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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 270
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 公開当時に劇場で観たはずなのだが、今回改めて鑑賞して、ほとんどのシーンが記憶になく、ほぼ初見のように感じたことに軽い衝撃を受けた。 唯一印象に残っていたシーンはシンドラーがラスト「もっと救えた…」と繰り返し慟哭する場面。このシーンのための映画だったとも言える名シーンだ。 シンドラーが根っからの善人というよりは、普通の欲深な商売人であり、女性や酒が好きな俗な人間として描かれているところは真実味があって好印象。そのシンドラーがエスカレートしていくナチスのユダヤ人迫害に巻き込まれつつ、心が変遷していく様子が丁寧に描かれ、3時間を超えるという当時としては異例な長編ながら、長さはあまり気にならなかったし、リーアム・ニーソンの演技も見応えがあった。 このあたりはスピルバーグ監督らしいつくりで、とかく重くなりがちなホロコーストという題材を、硬軟とりまぜてドラマチックに描く手法はさすがに秀逸だ。 また、ゲットーや収容所における迫害や身体検査、ガス室の描き方、家族が引き裂かれる苦しみなどは史実に基づいた描かれ方をしているが、登場するユダヤ人たちはシンドラーの工場で比較的良好な待遇を受けていた人々が中心のため、本当に(もっと)悲惨な境遇にあった人々については描かれていない物足りなさも感じた。(しかし骨と皮だけにやつれ果てた人物を実際に撮影することは不可能なのも理解できる) いずれにせよ、本作はハリウッドの人気監督が製作した作品ということもあり、ホロコーストの歴史を多くの人々に伝えた功績は大きい。その歴史的意義に+1をつけたい。[インターネット(字幕)] 9点(2021-09-15 17:13:37)《改行有》

2.  ジョン・ウィック:パラベラム 《ネタバレ》 本シリーズ得意のガン・フーはもとより、ナイフ戦、バイク(と馬の)チェイス、刀アクションなどなど前作よりもアクションの幅も広がり、質もアップしている。 最新技術を用いたガン・アクションが見たい人にはうってつけの作品とも言える。 特に本作では背景となるセットにも工夫を凝らしており、スタイリッシュな画作りが光っている。(クライマックスのガラス装飾の部屋でのアクションはその最たるシーンだろう) こんなに少数対多数で切り抜けるアクションは、ともするとあまりに現実味に欠けるためシラけてしまう恐れもあるが、本作は一種のダンスのような独自なアクションを確立しているところに納得感があるのだろう。 防弾服で一度に倒れない敵を、首やヘルメットの隙間に何度も銃弾を撃ち込んでとどめを打つ、なんてアクションは本作が最初ではないだろうか。 年齢の割に頑張っているキアヌ・リーブスだが、体が固そうなのは相変わらずでした。[インターネット(字幕)] 6点(2021-03-25 11:54:40)《改行有》

3.  JFK 《ネタバレ》 「JFK暗殺」という、オリバーストーン監督らしい着眼点と豪華な俳優陣で製作された本作。 確かに尺は長いが、暗殺現場と当日の社会情勢を取り混ぜながらギャリソン検事が真相(この場合は軍需産業と政府機関による陰謀説)に迫っていく過程をスリリングに描いており、長さを感じさせなかった。 特に終盤でケビン・コスナーが演じる法廷シーンは本作のクライマックスであり、それまで描かれた証言や状況証拠だけでは勝訴できないにも関わらず、少なくても「オズワルド単独犯説」は何者かによってでっち上げられた蓋然性の高さを訴えるに十分なシーンだったし、それこそが監督の狙いだったのだろう。 ここでのケビン・コスナーの長セリフは印象に残る名シーンになっている。 こうした深刻な社会問題をエンタテイメントとして、しかも関係者がまだ多数実在しているタイミングで製作できるオリバーストーンや、それを許す米国という国の懐の深さに感心すると共に、一筋縄には行かない国家の闇を見るようで、決して後味はよくなかった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-22 11:33:27)《改行有》

4.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 前作のストーリーはほぼ忘れた状態で鑑賞。 伝説の殺し屋だった男が、どれほどの凄腕だったか、そして止むに止まれぬ事情に追い込まれ、再び銃を手にするに至った経過を最小限のシーンとセリフで構成している序盤は好印象。 激しいアクションもスタント起用は最小限に、キアヌ本人が固い身体を駆使して頑張っているシーンも多く一定の評価に値する。 しかし、本作の見どころであるガンアクションは、スピード感抜群で見応えがある一方で、昔観たジャッキー・チェンのカンフーのように、ある種の「組み手」を観ているような感覚だった(だからガン・フーと呼ばれているのか?)。そして、なぜ相手の弾がジョンの頭に当たらないのか(狙わないのか)は気にしてはいけないのだろう。 結論としては、本作のストーリーもすぐに忘れると思われる。[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-16 09:39:04)《改行有》

5.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 前作同様、導入部からの引き込み力は秀逸。このシーンだけで、ジャック・リーチャーなる男がただ者ではないことが端的に表現されている。 ただし、その後は、相棒の女性を助けて、共に悪の黒幕に迫っていくとう前作と既視感のある展開で期待したほど新鮮味はなかった。 そのためか、本作ではジャックの娘(?)が登場し、ジャックが父性を全開に彼女を守ろうとする変化球が投げ込まれている。 しかし、ジャックが持つ無敵感(安心感)は相変わらずで、どんなシチュエーションでも、どんな強敵と戦っても、まるで負ける気がしない。 それが本シリーズの特徴と割り切れば、場面展開が早く、飽きさせないため、それなりに楽しめるだろう。[インターネット(字幕)] 6点(2017-05-12 16:23:59)(良:1票) 《改行有》

