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21. 潮風のいたずら ゴールディ・ホーン主演、シナリオのよく出来たラブコメ。 何といってもゴールディの魅力が一番の見所で、大きなお尻丸出しのハイレグ水着もよかったのだが、セレブからの転落っぷりがまた痛快だった。 本当の愛とは何ぞや? テーマとしての目新しさはないし、映像演出等の問題もあるけど、うまくまとめてあり、ラストまで飽きずに楽しませてくれます。 コメディーでも、シナリオのしっかりしている作品はやっぱりいい。 小細工のない、万人向けのお薦めコメディー。[DVD(字幕)] 6点(2013-05-12 04:28:06)《改行有》 22. エッチの国のアリス 果たしてファンタジーと言っていいものか、一応ミュージカル仕立てで、無駄に音楽がいいのが笑えるおバカ映画。 エッチをしながら突然歌い出したときは、さすがに苦笑するしかなかったが、ヒロインの女の子がけっこう可愛くて、もっとハードな絡みはないのかと、ラストまで鑑賞してしまった自分が情けなかった。 ちなみにこのヒロイン、「バトルクリーク・ブロー('80)」でジャッキーの恋人役を演じていたらしく、本作を先に観ていれば、「バトル~」もまた違う楽しみ方ができたのにと、ちょっと残念だった。 映画ファンなら、話のネタぐらいにはなるかも……。[ビデオ(字幕)] 2点(2013-05-09 02:23:59)《改行有》 23. 先生のお気に入り これまで鑑賞してきた映画の中では、一番好きなラブコメ作品。 チャーミングだが、少々気の強いヒロインを演じるドリス・デイの魅力はもちろん、頑固なくせに女の尻ばかり見ているC.ゲーブルのスケベ親父っぷりが最高に面白い。 「風と共に去りぬ」のバトラーより、こちらのほうがよっぽどハマリ役。 ややご都合主義、中盤の冗長さは否めないが、序盤の設定から物語に惹き込まれる。 ほんわかと楽しい気分にさせてくれるばかりか、人生訓を思わせるような裏テーマが厚みを持たせ、ストーリー、キャスティングとバランスのいい仕上がりに。 お薦めのクラシック作品。[DVD(字幕)] 8点(2013-05-05 08:44:40)《改行有》 24. スペシャリスト(1994) スタローンとストーンの顔合わせには期待感を抱かせたものの、劇中の二人のキャラ自体に魅力がなく、スタローンが事件に関わっていく過程も説得力がない。 シナリオが粗っぽく、突っ込みどころは満載。アクションと言っても爆弾を爆発させるシーンがメインなので、後半からは盛りあがりに欠け、段々と飽きてくる。 グロリア・エステファンが歌ったテーマ曲は印象に残っているけど、他の見所が濃厚なラブシーンだけではちょっと……。 もはや、主演二人の配役さえミスキャストと思わせてくれるような作品だった。[ビデオ(字幕)] 2点(2013-05-02 03:39:20)《改行有》 25. 戦火の馬 第二次世界大戦を背景に、馬の波乱の半生を描いた作品。 人間はあくまで脇役、お馬さんが主役というのは、着眼点が新鮮で面白い。 ラストはベタだし、ご都合主義の展開は否めないが、きれいな映像と四部構成のシナリオがしっかりしているので見応えがあります。 馬の熱演ぶりが印象的なファミリー向け。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-28 02:35:10)《改行有》 26. テイキング・ライブス シナリオの粗っぽいクライムサスペンス。 犯人側の設定に興味を抱くも、彼の目的がよくわからないし、やっぱり無茶。 アンジェリーナ演じる女捜査官は、それっぽければいいやというキャラで、美人のヒロインとハンサムな犯人さんだけに、物語は何か怪しげな方向へ。 やはりストーリーよりも、ヒロインを見せる映画という印象のほうが強かった。 プロファイリングやサイコ調はとりあえず取って付けたという感じで、ストーリー上はあまり関係ないです。 何も考えなければ、そこそこ面白く観られるんだろうけど……。[DVD(字幕)] 3点(2013-04-25 00:30:45)《改行有》 27. スミス都へ行く アイデアとストーリー展開が抜群に面白い娯楽作品。 政治の世界を舞台にしていながらも、複雑さはまったくないので、熱意に溢れた主人公にすぐさま感情移入ができます。 