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301. X-MEN:フューチャー&パスト 《ネタバレ》 素晴らしい。X-MENシリーズの最高傑作だと思います。コアなファンほど満足感は高いと思いますが、最低でも3とファーストジェネレーションは見ないと訳分からないと思います。オールスター集結と歌ってますが、単に集結しただけではなく、個々のキャラの思いが良く表現されている。希望を持って欲しいと言うプロフェッサーの思いと、圧倒的な力を見せる事で人類の手出しを防ごうとするマグニートの思いが本作でも衝突するが、その2人の葛藤がミスティークと言う怪物を産んだ事が良く理解できた。他のキャラもそれぞれ素晴らしい。ラストでなつかしの2人が現れるシーンで、プロフェッサーの「努力した」と言う言葉が痛いほど納得できる。この50年の間にどんなドラマがあったのだろうか。万感胸に込み上げるラストでした。[映画館(字幕)] 9点(2014-06-01 16:13:51) 302. アナザー プラネット 《ネタバレ》 あのラストは幾通りも解釈可能だが、私の解釈は「向こうの地球でも事故は起きた」です。で、向こうのローダは救いを求めてこっちへやってきた。こっちのローダは罪を受け入れてあちらの地球行きの権利をジョンに譲った。その違いがラストで浮き彫りになったと思ってます。いずれにせよ救いはないですね。向こうの地球で事故が起きてなかったとしても向こうに行ったジョンはそれを見る事しかできないのだから。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-01 19:26:42)(良:1票) 303. テイク・シェルター 《ネタバレ》 統合失調症ってどんな感じだろうと思ったけど、この作品は悪夢に悩まされる主人公を通してその恐ろしさが伝わったと思います。その真剣さ深刻さは良かったが、最後ははっきり言って蛇足でしょう。オイルのような雨で私は妻も同じ病気にかかったと解釈しますが、だとしても感染するような病気じゃないでしょう?これは余計な演出だった。そこを除けばなかなかの力作ではありました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-01 14:03:36) 304. ディヴァイド 《ネタバレ》 想像を遥かに超える暗さと救いの無い展開です。核戦争なら当然とはいえ、ところどころに垣間見えるディティールの甘さが気になります。あんなドア一枚で放射能は防げるのか?椅子にくくり付けられたあのオッサン、トイレはどうしてるの?とか、トイレからの脱出は山上たつひこの「光る風」を思わせるが、これもリアルさなし。まぁリアルにやられたら吐くけどね。壮絶なサバイバルにだけ4点あげます。極限状態の人間の表情はなかなか良く表現されていたと思います。役者さんは良くがんばった。にしても、あの白い防護服の男たちの正体を明かさないまま終わるのはどうにも納得いきません。映画としては落第でしょう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-05-01 10:52:55) 305. パラノーマル・アクティビティ/呪いの印 《ネタバレ》 このシリーズもこれで5作目かな?亜流も含めて何を見たか分からなくなってきた。本作ではついに「定点カメラがなくなり普通のPOV映画となった」と言う特徴とも言えない特徴がまずあります。後は「おかしくなるのが男で色気も何もあったものじゃない」と言うマイナス点も。ストーリーが無いと言うのはこのシリーズ安定の低品質です。ケイティとミカの名前が出てくれば正当な続編と言うだけです。このシリーズ、劇場に女の子のカップルが多いのが特徴。そんなにドギツイ画面がないので来やすいのかな。でもコアなホラーファンにも本来女の子が多いんだけどね。もうコアなファンは投げても問題ないでしょう。[映画館(字幕)] 3点(2014-04-30 22:47:22) 306. 裏切りのサーカス 《ネタバレ》 これは渋い。難解だけど、2回3回と見ても特に変わりないです。1回目を注意深く見ればだいたい分かります。登場人物の顔と名前を一致させるのは大変だけど、特徴あるキャラクターと言うか俳優人は有名どころばっかり出てるしね。スパイと言うか諜報人の実情をリアルに描いた「銃撃戦もカーチェイスもないスパイ映画」として後世に語り継がれる作品でしょう。これでもうちょっと娯楽性も入れてくれたらと思うけど、それを言ったら007を見ろと言われるだけだしね。評価は難しい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-30 17:23:42) 307. アナと雪の女王 《ネタバレ》 お話は単純そのもので深みはありません。でもこの作品はこれでいいのでしょう。わが街ではほぼ吹き替えのみで字幕はほぼなくなったこともあって吹き替えで見ました。これが何と当たり。アナ王女=神田沙也可が実に良い。歌も吹き替えも完璧です。彼女は既に母親を越えてますね。エルサ女王の松たか子も良くやった。吹き替えでここまでの完成度はなかなかないでしょう。字幕がなくなって見るのをためらっている方、吹き替えもいいですよ。この映画に限って言えば。