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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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521.  幻影師アイゼンハイム 《ネタバレ》 なかなか面白かったですねぇ。似た様な作品に「プレステージ」がありますけど、あちらよりもストーリーがわかりやすくて楽しめます。奇術を披露するシーンはどれもCGで、その点に賛否両論あるみたいですが、あくまでもファンタジー映画ですからね。この主人公が15年間行方知れずで、その間にどういう経緯があったのかは謎になっているので、彼の存在として奇術師かそれとも超能力者なのか、そのどちらとも言えないような感覚がなかなか良いんですよ。オチに関しては、正直に言うとソフィが刺され、馬に横たわって出てくるシーンで、「あ、これは殺されたことを演じて脱出する計画なんだな」って察しがついたんですけど、その後に「犯人が捕まった。だがアイゼンハイムは納得しなかった」みたいに、警部のナレーションが入ってくるわけですよ。だから、そういうどんでん返しではなかったのかぁと思いながら最後まで観るとやっぱりそのどんでん返しなわけです。警部のナレーションは、逮捕直後の語り口だったということなんですね。個人的には落ちそのものよりも、アイゼンハイムを捕まえようとした手がするっと体を通り抜ける、あの鮮やかさが良かったですね。さすがにそれは予想出来なかった。ソフィが死んだように見せかけられたところは少しできすぎの気もするけど、まぁ、、娯楽作品として本当に楽しめるし、よく出来ているので人にはお勧めしやすいです。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-03 18:32:22)(良:1票)

522.  わんわん物語(1955) 《ネタバレ》 それまでの作品は元となる童話があったのですが、本作では初めてオリジナルに挑戦したそうな。ディズニーファンの中でもこの作品が一番のお気に入りだと言う人は多く、実際に鑑賞してみてファンが多いのも頷けました。なんといっても、主役のレディが可愛いのなんのって。おめめぱっちりでまつげが長く、その愛くるしい動きといったらない。犬たちのお話ではありますが、内容的には人間のラブストーリーそのもので、お互いに住む世界が違う者同士が、その壁を乗り越えて結ばれるというストーリー構成。特典映像を見ると、犬の動きというものをよく観察して、アニメーターたちが忠実に再現しようとしているのが伺える。その犬らしい動きと、人間的な要素とのミックスがすごく巧いんですよね。表情と動作で、これでもかというぐらい感情を訴える。一番お気に入りのシーンは、やっぱりスパゲティを食べあって、一本の麺を食べあったら思いもよらずキスしちゃうところかな。あそこで愛が芽生えるんですよね。その後、亀裂が走っちゃうけど、そのシーンのレディのツンデレっぷりがいかにも箱入り娘という感じで微笑ましい(笑)。ディズニー古典の素晴らしい名作だと思います。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-04-01 15:37:35)

523.  フラッシュバック(1990) 《ネタバレ》 「24」のキーファー・サザーランド目当てで借りて見たんですが、予想外に愉快な作品でとても楽しめました。「イージー・ライダー」の後日篇みたいな感じで、デニス・ホッパーがとてもいい演技してる。そう、キーファーとデニスの掛合いは、まるで往年の漫才コンピみたいな見事なノリを見せてくれる。それでいて、中盤のホームムービーを見て号泣するシーンや、ラストの男の友情など、全体的にほろっとさせられる内容。この頃の米映画は、犯罪者と警官の二人の掛合いが見せる面白い作品が数多くありましたね。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-30 20:22:58)