好戦的な役柄の多いJ.スチュワートは、本作ではまさにハマリ役。 多少現実離れした部分もあるけど、エンターテイメント作品なのでこれぐらい大袈裟でもいいかと思う。 ただ面白いばかりではなく、今の時代でも十分通用するテーマが織り込まれているので、ストーリー重視派の人も普通に楽しめるかと。 クラシック映画の入門編としても、お勧めの作品の一つ。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 05:27:46)《改行有》 28. マネキン アイデアがとても面白いラブファンタジー作品。 公開当時は大好きな作品の一つだったけど、今観るとさすがにシナリオや演出に粗さが……。 それでも主人公はハンサムで爽やか、ヒロインはかわいくてキュート、アクのないストーリー展開で、鑑賞後はほっこりとした気分にさせてくれる。 テーマ曲でもある、スターシップの「愛はとまらない」が懐かしい。[ビデオ(字幕)] 6点(2013-04-14 14:36:04)《改行有》 29. 遊星からの物体X ファーストコンタクト 大方の物語の流れやラストは、「1」を鑑賞した人ならわかるので、そういった意味での緊張感やハラハラ感は少ないです。 展開が早くてサスペンス性が薄いことと、この状況で女っぽい女性が主人公というのはちょっと無理があるかな。 「物体X」のシーンにはそれなりの見応えはあるけど、こちらは期待しすぎてしまった。 それでも、下手な続編を見せられるよりは良かったかも……。[DVD(字幕)] 5点(2013-04-07 10:13:02)《改行有》 30. 木洩れ日の中で 少々変わったシチュエーションでの、家族の再生を描いたドラマ。 何がどうしてこうなったのか、やや説明不足というか、肝心の部分がぼんやりしているが、想像力で補填はできます。 祖父役のピーター・フォンダの寡黙なキャラと、泰然とした演技が一番の見所。 ベタなシーンはなく、ストーリー自体もとても地味な映画だけど、率直にいい映画だったなと思わせてくれる作品だった。[ビデオ(字幕)] 5点(2013-04-03 09:40:30)《改行有》 31. 鮮血の美学 実話とは謳っているけど、いくら何でもこれはというような脚色が多々あってびっくり。 一応バイオレンス映画なのに、カントリーミュージックみたいなのどかなBGMが浮きまくってて面白いが、ストーリー展開はやたらもっさりしていて、緊張感はまったくといっていいほど感じないです。どぎついシーンもかなり控えめ。 映像の粗さが、少々生々しさを与えてはくれるけど……。[ビデオ(字幕)] 2点(2013-03-27 04:14:00)《改行有》 32. めまい(1958) ある男の不可思議な体験を描いた、ミステリーサスペンス。 ヒッチコックの作る映画にはロマンスの設定を含んだ作品が多いのだが、ほんの付け足し程度というものが多い中で、本作はストーリーにうまく絡んでいて、途中で飽きるということもなかった。 本筋のほうも前半はミステリアス調、後半はサスペンス・タッチと、安定感のある演出とともに、万人向けのエンターテイメント作品に仕上がっているかと。 人気タイトルだけあって、さすがに面白い。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-24 10:46:20)《改行有》 33. ザ・ヤクザ(1974) ガチガチのヤクザ映画ではなく、"義理と人情"を題材にした人間ドラマに近い作品。 いろいろと複雑な事情が絡んでいて、それがテーマを描く伏線にはなっているのだが、同時にやや重苦しい雰囲気の仕上がりに。映像がやや暗いせいもあるのかも……。 日米合作ということで、きょとんとするシーンもあるけど、とりあえず健さんはカッコよく、見せ場もちゃんと用意されてます。 ロバートも渋くて、やっぱり主演二人の存在感が印象的な作品だった。[DVD(字幕)] 4点(2013-03-21 03:14:22)《改行有》 34. バイオハザードIV アフターライフ シリーズの四作目も、以前のストーリーは記憶から飛んでいるので、全然物語に入っていけない。と言っても、たぶん同じことを繰り返しているだけなので、あまり気にはならない。 