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エターナル・サンシャイン

Eternal Sunshine of the Spotless Mind
2004年【米】 上映時間:107分
ドラマSFラブストーリーコメディロマンス
[エターナルサンシャイン]
新規登録(2004-04-20)【あまね】さん
タイトル情報更新(2019-05-25)【Olias】さん
公開開始日(2005-03-19)


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監督ミシェル・ゴンドリー
キャストジム・キャリー(男優)ジョエル・バリッシュ
ケイト・ウィンスレット(女優)クレメンタイン・クルジェンスキー
イライジャ・ウッド(男優)パトリック
マーク・ラファロ(男優)スタン
キルスティン・ダンスト(女優)メアリー
トム・ウィルキンソン(男優)ハワード・ミュージワック博士
トーマス・ジェイ・ライアン〔1962年生〕(男優)フランク
ジェーン・アダムス(女優)キャリー
デヴィッド・クロス〔1964年生〕(男優)ロブ
松本保典ジョエル・バリッシュ(日本語吹き替え版)
林真里花クレメンタイン・クルジェンスキー(日本語吹き替え版)
浪川大輔パトリック(日本語吹き替え版)
中村千絵メアリー(日本語吹き替え版)
野島昭生ハワード・ミュージワック博士(日本語吹き替え版)
原作チャーリー・カウフマン(原案)
ミシェル・ゴンドリー(原案)
脚本チャーリー・カウフマン
音楽ジョン・ブライオン
主題歌ベック(Beck)"Everybody's Gotta Learn Sometimes"
撮影エレン・クラス
製作スティーヴ・ゴリン
製作総指揮チャーリー・カウフマン
配給アーティストフィルム
ギャガ・コミュニケーションズ(共同配給)
アスミック・エース(共同配給)
美術ジョナサン・グレアム[美術I]
録音ユージーン・ギーティ(サウンドデザイナー)
フィリップ・ストックトン
字幕翻訳稲田嵯裕里
あらすじ
ある日、ジョエルの元に不思議な手紙が届く。『クレメンタインはジョエルの記憶を全て消去しました―』クレメンタインは、彼が最近別れた恋人。彼女が自分との記憶を消したと聞きショックを受けた彼は、自分も記憶を消そうと記憶消去専門医院・ラクーナ社の門を叩き、手術を開始する。思い出しては消えていく記憶。やがてジョエルは手術の中止を願うようになる。記憶の中には、彼女との楽しい思い出の数々があったのだ。彼は彼女を消すまいと、自らの記憶の中を必死に逃げ回るのだが・・?そして翌朝、彼には素敵な運命が待ち受けていた。

ポール婆宝勉(わいけー)】さん(2005-06-14)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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28.凄い。の一言。凡人には想像つかない展開が繰り広げられるけど、“ここに繋がるのね”という想像は安易につきます。が、それは故意で効果的。想像もつかない不思議な展開に、最後はどう締めるんだぁ!と思っていたら、ジョエルのあの言葉...。ウルウルしまくりました。複雑に見えて、とてもシンプルなメッセージをもつ映画だと思います。それなりに付き合ってきた彼女と一緒に観たかったな...と、思わずにはいられない作品でした。音楽に関しても、選曲・使い方共、とても可愛くて言うことないです。 巷説犬福物語さん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-17 01:04:57)(良:1票)

27.《ネタバレ》 仕事が終わって駆けつけたので冒頭5分ほど見逃したせいもあり、『メメント』的せいもあり、「もう一度頭から観たい」というのが今の心境。もっと単純なラブストーリーを予想してたので、良い意味で裏切られた。映像表現が面白く、ちょっとホラーチックなシーンもあったので意外だった。ジム・キャリーの貧相な演技も素晴らしかったが、この映画で特筆すべきなのはキルスティン・ダンストだと思う。彼女の役がこの映画の主題をまとめてくれている。記憶消去作業中なぜあんなにもお気楽なのか(マリファナ抜きにしても)、なぜあんなにも「忘却」を称賛するのか、最初はムカつきこそ覚えたが、自分が当事者になって初めて判った時の表情が切なすぎた。その後、カルテとテープを返却するのはいささか単純な気もしたが。ところで映画を観終わって辺りを見回すと、レディースデーということもあり、30代・独身と思しき女性が結構一人で観にきてた。私は20代・独身女性だけど、一人で観にいってたし、なんかな~。。。複雑な心境で映画館をあとにしました。 pbさん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-11 12:06:59)

