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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
321. あの日、欲望の大地で 構成とストーリー展開が変わっていて、シナリオに妙味を感じさせてくれる作品。 「女の性」をテーマに、母と娘の知られざる関係がサスペンス性を与え、それがこちらの関心をラストまで引っ張ってくれた。 ずっと記憶に残るような映画ではないかもしれないが、二大女優のシャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガーの濡れ場シーンもたっぷりあるので、鑑賞時のインパクトは大きかったです。 内容にやや激しすぎる感はあるも、丁寧に作られているなという印象の女性映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-26 09:56:45)《改行有》 322. デストラップ/死の罠 劇中のシーンがほとんど家の中という、舞台劇を観ているようなミステリーサスペンス。 ストーリーは練られていて中々面白い。特に中盤過ぎの展開は、思わず「あっ!」と唸ってしまった。 ただし後半からは流れが妙に落ち着いちゃって、徐々にパワーダウン。ラストのオチも、ちょっと無茶っぽいです。ここで「やられたぁ」という強烈なインパクトがあれば、名作になったんだろうけど・・・。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-21 02:11:26)《改行有》 323. ファンダンゴ ロードムービー形式の青春映画。 卒業→若者たちの旅立ちと、オーソドックスな題材でドタバタシーンも多いが、ベトナム戦争という時代背景が作品自体に厚みをもたらしている。 青春映画につきものの音楽はそれなりに。全体を通してグッとくるような場面はないけど、さりげなく描かれている仲間たちの友情シーンには好感が持てた。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-12 02:47:21)《改行有》 324. 君がいた夏 青春回想もの、ノスタルジー、初恋の人、BGMのオールディーズと、設定や演出に目新しさは感じないが、それだけ安定感があり、切なさやほろ苦さという印象は与えてくれる作品。 主人公の憧れの存在だった、ジョディ・フォスターの役柄だけは、ちょっと変わっていてよかった。 それほどドラマチックな展開はないし、心をグッと鷲掴みにされるシーンがあるわけでもないけど、心の片隅にいつまでも残っているような映画ではある。[DVD(字幕)] 5点(2012-10-23 11:22:10)《改行有》 325. マレーナ 映像と音楽がとてもきれいな映画。 前半は「青い体験」をちょっと品よくさせた青春映画という感じだが、少年視点でお話が展開されることもあり、同じような妄想シーンが続いてちょっと飽きた。 余計なシーンをカットすれば、一時間でも十分通る。 終盤からラストにかけては、切なさが表現できていてよかった。 ヒロインも魅力的だったが、少年の大きな瞳も印象的。[DVD(字幕)] 5点(2012-10-16 10:27:22)《改行有》 326. 三人の妻への手紙 三人のヒロインが見目麗しい、ややミステリー・タッチの作品。 物語の核となる、アディという女性がいっさい画面に登場してこないアイデアが面白い。 ヒロインたちの状況設定を、フラッシュバックで見せていく構成も当時としては斬新か。 先の読めないストーリー展開は期待感を抱かせるも、クラシック映画独特のテンポの悪さともっさり感は否めず、少々集中力に欠けてしまう感はあり。[DVD(字幕)] 5点(2012-10-11 10:59:07)《改行有》 327. 死霊のはらわた(1981) スプラッター映画の走りともなったような作品で、怖いと言うよりは面白い。 血がドバドバ、首が飛んだりと、残酷描写のオンパレードということで、悪霊に取り憑かれたメークも凄まじいのだが、彼らの動きがとても愉快だった。 少人数の若者たちという設定も取っつきやすいけど、ストーリーはもうひと捻り欲しかったかな。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-10-05 09:53:21)《改行有》 328. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM> 今回の犯人は化学エンジニアということで、爆弾を使用しての犯行だが、 私が鑑賞した版では、山田康雄さんが吹き替えをしていて懐かしかった。 コロンボらしいセオリー通りの展開で、本作も彼の仕掛けは絶妙。 ラストの犯人に向けての言葉が印象的だったが、犯人側がちょっと慌てすぎで、 作品自体の妙味はあまり感じなかった。 犯人役のロディ・マクドウォールは、いい味出してるんだけど・・・。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-28 09:05:06)《改行有》 329. 刑事コロンボ/死者の身代金<TVM> いつも行動範囲の狭いコロンボだが、ヘリに乗って飛び回ったりと、 他のエピソードと違って、割と普通の刑事ドラマに近い展開。 初期の作品なれど、本作ではすでにコロンボのキャラは確立されてます。 犯人はクールな女性弁護士ということで、そのクールな物の考え方が命取りに。 犯罪者の心理を逆手に取る展開は痛快だが、コロンボのラストのセリフもよかった。 もう少し犯人との心理戦が見たかった気もするけど、十分見応えのあるエピソード。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-18 06:43:08)《改行有》 330. ディスクロージャー 逆セクハラがテーマの社会派ドラマではなく、 あくまで社内の権力争いを描いたサスペンス映画。 シナリオ自体は手堅くまとめていて、ヒネリやオチもちゃんと用意されているのだが、 総体的に少々小粒かな、といった印象。 序盤は逆セクハラを中心に話が展開されるので、社内での人間関係の描写が浅く、 主人公を陰でフォローするキーポイントなる人物もあまりピンとこなかった。 サスペンス物としては佳作だが、デミー・ムーアの悪女役がよく、そこそこは楽しめる。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-14 05:59:13)《改行有》 331. ジュリエットからの手紙 イタリア旅行をしているような雰囲気を味わえるロードムービー。 