ただ、最初のショートフィルムが非常に出来が悪く出来れば削って欲しいくらいです。[映画館(吹替)] 7点(2014-04-29 15:43:35)(良:1票) 308. ダーケストアワー 消滅 《ネタバレ》 本作はディザスタームービーとしてとらえればそれなりの出来です。冒頭から見知らぬモスクワの街であれよあれとと言う間に変な物に襲われて、地下室に逃げ込み数日後出てみたら街はもぬけの殻。と、ここまでは良かった。充分楽しめそうな展開だった。けどその先がいけない。各キャラに特徴がなく誰に肩入れする事もなく、少しずつ人数が減る。ロシア側のキャラの方がキャラが立っているがしょせんサブキャラ、あまり目立ちすぎる事もなく過ぎて行く。敵もあっさり弱点が見つかって最後はめでたしめでだし。盛り上がる事なく終わりました。無人のモスクワの街と、最後に意外な男気を見せた敵役(?)の男は良かったです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-04-28 13:41:47) 309. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 うーん、私は楽しめなかったです。 もっと現実的なストーリーかと思ってたけど、とにかくあり得なさ過ぎて変なところばっかり気になった。 あの鳥男は「未来世紀ブラジルか?」と言う出で立ちで浮きまくってるし、あのヘリキャリアの出撃シーンもどこに出て行って何をしようとするのか?私には理解不能でした。そもそもあのシールドなる組織もあそこまでやらかしたらもう存続不能でしょう?まだ続くの?この話、とそこが一番疑問でした。 後は細かいけど字幕だと「ヒドラ」と出てるけど、声では「ハイドラ」と言ってるのがいちいち気になった。こんなつまらない事が気になるのも話にのめり込んでない証拠ですね。[映画館(字幕)] 4点(2014-04-19 15:18:03)《改行有》 310. パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 ダークファンタジーと言うジャンルを強烈に植え付けた作品です。ファンタジーでありながら現実の痛み(物理的な痛みも含めて)をこれでもかと見せる。拷問の恐ろしさばかりが強烈に残るなと思ってたらラストに更に強烈な痛みが待ってました。このラストはあんまりだ。強烈に落ち込みました。落ち込んだが、これは評価せざるをえない。二度と見たくないが傑作だと思います。[DVD(字幕)] 9点(2014-04-06 22:03:47) 311. ロボコップ(2014) 《ネタバレ》 暇つぶしに見ましたが、思ったよりは面白かったです。感情を少しセーブして「自分の判断で撃っているようにみせて、ソフトウェアからの判断を送っているだけ」と言うくだりは、あり得そうでちょっとゾッとしました。まぁそれ以外はあまりピンと来なかったけど、自分で使わない武器を他国には輸出してるってどうよ?アメリカ?とそこはずっとひっかかったままでした。最後のサミュエルくらい開き直ってくれればまだ納得も行くけどね。[映画館(字幕)] 7点(2014-04-06 18:25:32) 312. ボディ・ハント 《ネタバレ》 うーん、あの警官はなかなか正義感あふれるいい奴だったんだけど、あっさり殺されて残念。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-04-05 20:08:23) 313. ダーク・フェアリー 《ネタバレ》 ギレルモ・デル・トロ監督の作品は「パンズ・ラビリンス」が素晴らしかったので期待してたんですけど、残念ながら期待はずれと言って良いです。みんないい加減気づけよ、ってイライラしぱなっし。最初にあのおじさんが襲われて重傷を負った時点で何か調べるでしょ?普通。あの頼りない父親が生き残って一人がんばってたあのお義母さんがやられるなんて、あんまりの結末です。つーか簡単にあきらめるなよ、ここも。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-04-05 20:04:23)(良:1票) 314. キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 ダメでした。前作の良さをほぼなくしている。と言うか何故前作があそこまで受けたか本当に分かってるのか? 前作はあのあり得なさすぎる展開(年端の行かない女の子が銃剣で殺しまくる)に唖然としつつも「これはフィクションだ、ファンタジーなんだ」と観客に無理矢理納得させたがゆえに快作となった。だからヒットガールの殺戮にカタルシスを感じ、ビッグダディとのすっとぼけたやり取りに声を上げて笑う事もできた。 でも本作にはその要素は皆無です。見事になくなった。現実世界にこの話を持ち込んで、あり得なさがシャレにならない方向に進んでしまった。ヒットガールは普通の高校生になろうとして悩み、キックアスは体を鍛えてヘッポコな仲間を集めて覆面自警団を続ける。この展開では悲惨な結末は目に見えているが、案の定、全くシャレにならない展開となり自警団も解散せざるを得なくなる。その前に覆面怪人どもをやっつけるぞと言うのはいいが、ここも変に抑制のかかった演出で全く面白くない。