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プロフィール
コメント数 2526
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  あなたは私の婿になる 《ネタバレ》 この映画の唯一にして最大の欠点は、周囲から魔女扱いされてるイヤな女って設定のサンドラ・ブロックが、最初から最後までずーっと「イイ女」だったって事。物語はもう予測される通りのハリウッド式ラブコメディの定型フォーマットをキッチリ踏んでゆくだけのシロモノなのですが、サンドラねえさんがいればこその幸せ溢れる映画に仕上がっております。あのトシで全裸にまでなって笑いを取ってまでみせるんだから(あ、カンジンなところはモチロン隠してます)、そしてそれがきっちりちゃんと魅力的だったりするんだから、ねえさん、スゴイっす。クレイグ・T・ネルソンとか、メアリー・スティンバーゲンとか、ちょいと懐かしい人々が脇を固めておりますが、それよりなにより、サンドラねえさんの堂々たるコメディエンヌっぷりによって描かれる、ちょっとイイ雰囲気のラブコメ、王道のハリウッドエンターテイメントを存分に楽しませて頂きました・・・・・・ああ、しかし見終った後でよーく考えてみると、あれこれ投げっぱなしだ。家を継ぐとか編集の仕事とか作家のテレビ出演とか有望な作品の出版とかどうなったんだろ? まあハッピーエンドならどうでもいっか。[映画館(字幕)] 8点(2009-10-16 13:06:56)(良:2票)

42.  ATOM 《ネタバレ》 世代的にはどストライクなのに手塚作品に特に思い入れなぞない私ですが(小さい頃は、東映動画モノの方がずっと好きだったワケで)、これは『鉄腕アトム』の中に流れる精神を汲みつつ、しっかりと楽しめるエンターテイメント作品になってるなぁ、と。正直なところ、手塚作品の中に流れる精神には受け入れがたい部分というのが結構あったりして、この映画にしても冒頭から中盤にかけての観客置いてけぼり、暴走気味な展開は悪い意味で手塚的作風を踏襲してないか?ってカンジがしました。ですが、後半はクセとアクの強い素材を上手く料理したなぁ、と。天馬博士の息子になれなかった哀しみ、デジタル生命体の悲劇をきっちりと描出して。そして、初期アニメ版の「それはないだろう」って最後(あのオチは嫌いです)を踏襲するかのように思わせつつ、ちゃんとイヤな気持ちにはさせないカタチでケリを付けて。終わってみれば、手塚治虫の原作を元に、いい映画ができたねぇ、って。少なくとも幾つも遺されている手塚自身の手による映像作品よりずっとキレイにまとまってます(難を言えば、いちいち出てくるヒョウタンツギがウザいですが、あれ、日本側から無理に要求して出させてません?)。キャラクターはアメリカンなデザインになってますが、元々がディズニーコンプレックス全開状態だったワケですから、マンガの神様もこのデキには天国で満足してるんじゃないですかねぇ。日本語吹替版は富田耕生、内海賢二といったお馴染みの方々が嬉しく、上戸彩が好演している一方、役所広司はうーん・・・と。[映画館(吹替)] 8点(2009-10-13 21:20:31)

43.  愛を読むひと 《ネタバレ》 ブンガク的な映画を見にきたつもりが、ケイト・ウィンスレットが『青い体験』のラウラ・アントネッリや『課外授業』のキャロル・ベイカーや『プライベイト・レッスン』のシルビア・クリステルと肩を並べちゃってるようなノリのエッチな映画だったりして、ぎゃあああ、そういう映画だったの?ってカンジ。でもそれは前半だけで終わったので良かった良かった(むしろ残念?)。読むこと、文章に触れることを通して描かれるヒロインの哀しさが響いてくる映画でしたけれど、一方であまりのケイト・ウィンスレットの好演のせいか、私がホロコーストに対する認識が浅いせいか、はたまた脚本がキチンとその罪悪を描かず既存のイメージに頼ってしまっているせいか、彼女をそこまで忌避しなければならない、そこまで弾劾されなければならない理由というのがハッキリ見えてこないんですよ。主人公がヒロインを避けなければならなかった、最後に今更ながらにやっと真実を明かす気になった流れが、どうもピンと来ず、ダメな男にしか見えませんでした。悲恋物語としてはともかく、戦争という大きな渦の中にある個人の罪を問うには力不足な映画と言わざるを得ません。主人公の曖昧さがそのまま映画の曖昧さに繋がってしまったような映画でした。[映画館(字幕)] 6点(2009-06-20 19:47:24)(良:1票)

