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プロフィール
コメント数 3878
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  48時間PART2/帰って来たふたり 冒頭、風車みたいなのが音を立てて回ってて、マカロニウェスタンの雰囲気。敵役として登場するバイク野郎3人組も、西部劇における馬をバイクに置き換えたかのように疾走し、エディ・マーフィーの乗る護送車を襲撃する。 一方、中盤以降は、猥雑な夜の都会の雰囲気に切り替わって、まあ確かに『48時間』が帰ってきたなあ、と思わせるものがあります。1時間半少々にまとめたテンポの良さ。ニック・ノルティの車のボロさも健在(むしろ悪化?)。 ただ、2作目であるが故の新鮮味の無さを、ストーリーに凝ることで補おうとしたのかどうなのか、ちょっとオハナシを複雑にし過ぎた感じがいたします。複雑といって悪ければ、「作り過ぎ」とでもいいますか。最初はいかにも悪そうで強そうで魅力的だったバイク野郎どもが、物語が進むにつれてだんだん魅力的じゃなくなってしまって。 でもあの、ビルから転落するのを上からカメラで捉えたシーンは、凄いですねえ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-09-01 15:28:23)《改行有》

2.  48時間 コレ、好きなんですよね~。テレビの洋画番組で頻繁に放送されてました。 捜査を通じて、白人と黒人の間に理解と友情が芽生えて・・・と言うと『夜の大捜査線』の80年代版、みたいですけれど、あの優等生顔のシドニー・ポワチエに対し、こちらは口八丁手八丁のチンピラ風、エディ・マーフィですから、もうほとんど真逆なんですね。 『夜の大捜査線』での黒人主人公は、町にそぐわない異邦人としての扱いを受けるけれど、コチラの作品では、すでに白人刑事の上司が黒人だったりする。犯人の一人も先住民だし、映画の舞台としてチャイナタウンも登場する。人種のルツボ改め人種のサラダボール、などと言いますけれど、本作の中では、多様な民族と文化がゴチャゴチャ入り混じり隣り合って存在してます。 だから、白人ばかりの店でエディ・マーフィが邪険されることもあれば、黒人ばかりの店でニック・ノルティが白い目で見られたりもする。しかしそもそも、この主人公ふたりともが、社会一般からズレてる鼻つまみ者みたいな存在なもんで、このふたりが動けば何かと騒動のもとになるし、そうやって既存の秩序に楔を打ち込んでみせるのが、本作の楽しいところ。 上述の、白人の店でエディ・マーフィが邪険に扱われる場面。やおらグラスを投げつけ、ガラスの割れる大きな音に、店内の喧騒が静まり返る、そのインパクト。 あるいは大勢の人々が行きかう地下鉄構内で、突如鳴り響く銃声。銃声とともに、それまで緊張感を煽っていたBGMがいったん止まる、ってのも印象的。当然っちゃあ当然なのかもしれないけれど、ゲリラ撮影じゃなくって、背景を歩いていた大勢の人々は、エキストラなんですよね。そのエキストラたちが醸し出していた整然とした空気が、一気に崩れてパニックとなる、これもなかなかのインパクト。 そして、本作の代名詞ともいうべきあの、バス相手の無謀かつ非常識極まりないカーチェイス。これも強烈な印象で、我々の脳裏に楔のごとく突き刺さってきます。 ラストの犯人との対決。蒸気がモヤモヤ漂うアヤシゲな雰囲気の中、最後まで「非常識」を貫いて見せるニック・ノルティ。無茶無茶な行動が、カッコいいシーンをさらにカッコよく見せ、キャラの魅力と雰囲気とアクションが見事にマッチした、魅力あふれる作品です。[CS・衛星(字幕)] 10点(2019-05-25 12:50:07)《改行有》

