みんなのシネマレビュー

神様の愛い奴

(神様の愛い奴 決定版)
1998年【日】
ドキュメンタリー
[カミサマノウイヤツ]
新規登録(2004-02-06)【レスマッキャン・KSK】さん
タイトル情報更新(2008-07-29)【にじばぶ】さん


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出演奥崎謙三
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【クチコミ・感想】

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8.《ネタバレ》 私の中では「ゆきゆきて、神軍」(87年)よりもこの作品の方が評価は高い。但今回レビューの点数で理解いただけると思うが、はっきり言って内容はひどい。「~神軍」を見た観客の中には「奥崎謙三は出所後、あの時よりもっと凄い事をやってくれる」と思った者もいるだろう。この映画もそれを期待してスタートされた企画であろうし、オープニングからスタッフは彼を「先生」と祭り上げている。ところがビデオ画面に映し出されるのは「~神軍」で写された『巨大権力に立ち向かい、真実をとことん追求してゆく(事の正否はともかく)信念あふれすぎてる男』とは真逆の孤独を嫌い、虚栄心に溢れ自己顕示欲の強い、性欲だけは有り余り過ぎている老人の醜悪さである。(トイレに閉じこもって出てこない奥崎にAVを流したら天の岩戸よろしく扉を開けて出てきた逸話には笑いを超えたものを感じた)いやもしかしたらこういった剛弱混濁した性質が人間奥崎謙三の本質であって、その躁鬱状態の振幅を増長させたのが「~神軍」で示された戦争体験なのだろう。 きっと一番醜悪なのは「奥崎ワッショイ」と持ち上げていたこの作品スタッフであり、他人事の様に作品を見ている我々観客も同類なのだと思う。...下のレビューにも書かれていますが「~神軍」とこの作品はセットで見るべき。ただし興味×100あればであって、保証はできません。久しぶりに見て本当に疲れた。 Nbu2さん [映画館(邦画)] 2点(2017-06-04 11:42:37)

7.これは、ダメでしょう。奥崎謙三氏への悪意しか見て取れない。最後まで見通したのは、確信をもってこの点数を付けるため。0点。 なたねさん [DVD(邦画)] 0点(2013-02-03 18:58:28)

6.《ネタバレ》 「ゆきゆきて、神軍」を観て衝撃を受け、奥崎謙三という人物に傾倒し、本作を鑑賞した。
しかし、あの奥崎先生は、もうそこにはいなかった。
本作の時点で存命してはいるものの、「ゆきゆきて、神軍」でみせてくれたあの気概はもうなく、奥崎先生は実質的に死んでしまっていた。
ラストのインタビューシーンが、それを如実に物語っていた。
奥崎邸を訪れ、奥崎先生カムバック!と、奥崎先生本人に必死に訴えかけるも、奥崎先生は、「血栓溶解法」と称し手首を振るだけ。
もう何を言っているのかわからない。
どんな変人も歳には勝てないのだ。
体も衰えるが気概も衰える。
そして、ますます世から離れていき、やがて誰からも理解されなくなる。
「ゆきゆきて、神軍」は、そういう意味で、もっとも良い時期に撮れた作品だと思う。
奥崎先生のキチガイぶりと、世の中の接点とかがギリギリのところで存在していた。

本作の時点では、残念ながらその接点をみることはできない。
奥崎先生は、手首を振るだけだ・・・

それにしても過激な内容だった。
スカトロシーンあり、アナルファックシーンあり、嘔吐シーンあり、オカマプレイあり、SMあり。
こんなん必要だったのか??
奥崎先生が素晴らしいのは、その思想と信念が一つ芯が通っていたからであり、それをカメラに映したからこそ、「ゆきゆきて、神軍」は素晴らしかったのだ。
本作の変態AVまがいの部分については、不要ではなかったか?
あんな変態シーンより、せめて意味が分からなくても良いから、奥崎先生の語りをもっと見せて欲しかった。 にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-27 11:26:53)

5.奥崎さんてこの前亡くなられたそうですね。あの血栓溶解法?とかなんとかいうやつをやってれば百数十歳はほんとに生きられるかもと思いきや、やはりテロメアの減少には勝てなかったということか。とにかくこの人そのものが歩く爆弾みたいな感じだから、そんな人撮ってりゃそりゃ嫌でも面白いですよ。だけど、彼の言ってることの半分くらいは何言ってるかよく聞き取れなかったのは私だけではないはず。そして、言ってる内容が理解できた人はほとんどいまい。 あろえりーなさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-15 03:04:24)

4.「ゆきゆきて神軍」を見て、テーマより奥崎に興味を持ってしまった人のための映画。ここまで本物のキ○ガイをイジっていいのかね?というほど強烈だ。悪ノリもここまで行くと尊敬するな。作ったスタッフは偉いよ。 mickey&gonさん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-06-10 17:11:04)

3.か~なりブラックですね。奥崎さんだけガチ。
なんとなくたけしの元気が出るテレビのノリ。 くまさんさん 9点(2004-12-06 17:34:54)

2.《ネタバレ》 これほど強烈なものも珍しい。あまりに滑稽な構図に笑わされてしまうが、笑っている自分自身が怖くなる。私は『ゆきゆきて、神軍』は見ていないので、彼の信条については詳しくはわからない。ただ、彼が法律に否定的で、既存の権力に反対している一方で、生活保護を申請しているという状態には納得いかない。とにかく『ゆきゆきて、神軍』を見てみると印象が変わるかもしれないが…まぁ、それを差っ引いても映像の持つ破壊力(それが時に不快なものであっても)は稀有のものと言える。しかし、グロいねぇ。

『ゆきゆきて、神軍』鑑賞後の感想
矛盾自体が奥崎謙三の人間性の一部になっているという感じか。2作セットで見るべきだな。 はざま職人さん 8点(2004-07-07 22:14:10)


1.凄いです!本物ですから…この言葉に釣られてみんな見ないように…危険です!これはコレで笑ってみる事出来る人以外ありえません!CRAZYです。「ゆきゆきて神軍」見てからどうぞ!普通の方はかなり不快になる映画間違い無しです。 本物であることに満点 レスマッキャン・KSKさん 10点(2004-02-06 04:38:26)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.50点
0112.50% line
100.00% line
2112.50% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
600.00% line
7225.00% line
8112.50% line
9225.00% line
10112.50% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 1.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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