ゲーム感覚の展開と、ヒロインのカッコいいアクションをたっぷりと楽しむ。それだけでいい映画。[地上波(吹替)] 2点(2013-03-11 04:20:38)《改行有》 35. 招かれざる客(1967) ほとんどのシーンが室内で撮られている、密室劇に近い作品。 人種差別を根幹にした作品だが、ファミリードラマ仕立て、かつTV映画のような雰囲気なのでとても鑑賞しやすい。 ただ物語が進むにつれ、娘とその恋人の無茶な設定が徐々にクローズアップ。 突然という流れのほうがストーリーに入りやすいのはわかるんだけど、二人を取り巻く状況はちょっと極端すぎという感も。後半からは、娘の我が儘ぶりが鼻についてしまった。 題材とアイデアの面白さ、また両親役の俳優さん二人の落ち着いた演技が見所の佳作。[DVD(字幕)] 6点(2013-03-09 04:09:23)《改行有》 36. ボディ・ハント 単純にホラーかと思ったら、サスペンスに近いスリラー映画だった。 登場人物が少なく、設定もわかりやすいので、物語にはすぐに入っていけます。 前半はなかなか面白かったけど、後半からは予定調和をこなしているような展開で意外性はなし。ラストもどこかで観たようなオチで、総体的にこぢんまりとした作り。 それでも若い女の子が主役ということで、B級ホラー映画並には楽しめる作品かと。[DVD(字幕)] 3点(2013-03-05 04:16:42)《改行有》 37. イヴの総て 傲慢で自己顕示欲が強い女優のイメージを題材に、人間の業を描いたストーリー映画。 大物と新進女優の二人のヒロインを軸に、周りの人間たちの複雑な思いが絡みながらのストーリー展開はとても見応えがあり、オチもいい。 見所はやはり二人の女優が見せる演技で、アン・バクスターはもちろん、大物女優役のベティ・デイヴィスが抜群の存在感を放っている。ただシーンによっては、役柄の年齢より老けて見えてしまうのが少々残念だった。 ちなみに無名時代のマリリン・モンローがチョイ役で出ていて、作品内容を考えると、また別の楽しみ方もできるのではないかと。 アカデミー賞で6つのオスカー獲得は伊達ではない、看板に偽りなしの作品。[DVD(字幕)] 7点(2013-02-24 02:57:19)《改行有》 38. シーズ・オール・ザット 「プリティ・ウーマン」と、青春映画を合体させたような作品。 ダサい姿をしていても、ヒロインがかわいいことはすぐにわかるので、ストーリー展開の妙味はあまり感じないです。 主人公とヒロインの心境の変化がよくわからなかったり、彼らの進路の悩みは付け足し程度と、シナリオの甘さや粗さは気になるけど、そこはツッこんじゃいけないのかなと。 とにかく楽しそうな学園生活を送ってるなぁと、羨ましくなるような映画だった。[DVD(字幕)] 4点(2013-02-21 01:51:51)(良:1票) 《改行有》 39. フレディVSジェイソン フレディ・シリーズのお話の続きにジェイソンを絡めているので、何だかよくわからないけど、お祭り映画なのでストーリーはどうでもいいのかなと。 夢の激突としては、ちょっと遅かりし感あり。スリルや恐怖感はほとんどなく、ただポーッと観ているだけで終わってしまった。 恐怖に震える若者たちと、もはやギャグに近い二匹のモンスターの戦いが見所。[ビデオ(吹替)] 3点(2013-02-15 01:08:44)《改行有》 40. 女はそれを我慢できない 理屈抜きで楽しいラブコメ。女性を一流に変身させるという点では、「ボーン・イエスタディ」と「マイフェアレディ」をかけ合わせたような内容だが、特に音楽がよかった。 50年代のポップス、ロックンロール、ジャジーな曲まで、様々な名曲がたくさん流れて、とても心地がいい。そのぶんストーリーには多少もっさり感があり、ヒロインの心情描写も決して丁寧に描かれているというわけではないけれど、ラストはわかっていても、ちょっとジンとしてしまった。 ヒロインの女優さんは目を見張るほどの超グラマーで、胸も大きいが、ウエストのあまりの細さにはびっくり。 カラーで絵もわりときれいだし、クラシック映画を気楽に鑑賞したいという点ではお薦めの作品。[DVD(字幕)] 5点(2013-02-08 02:14:42)《改行有》
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