524.  地球爆破作戦 《ネタバレ》 人間は欲深く、情に流れ、自尊心がある故に誤った政治をしてしまう。全知全能のスーパーコンピュータに政治決定を任せれば、世界は平和になり、戦争は根絶されるはずだった、、、、。よくある「人間VSロボット」みたいなのとは違い、本作は人類がコロッサスに魂売ってしまえば平和が実現されるというところが皮肉な点。途中あったプライバシー侵害の話もそうですけど、人間の自由意志を放棄して、完全な管理社会にしてしまえば確かに表面上は平和になるかもしれないけれど、そのような世界に住む人々は果たして幸せなのだろうか?と考えさせられる。スーパーコンピュータの暴走という点で「2001年~」との類似を挙げる人が多いけれど、内容的には「時計じかけのオレンジ」に近いのではないかと個人的には思う。 終わり方が唐突ではあるし問題提起だけで終わってる感も否めないが、この作品を観ていて感じるのはむしろ人間の欲や利己性や自由意志に対する賛歌で、逆説的に、そういう精神が必要不可欠なんだってことを気づかせてくれてるように思う。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-29 21:50:54)

525.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 最初の段階で、スレヴンがニックに間違われギャングに強要される展開で「なんでちゃんと否定しないんやろ~」と不思議に思い、スレヴンのつかみ所のないキャラにどうにも感情移入出来ず不安を抱きながら観ていたのだが、後半、あらゆるシーンの謎が明かされ、スレヴンとグッドキャットの関係が明らかになると「なるほど~」の連発でした。それだったらまぁ、あのつかみ所のないキャラも無理はない。ストーリー構成がとても巧いなと感じる。もちろん、この構成を構築させる上で、たとえばギャング同士が向かい合った建物に閉じこもってにらみ合ってるとか、そういううちょっとありえない要素が前提となっているし、他の方も言う様にどうして殺し屋が息子を殺さなかったのかという点でも疑問を抱きたくなる気持ちもわかる。そこんところは、殺し屋にも人の心があったのかなとか、少年になにかしらの才能を直感的に見いだしたからなのかなとか、そういうことで脳内補完すればいいかと思う。スレヴンとグッドキャットだけでなく、リンジーとの関係でもラストに一騙しがあり、それがまたなかなか良い余韻を持たせた終わり方だったなと関心。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-26 21:29:49)(良:1票)

526.  カウボーイ&エイリアン 《ネタバレ》 西部劇とSFを合体させるという今までにない作風。個人的にはけっこう楽しめましたが、世間一般の評価が低いのもよくわかります。要するにつっこみどころが多いということなのでしょう。例えば、あの異星人美女だってずっと自分の正体を内緒にしていたけれど、そもそも明かさない理由がよくわからないわけです。別に最初のうちに言うても差し支えないのではないかしらと。それからエイリアンなんですが、ものすごいハイテクなテクノロジーを持ち合わせているのに、いざ人間たちと闘うとなると肉弾戦になるわけですよ(笑)。ジェイクが腕につめけたあの装備で人間と闘えば楽勝なのに、なんでわざわざ無防備で突っ込んでくるのかと。だから、そういうのをいちいち考えちゃうとダメなんです。そもそもカウボーイとエイリアンが戦う内容なんですから、あんまり考えちゃいけない。心を大きく持って鑑賞するのが一番です。一番の見せ場は、最初に「飛ぶ機械」が村を襲うシーンですよ。地上の火の赤色と、いわゆるSF的な青色の対比が良いんです。紐みたいなので人が次々に捕獲されてさらわれて行くのも見事な演出だと思います。ただ、エイリアンの造形は確かに月並みではあります。文字通り「エイリアン」を想起させる容貌で、腹から手が出てくるのが若干のオリジナリティ感じさせるぐらい。エイリアンの基地も含めて、もう少し造形に面白みがあればもっと良かったかもしれません。ドラマ自体はそう悪くなく、西部劇の良さは個々の利己的な男の行動と仲間との情や正義心など利他性の絡みだと思うのですが、それがしっかり描かれていていたので個人的には満足です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-03-23 21:10:49)(良:1票)