3.  ヨーク軍曹 何かこう、見ててハラ立ってきますね、こういうヒト(笑)。もとはチンピラだったのが、信仰に目覚めてイイ人になったら、周りとの関係もヤタラとうまくいくようになる。不本意にも戦場に送られてしまったと思ったら、今度は(自らの信仰にアッサリ折り合いをつけ)敵を殺しまくり捕虜にしまくり、もう大活躍。 しかも、顔がゲイリー・クーパーですからね(笑)。こういうヒトにはホント、かないません。 という、主人公が主人公なら、周りもいい人過ぎるやろ、というオハナシなんですが(脚本にジョン・ヒューストンが名を連ねてますが・・・?)、山あり谷ありの人生、そのターニングポイントを実に印象的に描いていて、波乱万丈、確かにこれは面白い。くそ~。 あえて難を言えば、ゲイリー・クーパーがこの主人公を演じると、最初からいささか分別臭いのと、あと最後のまとめ方はコレまとまり過ぎでしょ、ってなところでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-11 20:57:58)《改行有》

4.  夜の道 途中までは、これは傑作なのではないかと思って観てたんですけど、だんだん平凡な作品になっていくような気がして。よくできた物語です。ジェームズ・スチュアート演じる主人公、過去に列車強盗をみすみす逃がしてしまったため、今では流しのアコーディオン弾き(?)に身をやつしているが、今でも凄腕なのは、通りすがりにイジメられてる少年を助け出す場面をみてもわかる。ちなみにこの少年は、顔を見ればわかるように、『シェーン』に出てたあのブサイクな少年です。で、そんな主人公に、再び、列車強盗から現金を守る仕事が舞い込む。峡谷をゆく列車、はたして現れた列車強盗。ココ、なかなか見ごたえのあるシーンです。物語も上手く編まれていて、ちょっとした脇役が何度も登場して見せたりするのが楽しいところ。主人公には、現金を守る使命があると同時に、確執を抱えた弟とも対峙せねばならぬ。つまりは様々な過去との対峙。「親父が唄ってくれた歌」なんてのもあったりして、自分のルーツを遡っていく訳ですな。と聞けばエエ話なんですが、実際にはどうもお話が深まらず、最後はアリガチな銃撃戦とアリガチな顛末でお茶を濁された感があって、どうも尻すぼみなのです。悪くはないのですが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-08 11:56:49)

5.  欲望のバージニア 禁酒法時代を舞台にした映画に出てくるお酒というものは、どうしてあんなに美味しそうに見えるんだろうか。昼間っから自販機の前でどっかの爺さんがワンカップ大関をぐい飲みしてるのと同じくらい、美味しそうに見えるんですね。それはともかく、禁酒法時代を背景に、酒の密造でのし上がっていく3兄弟の姿を、三男の目を通して描いた作品ですが、彼らの前に立ちふさがるのが、ガイ・ピアース演じるところの、どっからどうみても見事なまでに超粘着質のレイクス取締官。三男を演じるシャイア・ラブーフ以外の殆どがコワイ顔の役者たちで、彼らがニラミをきかせまくる映画、そんな中で、三男が主人公であると同時に狂言回しの役も担ってます。でまあ、このオハナシ、「実話に基づく」となっておりまして、タフガイ中のタフガイである次男の、瀕死状態で30kmも歩いたという不死身エピソードなども一応否定はされる訳ですが、そうは言ってもこの作品は、単なる実話の再現でもなんでもなく、やっぱり「神話」を描いた作品なんですよね。それも、そう遠い昔ではない禁酒法時代に実在した人物の「神話」、以来人々に語られ続けた「神話」。逆に言えば、今現在あるすべてもやがては過去となり場合によっては神話にもなっていく。ラストの余韻がいいですね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-25 10:14:02)

6.  夜の大捜査線 大筋では白人と黒人が一緒に難事件を解決しちゃう、というエンターテインメント作品なんですが、そこに差別問題が絡む紆余曲折が何やかんやとあって、そういう丁寧な作りに好感が持てます。最後のロッド・スタイガーの笑顔が、いいですね。8点(2003-08-17 11:49:55)

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