ロミオとジュリエットを小道具代わりにしたお話は、ラストがわかっていても心地がいい。 ただおばあちゃん側のエピソードはほんわかしていていいのだが、 ヒロイン側の設定やエピソードはかなり安直で軽く、作品の質を落としているという印象。 もっと控えめな描写にすれば、味わいのある作品になったのにもったいない。 ラストのカットを見た限りでは、ヒロインのほうがメインの作りなので仕方ないのかも。 まあ普通にいい映画だとは思うけど……。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-12 04:34:47)《改行有》 332. 刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM> 電話のアリバイを使った完全犯罪にコロンボが挑むも、 犯人の計画には大きな落とし穴が・・・。 今回はコロンボの仕掛けらしい仕掛けはなく、 あくまで犯人側のアリバイ崩しに終始するという展開。 それでも大詰めでの発想の転換は面白かった。 たまにはこういうラストもいいかも。[DVD(吹替)] 5点(2012-09-11 01:23:38)《改行有》 333. 愛という名の疑惑 ヒロイン役のキム・ベイシンガーが魅力のサスペンス映画。それまでの彼女の役どころは、 ホンワカしたものばかりだったので、本作では実体が掴めず、後半まで引っ張られた。 サスペンスとしてのストーリー自体は、特別よく出来ているという印象はないんだけど、 当時は彼女のファンだったということも多分に影響しているのかも。最後は軽いオチがついて、 主人公に感情移入できれば普通に楽しめる作品ではないかと。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-08-31 05:27:33)《改行有》 334. マンディンゴ 奴隷制度を題材にした作品。設定に妙味があり、奥の深い人間ドラマを期待させるも、 ドラマチックな展開はいっさいなく、かなり現実的でショッキングな内容の映画だった。 奴隷側の主人である貴族側視点ということで、とにかく辛辣でリアルな描写がひたすら続く。 人種差別というテーマを、押しつけがましくなく描いているという点では評価したいのだが・・・。 基本的に鑑賞者に問題提起を促すような作品なのかも。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-28 03:33:58)(良:1票) 《改行有》 335. スラムドッグ$ミリオネア 誰もが知っているクイズ番組を小道具にしたアイデアが抜群。 四択問題の答えから、フラッシュバックでストーリーを展開させていく手法も新鮮だった。 内容は波瀾万丈でドラマチック、やや作り過ぎの感は否めないけど、洗練された映像や演出、 画面から溢れ出てくるようなパワーは感じる。役者さんに関してはほとんど記憶にないが、 エンディングがやたら面白くて笑えた。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-23 03:58:34)《改行有》 336. 三人の名付親 西部劇にもかかわらず、ヒューマンドラマに徹底した作りという点では異色の作品。 宗教色を付加し、ストーリーに厚みを持たせているが、人間の善を完全テーマにしているので、 設定の甘さやご都合主義はさすがに否めない。J.ウェインが主役の映画なので、仕方ないかも。 中盤はもっさり感もあるが、ストレートで良質なドラマではある。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-21 04:29:25)《改行有》 337. 刑事コロンボ/秒読みの殺人<TVM> 今回の犯人は女性、愛情のもつれから激情のうえに殺人と、とても怖い展開です。 アリバイ作りはちょっと苦しいけど、計画的に殺人を遂行するしたたかな一面もあり。 でもコロンボは相手が女性だろうと、捜査の手は決して緩めず、ちょっと意地の悪い、 小業の仕掛けがあったりと、こちらも安定感のある内容に仕上がってます。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-20 05:59:35)《改行有》 338. ラスト サムライ 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のインディアンを、サムライに置き換えたような作品。 日本人にはさすがに「ん?」という場面もあるけど、大作だけあって、金がかかっており、 合戦シーンや美術には見応えがある。「武士道の精神」というテーマは十分伝わってくるし、 侍をアメリカ人に紹介するにはこれで十分かも。後半の浪花節のような展開には苦笑するも、 そういった意味では日本には好意的に製作されている作品。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-08-15 04:18:52)《改行有》 339. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM> シリーズの中でも、わりとオーソドックスな作りの部類に入るエピソードかと。 アリバイ工作は決して目を惹くものではないが、入門編としてなら悪くもない。 コロンボのキャラと、しつこいシーンは相変わらず笑えた。ラストは今一つだったけど、 これもコロンボに追いつめられた犯人側の心理を思えば、それなりに楽しめるかな。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-10 11:34:08)《改行有》 340. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 女流推理作家との対決と相成れど、犯人役がチャーミングなおばあちゃんということで、 キャラを生かした内容に。お年寄りなので、当然ながらコロンボのどぎつい仕掛けはなし。 その代わり、密室、ダイニングメッセージなど、一つ一つの断片を繋ぎ合わせて、 パズルを解くような展開を見せてくれます。いかにも犯人が推理作家といったエピソードで、 これはこれで面白かった。[DVD(吹替)] 5点(2012-08-06 07:44:19)《改行有》
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