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181.  カラー・オブ・ハート  う~ん……。何か釈然としねぇなぁ。謂わんとすることは分かるんだが。  確かに世の中は変わるものだし、それに連れて人も変わっていかなきゃならない。自分を表現するのも良い事だろう、やり方さえ間違わなければ。でもねぇ、このプレザントヴィルに起きた変化って、良いことなんだろうか? 貞操を捨ててでもしたいことをする、新しいことをするのが進歩なのか? それに暴動や焚書を以って対抗するのが自分や世界を守ることなのか? 急進派、保守派、どっちも間違ってるとしか思えない。  って言うか、これってものすごくアメリカ的な考え方だよな。口先では環境保全を叫びながらも京都議定書は守らない。「だって車に乗りたいし、快適に暮らしたいし~。ムリ言ったら企業が政治にお金出してくれなくなっちゃうも~ん」と、世界を犠牲にしてでもやりたいことをやる。さらに気に入らない国にはすぐ爆撃。「世界で一番強くないとイヤなんだも~ん! 世界の警察なんだもん!」っつって、暴力で相手を押さえ込もうとする。つまりはアメリカ的エゴイズム。単なるわがまま。  いや、本当に着眼は良いと思うんだ。旧態然としたモノクロームの街に、新しいカラーを持ち込むというお話は、ファンタジーとして面白いテーマだと思う。でも、もう少しやり方は考えて欲しかった。特にラストのベティの相手がショットで変わるのは……。自分の母親だったら殴ってるね。[ビデオ(吹替)] 4点(2007-02-28 07:10:54)(良:1票) 《改行有》

182.  ストリート・オブ・ファイヤー 公開当時に劇場で観て、そのカッコ良さに大興奮したのを覚えてる。ライ・クーダの音楽は秀逸! バスの中でのドゥーワップ・アカペラコーラスなんか鳥肌モンだね。懐かしいなぁ~。w その後も何度もテレビで観たが、さすがに大人になってからだと学生時分ほどはノれなかった。魚屋の兄ちゃんみたいなゴム(?)のオーバーオール着たウィレム・デフォーとハンマー振り回す決闘も、ナンかのんびりしてて笑っちゃうんだよね。w  観ている間は楽しいが、後に残るものは何も無い。まあ、ある意味潔い「娯楽活劇映画」のあるべき姿ではある。それにしても、マイケル・パレはカッコイイのになぜかB級路線まっしぐら。前線に上がって来れないなぁ~、もったいない。[映画館(字幕)] 7点(2007-02-27 02:44:06)

183.  フェリスはある朝突然に もう20年ほども前に観た映画なんだけれど、なぜか僕の中に強烈な印象を残してる不思議な映画。なぜ不思議か? だってべつに良い映画だ! と思ったワケでもなきゃ、特別面白かったワケでもない。なのに何故か心に残ってる……。有って無いようなストーリー、さらに意味すら有るのか無いのか分からない展開。でもなんとな~く引き込まれてしまう。って事は、青春映画としてそれなりによく出来てたんだろうか……。もしくは当時の自分がフェリスに共感できる精神状態だったのか……。わからん。当時クリスティ・スワンソンが大好きでチョイスした映画だったんだが、マシュー・ブロデリックが強烈に印象付けられてしまった。本当は7点付けようかとも思ったんだが、人には勧められないので6点に。w[ビデオ(吹替)] 6点(2007-02-27 02:28:34)

184.  リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986) ひょっとして、これまでの人生で一番回数観てる映画かもしれない。それくらい大好きな映画です。まず何より楽曲がすばらしい。出演者も、当時のサタデーナイトライヴで活躍してたコメディアンが勢ぞろい。脚本も、フランク・オズの演出も、細かい所まで行き届いていてアメリカ映画の粋を感じる。何度観ても楽しめる、超良質のコメディだと思う。[ビデオ(字幕)] 10点(2007-02-09 18:09:28)

