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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. カリフォルニア・ダウン 《ネタバレ》 「2012」以来のディザスター・ムービーの鑑賞となったが、なかなかどうしてクォリティーが高かった。 ドウェイン様の圧倒的安心感もさることながら、制作スタッフがリアルさにこだわって撮影した意気込みが十分伝わってくる。 ただしここで言う「リアルさ」というのは、ストーリーの真実味ではなく、映像上のリアルさという意味だ。 こういったフィクション映画のストーリーは文字通り「映画的」であっていい。むしろそれを鑑賞後に(あるいは家庭で鑑賞しながら)ツッコミながら楽しむのが正しい作法ともいえる。さらに準主役の妻や娘が揃って巨乳であることも(女性側からの批判を承知でいえば)こうした映画の作法をよくわかって製作していると思う。 最新のCGをふんだんに使いつつ、ここぞという場面は生身のスタントやセットで体当たりの演技を見せており、大都市での巨大地震や津波の恐ろしさを楽しみながら疑似体験することができた。良作。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-02-13 11:39:16)《改行有》 2. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 本サイトでの高評価が気になり鑑賞に至ったが、マーベルものは肌に合わないのか、今一歩入り込めなかった。主要キャラクターの造形は面白いのだが、ストーリーが荒唐無稽過ぎた感が否めない。結局は星を滅ぼすほどの力がある物体(オーブ)の争奪戦という割にはいささか軽いノリなのが気になったし、最後のボスキャラのやっつけ方も意味がよく分からなかった。それがマーベルコミックらしいノリなのかも知れないが……。CG炸裂とはいえ、宇宙船の造形やバトルシーンは良かっただけに、劇場で3D鑑賞だったら、また違った印象だったかもしれない。[DVD(字幕)] 5点(2015-02-12 10:34:12) 3. 崖っぷちの男 《ネタバレ》 「フォーン・ブース」等に見られるワンシチュエーション・サスペンスの一種であるが、なかなかどうして良く錬られたプロットで、最後まで目が離せない佳作に仕上がっている。「なぜこの男はホテル高層部の縁に立っているのか?」観客はビルを見上げる野次馬同様、終始この疑問から離れることができない。その答えは物語中盤でだいたい分かってしまうのだが、その後もパワーダウンすることなく最後まで見せきる展開は秀逸。鍵をにぎる女性刑事はブロンド美人で青い瞳が印象的。別作戦を展開する弟と彼女は、コミックパートとセクシーパートをそれぞれきちんと受け持ち、単調な画になりがちな作品を彩っている。敵役のエド・ハリスも渋くハマっており、キャスティングも秀逸と思う。1年間用意周到に準備した作戦とはいえ、さすがに首尾よくいき過ぎの感は否めないものの、エンディングでは全ての伏線が回収され、気持ちよく見終わることができた。良作といえる。[DVD(字幕)] 7点(2013-08-12 13:47:46)(良:1票) 4. カールじいさんの空飛ぶ家 ブルーレイで鑑賞。ピクサーアニメの繊細な質感をことさら味わうことができた。本作はストーリーというよりも、ディズニー映画らしい楽しい雰囲気や、美しい画を楽しむ映画と割り切れば、結構楽しめるのではないか。一緒に観た子ども達も楽しんでいたようだし。あとディズニーランドの新しいアトラクションの題材としては面白いんじゃないでしょうか。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2010-07-01 14:29:05)
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