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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
281. 猿の惑星:創世記(ジェネシス) 良かったよ。ちょっぴり切ないし。でも、もう少しひねりがあっても良かったかな。ネタ的に。なんかディープブルーまんまかなあ。あっさり過ぎて物足りなさも感じる。CGより着ぐるみの方がインパクトがあったなあ。名作のあとは難しい。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2012-03-23 21:18:34) 282. [リミット] 《ネタバレ》 製作費はバカ安というのは判るが、それで一発当ててやるという目論見はうまくはいかなかったなあ。90分の鑑賞に堪える構成ではないように思える。ある意味ヒネリもないしまさしくドキュメンタリー化してる。主役の密室での心理変化とか見せるのも成功していない。結末もよろしくない。[CS・衛星(吹替)] 3点(2012-03-10 16:33:33) 283. サンクタム 映像の良さとかはあったんだけど、如何せん同じような洞窟の風景が続くだけに単調だったかな。冒頭のジャングルの映像の綺麗さでとっても期待したんだけどしかたないかな。ストーリーもどこかで見たような典型でエンターテイメント性はちょっと薄い。キャメロンということでなんとなくアビスも連想してしまった。好きなんだろうなあ。水物が。自然相手になると人の命が軽いことをまざまざと表現。主人公(父親)の行動はその自然の厳しさを相手にしていることをためらいもなくきっぱりと表現している。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-01-28 15:12:28)(良:1票) 284. オーロラの彼方へ 良い作品だ。ベースボール消防士父子愛。いかにもアメリカ映画が好みそうならしい雰囲気がでてる。デニスクエイドはいかにもアメリカの力強いというお父さんを好演。適役だね。題材も演出もアナログ感もある感じで今風とちょっと違うレトロ感もまとってよい感じ。大オチのデニスクエイドの台詞、やっぱりグッとくるものがあった。佳作。大作ではないけど、こういう作品に出合うと、なんか嬉しい![DVD(字幕)] 9点(2011-12-17 11:33:31) 285. ヒア アフター 良い作品だったんだけど、3人の人生が交差するであろう場面にもう少しドラマ性が欲しかった。3名個々ののエピソード自体はとても興味深く丁寧に作られている。ラストは余韻のあるつくりだったんだけど、説明も不足していてちょっと唐突だったかな。本編とは別に、お料理教室の場面は秀逸でしたね。あれで1本ラブストーリー物が作れそうなくらい。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-12-14 17:45:12) 286. アジャストメント 《ネタバレ》 惜しい!彼たちの過去にどんな深いつながりがあったのだろうか?なぜ執拗に彼たちのつながりに介入しようとするのか?いろんな興味を引っ張っておいて、そこを明らかにすることなくあっさりエンディング。ラスト5分前まですごくワクワクしてたのに。主役マットデイモンはもちろん、ヒロイン役も十分な存在感で楽しませてくれただけに、これで終わり?と失望感が大きかった。もったいない。オチさえ練れば8点作になれそうだったんだけど。設定自体は有りがちとはいえ面白かったと思うんだけどなあ。演出含めて、これって、SFというよりラブストーリーものだよなあ。中途半端さもあるな。[DVD(字幕)] 5点(2011-12-12 13:31:53) 287. バタリアン コメディ風味をトッピングしたホラー。20年以上ぶりに観賞したけど、なんともまったり風味で好ましい。今回はDVDの都合上原語字幕観賞になったけど、この作品に関しては吹替の方が断然良いな。「脳~みそ~」で迫ってくれた方がもっとコミカルで恐怖感になる。ちょっとした保身から大ごとになっちゃうこととか、ちょっと風刺的かな。核ぶっ放すとこも超あっさり感とか、なんかいいね。バタリアン、オバンンバ、そしてオバタリアンにまでつながる、老若男女子供まで楽しめる、夜もちゃんと眠れる、あんまり怖くないでもちょっぴり怖い娯楽ホラー、ホラー界に異彩を残すまさに名作。でもまがうことなくB級加味して点数は7点。