6.  ジャージー・ボーイズ 《ネタバレ》 ザ・フォーシーズンズについては、名前は知っている程度であったが、出てくる曲の大半は耳にしたことがあり、出色の才能を持ったグループだったことを再認識させられた。イーストウッド作品としては異色な部類に入ると思われるが、恐らく本作は監督が肩肘張らず、自分も楽しめる映画として撮ったのだろう。あの時代に生きた若い才能がどのように開花していったか、そして当然の帰結ともいえる苦悩と葛藤を、名曲の数々と60年代のショービジネス界の実態にからめて上手に構成していたと思う。特に終盤の「君の瞳に恋してる」の誕生から、数十年を経てのグループ再結成、そしてラストの大円団までの構成は秀逸で、鑑賞後は爽やかな余韻を残すことに成功している。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-28 11:25:04)

7.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 本サイトでの高評価をきっかけに鑑賞。ディズニーアニメながら、なかなかどうして完成度の高いプロットと親しみやすいキャラクターに感情移入でき、終始楽しめた。近年話題の「アナ雪」よりは数段内容のある作品だったが、正直邦題で損をしているのは否めない。「シュガーラッシュ」では文字通りポップでスイートな印象で、いかにも子供向けに思えるからだ。「ヒーロー」とか「ラルフとヴァネロペ」とかでも良かったかも。実際にはゲーム世界の住人に生命を吹き込み、「真のヒーローとは」といった真面目で普遍的なテーマを解りやすく提示する一方、散りばめた伏線を余すところなく回収する気持ち良さが印象的な佳作。特にヴァネロペのキャラクター設定は大変秀逸で、不遇な境遇に負けない健気なヒロインを魅力に造形している。吹替えの声優も良かったことも申し添えたい。[DVD(吹替)] 8点(2015-01-03 10:24:46)

8.  G.I.ジョー バック2リベンジ 《ネタバレ》 うーん、2匹目のドジョウを狙ったようだが、どうしてもイ・ビョンホンをストーリーの中心にしたかったようで…。それはいいとしても、GIジョーそのものが、なんだか米軍特殊部隊の一つのような存在感となっており、前作のような最新技術メカでパワーが増強された、いわゆるフィギュアチックな戦士とは趣を異にしているのは2作目としては致命的だ。従って前作とは違った別なミリタリーアクション映画と割り切ってみれば、絶壁での戦いは独創的だし、3Dも相まってそれなりに楽しめるが、敵の兵器でロンドンが吹っ飛ばされているのに、ラストでのハッピーエンド感はいかがなものかと?マークがついた。そしてブルース・ウィリスは出ても出なくても良かったかな。[映画館(吹替)] 4点(2013-06-22 21:10:34)

9.  ジョニーは戦場へ行った 《ネタバレ》 タイトルは第一次大戦当時の「ジョニーよ銃をとれ」との志願兵募集のプロパガンダに対する痛烈な皮肉だという。事故や病気と違い、戦争は国家が起こす。国家が国民を守ってあげるかわりに、国民も命をかけて国家を守らなければならない、という論理が普通に説得力を持った時代にあって、忠誠を尽くしたその国家から想像を絶する苦痛を与えられた若者の悲劇である。DVDが安価で再販されたこともあり、本サイトのレビューに刺激され鑑賞に至ったが、こちらのレビューの印象が強烈だったためか、本編からの衝撃は予想したほどではなかった。それは顔や手足を失った主人公の姿そのものの描写が想像したより控えめだったからかもしれない。これは直接的な残酷描写をあえて控えることで、より本質的な残酷さを際立たせようとの意図だろうか。いずれにせよ、本作の主人公と比べれば、この地球上に存在するいかなる人間もまだ幸福といえるかもしれない。「死ねないのであれば、見せものにしてほしい」とは、悲しい人間の本質だと思う。なぜならどんな形であれ、他者に貢献することで人間は幸福を感じる生き物だから。戦争とは?国家とは?人権とは?人間の尊厳とは?様々に考えさせられる映画だった。[DVD(吹替)] 8点(2012-10-29 15:13:07)

10.  16ブロック もう少し「あと何ブロックで到着!」という緊迫感もあって良かった。アクション映画ではないにしても、そういう要素は必要。ブルース・ウィリスの敏腕警官ぶりが観られたのは良いが、いかんせんラストが凡庸なのは残念。全般的には良い映画であり、観て損したとは思わないが、映画慣れした現代っ子にはちょっと物足りないかな、ドナー監督。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-17 22:17:11)

11.  ショーシャンクの空に どんな苦境に立たされたとしても、どんなに絶望的な状況に身を置かれたとしても、それでもなお「希望を持ち、希望を持ち続けること」が、最後は自分のみならず、他人まで幸せにしていくことを、いやみなく、素晴らしい構成と演技で見せてくれました。 この映画が発するこうしたメッセージは、人々が生きる上でこのうえなく重要だと思いますし、そのヒントを観客があきらめずに生かせる可能性がある限り、きっとこの映画はいつまでも記憶に残る映画であり続けると思います。10点(2004-06-09 20:59:34)《改行有》

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