26.現実ではありえない選択記憶消去という話や、記憶が消えかけたり消すのを様々な映像で見せるのが面白い。細かい話や展開にやや判り辛いところもあるものの、大筋では言わんとするところは理解できる。辛いから記憶を消そうとして、でも楽しかったその記憶が愛しくて記憶を守ろうと逃げ回るあたりが話も映像も面白い。ジム・キャリーは気まぐれ女性に翻弄される気弱なキャラをうまく見せたと思う。ただジムが記憶消去というのは分かるが、肝心のケイトの記憶を消したいと思う理由に説得力がないので彼女には共感し辛く、ラブストーリーとしてはそう心に迫るほどでもない。
まぁ、記憶というのは意識すればするほど残るものなので、忘れたければ何度も思い返したりしないことが一番かと、、
キリコさん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-10 21:13:37)

25.あいかわらずこの脚本家らしいなぁと思いました。ラストがちといまいちですがパラレル脳内をぐるぐる行く感じはいいですね。ただこれ映画を1年に2~3回しかみないって人にはお勧めしません。はい。 とまさん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-09 23:48:46)(良:1票)

24.あっ、確かに後から来ます(残る~)! 冒頭の部分にほれ込んじゃいました、好き好き!  でも不倫話は余計な感じ。 ジマイマさん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-09 23:17:23)

23.後からじわじわと来る良作だと思います。最初はよく意味が分からなかったけれど、最終的には冒頭部分が生きていて、ガッチリ収まりました。うだつの上がらない感じのジムも、複雑でbitchyなケイトも、とても良かったです。 kasumiさん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-07 22:17:12)

22.ちょっと自分はややこしかった~。脳の内と外で追いかけっこなんてとてもユニークで面白いけど。お互いに相手の記憶を消しても、真実に結ばれるべき相手とは、再び出会えばやっぱり惹かれあう、ということなのかな。ただ、ケイト・ウィンスレット演じる彼女が記憶を消した理由が自分勝手であっさりしすぎで、彼女の記憶を消そうとしたけど、やっぱりためらって思い出の中で必死に格闘してるジム・キャリーが、ちょっとみじめで大変そうに見えた。この二人は、よりを戻しても、また同じようなすれ違いを何度もすることになるんだろうな…とも思えた(^^;それから、キルスティン・ダンストが何気に存在感があって、観終わってみると、最後のほうでさらりと出てきた彼女のエピソードが一番印象に残ってます。真実を知った後、苦悩する表情が印象的。あと、イライジャ君のもみあげに驚いた。 kiku☆taroさん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 00:30:12)

21.《ネタバレ》 奇跡を描いたとても恐ろしい映画。ジョエルの消されてゆく記憶のなかで、ジョエルと一緒に逃げ回るクレメンタインは、あくまでジョエル自身の記憶の中にいるクレメンタイン。現実の存在ではない(現実のクレメンタインは凍った河でパトリックと寝っ転がっていたのだから)。記憶の中での二人の戯れは、すべて虚構だったことになる。だから、二人が記憶を失いながら海辺で再会できたのはとんでもない奇跡だったのだ。 この映画には恐ろしい仕掛けも用意されている。記憶を消したまま再会した二人が、車でクレメンタインの家に行って、クレメンタインが家に歯ブラシを取りに行って戻るシーン。彼女が戻ってきて助手席に乗り込むとき、多くの観客は運転席にはパトリックが乗っているのではないかという予感におそわれるはずだ(運転席のジョエルに話しかけるパトリックのシーンが直前に挿入されている)。次のカットで運転席のジョエルが出てきて一安心だが、僕はその直前に覚えた戦慄を忘れない。 愛は、人間には他人を「本当」には理解しきれないという前提の上に成り立つ。つまり本質的に虚構。だからこそ愛が成立していることは奇跡だし、同時にいつ壊れてもおかしくない危うさをももつ。愛という危うい奇跡を支えるのは「OK」の二文字。人類の永遠なる叡智だ。僕はこの映画に激しく同意する。 wunderlichさん [映画館(字幕)] 9点(2005-04-03 09:20:28)(良:2票)

20.男女の出会いと別れ、未練と関係の修復、そしてアメリカ映画お得意の運命の絆を、人気脚本家が「ピンポイントで記憶を消せる」というアイディア一本でSFファンタジーに仕上げた、非常にオーソドックスなラヴ・ストーリー。予想と違って、話の大部分はジム・キャリーの頭の中で進行するので、個人的に物語としての面白味には欠けてた印象です。逆に、私が本作で一番感心したのはデジタル表現技術。全編のほとんどは手持ちカメラで撮影されてるのにも関わらず、そのカメラの自由度にVFXが全く違和感なく馴染んでいる。これは「デイ・アフター・トゥモロー」なんかよりも凄いと思います。という訳で、本作ではとても魅力的なのに「スパイダーマン」シリーズでは何故かその力を発揮できないキルスティン・ダンストに、6点献上。 sayzinさん [映画館(字幕)] 6点(2005-04-02 00:09:16)