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-09 18:59:58)(良:1票) 288. JAWS/ジョーズ なんともすごい作品。とにかく、ドキュメンタリーを見てるかのように映画に入り込んで溶け込んでしまう。この作品のすごさは単に恐怖の鮫というとこではないこと。市長たちの行動、パニックになった時我先にのエゴ、この辺りは人間性を考えさせるし、演出も時に海中からの鮫目線と兎に角素晴らしい。ストーリの流れがとてもスムースで、また恐怖を与えるるタイミングがよい。もちろんあの有名なサウンドも抜群だし、時代考えると、肝心の鮫自体の意匠も文句なし。荒くれ親父始め3人のキャラもよくて、個人的には、彼の軍にいた時のエピソード、忘れられないくらい強烈なインパクトを持つ。映画史に燦然と輝く傑作。この作品は時代が過ぎても決して過去の名作になることもなく、その偉業は映画というコンテンツが存在する限り決してあせることもない。[CS・衛星(吹替)] 10点(2011-11-26 20:37:28) 289. ザ・シークレット・サービス 《ネタバレ》 ストーリ的には平凡だったけど、なんといってもジョンマルコビッチの演技表現があまりに素晴らしい。これだけで2点以上はUPといってよい。クリントイーストウッドも負けずに良かったけど、やっぱり少し老いがあって、画面的に映えなかったかな。ラブストーリを入れるのはラストへの伏線だったにしても少し余計な感があった。 リアリーのCIAのこと聞いてから急にリアリー側に肩入れしたくなって、なんとか大統領狙撃を達成させてあげたいと思っちゃった。これもマルコビッチの好演のゆえか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-19 18:30:39) 290. ボーダー(2008) ちょっとダメでした。主演2人のファンでもあるのですが、ストーリー、キャラ設定ともにダメ。変に内容に凝るより、大御所2人起用してるのだから、愚直にわかりやすいストーリーで演技を堪能させて欲しかった。主演には罪はありません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-11-14 23:10:29) 291. ロッキー 今さらの初見。こっちは現代基準で見てるんで、今ならもう少し上げたり下げたり起伏があるんだろうなあと思った。あまりにあっさりメインイベントに辿り着いたので正直言うと少し拍子抜け。しかし、その丁寧なつくりは評価できる。画も哀愁があったり、希望を表現したりと、とても心にしみた。それとやはり音楽がとてもいい。タイミングも絶妙。演出の間の取り方がとてもよくて、心地よく見れた。リアルタイムならさぞ感動できたんだろうなあとしみじみ。ロッキーとエイドリアンのキャラ、とてもいいです。点数は8点だけど、この映画は点数じゃない。魂です。名作です![CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-12 19:40:17) 292. unknown アンノウン(2006) 基本設定はとっても面白そう。ただ、そこからの練りこみが少し物足りない。話も把握しにくいし。ちょっと期待が大きすぎたか。ちょっと英語が聞きづらくて。そこも難。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-08 21:58:17) 293. ファーゴ なんか評価しづらい。実話といいながらなんともシュールな感じもあるし。すこし皆とぼけた感じもだしている。演者はとても豪華。結局は話が分かりづらい。現実というものは理詰め起承転結ではなく実はこんなもんだということかな。 ちょっと、玄人受け狙ってる感じも受けるね。[CS・衛星(吹替)] 5点(2011-11-03 20:38:38) 294. ベスト・キッド(1984) いいよねえ。とっても大好きな印象残ってる。リメイクされたのでその思い出とともに再鑑賞。リメイク版まんまストーリー使ったのね。見どころはやっぱりレフトハンドライトハンド。そしてラストのモリタの顔。25年前作品だけど、憧れだった頃のアメリカの光景もみることできる。 点数以上に思い出に残る映画。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-02 16:57:19) 295. X-MEN:ファースト・ジェネレーション X-MENシリーズの大ファンなんで楽しく鑑賞できた。