527.  シーラ号の謎 《ネタバレ》 正直、序盤は「あんまりぱっとしないなぁ」なんて思ってたんですけど、クリントン夫が殺されるあたりから俄然話が面白くなり、そこからラストまでミステリーの王道という感じでとても楽しく観る事が出来ました。序盤のぱっとしないシーンも、後々で大きな意味を持つものだということがわかり、ジグソーパズルが合わさるようにいろんなシーンが結合されて真相が明かされる。なかなかよく出来たお話だなと感心致しました。最後は犯人が警察に逮捕されて御用~なのかと思いきや、ああいう風に締めくくるとは、なんだか皮肉ですね。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-20 16:51:20)(良:1票)

528.  暗くなるまで待って 《ネタバレ》 なかなか面白かったですねぇ。オードリー・ヘプバーンが、こういう暴力のあるサスペンス映画に出てたなんて知らなかったです。盲目の女性という難しい役を見事に演じ切っていたし、悪玉のロート役を演じた人もアブない男っぷりを熱演してました。ほぼ全編がアパートの室内で繰り広げられていて、序盤こそかったるかったものの、実際に密室の中でのやりとりが繰り広げられていくうちにどんどんと面白くなっていき、ラスト8分間は目が離せなくなっていました。部屋の明かりがなくなって、マッチの火だけで敵と対峙するあのシーンは、当時劇場で観ていた人たちには本当に怖かったんじゃなかろうか。なんせ映画館の中も真っ暗になって、暗闇で一体化されるだろうしね。スージーにばっと飛びかかろうとするシーンに思わずびくっとしちゃいました。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-17 00:11:46)

529.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 すご~い! 本当に「切ないハッピーエンド」だ~! いやね、この主人公の特殊能力は、当然のことながら我々には体験しようもない、超常的なものですよ。別の人生を生きる自分にピュッピュピュッピュと行き来するなんてね、神様並みの能力ですやん。にもかかわらず、主人公に肩入れし、そしてラストの決断も深く共感出来るのはなぜか。それはやっぱり、人間誰しも恋愛をし、そして酸いも甘いも苦いも辛いも、みんないろんな経験するからですよ。特に、「好きだからこそ自分が身を引く」っていうのは、自分が不釣り合いだと思ってる片思いの人や、自分よりも別の人と結ばれたほうがあいつは幸せになれるって考えた人が取る行動で、そういうのは多かれ少なかれ、みんな似た様な思いを経験してるはず。そのシチュエーションを、SFの舞台設定によって実に鮮やかに作り上げたことが素晴らしいと思うのね。だから、ストーリーの多少の強引さや粗さも許しちゃう。この舞台設定によって、他の恋愛映画にない「切ないハッピーエンド」を観客は味わえたんだもの。そしてこのハッピーエンドは、むしろ普通のハッピーエンドより観る者を一層癒してくれているように思う。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-12 19:19:46)(良:1票)

530.  ツリー・オブ・ライフ 《ネタバレ》 いや~、なかなかの映像美でしたね~。テレンス・マリックの映画は、台詞より映像で語ろうとするタイプだけど、あの「天国の日々」に匹敵、いやそれ以上の美しさでした。宇宙、波、森、子供達の遊ぶ光景。ただ、これはテレンスさんの人柄によるものだと思うけど、あえて象徴的には描かないんですよね。それが人によっては中途半端に感じたり、わかりにくく感じたりするので賛否両論が出てきちゃう。とても壮大に見えるけど、実際にはとてもパーソナルな作品だと思う。要するに、ジャックはテレンス・マリック自身なんですよ。彼の個人的な体験がベースになっているんだろうし、壮大な外的宇宙を描くというより、彼自身の内的宇宙を見せているんだと思う。この作品は、なにかの答えを出すというものではないですね。最初の台詞で、「人の生き方は二通りある。神に仕えるか、世俗的に生きるかのどちらかだ」って言うのがあるけど、人間(あるいは西洋人)ていうのは、この狭間にいていつも揺れ動いてるんですよね。お母さんは信仰深くて母性そのものという感じで、お父さんは利己的で優しさより強さを求めるタイプ。特にお父さんは、アメリカンドリームを実現出来なかったから、それを息子達に実現してもらおうとより一層子供達に強さを求めてる。途中、恐竜が出てくるけど、お父さんの弱肉強食の起源があれで描かれてるわけですよね。ジャックは父親似だから、そういう面を引き継いで色々と悪さするし、それ故に大人になって成功してるけど、母親の面も受け継いでるだろうから、それで揺り動いちゃうんでしょう。だから、ジャックの葛藤というのは、そういう人間の両義性、利己的で弱肉強食の面と、利他的で博愛の狭間にいる事からの宿命的なものなんだと思います。それで思い悩むわけだけど、人が思い悩むことって、実は「狭い世界」からしか生み出されない。葛藤の起源をどんどん遡っていくと、どんどんと世界が広がっていく。そうすると、自分の悩みというのは、実はとても狭い考えから生れでたものであって、外に目を向ければ不思議と癒されていく。たぶんそんなことが言いたいんじゃないかしら。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-03-08 12:40:03)