19.自分にはちょっと合わなかった。もっと単純なのが好き。 Geneさん [映画館(字幕)] 5点(2005-04-01 11:24:28)

18.《ネタバレ》 破局を迎えたジョエルとクレメンタインは話し合った結果、二人でラクーナ社の記憶消去手術を受けることに合意した。しかしそれは以前からクレメンタインを狙っていたラクーナ社の社員で友人のパトリックの策略でもあった。並んだベッドで記憶消去される二人だが、ジョエルは彼女との記憶を遡る過程で破局の原因がすれ違いによる誤解であることに気づき、仲直りの方策を思いつく。しかし手術は止まらず、隣の彼女にも伝えられない。ジョエルは激しく後悔し、記憶の中の彼女と共に“誤解を解く鍵”と“ラクーナ社に残したテープへ辿り着く鍵”を他の記憶の中に巧妙に隠すことにする。手術後全くの他人になって日常生活を送る二人だが、ジョエルはあるときふと記憶の中に隠された鍵の存在に気づき、ラクーナ社のテープへと辿り着く。盗んだテープで事実を知ったジョエルはクレメンタインを探すが、なんと彼女はジョエルの記憶を盗んだパトリックと幸せに暮らしていた。クレメンタインは記憶を完全に失っているので、しかたなくジョエルは挽回する機会が来るまでラクーナ社で働くことにする。記憶を消したと思って安心しているパトリックはジョエルを同僚として迎え入れる。その内彼女とパトリックは以前のジョエルたちのようにすれ違いはじめ、結局は彼等二人もまた記憶消去を受ける。施術したジョエルはパトリックの記憶図から間接的に過去の自分のクレメンタインとの歴史を知り、記憶の中に隠していた仲直りの鍵の使い方を思い出す。そしてジョエルはクレメンタインの前に再び他人として姿を現す。当然のように惹かれ合う二人は以前と同じように付き合うようになり、同じようにケンカもしてしまう。またしても二人の仲は破局しそうになるが、思い出した“鍵”のおかげで乗り越える。そして二人の関係はようやく晴れて新しい局面へと進む。
・・・と、こういう感じの脚本だったらカタルシスが増して万人受けするんじゃないかな~って思うんだけど、余計なお世話?でも映像表現がとても素敵なのにストーリーやテーマの掘り下げが不十分だったのが実に惜しい!なのでつい自分で改訂版のストーリーを考えてしまいました(笑) トマシーノさん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-31 12:16:13)

17.シナリオのひねりとか意外性とかそういうものを期待してみる映画ではない。記憶の中をさかのぼっていく見るものを混乱させようとする見せ方だけど、最初の部分とどうつながるかは特に勘が鋭くなくてもすぐにわかってしまう。また繰り返し見たいとは思わないけれど、見た後にそれなりにいろいろと考えさせるものはあった。 HKさん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-31 11:32:23)


16.離れたくない映画に対する余韻。“映画を観る”という幸福は、まさにこの余韻のためにあると思う。
もはやハリウッドにおいて“天才”“気鋭”の名を欲しいままにしているカウフマン×ゴンドリーの、この類まれなるラブストーリーの余韻をぼくはしばらく忘れることができないだろう。さりげなく、大胆に、そして淡々と奇抜に描かれるその絶妙な映画世界の奇蹟に心が震える。恋愛にまつわる切ない“代償”と美しい“価値”を、まさに永遠なる輝きの中に表現してみせたまったく新しい視界に、自分の脳裏まで一掃されたような感覚だった。
しかし、奇妙で革新的な映像世界ではあるが、描かれる物語は実に普遍的な感情だ。“何気ないこと”から深まる愛情と亀裂。そして、記憶の消去という衝動的な行為から見えてくる何気ない日々(しかしそれこそが“幸福”なのだ)の輝き。それを消されてたまるかと逃げ回る主人公の純粋な感情。さらに秀逸なのは、すべてを経て、すべてを知ってしまっても、互いを愛さずにはいられないという、ある種滑稽でだからこそ素晴らしい愛の本質である。
そうこう書いているうちに、またじわりじわりとこの映画に“脳ミソ”が侵食されていく……ああたまらない。
鉄腕麗人さん 10点(2005-03-27 01:44:25)(良:2票)