44.  アニー・ホール テクニックは大変に面白く、だけどアレンのキャラがもうウザくて生理的に気持ち悪いとしか言い様がなく。理屈っぽく、小うるさく、極端に神経質で、自己主張ばかりしていて、物事をシニカルに眺めていて、ニューヨーカーって生き物に特別な意識を持っていて、っていうのは本人そのものを表していて、そしてそれを自分で笑ってみせてる映画なんでしょうけれど、笑えねーよ、というのが正直なところで。映画のウンチクをタレる男にゲンナリするアレン、こちらはアレンからあれを映画一本分やられてるワケですからタチ悪いです。「自分の人生にとって最大の幸運、それは近くにウディ・アレンが存在していない事である。」byあにやん[DVD(字幕)] 3点(2009-04-27 23:26:44)(良:1票)

45.  赤ちゃん教育 《ネタバレ》 70年前のバカ映画。女ベルーシか女ジム・キャリーか、はたまた女ドレピン警部か女ラサール校長か、いやもうそれすら遙かに上回る超迷惑キャラなキャサリン・ヘップバーンが巻き起こすメチャクチャに大笑いさせて頂きました。最初こそヘップバーンのあまりの酷さにイラつきましたが、もう突き抜けちゃってるんで見ているうちに、いっそ清々しいと感じるほどの毒々キャラっぷり。一難去ってまた一難ではなくって、一難の上に一難を重ね続け、発端から延々と事件が事件を呼び続け混乱させまくった上で、最後の最後に全てを1つところに集めて落とすというスタイルは今見ても十分に個性的で魅きつけられます。全編疾走感があって次から次へと笑いを繰り出してくる状態は、現代のヘタなコメディよりもよっぽどノリが良いくらい。オシャレさやセクシーさもいいカンジに散りばめられて、自分の好みにピッタリのちょうど良さ!って映画が70年も前に作られてたんだぁ、って。好きだわぁ、これ。[DVD(字幕)] 9点(2009-03-28 00:37:42)

46.  或る夜の出来事 《ネタバレ》 社会的なメッセージとか、その時代の人の営みとか、そういうのが全然ないただのラブコメなので正直、今これを真正面から見るのはツラいなぁ、と。ここからどれだけのラブコメが脈々と現代まで重ねられたことでしょう、という歴史的価値の観点から評価する事は可能なのですが、今の時代の目から見たら、これアカデミー賞どころかラジー賞レベルの世界だったりして。ヒロインの父ちゃんが飛行機乗りを毛嫌いしつつ、どこの馬の骨とも判らない新聞記者は無条件で肯定してしまうのが判らんし、ヒロインがそもそもあんなニヤけた横暴な、だけど「俺ってば気が利いてる男でしょ?」みたいなオーラをわざとらしく発しまくってる男にさっさと惚れる理由も判らん、って。今ならヒロインはさしずめパリス・ヒルトンってところですか・・・余計見たくねえ・・・。ゲーブルがズボン脱ごうとするところの編集、ミスってるしね・・・。残念ながら今回は当時の人の心にまで到達する事ができませんでした。クラシックを楽しみましょうって広い心構えがあってこそですかねぇ。ってこれじゃ控え目か? あにやん、キャプラをノーラ・エフロンのできそこない扱い、ってくらいのレビューの方が良かったですかね?[DVD(字幕)] 4点(2009-03-27 17:01:00)(良:1票)

47.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 平日、六本木のガラガラなシネコン、日本人の方が少ないよ!って状況で見ましたが、エンドクレジットが始まった瞬間に外国人の皆様、一斉に笑い出しまして、それが「あーあ」って笑いで妙に連帯感を抱いたりして。なんと言うか『復活の日』ミーツ『続・猿の惑星』みたいな。穴だらけの腑抜けた脚本で、中学生が書いたような代物。ウィルスが低温では感染しませんって、そんなのシロウトだって考え付く事でしょ。そこに3年間、全く考えが至らない主人公は一体何者なの?と。「たまたま免疫体質」という都合のいい設定の彼の行動は全てにおいて浅はかで、共感できません。大体、太陽光、特に紫外線に弱い人達を相手にするのならば、ピカピカ紫外線マンとして武装できるでしょ? なんでしないのよ? 人類の存亡を賭けた、って映画のクライマックスの舞台が一軒家。ラストにかけての投槍な展開には呆然だわよ。どこかで見た映画を寄せ集めて、お金かけて外観はそれなりに仕上がったけれど、中身は酷く空疎な映画に仕上がったって感じ。映画を作る人達にディティールに対する拘りがないようで、それが反映されて主人公の見せる拘りが効果薄くて、終わってみれば非常に淡白な印象なのでした。人類イムホテップ化計画の映画が見たい人にお薦め。[映画館(字幕)] 4点(2007-12-18 16:49:55)