185.  真夜中のカーボーイ 20年ほど前、まだ若かった頃に観て、何が言いたいんだか良く判らなかった映画。テレビでやってたので改めて観たが、やっぱり何が言いたいんだか良く判らない。都会は冷たいぞ、ってか? 分不相応な夢は持つな、ってか? 世間知らずな田舎者は田舎でのんびり暮らしとけ、ってか? うぜぇ。大きなお世話だよ。まあ、俺は60~70年代の所謂“ニューシネマ”ってヤツがダメなんだろうな。『イージーライダー』なんかにしろ、この映画にしろ、若い奴が多少の夢を持って少しばかり無茶やって、結局は夢に敗れて……。そんな挫折を描いたら何かを言った様な気になってる。説教にしたってレベルが低いね。[地上波(吹替)] 3点(2007-02-06 20:43:03)

186.  ソウ2 《ネタバレ》  思いっきりネタバレしますから、未見の方は飛ばしてください。www  私、1はかなり褒めたんですよ。それだけに、この2はただ雰囲気重視になっちゃってて、随所に煮詰めの甘さが気になるなぁ。  冒頭からね、アイアンメイデンのマスクによる殺人があるわけですが、横にミラーを付けたスタンドが立ってる。あのスタンドを噛ませればマスクが閉じなくなるじゃん! 助かるじゃん!!  また、屋敷では窓に板を打ち付けて目張りしてあるんだけど、所々外から光が入ってきてる。だったら板引っ剥がしてガラスを割れよ! よしんば鉄格子かなんかで塞がれてるにしても、毒ガスの換気はできるだろうに。  ラストも、あれじゃほどなくエリック刑事は助かるだろう。まずエリックとジグソウが乗って出た車を手配すれば、あの家が見つかる。犯人のオネーちゃんが車を移動させたとしても、ガキを生かしといた時点であの家は探し出せるよね。地下にあれだけの設備のある廃屋なんて、そうそう無いだろう。車で数分で行ける距離なんだから、警察が本気で手配掛ければ見つからないわけは無い。  さらに言えば、あのネェちゃんがジグソウの跡を継ぐ理由が希薄すぎる……。キチ●イの行動に理由なんか要らないのかもしれないけどさ。  でもなんか、どれもこれも雰囲気重視で考えオチ。納得できない。まあ、この手の映画に理屈こねだしたらキリが無いんだけど、それにしても雑すぎやしませんか?[DVD(吹替)] 4点(2007-02-04 17:12:48)《改行有》

187.  ソウ 《ネタバレ》  途中まではすっごい面白かったんだけどねぇ……。あの結末は飛び道具だよな。  ジグソウは8時間近くもの間、ジッと倒れて死んだ振りしてたのか? そりゃすげぇ! なんて違う所に感心しちゃったりして。電流のスイッチを押す時もピクリとも動かなかったのかなぁ。だって生きてることがバレたら、そこで計画は破綻しちゃうもんね。しかも、あいつ病院の入院患者だろ? ジグソウの犯行の下準備って、結構掛かりそうじゃん? 場所探しやら、部屋中にワイヤー張ったり顔に取りつける道具の準備したり、被害者の拉致もしなきゃいけない……。その度にあいつは病院を抜け出さなきゃならんわけでしょ? もう病院内、特に看護士さんは大騒ぎだよね。「またジョン(だったっけ?)が消えた! 今日の担当は誰っ! 目ぇ離しちゃダメでしょ!!」っつって。www  あとさ、冒頭でアダムがテープレコーダーを取るときに、医者が「シャツを使え!」って言うじゃん? お前もだよ! 電話取るとき、シャツ脱いで足縛って斬るくらいならそのシャツで電話取れよ! あの伏線ハズしは狙った演出なのか?w  でもまあ、全てが予定調和的でミエミエだった「CUBE」なんかよりは全然面白かったんで、7点差し上げます! が、話自体はホント面白かったんだから、後はもう少し現実的な結末と犯人を考えて欲しかったなぁ。[DVD(吹替)] 7点(2007-02-01 20:18:34)《改行有》