531.  ウエスタン 《ネタバレ》 僕はウェスタン&インディアン雑貨が大好きでよく集めているんですけど、そういう自分にとっては、この作品はかなり魅力満載でしたね。なんというか、西部劇の世界の空気感、埃っぽさ、暑さ、質感、スケール感、男臭さ、周囲の匂い、そういうのが凄く感じとれる。あぁ、この時代のアメリカって、こんな感じだったんだろうなぁ~って、映画という媒体によって疑似体験させてくれる。まぁ、3時間もあるし、間延びしてるところもあってかったるい部分もなくはないんですけど、この独特の間合いがセルジオ・レオーネらしさなんでしょうね。特にオープニングの10分くらい、台詞とか全然ない一連のシーンはもの凄く印象深い。台詞ずくめだったら、この印象の強さは出てこないと思う。モリコーネの音楽もなかなかいいですよ。チャールズ・ブロンソンが出てくる度にハーモニカのあのモチーフがしつこいぐらいに出てきて(笑)。あのメインモチーフが、この作品の主軸をぴしっと定めているなと感じます。そして何と言ってもチャールズ・ブロンソンの演技。あのおっさんの、まるで宇宙の全てを知っているかのような、堂々たる落ち着きの表情が実に渋い。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-05 02:05:22)

532.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 タランティーノの作品は、どうも自分には合わないものが多かったので、この作品も敬遠していたのですが、鑑賞してみたところこれがとっても面白くて驚きました。彼の作品では、正直一番楽しめたと思います。監督としての力量も去ることながら、脚本の出来映えに感心致しました。一応はグロいシーンもあるにはあるのですが、「キル・ビル」みたいに画的にそれを見せるだけの無味乾燥さとは違い必要最小限に抑えてある。そしてあくまでも「会話」が主役なんですよね。なんせ、ナチとユダヤ人、レジスタンスとの闘いですから、会話の一つ一つに緊張感があるわけですよ。その緊張感がありながら、なおかつユーモアを取り入れてる。ランダ大佐のキャラも本当に見事で、笑顔の裏に恐ろしさを秘めている。この緊張感とユーモアの両立というのがとても難しいんだけど、この作品は最初から最後までその両立に成功している。タラちゃん凄いや!自分とは合わないと思っていたのに、今後の彼の作品が楽しみになりました。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-27 21:08:12)