48.  悪魔の棲む家(2005) 《ネタバレ》 ワリと最近引っ越したので、ちょいとこの感覚って恐かったり。でも住んで無事に28日は越えました。さて、オリジナル版は遠い昔にテレビで見た記憶があって、でも断片的にしか思い出せず、アレはそんなに恐いと思う映画ではなかったなぁ、なんだかホラー映画入門編みたいなヌルい映画だったなぁ、なんて思い出しながら見ていたのですが、今回の映画化はどっきりびっくりこわっ!みたいな。ただのおばけ屋敷風こけおどし以外のナニモノでもありませんけど。「ホーンティング」とか「シャイニング」とか「チェンジリング」「ポルターガイスト」「ヘルハウス」と、連想される映画はいろいろありますが、結局物語に全然ケリが付いてないままに放り出して終了、って展開にはフラストレーション溜まりました。虐殺された原住民と悪の教祖と殺しちゃった長男と殺されちゃった家族の、一体誰の霊がどういう意思を持って現われてきてるのか、ワケワカラン。思わせぶりな背景を設定しただけで、なーんにも考えてないのかいな?って状態。これはホラーの形を借りながら、実は家族というシステムの崩壊の危機を象徴した映画なのだよ、みたいなコトを考えられなくもなさそうですが(テリー・ガー主演の「家族の絆」って映画にも似てます、あれは一応ホラーじゃないですけど)、偏頭痛に悩む私にゃ、深く考えるだけの気力もありゃしないのでした。[DVD(字幕)] 5点(2006-10-14 00:02:18)

49.  アイス・エイジ2 《ネタバレ》 前作とキャラクターの土台は同じでも、格段にCG技術が進歩して大々的に衣替えした、って感じでしたねぇ。前作は毛の表現が板を貼り付けた状態でしたが、今回はちゃんとフサフサしてます。自然の表現も、ぺかぺかした板の組み合わせから、ちゃんと自然の造形をきっちり表現するようになって。氷や水の表現は美しいし、動物の動作が種類やサイズによって様々なバリエーションで表現されてて。ただ、絵としては綺麗になりましたが、話として良くなったという訳ではないですねぇ。前作は滅びゆく動物の儚い命の灯、みたいな感じが背景にあったのですが、今回は地球温暖化という今日的テーマを持ちつつも、みんなで頑張って生き延びましょう、っていうワリと類型的な物語になってて。今回は人間が登場せず、動物だけで物語が展開するので閉じた世界のファンタジーという感じですし、洪水による絶滅の危機も事態が収拾する形でハッピーエンド。温暖化を持ってきた事の意味はあんまり感じない物語になっていました。もう少し深刻な側面を描いてくれても良かったかな。でも、相変わらず「ヤツ」が楽しませてくれたからイイや。[DVD(吹替)] 6点(2006-10-11 01:06:47)

50.  あの空に太陽が 《ネタバレ》 マリリン・ハセットもボー・ブリッジスも、80年代以降ちっとも見かけないよーな気が・・・。ハセットはスキー事故で半身不随になってしまったヒロインを好演しておりました。病院でリハビリを受けた彼女がお見舞いに来たカレに「ほら見て」と腕をぎこちなく動かし、ぐわし、とポテチ?を掴むんですが、彼は無神経に「僕は歩くところを見にきたんだ」とか平気で言っちゃって、離れてっちゃう。当時中学生だった私は「なんてイヤな男なんだー!!」って。多分、今見ても印象同じでしょうけど。さて、そんな彼女を支えてくれたブリッジスも事故で死んじゃって、エピローグは車椅子に乗った教師になった彼女が子供たちに囲まれた姿で、でもそれで幸せなの?ってちょっとスッキリしない気分で終わってしまいました。男運はなくても子供達がいれば、それでいいんかい?みたいな。でも、ここに関しては当時と今は考え方が違うかも。幸せにはいろんな形があって、不幸にもいろんな形があって、どれもひっくるめて人生だものね。・・・そんな事考えてしまう私は、年寄りクサくなったのかな。[映画館(字幕)] 7点(2004-10-23 01:11:14)