188.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 以前から好評価は聞いていたのですが、なぜか観る機会の無かった作品でした。が、観て納得。コレは面白い。ちょっと『パルプフィクション』にも似たごった煮感覚がタランティーノらしいね。皆さんも書いておられるように、前半と後半の落差がすごい。前半はかなりハードなクライム物。クエンティンのバカっぷりがイイ。ハーヴェイ・カイテルが吸血鬼の親玉でもやるのかと思ってたら、信仰を失くした牧師とは……。また、チーチ・マリンのさして意味があるとは思えない悪ノリ的1人3役。この辺りのキャスティングも面白い。そして後半、吸血鬼との戦いは、徹底的にドタバタアクションに終始する。ただ、ホラーとしては全然ダメ。だって吸血鬼が全く怖くないんだもん。あいつ等だったら俺でも勝てそう、なんて思っちゃう時点でホラーとしては失格だな。ドタバタアクションに徹底するのもいいが、もう少しおどろおどろしい演出も欲しかったかな。[地上波(字幕)] 7点(2007-01-12 17:57:03)

189.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 最近マンネリ化してきて話にも華の無かった007モノとしては、よく出来てる作品。原点回帰を狙ったという触れ込みだが、原点回帰と言うよりは新たな007像をリメイクしたと言う感じだけれど。クレイグ版ボンドは、ダルトン版ボンドをさらにシビアにした感じで好感が持てる。個人的な感想だが、私の中ではダルトン=ボンドは非常に高評価なのです。ズルズルと本数だけ重ねてコメディ化してしまった007を引き締め直し、ある程度のリアリティを持ち込んだダルトン=ボンドだが、時期が悪かった。ブロスナン=ボンドはカッコは良かったが、どれもお話がお粗末。そんな007シリーズに於いて、原作を現代に置き直したストーリーは、元が長編だけにプロットがしっかりしていて、ある程度のリアリティもある。賛否の分かれる、SFじみたグッズに頼るところが少ないのも、私的には高ポイント。まあ、さすがに全く出番が無くぶっ壊されるアストン・マーチンは勿体無さ過ぎだと思ったけどね。後はオネーちゃんがもう少し美人だったら、もっと良かったのに。ところで、序盤のビル建設現場での追いかけっこ。あれはボンドよりも逃げる黒人に「スゲぇ! ヤマカシかよ?!」と思ったのは俺だけ?[映画館(字幕)] 7点(2007-01-06 18:14:10)

190.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 評判の良さに観てみたら、コレは確かに面白い! テンポが良くて、2時間以上の長尺を飽きさせない。べつにディズニーランドが好きなわけでもないし、特にジョニー・デップやオーランド・ブルームのファンと言う訳でもないんで、そんなに何かを語れるほどの感慨は持てなかったけど、クリフハンガー物としてすごく良く出来てる。実は『カリブの海賊』って乗ったことないんだけど、ぜひ一度乗ってみたくなった。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-15 20:06:43)

191.  サイレントヒル 《ネタバレ》 ゲームを一切知らないで見たんですが、まあ心配していたよりは楽しめました。前半は画面も観づらく、話もかったるい。「なんじゃ?」、「どうなっとんじゃ?」の連発でしたが、後半に入ると話はテンポよく動き出す。主人公がサクサクと動いて話を進めていく辺りは、さすがゲームが基だけあるな、と。しかし、どなたかも仰ってますが、終盤に差し掛かるところで、女の子の声に全てを語らせて謎が解明される、ってのはいかがなものか? しかもソラリゼーション処理した画面の観にくいこと……。あそこまでRPGの形を踏襲したのなら、やはり主人公や別働の父親が少しずつヒントを見つけて謎を解明して欲しかった。 で、キャリーやら菊池秀行の小説やら、ナンやカンやを寄せ集めたようなクライマックスはマァよしとしても、あのラスト。ゲームと違って、映画ってのは一本の完結した作品であるべき、と考える私には、あのパラレルワールドは頂けない。オフビートを気取ったつもりかも知れないが、ちょっと中途半端。やはり最後はちゃんと家に帰り着いて欲しかったかな。あ、それから、シビルは助けてやりたかったなぁ~。劇中で一番かっこいいキャラじゃなかった?[映画館(字幕)] 6点(2006-07-15 17:08:37)(良:1票)