533.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 コーエン兄弟の作品って、どうも自分に合わないものが多く、本作もほとんど期待せずに鑑賞したのですが、意外や意外、けっこう笑えましたねぇ。もちろん、癖のある独特なユーモアなので、人を選ぶことは間違いなく、その為賛否両論があるのも納得出来ます。しかも、あえて「くだらない」「中身のない」「まとまりのない」映画として作ってますからね。特にラストなんて、まるでオチがないような締め方。「え?これで終わったの?」てそのときは思ったんだけど、そういう終わり方も含めて狙って作ってるんでしょうね。この作品の一番の見どころは、豪華俳優人が見せる「おバカキャラ」の数々。特にブラット・ピットが一番のツボで、いわゆる運動バカ系のキャラですよね。運動大好きで筋肉はたくさんついてるけど、脳みそはすごく小さい人みたいな(笑)。プレーヤーで音楽を聴きながら披露する謎のダンスが最高です。そしてジョージ・クルーニー。一見すると知的でクールにみえるけど、実際はお調子者のエロ男爵。ついつい下ネタが口から滑り出してしまうという。途中、ものすごく卑猥なマシーンを披露しますよね。あれだけチャラいキャラなのに、あんな手の込んだマシーンを一人で作ってたんかい(笑)。その姿を想像するだけでまた笑える。ブラピが、クルーニーに一瞬で射殺されちゃうけど、人が死ぬシーンであんなに笑えたのは初めてでしたね。クローゼットをばっと開けられて、そんでニコッと愛想笑いした瞬間に銃で殺されるという、あのアホらしさがたまらない。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 22:49:54)

534.  タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 《ネタバレ》 やっぱりスピルバーグは、こういうインディ・ジョーンズ的な冒険活劇が本当に上手いですね。最初から最後までノンストップで走るジェットコースターのようです。音楽のジョン・ウィリアムズもかなりご高齢になりましたが、若い奴には負けないぞ!という意欲とモチベーションを、オープニングムービーから感じます。もうキャッチーなメロディの音楽は作られないみたいだけど、もの凄く円熟味のある素晴らしいオケを響かせてくれている。スピルバーグ初の3D&アニメーションということで、巨匠がこのお話を一体どういう風にアニメ化するのだろうと楽しみにしていました。人物はともかく風景はとてもリアルなので、実写でやればよかったのにという意見をおっしゃる方もいるようです。ただ個人的には、このお話はやはりアニメじゃないといけないな、と思います。例えば、飛行機のプロペラにおっちゃんがひっかかって、一緒にグルングルンと回るユーモアとか、ああいうシーンは実写じゃ無理ですよね。アニメでしか出来ない愉快さ。だから、ただ単にアニメがやりたいとか、単に流行ってるから3Dとかっていうんじゃなく、映像化する過程で、最も効果的な表現方法をとるという目的として、このスタイルを選んでいるのがよくわかる。要するに美しいフルCGと3Dの臨場感で、つまりリアリティで観客をこの世界に誘い、タンタンとスノーウィはいわば漫画的で、アニメらしい愛嬌とユーモアを引き出している。ハドック船長の暴走が若干くどかったですが、終盤での、ダム決壊からの一連のアクションシーンは本当に素晴らしいの一言です。誰しもが楽しめるエンターテイメントに仕上がってる。続編も期待です。[映画館(吹替)] 7点(2012-02-25 00:00:14)(良:1票)

535.  ブルー 初めての空へ 《ネタバレ》 これはとっても良かったですよ~。 訳あって日本未公開だっそうですが、あの「トイ・ストーリー」シリーズに匹敵するぐらいの出来映えだったと思います。 サンバやボサノバが随所に使われ、鳥達も犬も人もみんな楽しく踊りだす。笑いもあるし、すっごく楽しい作品ですよ。 映像も美しく、ジャングルの中やブラジルの街並みの空撮&バイクでの疾走など、見事としか言いようがない。 中でも特に驚きだったのは、みんなの生き生きとした表情。 だいたいフルCGアニメの人間ていうのは、みんな表情死んでるのが多いんだけど、この作品に出てくる人々は動きも顔も生き生きしてて、 キャラクター達に感情移入がすんなり出来る。いやほんと、素晴らしいです。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-02-22 00:57:05)《改行有》