15.どの登場人物にも感情移入出来ませんでした。ジム・キャリーにあまり魅力を感じなかったです。最近マーク・ラファロがいい俳優になってきたように感じます。 ギニューさん [映画館(字幕)] 5点(2005-03-24 22:05:20)

14.アメリカでの評判が非常に高かったが、期待にそぐわぬ良作だった。なにより美しい。もしも記憶を消せるなら、この映画を観たことを忘れ、もう一度この感動を味わいたい。 紅蓮天国さん 8点(2005-03-22 16:31:43)(良:3票)

13. 暴力的にあらすじを一言でまとめてしまうと「別れた恋人の記憶を消す話」です。主役がジム・日本では何故かそれほど人気がない・キャリーな時点でシリアスな話にはならないなと思っていたんですが、予想通りそうでした。でもね、あとからかみ締めるとやっぱり切ない話だよ。だって、いちどは愛した人の記憶を消してしまうんだよ? それだけで藤子不二雄は短編を5本は作れそうですよ(じっさいにパンフには藤子不二雄的であると指摘をしているコメントが載っていました)。
 時間軸がねじれています。それは「メメント方式」というかなんというか。「わけわかんねー」と感じる人がいるかもしれません(『バニラスカイ』に似てたかな?)。けっこうそのアプローチの仕方は良いと思いましたよ。言ってしまえば簡単な話を複雑な切り口で表現することができるから。記憶の中でジム・キャリーを複数登場させるとか、時間軸をぶった切った意識を持たせることなんかは。
 消えかけた記憶から逃げるジム・キャリーの気持ちは、後悔と失望の狭間で揺れ続けます。でも自分で選んだ結末なのに結局は消える記憶をいとしく思ってしまう。そこの弱さが配役的にピッタリでした。彼女はケイト・ウィンスレットだったけれど、僕はキルスティン・ダンスト(『スパイダーマン』の悲しそうな目をした女の子です)の方が良かった。好みの問題ですよ、ええ・・・って、彼女がいちばん切ないじゃん!?というツッコミはあえて考えない方向で。
 記憶を消すなんてバカらしいよ。誰しもレーザービームで消し去りたいことなんてひとつやふたつ・・・数え切れないほどあるでしょう。でもそれが今の自分を作っている。血となり骨となって「もうあんなことは二度と御免だ」と考えたり、ときどき記憶が頭を持ち上げては切ない気分を思い出させる。しかし、それを含めて自分なんだ。良い記憶も悪い記憶もひっくるめて生きていけたらなぁと思う。強くなりたいと思うならなおさらね。過去に囚われた人を好きになってもその記憶ごと愛しているから・・・そんな(どんな?)ことを考えてしまった映画でした。 ひろすけさん 8点(2005-03-22 15:38:31)

12.《ネタバレ》 正直いってこの映画のレビューを書くのは止めようかどうか悩んだけど、やはり自分のポリシーから素直に感じたことを書こうと思う。
この映画を知ったのはアメリカで公開していた1年ほど前、自分も「頼むから俺の頭の中から出ていってくれ」と思い悩んだときがあったので、このテーマにはもの凄く惹かれ、日本公開を今か今かと心待ちにしていた。
アメリカでは恐ろしいほど評価も高く、アカデミー脚本賞受賞、大好きなチャーリーカウフマン脚本。どんなに感動できるか楽しみにしていた…しかし、この映画を観て自分の心が動かされることはほとんどなかった。以下、その理由を書きたい。
①「ケイトが記憶を消した理由があまりにも捻りがない。」
「私は衝動的な行動をする女だから」というのはあまりにも酷すぎはしないか。
「不幸な生活から抜け出すため」のようなことを医者が言っていたので、ジムキャリーと何かボタンの掛け違いのようなことがあったのではないかと最初に考えていた。
一回失敗したから次は大丈夫だとは思うが、これでは次も大丈夫なのかと不安に思う。
②「ジムキャリーが記憶を無くしたくないという必死な思いが伝わらない。」
キャラクターが地味で感情を表にしない役がらだったので、それに合わせたのかもしれないが、もっともっと必死になって欲しかった。
彼女と過ごした想い出を辿るとともに、彼女と過ごした楽しい時を思い出して、この記憶を絶対忘れてはいかないことに気付くという必死さがないと感じる。少し淡々としすぎている。
関係のない記憶にケイトを連れて行くのは話としては面白いが、脇道は脇道でしかない。
本道をきっちりと押さえるべきではなかったか。
③「ラストに捻りがない。」
ケイトが記憶を消した理由に捻りがないため、この映画のラストでも充分納得はできるが、もしケイトにジムの記憶を無くすだけの納得のいく理由を設定するとすれば、ジムは自力で記憶を取り戻すものの、ケイトの記憶を消した理由を知り、あえて別れる選択(曖昧な別れをせずに、きちんとちゃんとした別れを告げる)をするというのもアリなのではないかという気がする。
④前に進むためには「記憶を消す」ことが正しい道ではない。楽しかった想い出、辛い想い出、苦しい想い出などを糧に、また新たな想い出を創るために歩みを止めないことこそが大事なのではないかということを感じたかった。 六本木ソルジャーさん 5点(2005-03-22 01:03:20)(良:1票)