192.  バード(1988) ジャズはもちろん、バードもイーストウッドも好きなんだが、この映画はどうも……。イーストウッドのジャズ好きと、バードに対する熱い思い入れは伝わってくるけれど、逆にパーカー好きが災いしてると言うか、空回りしてると言うか。もっと時代を俯瞰して捉える目が無いと、こういった映画は雰囲気が伝わりにくい。当時は、パーカーだけでなく、ジャズのスター達が綺羅星のごとく活躍してミュージックシーンを盛り上げていたはずなんだけれど、そんなことは知ったこっちゃ無い、とばかりにバードの周りだけを描いている。でもその割にはなんなんだろう? どのエピソードを取っても消化不良気味というか……。そこに持ってきて話が暗いからノリ切れないし、話の時系列が判り難いのもマイナス要素。音楽は最高! ウィテカーの熱演も素晴らしい。だからこそ、このちんまりし過ぎた仕上がりに不満が残る。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-06-25 16:55:30)

193.  バイブス秘宝の謎 話なんて有って無いようなおバカ映画なんだが、なんか好きだなぁ、この映画。もう10何年ぶりに観たが、とにかくシンディが可愛い! シンディ・ローパーというと、実はまじめな苦労人なんだけど、あのド派手な化粧と衣装、ファニーボイスのせいで『蓮っ葉で下品、でもなんとなく憎めない可愛い女』というイメージがある。この映画は、彼女が出演した数本の映画の中で、一番彼女のイメージに近いと思う。ゴールドブラムもいい味出してるし、ピーター・フォークも手堅くサポート。人に薦めはしないけれど、自分的にはかなりお気に入りな作品です。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-25 00:18:40)

194.  スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 《ネタバレ》 くっだらないバカ映画だねぇ~! ほんと、昭和30年代の少年マンガの世界。でも、こういうの好きだよ。全編CGの背景と実写の芝居の合成なんだが、狙い澄ましたチープさは、変な力みが無くて好感が持てる。話が明るく単純なせいか、「キャシャーン」と違って気負わず観られるのも俺的には高ポイント。また、「ゴジラ」、「インディ・ジョーンズ」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズ、「サンダーバード」、ジャパニメーションの各映画等々など、いろんな映画へのオマージュが、これでもか! とばかりに盛り込まれているサーヴィス精神も楽しく、作り手のオナニーに終わってしまった「キャシャーン」とは大違い。さらに言えば、粋を通り越してコテコテの夫婦漫才になってしまったヒーローとヒロインの掛け合いのユルさもいい。まかり間違ってもコレの続編などを作って欲しくは無いが(笑)、このテイストでもっともっと練りこんだストーリーであれば、この監督の次回作には期待したい。[DVD(吹替)] 7点(2006-06-15 00:41:31)

195.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 まず一言。長い! 長過ぎ。エンドロールまで入れて2時間30分は、ハッキリ言って途中で退屈します。 内容は……、かなり駆け足ではあるが、良くも悪くも小説に忠実な映画だった。そもそも小説自体、ここの採点基準で点数を付ければ3点程度の小説だが、まあそれを考えればよく出来てンじゃないの? ってな感じで大甘の4点。 まず小説で気になった、謎のほとんどがラングドンの“ひらめき”と“大して専門的でもない知識”そして“偶然”で解けるということ。コレは映画の中にも見事そのまま継承されてます。謎や暗号解読モノというのは、データを集めてそれを分析した結果から読み解くというのが、本来在るべき姿であり、それを楽しむもんじゃないの? 小説の中でそれが行われたのはロンドンの図書館でのシーンくらい。しかし! 映画の中ではその唯一のシーンすらカット。バスの中で男の子の携帯電話で調べが着いちゃう。ロンドンの王立図書館は、携帯電話と大差無いのであった……。orz そしてそれ以外の「謎」は、もはや謎でも何でも無い。ラングドンがス~ラスラ解いちゃうからね。むしろ、今まで誰も解けなかったってのは、そこまで人類はバカぞろいなのか? と悲しくなってくるくらい。 原作では入れ子細工になってたはずのクリプテックスも、一つはあっさりカット。まあコレは同じ細工を2度見せてもしょうがないということで、映画的には納得するにしても……。 また、小説では、だまされて動かされていたオプス・デイは、映画では私利私欲のために動いていたように感じられてしまう。アレンガローサは金に目が眩んだ自己チュウなオッサンだし、シラスの悲しみや信仰ゆえの葛藤も一切無し。ただの殺人鬼。あれじゃオプス・デイ信徒は怒るって。 しかもラストで、ソフィが弟や祖母と再会する設定はあっさり却下。それどころかソニエールまでもが実は他人だと判明。……んん~、まあこの程度の改竄は、大筋に影響無いのでよしとしよう。 でもねえ、なんか端折り過ぎてて(後半は特に!)、一つのお話が終わった気がしないのよ。2時間半も付き合わされたわりには、「あ、そ」ってな軽~い印象しか受けない。 ま、世界的な話題作だから一度観る分には良いかもしれないけれど、ビデオで一回観れば充分、そんな感じだな。[映画館(字幕)] 4点(2006-05-28 18:38:04)(良:2票) 《改行有》

