です。聞けば本作が長編デビュー作との事ですが、どの画の端々にも監督のサインがみて取れるよう。並の監督でないのは一目瞭然でした。物語の骨子は『ドラキュラ』ですが、主人公の姿は『フランケンシュタイン』を模していました。本作のテーマ『人が人たる条件とは何か』を語る上で、人造人間もまた欠かせぬモチーフだったのでしょう。愛する人がいるからこそ、人は人でいられる。それはすなわち、人は一人では生きられないというメッセージと考えます。 目隠シストさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-20 15:28:59)

7.《ネタバレ》 確かにB級映画っぽいですが最後まで飽きずに見れました
普通は吸血鬼に血を吸われて吸血鬼になるところが機械
に血を吸われて吸血鬼になってしまう古物商が孫娘に
自分の血を吸ってと手を差し出されて人間性を取り戻して
その機会を破壊して自らも死んでいく 草のつるぎさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-30 00:58:20)

6.《ネタバレ》 まったくロンパールマンほど、デルトロ映画に向いてる俳優いない。
もう素顔がクリーチャーみたいだもんね。

デルトロの美を垣間見られたのが良かった。
ゴシックとロリータが相性いいのはわかるが、スチームパンクとロリータが
相性いいのは発見だった。

まったくデルトロ、とんでもない奴だぜ♪ トントさん [DVD(字幕)] 7点(2018-10-11 00:35:23)

5.《ネタバレ》 クロノス――。それはかつて、永遠の命と引き換えに悪魔へと魂を売り渡した男が遺した闇の遺産だ。華麗な修飾が施されたその掌に収まるほどの小さな美術品には、人智を越えた力による精緻な細工が施されている。そう、時計仕掛けで動く隠されたその内部には、人の血を何よりも欲する小さな蟲が蠢いているのだ。偶然、それを手に入れてしまった古美術商の老人は、何も知らずそのスイッチを入れてしまう。突然飛び出した、まるで蟲の触手のような謎の部品により、その手を血だらけにされてしまった持ち主の古美術商。以来彼は、他人の血を欲する人ならざる者へと変貌を遂げてしまうのだった。死の病に侵された老人、古美術商の愛する女性、孫である無垢な少女。現代に甦った闇の力は、そんな様々な人々の生活を徐々に侵食してゆく…。鬼才ギレルモ・デル・トロ監督の長編映画デビュー作となる本作は、後に開花する彼の才能の片鱗を窺わせるそんなダーク・ホラーでした。クロノスのその細部にまで拘りぬいた造形美や、生ける屍となった主人公の皮膚がグロテスクに剥がれ落ちたり、瀕死の老人に雇われたロン・パールマン(ヘルボーイ!)のその飄々としたキャラクター造形など、いかにもデルトロらしいこの濃厚な世界観はなかなか興味深く鑑賞させていただきました。男子トイレの床に垂れた血を這いつくばって舐める老人の姿はなかなかシュール(笑)。孤独な世界に生きる、孫娘の可憐な少女像は後の傑作『パンズ・ラビリンス』の原型ですね。ただ、低予算だから仕方ないのかも知れませんが、この全編に漂うあからさまなチープ感は今観るとさすがにちと辛いっす。デル・トロファンは観て損はないけど、それ以外の人にはちょっと……って感じですかね。6点っす。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2017-02-10 01:02:20)


4.ギレルモ・デル・トロ好きでちょっと変わった映画をダラダラ見たいなーって時にはいいかもしれません。
そんなにつまらなくもすごく面白いうということもない映画ですが、細部への拘りや監督の才能の片鱗は感じられます。
FUCK YOU KONAMI by デルトロ
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-17 09:48:51)

3.ギレルモ監督のデビュー作らしく、既に晴天下での明朗快活な世界とは真逆な、暗闇の中の微弱な光に惹かれるかの様な世界観を描いている。これもまた、深い夜の闇世界にだけ生きられる、ドラキュラを始祖とする吸血鬼系譜の、不老と血に纏わるお話。

もはや生者とは言い難い、皮膚も腐ちて凄まじい醜態に成って尚も、孫娘の無口なアウロラが、お爺さんに変わらぬ信頼と愛情を示すところが何とも言いようがない。ロン・パールマンの異形ぶりも影が薄くなる程の、恐ろしげな骨董商のヘススに、どんな時も、常に付き従っているアウロラは、幼女なのに不思議な退廃感を漂わせていて、大きな存在感を示し印象的。 DADAさん [DVD(字幕)] 6点(2016-07-18 06:43:56)

2.《ネタバレ》 ギレルモ・デル・トロ監督の長編デビュー作。
クロノスの昆虫ギミックとか、吸血鬼というモンスターへの興味とか、
彼の出来上がった作風というものが既に見てとれますね。
やたらと痛めつけられボロボロになっていく老人というのもなんだかシュールでした。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 5点(2016-07-15 21:16:55)

1.基本的にはただのB級ホラーなものの、怪物が故の孤独だとか、純真無垢な女の子だとか、後のデルトロ作品に繋がる部分もあってその点では楽しめました。 ぽーち”GMN”ありしあさん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-03 17:26:03)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.00点
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