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雷撃隊出動

1944年【日】 上映時間:95分
ドラマ戦争ものモノクロ映画特撮もの
[ライゲキタイシュツドウ]
新規登録(2004-04-12)【ちくわ】さん
タイトル情報更新(2024-01-03)【イニシャルK】さん


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監督山本嘉次郎
キャスト藤田進(男優)陸上雷撃隊隊長/三上
大河内傳次郎(男優)航空隊司令
河野秋武(男優)村上
森雅之(男優)川上
黒川弥太郎(男優)
脚本山本嘉次郎
音楽鈴木静一
作曲古関裕而「雷撃隊出動の歌」
鈴木静一「男散るなら」
主題歌霧島昇「雷撃隊の歌」/「雷撃隊出動の歌」/「男散るなら」
撮影鈴木博
中井朝一
平野好美
配給東宝
特撮円谷英二(特殊技術)
美術松山崇
中古智
あらすじ
太平洋戦争末期、強大な物量を誇る米軍に圧倒されつつあった日本軍は、南方の陸上基地で戦力充実を図る。「雷撃の神様」と呼ばれる三上、村上、川上の「三上」は久々に旧交を温める。連日の爆撃に耐え、ようやく増援機が到着。敵艦隊接近の好機をとらえ反撃に出る。陸上基地と空母から飛び立った雷撃隊が連携し、米機動部隊に決死の魚雷攻撃…。当時の空母・瑞鶴をはじめ、一式陸攻、97艦攻、天山艦攻、零戦、97大艇などの実機が登場。若き円谷英二の特撮も見逃せない。

ちくわ】さん(2004-11-15)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 雷撃とは日本海軍の航空機による対戦艦魚雷攻撃のこと。戦意高揚映画ですが、南国で軍服も半ズボンで、やあ久しぶりと同志が酒飲んだり、碁を打ったり、トランプで遊んだり、慰安映画を見たりと、楽しい雰囲気が強調されています。物資不足で闘いたくても飛行機がなくて闘えない様子や、それとは対照的に捕獲した敵兵の「物量が豊富な米軍が負けるわけがないじゃない」という発言を特に否定しないなど、結構、ぶっちゃけた内容になっています。圧倒的物量差の解決策として、1人が10人と相討ちすればいいじゃない。簡単じゃない。というような感じで、楽観と言うより、もはや諦観ですかね。人が死にますが、湿っぽくない、からっとした戦争映画です。映像は戦闘機や戦艦が格好良く見えるようかなりこだわっていると思いました。プロペラがたくさんある飛空艇がファンタスティック!(九七式飛行艇) camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 17:46:35)


3.《ネタバレ》 湿っぽいストーリーなので現在の視点からはまるで反戦映画の様に捉えられがちですけど、まあこれは普通に戦意高揚プロパガンダ映画だと思います。帝国海軍の雷撃機部隊をメインに据えていますが、そもそも海軍航空隊は43年以降は華々しい勝ち戦はほぼ皆無、さすがに実話での景気が良いお話しにはできなかったんじゃないですか。すでに特攻隊が編成されたという事が大々的に新聞等で報道された後ですからねえ。 迷彩された甲板やゼロ戦の部隊番号からして、空母瑞鶴とその航空隊が撮影に参加していることは明白で、貴重なフィルム映像資料となっています。おそらく時期としてはマリアナ沖海戦からレイテ沖海戦までの間でしょう。円谷英二の特撮は戦争末期ということもあってスケールダウン感はぬぐえませんが、雷撃機に正面から撃ち込んでくる高額処理された曳光弾には、さすがに迫力がありました。 公開時にはレイテ沖海戦に惨敗して瑞鶴も海の藻屑と消えて連合艦隊は実質的に壊滅していたのは有名ですけど、撮影中もさすがにスタッフは戦争の行く末が危ないことは実感していたんじゃないかな。現代人としては理解しがたいところがありますが、当時の日本は軍部も国民もいわば“滅びの美学”というようなものに憑りつかれていたような気がします。劇中でも「米国は人命の損失がいちばん堪えるから、10人殺してひとり戦死すれば勝てる」なんてセリフがありましたが、実際には殺すどころか敵艦に近づくことすらできずに一方的に撃墜されていたのが現実です。こういう心理状態にまで追い込まれていますので、ラストで敵艦隊壊滅の代償で雷撃隊が全滅しても製作側も観客もちっとも反戦的なメッセージというふうに受け取ることはなかったはずです。 興味深いことに、ナチス・ドイツも戦時中プロパガンダ映画をけっこう製作していますが実際に進行している戦争を題材にしたものは皆無、反ユダヤ主義プロパガンダや明るいコメディ調の軽い娯楽映画が大半なんです。終戦間際になってナポレオン戦争時代のプロイセンの戦いを再現した大作映画を製作したぐらいで、徹底的な現実逃避が貫かれています。これは映画プロデューサーとしても有能だった宣伝大臣ゲッベルスの方針で、国民に鞭だけじゃなく飴をしゃぶらせることを忘れないナチスらしい政策でした。そういうところを比べると、日本の軍部は幼稚というか馬鹿正直なんですね。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-11-24 22:03:52)

2.《ネタバレ》 軍事マニアでもない限り、こんなのが楽しいはずもない。
馬鹿げた事をなんの疑いもなくやってしまう。
日本人の悪い特性が、最も顕著な形で表出したのが戦争か。
何が雷撃魂だ、馬鹿馬鹿しい。
最近稀に見た馬鹿げた映画。
苦痛の時間を過ごしてしまった。
もはや藤田進の顔すら見たくない! にじばぶさん [インターネット(邦画)] 0点(2021-06-16 21:54:00)

1.戦争中の国策による戦意高揚映画のはずなのに、配給物資や飛行機が足りない様子が描かれている。戦果発表シーンも、華々しさより、もの悲しさを感じさせ、敗戦が迫っている昭和19年当時の世相を暗示しているようで興味深い。
しかし何といっても、本物の天山艦上攻撃機、97式艦上攻撃機、一式陸上攻撃機、零式艦上戦闘機などが登場し、91式航空魚雷の調整風景、空母・瑞鶴の艦内風景、対空砲火など貴重な映像資料が盛り沢山。航空ファンは必見です。 ちくわさん 8点(2004-11-15 17:48:11)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.50点
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5250.00% line
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700.00% line
8125.00% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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