まさしく2大主役二人の生い立ちや葛藤。ファンにはたまらない。この作品を見た後、メインのシリーズを見たらきっと二人の老い方に長年の因縁や友情に心馳せて心揺さぶられるだろう。またサブキャラのミスティークやビーストにもちゃんと言及してること、セレブロなど、ファンへのサービスにもあふれている。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-17 19:03:28)《改行有》 296. アビス(1989) 月よりも遠い世界と言う言葉を連想した。この作品、メッセージ性が強いね。ファンタジーも混ぜ合わせて。海底の中の映像は臨場感があってよかった。結構鑑賞の回数が意外に多い。見易い作品なのかもしれない。自分にとって。[地上波(吹替)] 7点(2011-10-15 23:39:57) 297. プレデターズ(2010) 出ました!プレデター!!20年以上前の初見時は衝撃なエグさの、シュワちゃんにもなんて醜いんだと言われた風貌が、今や愛らしいキャラクターになってきました。見慣れて来るもんなんですね。今回のビッグプレデターはその意匠をちょっと悪くいじっただけ、いわゆる仮面ライダー何某の類なんで魅力無し。オリジナル意匠に勝るものなし。ストーリー的には狩りをテーマに、猟犬のくだりなどは興味深いけど、そんなにコクも無し。元作品のところを少しオマージュしてるとこは往年のファンには嬉しいけど、出来的には、遠く及ばないなあ。気楽な感じで昔を懐かしむ感じで。 日本刀の神秘性は日本人には必見。東洋なんだろうなあ。欧米にとっては。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-15 10:38:09) 298. クリミナル 《ネタバレ》 ネタバレ有り!注意! よく出来てる。だけど、中盤からはきっとあるだろうオチ探しに目が行っちゃって、純粋に楽しむことができなくなっちゃった。哀しい性だ。テンポは良いし、佳作である。ただ、個人的な好みとしては、やられたああというようなネタとか、ちょっぴりクスッとなるような締めが欲しかったかな。何%とかいう展開は欲と弱みみたいな駆け引きは人間の深層の心理に迫って何故か迫力があった。ここから大ネタバレ有り!注意! 騙されている側の人が騙そうとしている人を説教。心理戦使って手玉にとろうとさえしてるのに。オチまで行った時哀しい切なさがある。金でも経験でも買えないものが一つある、人のよさそうな顔さとまで言って教訓垂れて自分がその顔にやられる。とか。最後のリチャードが少年に言う'妹に惚れるなよ'の台詞の伏線に気付けなかった自分に喝。引っかかる台詞だったのに。僕は騙される側のタイプだな。[DVD(吹替)] 7点(2011-10-14 13:27:57) 299. ジュラシック・パーク この映画がCG全盛の端緒になったんだよなあ。映像歴史の分岐点。3Dのアバターがまた分岐点になったけど。でもその革命の度合いはこちらのが断然大きい。とにかく当時は衝撃だった。それ以前はかぶり物だったからなあ。恐竜の描写の他には先代的なセットも共存してる。そこにまた感慨深いものがある。現在水準でも恐竜の描写はほぼ完成されているように、素人の私は思う。恐竜が活動してる、なんてとても夢がある映像だし、恐怖感も表現も素晴らしい。一番の見どころは、やっぱりT-REXが最初に現われて博士や子供たちを襲うとこだねえ。あそこの恐怖感の出す映像は映画史に刻み込まれていると言っても過言じゃないと思う。逆に最後のラプトルの場面のくだりや演出は少し狙いすぎていて過剰感を感じる。[CS・衛星(吹替)] 9点(2011-10-13 22:42:39) 300. 理由(1995) 《ネタバレ》 よーくできてる。伏線の張り方もあからさまでなく、ちゃんと観客に少し引っかかる感じで残して良い感じ。ショーンコネリーがちょっと渋すぎて、罠に嵌められるのさえ違和感がでちゃう。映画としてもちゃんとどんでん返しも作ってサスペンスものとしてよくできているし、鑑賞後もいろいろ考えさせるという意味で社会派作品でもある。法廷物だったら1時間のところで解決になっちゃったんだろうなあ。[DVD(吹替)] 7点(2011-10-12 18:40:34)
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