196.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 遺族が認めた正当な続編! と宣伝されたバクスターの『タイムシップ』を読んだ時も愕然としたが……、ウェルズの遺族ってけっこープライド無いのね。こんなチグハグな映画が『タイムマシーン』とは。客ウケを狙ったのか、舞台はアメリカに移され、前半と後半では話が捻じれ、ラストはあっさり自分の時代を捨てて80万年後に居残って幸せそう……って、コレのどこが『タイムマシーン』やねん! 前半で死んだあの別嬪さんを本気で愛してたんなら、最後まで恋人を死から救う方法を探さんかいっ! わずか数日で他の女に目移りしやがって、主人公が聞いて呆れるわいっ。[地上波(吹替)] 3点(2006-04-10 01:36:25)

197.  エミリー・ローズ 《ネタバレ》 クリーチャーの造型や特撮頼みが主流となり、懐かしのゾンビまでが復権したこけおどし全盛のホラー映画界にあって、非常に真面目に作られた作品で好感度は高い。 今や善と悪との戦いも『コンスタンティン』の様にスペクタクルじゃなきゃ映画じゃない! とばかりにドタバタと描いてみせるハリウッド流において、むしろこっちの方が強く深く印象に残るのは皮肉なモンだな。 もっとも、これはホラーと言うよりは、オカルト映画であり、法廷劇なんだが……。ホント、派手なSFXなどは一切無し。オドロオドロシイ姿の悪魔も一切出てこない。 映画は、エミリーの死を裁く法廷の進行を中心に事件が振り返られていく。 「彼女は単なる精神病であり、薬の投与で治せたんじゃないのか? それを止めて実効の無い悪魔祓いなどという儀式で結局死に至らしめた神父は殺人ではないのか?」  この糾弾に立ち向かうヤリ手女性弁護士。当初全く悪魔など信じていなかった彼女の身辺にも、次々と不可思議なことが起こり始める。この辺りの演出も非常にオーソドックスだが上手い。 でも、この映画のテーマはそんなホラー描写には無い。最後に明かされるエミリー自身の選択。信仰とは何か? 生と死とは? 結局、映画自体は結論を出さない。ただ、神父が事実上無罪になったという事態を画くだけ。あとの判断は観客に委ねられる事となる。 同様のテーマを持った『エクソシスト』とは対極のスタンスで作られている。『エクソシスト』は、原作から科学的、医学的アプローチを試みる部分をばっさりカットして、オカルトホラーに徹して見せた。こっちは、現代という時代を踏まえて論理的解釈を推し進めながら、オカルティックな部分も否定しない。 まあ、どう転んでもデート映画には向かないが、ホラーファンなら観て損は無い。それも一人でじっくりと。[映画館(字幕)] 8点(2006-04-09 18:35:46)(良:3票) 《改行有》

198.  マイ・フェア・レディ この映画に最初に出会ってから20数年。今でも半年に一度は観てしまう映画です。歌もストーリーも芝居も、パーフェクト! 私的にはオードリーのベストです。DVDの特典映像で観ましたが、もうこの時代の映画はフィルムの損傷が酷くて、この『マイ・フェアレディ』も絶滅寸前だったとか。こんな素敵な映画を失くしちゃいけない。[DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 15:41:19)

199.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 これぞシリーズ物! という3部作の最終作。シリーズ全般を通してのお約束はきっちり守られ、2で張られた伏線も見事に消化。お見事! 素晴らしい! シリーズ最後を締めくくるに相応しい作品です。[DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 15:33:43)

200.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 1の当りを受けて、2,3とほぼ同時進行で製作しただけあって、非常にまとまりよく出来てる作品。1のフォローと3の伏線を上手く配して何度観ても感心させられる。とーぜんコレも10点![DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 15:29:17)

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