536.  ボルト 《ネタバレ》 お話自体は、「トイ・ストーリー」に出てくるバズ・ライトイヤーの犬バージョンという感じでそう目新しくはないのですが、逆に言えば安定感のある、ピクサーらしい感動的な作品に仕上がっています。特に僕のような犬好きの人には凄くお勧め。ぶっちゃけ、エンドロールで少々涙が、、、(笑)。いいシーンはいろいろあるけど、ボルトがハリウッドに向かう中で、窓から顔を出したり投げたものを取ってきたりと、犬としての喜びを少しずつ知っていく様子が微笑ましくて好きです。ペニーと偽ボルトが抱き合う演技を目撃しちゃうところなんて、すごい切ない。そしてまた、普通の犬になってペニー一家と仲良く暮らすラストは、とても温かい。猫とハムスターも素晴らしいキャラだし、見終わった後は、家でペット飼ってる人は自分のペットをぎゅ~っと抱きしめたくなる事間違い無しです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-02-21 18:10:14)(良:1票)

537.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 実を言うと続編を先に観てしまい、それが凄く面白かったのでこちらを観てみる事にした次第です。鑑賞してわかったのは、続編はこれと全く同じ事を繰り返してたんですね(笑)。舞台を変えただけで、ストーリー展開は焼き増しという。でも、繰り返したくなるのもよくわかるぐらい、この映画はシナリオがよく出来ている。起きてみたら、部屋が散らかって鶏やらトラがいる。親友がいない代わりに赤ちゃんがいる。一体どういうことだ?という始まりから、3人はまるで刑事にでもなったみたいに一つ一つ謎を解明していく。それこそまるでミステリー映画の様相なんだけど、それをとてつもなく低俗でお下劣な内容でやってる。いちいち笑えるし、なによりこの「度を超えた下ネタ描写」がこの作品の持ち味。そんなわけで、下品なのが苦手な人は全くダメだろうけど、そういうの大好物の方にはお勧めの作品。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-02-20 22:25:37)

538.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 とても愉快で面白い作品でした。博物館を舞台にワイワイやるというシチュエーションだから、大人から子供までみんなで楽しむファミリー映画としてはこれ以上ないぐらいの出来映え。個人的には、いじわるばかりする猿がツボでした。鍵を盗んで、テケテケと逃げ回る姿も可愛いし、主人公とビンタしあうところなんて最高です(笑)。あとは、ちっさい人たちの活躍が見もの。いろんなキャラがどんちゃん騒ぎするユーモア。月並みな表現ですが「おもちゃ箱をひっくりかえした」ような楽しさがここにはあります。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-19 16:13:54)(良:1票)

539.  マージン・コール 《ネタバレ》 金融危機前夜の24時間を描いた作品。 ウォール街映画だと、最近では「ウォールストリート」がありましたが、 正直、こちらのほうがよほど見る価値ありますよ。 地味ですが、あの金融危機の裏でどういう風に当事者が動いたのか、 それを想像するきっかけになります。演じてる人たちも、いかにも金融マンっぽい風貌で リアリティがある。ものすごく高給だけど、すごくストレスフルな環境ですな。 このままいくと自分たちが破綻するけれど、その前に顔見知りに全部売ってしまえという作戦で 切り抜けようとする。会社のトップのおっさんが、「人類は、こういうことを定期的に起こしてるんだ」 みたいに達観して優雅にフレンチを食ってるのが印象深かった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-16 12:02:56)(良:1票) 《改行有》

540.  スマーフ 《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。ストーリー的には定番の運びで、 子供向けの内容ではあるけれども、とても微笑ましい、見終わった後に 楽しい気持ちになるような、そんな作品に仕上がってます。 スマーフたちが住む、森の中の村が凄く美しくて思わず見とれちゃう。 CGと実写の融合も見事な出来映えだし、良作だと思いますよ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-02-16 00:19:11)《改行有》

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