危うく大愚作となるところでしたが、あのロシア女が非常にいい味出してたんで、そこだけは救われましたね。[映画館(字幕)] 4点(2014-02-23 14:09:46)(良:1票) 《改行有》 315. エンダーのゲーム 《ネタバレ》 原作未読。ヒューゴー賞、ネビュラ賞をW受賞した名作として知られているのは知ってました。映画公開前に読もうかと思ったけど、映画を優先して(要するにネタバレを避けて)映画を見てから読む事にしました。 映画を見た第一印象は「ピンと来ない」「シリーズ化を狙ってるの?」です。このあいまいな決着。原作もシリーズ化されてるけど、こんなピンと来ない話には思えない。きっと何か映画化の際に原作の良さが失われたんだろうと思って、すぐ後追いで原作を読みました。 原作は確かに面白い。けど何が映画化で失われたのかも明白でした。原作ではエンダーが訓練シーン、上官との会話シーン、全ての場面場面で何を考えていたのかが詳細に記述されています。それを読むと彼がたぐいまれな知力、判断力を持っていると分かる。映画ではそれが映像で語らなければならないが、語られていない。結果として彼がバカに見える。前半はまだ原作に忠実に描かれていますが、後半は別な話になってます。ピーターとヴァレンタインの2人をストーリーから削ぎ落さないと2時間の映画にまとめられないのは分かるけど、この恐るべき子供たち(ピーター、ヴァレンタイン、エンダー)の片鱗も映画で語られなかったのは、この作品の持ち味をほぼ消し去ったと言ってもいいです。 この人気作品を映画化したいと思うのは分かるけど、描けないものは映像化すべきではなかった。この作品は小説向きであって、映画化して活かせる題材ではないですね。続編はないでしょう。[映画館(字幕)] 5点(2014-01-19 13:06:59)(良:1票) 《改行有》 316. ウォーキング with ダイナソー 小学生の息子にせがまれて一緒に見に行きました。息子は3D初体験で興奮してました。3DのCGの出来は素晴らしいです。ただお話は幼稚園~小学生クラスまでですね。正直、中学生になるといろいろきついかと思います。興奮した息子はパンフレットも欲しがったので買いました。結構な出費だったけど、これで息子が映画に目覚めれば父としても本望ですね。[映画館(吹替)] 6点(2014-01-07 00:15:21) 317. ブレードランナー 見たのは大学時代。それまで見た映画の中で最も衝撃を受けました。私が映画の世界にハマった最初のきっかけとなった作品です、その後に色々なバージョンが出ましたが、最初に見たバージョン以上の衝撃を受ける事はなかったです。どう感想を書けば良いかずいぶん悩んでましたが、先に4作目の10点が現れてしまったので、とりあえず投稿します。得点は10点以外あり得ません。[映画館(字幕)] 10点(2013-12-23 21:36:55) 318. ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。IMAXシアターのある都市に住んでる事をありがたく思います。 この映画はビジュアルがとにかく凄いが、一番の功績は地上クルーの映像を一切見せなかった事ですね。 地上の動きが全く分からない。自分の声が聞こえているのか聞こえていないのかも。 自分で生還を目指すしかないが、次々と襲いかかる困難。宇宙を単独で漂流する恐怖感。 演出が素晴らしかった。脚本も問題なしです。 年末も押し迫って見たド本命作品です。[映画館(字幕)] 10点(2013-12-14 13:32:40)(良:2票) 《改行有》 319. サプライズ(2011) 《ネタバレ》 看板に偽りありです。この映画にサプライズなどありません。正しいタイトルは「サバイバー」です。 あのサバイバーねーちゃん、強かったなぁ。ミキサーで相手を殺すなんてサバイバルで習ったの?ここだけは笑えました。あのねーちゃんがいたおかげで後半はどっちのサバイバルかわかんなくなりましたね。[映画館(字幕)] 4点(2013-11-16 17:39:14)(良:1票) 《改行有》 320. キャリー(2013) 《ネタバレ》 デ・パルマ版の大ファンです。クロエは好きなので今回もそれなりに期待・・・と言うか不安の方が大きかったですね。 その不安の方が不幸にも的中。冒頭からして引いてしまいました。これ不要でしょう?余計な演出です。 その後もクロエがいじめられっ子にどうしても見えない部分に目をつぶりつつ見てたけど、本作の一番の失敗はキャリーが念動力を自在に扱える設定にしてしまった事ですね。キャリーは感情の爆発で念動力が炸裂する、それがあのプロムの惨劇をより効果的に見せたと思います。本作ではキャリーは意識的にみんなに制裁を与えてます。先生を吹き飛ばしつつも結局とどめをささなかったのもそう。オリジナルでは感情がスパークしたからこそ先生も含めて皆殺しにした、その悲劇的な演出こそが良かったのに。クロエは劣悪な脚本と演出の中で最大限良くやったと思います。そこに敬意を表して5点のところを1点おまけします。[映画館(字幕)] 6点(2013-11-09 14:36:35)(良:1票) 《改行有》
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