51.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 物語としては、実のところかなり古臭くて、細部はともかく大筋は中学生が書いたようなシロモノではあります。もちろん、これが古典的作品を原典としている事は百も承知ではありますが、あの最終ボスは意外でもナンでもなくって、なんちゅー使い古し、ヒネリなしの世界なの!?って感じ。頭の中の記憶ボックスからいろんな類似ネタがごろごろとこぼれ出てくる状態。ですが、まあ、その古典的テーマ、ロボットに生まれる心と、ロボットに課せられてゆく情緒的矛盾という名のジレンマを上手く表現できている映画ではありました。アクションシーンがゴテゴテとハデに飾られていても、それが物語の流れから必然的なものとして運動しているので、気になりませんし、CG丸出しでも、動いているのがロボットですから不自然さを感じずに受け入れられました。なかなかキュートなネコたんも登場するしね(笑) でも、映画を見終わって思ったのは、最終ボスが言った事も一理あるなぁ、という事。自由である事が、人にとってでなく人類にとって必ずしも良き事なのかどうか。今公開中の「ヴィレッジ」や「華氏911」にも同じようなメッセージが見えていたのですが、時代が個から集団を見据えての思考へと移行しつつあるのかもしれません。6点(2004-09-22 20:48:52)(良:1票)

52.  アドベンチャー・ファミリー 【STING大好き】さま、私ってばヒネた大人になってしまいました、ごめんなさい。という事で、中学時代に名画座で見たこの映画、よいクマさんと悪いクマさんのバトル炸裂、悪いクマさんが家を襲撃するシーンは「グリズリー」の1.8倍くらいは恐かった(それじゃあんまり怖くない、って?)事が印象に残る作品であります。大自然の中で暮らしてゆく、その豊かさと過酷さの両方が描かれ、だけどあくまで物語は家族向けの、家族っていいねっ!っておはなし。ハラハラしたり怖かったり、でも、アライグマちゃんかわい~ん、コグマちゃんキュ~ト、な部分を頬緩ませながら見て、のどかなラストシーンでスッキリ。これが日本を舞台にしたら、と考えると、どうしても「る~るるるる」というヤツを思い出してしまうわけで。不機嫌な父さんの顔を思い出すわけで。母さん、アメリカの人は、いつも前向きなわけで。曲も「ちゃ~んちゃらら~ん、ちゃ~んちゃららん」という雄大な曲だったりして、こっちの「あ~あ~あああああ~」とはかなり違うわけで。国民性の違い、というものを感じたりするわけで。しかしやたらと中途半端なレビューなわけで。そういうわけで。おわりなわけで。6点(2004-06-30 00:43:18)(笑:4票)

53.  赤ちゃんはトップレディがお好き 《ネタバレ》 80年代当時には、この映画の描いた事がとっても自然に思えたんですけれど、今思い返すと、果たしてここまで単純に答えを出していいのかな?という疑問にぶち当たってしまったりして。企業のシステムの一部として生きるよりは自然と人の優しさの中で生きてゆく方が幸せ、人間性の復権を!という映画なのですが、それはごくごく小さな、映画的ファンタジーとしての結論でしかないよね、って。シングルマザー、フェミニズム、男女同権、そういう問題が描かれてる以上、その結末は逃げになっちゃうような気がしないでもないです。描かれた問題はエッセンスで、要は単なるラブコメディ、として割り切るべきなのかもしれませんけれど。[映画館(字幕)] 5点(2004-05-02 20:57:15)

54.  アニー(1982) 《ネタバレ》 82年という時代を感じられない、古いスタイルのミュージカルで、だけどそれは豪華できらびやかな世界で、夢のように楽しめます。それだけにクライマックスでなんだかシリアス、殺伐とした展開になってしまうのが残念。夜、ジミな風景、悲愴感漂うアニー、歌なし、ジャイロコプターのローターの音ばかりが印象に残るという、ヘンなクライマックス。ここだって、プンジャブの勇姿を夢のようにステキに描けたんじゃないかなぁ、って。劇場で見た時は英語版だったのですが、テレビ放映された日本語版はビデオに録って何度も見て、すっかり主題歌を覚えてしまいました。でも、人前じゃ歌えないな。おっさんアニー、きもっ!って。6点(2004-04-09 12:36:57)(笑:1票)

