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妻(1953)

1953年【日】 上映時間:96分
ドラマモノクロ映画小説の映画化
[ツマ]
新規登録(2004-03-28)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2022-12-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(1953-04-29)


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監督成瀬巳喜男
キャスト上原謙(男優)中川十一
高峰三枝子(女優)中川美種子
伊豆肇(男優)松山浩久
中北千枝子(女優)松山栄子
三國連太郎(男優)谷村忠
新珠三千代(女優)新村良美
坪内美子(女優)新村妙子
本間文子(女優)鬼頭の妻
谷晃(男優)鬼頭
石黒達也(男優)美穂子の叔父
清水将夫(男優)
高杉早苗(女優)桜井節子
塩沢登代路(女優)
馬野都留子(女優)栄子の母
原作林芙美子「茶色の目」
脚本井手俊郎
音楽斎藤一郎
撮影玉井正夫
製作藤本真澄
東宝
配給東宝
美術中古智
編集大井英史
録音三上長七郎
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
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【クチコミ・感想】

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5.《ネタバレ》 成瀬巳喜男監督「めし」「夫婦」そしてこの「妻」、「夫婦もの三部作」の一本。鑑賞は一番最後になったが、製作順序的にも「めし」⇒「夫婦」⇒「妻」の順との事。大阪が舞台で色々とゴチャゴチャ動きがあった「めし」は別格として、後の二作はとにかく類似性が高い。煮え切らない夫役がどれも上原謙、訳アリ同居人がどっちも三國連太郎。解る方には解って頂けると思うが、ハワード・ホークス監督「リオ・ブラボー」と「エル・ドラド」を連チャンで観た時の感覚になんだか似てる。しかし相手役は替われども、上原謙さんっていっつも同じ演技、同じ表情しかしていないように見える。同じ成瀬映画の常連森雅之氏と比べ、この方の演技についての評価は聞いたことが殆どないが、妻役が誰であれ、それを受けて立つ度量の深さ、もしやこの方は稀代の「女優輝かせ名優」だったのではないかと思えてきた。妻役原節子、杉葉子、高峰三枝子は、それぞれ自身のキャリアの中でも特に深い爪痕を残した好演技。そう考えると成瀬監督がこの方を繰り返し起用し続けた理由が何となく解る。それにしても若き日の三國連太郎が間借り人の自宅に、奥さん一人っきりで残して外出なんて危険極まりないってつい思ってしまうのは自分だけでしょうか(笑)? 放浪紳士チャーリーさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-01-06 08:41:32)

4.《ネタバレ》 成瀬映画に上原謙との取り合わせ。
これだけでもう、ハズレなんかあり得ません。
上原謙のダメ男ぶりも観ていて気分が良くなるくらいハマっています。

しかしまぁ、 高峰三枝子が・・・
元々、あまり好きな女優さんではないのですが、その嫌なイメージを増幅させる役を演じています。
煎餅をボリボリ、お茶でうがい。
こりゃ、夫としてはたまりません。
上原謙のごとく、観ている私までイライラしてきました。
ここまでイラつく「妻」を演じた高峰三枝子は、ある意味凄い。
彼女の演技の成せるワザなのか?
それとも単なる地か?
いずれにしてもウザ過ぎます!

しかし、本作を観ていて少しシックリこなかった部分がありました。
それは上原謙が浮気をして、結局、浮気相手の女性にフラれてしまう部分です。
これがどうも唐突ですし、理由が良く解りません。
なんか強引に、「元のサヤに戻る夫婦」という成瀬映画のパターンに持っていった様な気がします。
これが強引すぎて、どうも最後はシックリとこなかったのです。

上原謙をはじめ、雰囲気は非常に“成瀬していて”で良いのですが、このストーリー展開の無理が気になりました。
それでも十分楽しめるところは、さすが成瀬監督ですね! にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-21 21:10:11)

3.夫婦の倦怠を描いた『めし』『夫婦』に続くこの『妻』は前のニ作以上に救いの無いところまで夫婦の溝が深まっている。冒頭の心情の語りで惰性の夫婦を暴露した二人は結婚十年目。お互いが現状に不満を抱きながらもけして自ら打破しようとはしない。二人ともこの憂鬱な現状の責任は相手にあると確信しているのである。そこに夫婦というカタチが壊れていこうとするきっかけとなる事が起こる。夫が動いたわけなのですが、打破するために動いたのではなく逃げただけ。そこで妻も動くがこれまた現状打破のためではなく己の保身に動いただけ。結果、夫婦というカタチだけが残って夫婦たる機能は崩壊する。「妻」とはいったいなんなのか。夫婦というシステムの中の一端であることは間違いない。この映画はそのシステムの中に組み込まれることだけに安住してしまった女の悲劇を描いている。自ら悲劇を助長していることに気づかない女が痛々しい。そして相変わらず成瀬映画の男は情けなく、その情けなさがリアルすぎて見てらんない。 R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-07 14:50:19)

2.妻としては、愛人を作って自分だけ幸せになる夫が許せないし、別れる訳にはいかないという気持ちですか。しかし、夫にしてみれば、せんべいをボリボリ食べる色気のない女より、けな気に息子を育てながら、仕事も趣味も一生懸命で気配りもする女に、つい気持ちが行くのが、人情というものなんですよね。ごたごたはあっても、法的には妻が有利(?)であるから、まあ、収まるところに落ち着くのかなあ。三國連太郎が良い味出してます。結婚って、何なんですかね。今更ながら考えてしまいます。 パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-14 23:22:28)

1.まず冒頭の”心の声”をそのまま台詞にしてしまうところが凄い。この一連のシーンで「この夫婦はお互いにあまり上手くいっていないんだな」ということが分かります。後半は前半と打って変わってかなりシリアス、シビアな展開の中にも三國連太郎の飄々とした役柄が和やかな雰囲気を漂わせてくれました。夫婦関係って何だろう?と考えさせられるラストも良いです。 かんたーたさん 8点(2004-04-01 18:12:58)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.20点
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