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マンハッタン物語

Love with the Proper Stranger
1963年【米】 上映時間:103分
ドラマラブストーリーコメディモノクロ映画
[マンハッタンモノガタリ]
新規登録(2004-01-25)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2017-05-10)【S&S】さん
公開開始日(1964-08-08)


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監督ロバート・マリガン
キャストナタリー・ウッド(女優)アンジー
スティーヴ・マックィーン[俳優](男優)ロッキー
ハーヴェイ・レンベック(男優)フリオ
リチャード・ダイサート(男優)(ノンクレジット)
リチャード・カステラーノ(男優)(ノン・クレジット)
ヴィク・タイバック(男優)(ノン・クレジット)
脚本アーノルド・シュルマン
音楽エルマー・バーンスタイン
撮影ミルトン・クラスナー
製作アラン・J・パクラ
配給パラマウント・ピクチャーズ
美術ハル・ペレイラ
ローランド・アンダーソン
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 最初のところでマックイーンが性格も行動もいい加減なニート風の体で登場します。そのうちどこかで見せ場がとか、何かぱりっと変化してとか思いながら見ていたら、まったく格好良くなりません(笑)。逆にナタリー・ウッドの方は、最初は神経質で面倒くさそうな感じだったのが、最後は綺麗になっていましたね。ですが、この作品を成り立たせているのは脇役の充実ぶりで、特に、実は一番人格的に完成されているバービーちゃんと、何も訊かない美学を心得ているマックイーンの両親は、品格の向上に大きく貢献しています。あと、ナタリーに過保護につきまとうあのオッサン、父親かと思っていたら、兄貴なの? Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2023-04-02 00:25:36)

6.《ネタバレ》 マックイーンとナタリー・ウッド、同時期に若くしてこの世を去った2人のラブコメ。
お話の内容もそうなのですがそういうこともあり、今に見直すと少しほろ苦くも感じるコメディです。
稀代のアクションスター、スティーヴ・マックイーン。僕はこの人のコメディも結構好きだったりします。
「華麗なる週末」など数は少ないですが、コメディで見せる彼の意外と人懐っこい笑顔とぼけた味わいがたまりません。
そしてナタリー・ウッド。冒頭からほとんどずっと機嫌が悪いまま。本作のナタリー、なかなか笑顔を見せてくれません。
だからこそ、ふとしたタイミングに挿入される、本作の彼女の笑顔もまたいいのです。
マックイーンがコメディで見せるとぼけた味わいが出まくりのラストがいい。
「死ぬより結婚の方がマシ」と書かれた看板を背中に差し、バンジョーを奏でている。
それも都会のど真ん中で。なんだこいつは?当然、人だかりができている。
こんなプロポーズがあるのか?でも、マックイーンという人は何をやっても絵になる。
2人の姿が人ごみに紛れてよく見えない。しかし何とも粋なラスト。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2018-12-27 13:10:18)

5.《ネタバレ》 ナタリー・ウッドのイタリア系はともかくとして、スティーヴ・マックィーンがギリシャ系(?)というのはちょっとムリ感がありますね、まあ映画の出来には関係ない話しですけど。 監督ロバート・マリガンが得意とする典型的な小品ですけど、良く練られた脚本なのでイイですよね。冒頭の無人のホールにだんだん人が集まって来て、実はそれは「ミュージシャン取引市場」だったと判るオープニングがイイですね。そこでいきなりマックィーンはナタリー・ウッドから「妊娠した」と告げられるんですけど、まあ撮影年代を考えればヒロインが中絶する展開になるはずもなく、ラストのオチはだいたい判るわけです。でもそこに至るまでの紆余曲折がなかなか秀逸で、走るぐらいしかアクションを見せないマックィーンの静かな演技が秀逸です。彼の出演作の中でもおそらくもっともアクションが少ないキャラだったと思いますが、「むく犬の様な眼」だと評された若き日の彼の演技が堪能できます。ナタリー・ウッドも良い演技なんですけど、あの人の良い若旦那をあて馬に酷使するところはいくらなんでも可哀想です。 観終わって気が付きましたが、けっきょく主要登場人物に悪人がひとりもいない映画でした。 S&Sさん [ビデオ(字幕)] 7点(2015-10-10 21:31:23)

4.アクションスターのスティーブ・マックイーンとナタリー・ウッドの競演によるこれまたなかなか面白い映画でした。というのがまずは観ての感想で、スティーブ・マックイーンのアクションものでない演技がこれまた微笑ましい。そして、何と言っても、もう一人、ナタリー・ウッドがこれまた本当に可愛い。この二人を見ているだけでも観て損のない作品だと思う。 青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-26 16:28:52)

3.本当に「小さな佳品」という呼び名がぴったりの映画。S・マックイーンはアクション映画のイメージが強いので抵抗があるかもしれないが、こういうある意味地味な役でも十分に見せてくれる。ナタリー・ウッドも『34丁目の奇跡』のころとは違う意味の純粋さをうまく表現していると思う。隠れたひろいものですな。 wunderlichさん 8点(2005-03-11 08:16:14)

2.シニカルとコミカルをないまぜにしたラブ・ロマンスで、テンポが良く、最後まで面白く見た。さすが、私の好きな監督、ロバート・マリガンである。とにかく当時25歳のナタリー・ウッドが美しく魅力的、演技も中々のもので、アカデミー賞にノミネートされた、かのエディス・ヘッドによる衣装が彼女の魅力を更に引き立てる。別に豪華な衣装が出るわけでなく、白黒画面に都会調のシンプルなデザインで、特にクライマックス・シーンでのシー・スルーのエプロンは出色である。また、スティーブ・マックイーンのコミカルな演技も珍しくて、なかなか見せてくれるのも楽しい。 きりひとさん 8点(2004-03-06 13:05:12)

1.ナタリー・ウッドは一見、すごく小生意気な印象を受ける女優だと思う。「草原の輝き」や「理由なき反抗」ではそれがいじらしく、逆に魅力的に描かれていた。ところがこの作品ではその個性がマイナスに働いてしまっている。特に後半、好きでもない男にお腹の子供ごと自分を引き受けさせてしまうってあたり、腹黒いとしか言いようがない。その弱点を補ってあまりあるのは大ブレイク寸前、マックィーンの好演ぶり。ニューヨークの街角で、バンジョーとプラカードを持って立っている姿のおかしさ!純粋なロマンチックコメディ出演は殆どなかった筈なので、彼のファンなら必見です。60年代初頭のニューヨークの風景もみもの。 放浪紳士チャーリーさん 7点(2004-02-08 17:10:53)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.29点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1963年 36回
主演女優賞ナタリー・ウッド候補(ノミネート) 
脚本賞アーノルド・シュルマン候補(ノミネート) 
撮影賞ミルトン・クラスナー候補(ノミネート)白黒
美術賞(白黒)サム・カマー候補(ノミネート)装置
美術賞(白黒)ローランド・アンダーソン候補(ノミネート)美術
美術賞(白黒)ハル・ペレイラ候補(ノミネート)美術
衣装デザイン賞(白黒)イーディス・ヘッド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1963年 21回
主演女優賞(ドラマ部門)ナタリー・ウッド候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)スティーヴ・マックィーン[俳優]候補(ノミネート) 

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