11.《ネタバレ》 ハッピーエンドなはずなのに、全体がすべて切なさともの悲しさに満ちているという不思議な作品。ただそれは、一度は関係が破綻して相手の記憶の抹消までを望んでいながら、それでも心の奥底では互いに相手を求め続けているという人間の大いなる矛盾と非論理性を、あるがままの状態で誠実に描写した制作者の真摯な姿勢によるものであろう。脳内探求の部分では、過去と現在、回想と現実を容赦なく同時に進行させ、人の記憶の不規則性・不連続性を的確に映像化しているため(これは凄いことだと思う)、見る側にとっても、本当に主人公とともに脳内を歩んでいるような緊張感を強いられる。そして、このような難しい世界で存分に持てる能力を発揮したジム・キャリーとウィンスレットの底力は、実に素晴らしかったと思う。 Oliasさん [映画館(字幕)] 9点(2005-03-21 21:38:26)(良:1票)

10.満足感は100%に近いくらい良かったです!!!!でも私には脚本が難しいのか?私がバカなのか?途中で分からなくなってしまって、髪の色で時期が分かると聞いたので髪の色をず~っと注目して観ていましたけど最終的には緑(?)になってしまってなんだこりゃ??って感じで・・・・ある意味私にはサスペンス映画でしたぁ(汗)今まで観たチャーリー・カウフマンの作品では一番面白い作品です。DVDになったらもう1度観たいです。 愛しのエリザさん 8点(2005-03-20 17:10:29)(良:1票)

9.見終わった後、ある一つの出来事を思い出した。それは数ヶ月前、ずっと前から気になっていた子に、やっとの思いで自分の思いを伝えたときのこと。帰り道で「バイバイ」と優しく挨拶された時から、ずっと気になっていた女の子・・・・。しかし、勇気を振り絞って告白したにも関わらず、彼女の返事は「NO」だった・・。今までは、もうそれで終わりなのだと思っていた。一つの片思いを失ってしまった自分は、「見つかるかどうかも分からない」新たな出会いがあるまで、友人たちにどんどん恋人が出来ていくのをただ一人孤独で見つめているしかないのだと。でも、それは違う。この映画が教えてくれた。そう、恋愛において最も大事なのは「恋愛の結末」ではなく「一緒に過ごした思い出」なのだ。そうなんだ。僕にも、彼女との思い出は数多くある。体育祭での遠距離走で一緒になりあきらめかけていた僕を彼女が励まし応援してくれた事、文化祭でお互いにリーダーとなりパートナーの関係として一緒に頑張った事、テストの点を教え合った事、初めて自分から彼女に挨拶した時の事、そして初めて彼女をデートに誘ったときの事、彼女とのデート・・・・。それらの数々の「思い出」が色褪せない限り、お互いの胸の中にはいつまでも”Etarnal Sunshine(永遠の輝き)”が降り注いでいるのだと・・・。そんな恋の思い出を蘇らせてくれた本作は【まるで恋をしている時のような】喜び、悲しみ、楽しさ、残酷さを味わうことが出来た、最高に幸せな一本でした。 ポール婆宝勉(わいけー)さん [映画館(字幕)] 10点(2005-03-19 23:07:51)(良:6票)

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【点数情報】

Review人数 188人
平均点数 6.60点
010.53% line
100.00% line
231.60% line
363.19% line
42312.23% line
52412.77% line
62111.17% line
74322.87% line
83920.74% line
9147.45% line
10147.45% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.45点 Review11人
2 ストーリー評価 7.18点 Review22人
3 鑑賞後の後味 7.47点 Review23人
4 音楽評価 8.23点 Review17人
5 感泣評価 6.61点 Review13人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
主演女優賞ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
脚本賞チャーリー・カウフマン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2004年 62回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジム・キャリー候補(ノミネート) 
脚本賞チャーリー・カウフマン候補(ノミネート) 

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