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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ナインスゲート 《ネタバレ》 核心には到達しないストーリーですが、雰囲気だけで高得点を付けてしまうくらい好きな作品です。悪魔とはどんな存在なのか? 9つ目の門の先には何があるのか? 主人公は選ばれた人だったのだろうか? 妖しく光る女の目が、興味を掻き立ててくれます。超自然的な匂いを現実味のある描写のなかに散りばめるポランスキーの語り口が好きです。個人的にはジョニー・デップのベスト3に入ります。ちょっと癖のあるフツーの人。彼はこういう作品が似合うと思っています。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-24 01:16:02) 2. ナバロンの要塞 《ネタバレ》 ミッション・インポ~ッシブルな破壊工作を縦軸に、少数精鋭メンバーの人間関係を横軸に、幾多の試練とピンチを切り抜け、最後はドイツ軍の砲台を地形が変わる勢いで吹き飛ばす。この時、私はドイツ軍に同情しました。ドイツ軍の射撃や砲撃が一向に命中しないのは良くある風景だけど、名優たちが醸す重々しい空気とのギャップが変な見応えを残します。なんて不運なんだ、ドイツ軍。その昔に観た時の爽快さが、なぜがナリを潜めてしまった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-18 17:04:14) 3. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 オーソドックスなゾンビ映画ですが、過不足なくその面白さが詰め込んであります。ゾンビの撃退、サバイバル側の諍い、脱出手段が無くなった際の絶望感など…。ゾンビを慰みものにするゾンビ狩り集団に眉をひそめるバーバラだけど、彼女がラストでクーパーを撃ち殺してくれて、とてもスッキリいたしました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-18 15:34:03) 4. ナイト ミュージアム きっとくだらないんだろうなぁと思って観たんだけど、予想通りにくだらなかったです。腹を立てるほどでは無いんですが。ニューヨークの「自然史博物館」には20年くらい前に行ったことがあって、その興味で最後まで付き合いました。昔はもっと渋い博物館でしたね。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-12-30 01:49:07) 5. ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 ニコラス・ケイジがぶつぶつ独り言をつぶやくと2分で謎が解ける。カップラーメンより早い。サクサクと軽快に展開するが、軽すぎてちっとも面白くない。先祖にかけられたリンカーン暗殺の汚名を晴らすことが目的だったはずだが、宝物の発見がその証明になるのか? その理屈が解からない。もう一つの難点はエド・ハリスの立ち位置。頭脳派で登場し、途中で武闘派に乗り換え、最後は人道的な人になって死にました。シーンごとに性格が違う。ストーリー上の都合ではなく複雑な人格だと言いたいのなら、その深さを表現しないといかんでしょ。これらは脚本家が楽をしているだけ。ダイアン・クルーガーの胸の谷間の深さには驚いたが、あの描写の執着を謎解きに活かせよ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-11-01 01:19:35) 6. ナショナル・トレジャー 《ネタバレ》 宝探し系作品の魅力は主人公の設定に尽きると思う。アメリカ独立宣言書を盗もうというショーン・ビーンに対して、それはいけないと諌めるニコラスくん。なんとつまらない奴なんだと耳を疑いました。子供の頃におじいちゃんから、お前は騎士だとか言われてその気になっちゃったんですね。謎解きや追いかけっこは良いレベルなのに総体として煮え切らない印象が残るのは、主人公の生真面目な窮屈さが原因と思われました。まぁ、インディアナ・ジョーンズの二番煎じをやられても、それはそれでケチを付けそうですが…。観客は身勝手。ダイアン・クルーガーは当代随一の美人女優じゃないかと個人的には思っているのですが、これといった作品に恵まれないままに月日が流れて行くのが残念です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-16 22:34:43) 7. NINE(2009) 《ネタバレ》 各女優のミュージカルシーンを個別に楽しむような作風でした。過去と現実と妄想が錯綜する構成は映画ならではの演出のしどころだと思うのだけど、ストーリーに興味が行かないとウザったく感じます。結局は女に甘えて映画を作って来た男の後悔と懺悔のお話で、共感するところがないものね。それにしてもペネロペさんは素晴らしい。一見の価値あるエロさでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-14 23:27:09) 8. 9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~ 変な人形の一人称視点で世界の変化を見せる序盤はそれなりに引き込まれた。人形の造作からして特異な世界観を醸している。でも、それで終った映画でした。