55.  アニマトリックス 《ネタバレ》 劇場で見た映画だけをレビューするですよ、という私のコンセプトでいうと、これってグレーゾーンなんですけど(「オシリス」だけですからねぇ、劇場で見たのって)、まあいっか。DVDで全部見ました。どのエピソードも、アニメの表現の可能性ってモノを追求していて楽しめました。「リローデッド」に繋ぐための状況説明的な要素の強いエピソードよりも、独立したオリジナルな方が楽しめたのは、ちょと皮肉な感じ、更に、私の好みは表現がいちばんフツーなアニメの「ビヨンド」だったりするのも皮肉な感じではありますけれど。「ビヨンド」の、日常の風景の中の、ちょっと変った空間(マトリックスの中のバグなワケですが)を舞台にした不思議感覚は、「マトリックス」本編から最も遠い作品世界でありながら(アクションなし、日本の日常風景が舞台)、マトリックスという存在を上手く伝えてると思いました。ただ、ほとんどのエピソードが暗い終わり方なのがどうも。もっとギャグ炸裂なバカバカしいアニマトリックスもあって良かったんじゃないかな、と。日本のアニメに絶大な信頼を置いている事がメイキングから判って嬉しいのですが、日本のアニメって、もっともっと広いのだし。[DVD(吹替)] 7点(2004-01-07 11:45:24)

56.  赤ちゃんのおでかけ 何しろ赤ちゃんですから、主役のクセしてなーに考えてるんだかちっとも判らない存在ではありますが、その赤ちゃんに振り回される事になるおバカ達が悲惨で笑えました。設定的に、ちょっと「ベイビー・ハーマン&ロジャー・ラビット」を思い出しますけどね。公開時のタイトルは単に「赤ちゃんのおでかけ」だったワケで、大の男が劇場の窓口で「『赤ちゃんのおでかけ』一般一枚」って言うのは、ちょっと勇気が必要でした。6点(2003-12-24 21:13:16)

57.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 この監督の一発芸ネタは、毎回楽しみにしてます。ただ、この映画はそんなに面白くなかったかな。オープニングの長回しなんか、感心しましたけど、「お父さんはヒーローだ」みたいなところは、やり過ぎちゃってて「実はアメコミネタ」ってところを出っ張らせちゃってます。もっとミステリアスにいろんな要素をひっそりと隠しつつ、最後にドテーッ!とコケさせて欲しかったなぁ、と。でも、このパターンであと2作ヒットさせたら、偉大なるアホ監督として映画史にその名を刻めることでしょう。6点(2003-11-26 12:39:19)

58.  アンツ 簡単にポロリと死んでゆく虫達の姿にどっきり。ディズニーアニメとは、ちと違うよ、という感じですね。登場するアリ達のデザインが、声を担当した俳優にみんな似ているところが笑えました。ただ、いかんせん『バグズ・ライフ』とのネタかぶりがキビシめ。特にラストシーンなんてそっくり。で、キャラクターがどうにもこうにも可愛くない分、こっちの方が点数低め、と。ウディ・アレンが嫌いなので、それを反映したような主役じゃ、そりゃねぇ・・・[映画館(字幕)] 6点(2003-11-26 12:26:57)

59.  アンタッチャブル エンニオ・モリコーネの音楽が高らかに歌い上げる、戦う男達の物語は、上々の娯楽映画。悪に立ち向かう正義、というシンプルな図式ではありますが、禁酒法時代を再現する映像に、デ・パルマらしいカメラワーク、デ・ニーロの怪演、初々しいアンディ・ガルシア、ショーン・コネリーの存在感(ついでにアルマーニのスーツ)など、見るべきところたっぷり、お腹いっぱい満足して劇場を後にしました。でも、なんと言っても、ケビンが今の俺様節をまだ発揮してないトコがいいですね。[映画館(字幕)] 9点(2003-11-26 11:38:46)(良:1票)

60.  アンカーウーマン 《ネタバレ》 「エースをねらえ!」みたいな物語でした。でもまー、コーチとイイ仲になっちゃイカンでしょ。都合のいい展開や、現実問題を娯楽映画の要素程度に扱って、そりゃどーなのよ?みたいな箇所もあって、だけどそこそこ楽しめる、と。個人的には恋愛要素バッサリ切り落として30分短くしたら、かなり面白い映画になったんじゃないかなぁ、と思ったのですが、レッドフォード出しておいて恋愛要素なしなんて、ダメに決まってんだろ!とゆー判断なんでしょうねぇ。[映画館(字幕)] 5点(2003-11-26 11:19:10)(笑:1票)

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