機械ビーストと戦闘を繰り広げること以外にメッセージが無い。ちゃんとオチを付ければ作品の奥行や完成度が高まるような設定を無駄にしてますね。まぁ、元々が世界観だけを見せる映画だったのでしょう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-06-09 21:40:00)(良:1票) 9. ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 《ネタバレ》 批判するところは無いけど特筆するところも無く、そんな映画には眠くなる私。1作目も2作目も観ているが劇場&3Dで観るのは初めてで、何かが変わる期待もあったのだ。甘いと云うよりお人好しである。原作のことは知らないが、物語を転がす動機や必然の映画的説得が弱々しく、断片的には観たことのあるようなシーンばかりで興奮することがない。相変わらずキャラに魅力が感じられない。劇中の大人たちが特長の無い子供に従っているご都合に居心地の悪さを覚える。ルーシーはやっぱり益々悪役が似合う顔になっていて、彼女のキャスティングさえ変わればもう少し救われると思うのは自分だけ? ドラゴンになる前のガキの小憎らしさだけは、なかなかイケてました。…このシリーズのレビューは似たことしか書けなくて困る。[映画館(吹替)] 4点(2011-05-03 04:24:25) 10. ナイト&デイ 《ネタバレ》 ハリウッドの王道娯楽作品でしょう。とても楽しかったです。スパイアクションを一般女性の視線から描写し、彼女の介在で起こる不都合を謎多きエージェントのスーパーな活躍で切り抜けて行く。かなり爽快でした。アクション過多になりかねない部分を、女性を眠らせることで省く手法が上手く機能しています。ロジャー・ムーアの頃と比べても007映画では出来なかった女優主導のコメディタッチが妙味です。殊更に突っ込むような粗も無く、二人の息の合ったバイクでのチェイスシーンはちょっと感動ものでした。もちろんハリウッドの看板俳優ならではの安心感も見応えに一役買っています。ちなみに、「ダークナイト」を「暗い夜」と思っていた私は、懲りもせずに「夜と昼」と思っておりました。[映画館(字幕)] 8点(2010-10-12 00:04:08)(良:1票) 11. ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 《ネタバレ》 ストーリーは相変わらずですね。そういう映画ってことです。兄妹たちには身体的な成長が伺えたけど、相変わらず魅力ないねぇ。末娘のルーシーは、あと10年もすれば悪役が似合う面構えになるんじゃないかと心配してしまった。彼らに比べると「ハリポタ」のメインキャストでさえ、もの凄く魅力的に見える。そんなこと言ったらハグリッドに失礼か。カスピアンにも苛立った。先制をかけるために忍び込んだお城で何やってんだよ。ストーリーには何も期待していないが、不要なストレスはもっと期待していないぞ。それと、前作に比べてライオンのアスランが決定的な戦力を持っていることに違和感があった。彼も長い時間の流れの中で、レベルアップしていたってことなのかな。特に悪口を言うつもりは無かったんだが、文字面はかなり辛口になってますな。いや、良いファンタジーだと思います。最初から何も考えずに観ようと思い、最後までほとんど考えずに済む映画は貴重です。自分は楽しんで観ましたよ。ホント。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-25 02:25:27) 12. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 《ネタバレ》 ストーリーが幼稚なのは、元々がそういうお話なのでしょう。でも、キャストはあれで良かったのかな。主人公の兄妹たちに魅力を感じない。造形的にも、芝居的にも。それが英雄になってしまうのだから、もう少し映像的な説得力を持たせ欲しかったところ。特に弟君は動物も含めた全登場人物中で最弱の生物に見えました。それがあんなに活躍したら、子供が観ても違和感が残ると思う。動物たちの描き分けは見ていて楽しかった。特にライオンの描写には力が入ってました。「百獣の王」という形容は子供の頃から聞き続けていたけれど、ドキュメンタリーや動物園で見る雄ライオンはいつも寝そべってばかり。でも、この映画ではしっかりと王を務めている。あのたてがみの意味を初めて実感させてもらいました。ナルニアで老齢まで世を治めた後に、元の世界に戻ったら歳を取っていなかった、っていうのは憧れます。転生せずに二つの世界で2回の人生を送れるってことだ。今の記憶を持ったままクローゼットを通って小学生に戻れるのなら、私はたぶん行っちゃいますね。でも我が家に押入れはあっても、クローゼットは無い。[DVD(字幕)] 5点(2009-08-25 01:39:52)(良:1票) 13. ナンバー23 《ネタバレ》 数字が持っている自然科学的な意味での不思議さに絡めたサスペンスかホラーを期待したが、23はこじつけ以上の意味を持たなくてガッカリ。それを延々とやるものだから、もういいでしょうって言いたくなった。記憶喪失って何かと都合が良い病気なんだけど、設定ではなくオチに使われると都合が良すぎて萎みます。こういう映画って、主人公がとかく孤独になって行くパターンが多いけど、家族が最後まで見放さなかったことには少し感心した。[CS・衛星(字幕)] 3点(2008-09-23 11:06:21)
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