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プロフィール
コメント数 122
性別 女性
年齢 42歳
自己紹介 リドリー・スコットが好きです。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  アバター(2009) ……なんでこんなに客入ってるの!?なんでこんなに絶賛されてるの!?そんな気持ちで一杯です。 一言で言うと、キャメロンのハヤオへの愛が伝わってくる作品! (彼がナウシカの冒頭シーンに感動したのは有名な話) ポカホンタスからミュージカルを抜いて、もののけ姫から針葉樹林の森を抜いて、ナウシカとネットゲームを足して割った様な感じです。 ジョン・スミスの肌が水色になって尻尾が生えた訳ですね。 目を見張る美しい映像、3Dならではの飛翔シーンの高揚感、不思議な植物の描写だとか、面白いところは沢山あります。 でも脚本がズタボロ過ぎて勿体無いです。 何でもかんでも台詞で説明しちゃダメでしょう! (隣席のお子様は訳判らんと父親に文句たれて爆睡していました) そして字幕が見難い。私は吹き替えにしたけど、それでも時々出る字幕が強烈に見難い。 極め付けが3Dメガネ! 睫毛が当たっていたいし、鼻の高さが足りずにずり落ちるし……これは絶対改良して欲しいです;; そんな訳で私はあまり高評価できませんでしたが、これはDVDではあまり見る意味がないと思いますので、観たい人は映画館でどうぞ![映画館(吹替)] 6点(2010-01-08 23:21:07)《改行有》

42.  宮廷画家ゴヤは見た 《ネタバレ》 本当に素晴らしかった。 監督らしい反骨精神、ブラックユーモアも健在で衣装や配役も美術も隅々まで凝っていました。 舞台はフランス革命の頃の血生ぐさ~いスペイン。 若く美しく裕福な商人の娘が、ディナーの豚肉を食べなかったという、それだけの理由で異端審問にかけられたという悲劇を軸に、宮廷おかかえ画家、異端審問官、聖職者、商人、王族、娼婦というそれぞれの立場のあの時代を見せてくれます。ゴヤは反骨精神を持つ画家として認識されています。初期の享楽的な貴族の絵から「わが子を食らうサトゥルヌス」の様な暗い絵、虐殺への怒りや死の溢れるリアルな銅版画へと変貌する人生は、フォアマンが描きたくなるのも納得です。原題が「ゴヤの幽霊」であるとおり、 ゴヤはこの作品では傍観者で、決してヒーローとして描かれてはいません。その潔い選択は成功だったと思うものの、見る人を選ぶ映画にはなったかもしれません。 当時の異端審問はその残酷さと理不尽さに歯軋り。「潔白であるならば神は痛みに耐えるお力を授けて下さるはずだ」 という無茶苦茶な理由で 「だから拷問で自白したことは真実だ」 と、何を自白すればいいのか、 自分がどの異端の罪を疑われているのかも知らないまま、告発された人間の運命は自白して処刑されるか、廃人になるまで投獄されるか、自白せずそのまま拷問で殺されるか。 この映画には、その不正に真っ向から立ち向かう者が一人居ます。 イネスの父。 彼の行動こそフォアマンの不屈の反骨精神そのもの! イネスの家族には涙が溢れました。 異端審問も吹き荒れる王制のスペインに、 やがてフランスから革命の波と軍隊が押し寄せます。 しかし、ナポレオン軍がしたこともまた新たな侵略だった。 権力が転々と変わる中で、 ゴヤはその時代に翻弄される民=イネスを見つめ続ける。    エンドロールで流れ続けるゴヤの絵ですが、 宮廷絵や恐ろしい絵や悲惨な絵のあと、最後に映るのが明るい少女の絵と自画像なのがまたお見事です。[DVD(字幕)] 10点(2009-08-15 23:56:13)《改行有》

43.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 最近のハンディカメラはタフですね! バッテリー交換しなくても、ぶっつけても、埋もれても、体液ぶっ掛けても、 ブラックホークダウンしても、エイリアンにパックリされても! きっと日本製です![DVD(吹替)] 5点(2009-06-28 21:49:47)《改行有》

44.  ワルキューレ 《ネタバレ》 真面目な造りで面白かったです! トムはドイツ人っぽくない顔だから この役が似合わないんじゃないかと思ってましたが熱演でカバー。 軍服も眼帯も似合って、三割り増しに格好良かったです。 個人的にはテレンス・スタンプが超ステキでした。 緊張感もあるし実話ものとしてよく出来た作品じゃないかと思います。 ただ、パンフレットに書いてあった『三本の指で工作できるペンチだった』とか『ベルトを没収されズボンを手で押さえながら裁判に出ていた』とか事実は予備知識がなくてもハッキリわかるようにした方が、より映像化の面白みが増したかと思います。[映画館(字幕)] 8点(2009-03-29 16:22:26)《改行有》

45.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 エドワード・ノートンがアメコミ~!? よりにもよってハルク~!? ……て心配してましたが面白かったです! 悩むアメコミヒーローの姿がこれほど自然に思えたのは初めてかも。 変身したら持物は一切合切失くしてしまうし、カッコよくもスマートでもないし、 服はビリビリ、靴はズタズタ、ズボンは伸び伸び(笑) 恋人といいムードになっても心拍数上がってストップかかるし これは困るよねぇ……。 ノートン自身が華奢だから余計に気の毒。 でもズボンが伸びちゃって困る姿は妙にリアルで笑える。 というかけっこう笑いどころがありますねこの映画。 でもとにかくノートンのファンにとっては非常に嬉しい映画でした。 捨てられた子犬みたいな目をしたヒーローなんてご馳走様って感じですハイ。 だんだん緑色の怪物もラブリィに見えてくるから不思議(笑) だって比べてみて下さいな! ブロンスキー(ロス)のハルクなんて! 緑色じゃなくてゴラム(指輪物語)みたいな在り来たりな色だし! ハゲハゲ(緑ハルクはフサフサでサラサラ)だし! 背中にトゲみたいなのあってゴツゴツだし!  ズボンも履かないなんて恥じらいなくて可愛くないわ! それにしても、自分で 「ハルク・スラ~ッシュ!!」 とか言うのってどうなんだろうか。 必殺技音読ってあんまり見ないよね。 ヘリコプターから落っこちながら色々考案したのだろうか。 あ、あと最後に日本版dvdでひとつだけ不満なところ。吹き替え見たけど吹き替え酷過ぎ。下手過ぎ。声優にはプロ希望![DVD(字幕)] 7点(2009-03-27 22:20:16)(笑:1票) 《改行有》

46.  ノーカントリー 《ネタバレ》 この作品のテーマはなんだろう……原題から考えれば、老人が懐かしく思い出す古き良き世界なんて無い、老人にはもう居場所はない、ということだろうか。 でも単純に治安の悪い現代アメリカを嘆いてるとは思えない。 そもそもベル保安官の父は彼よりも早く死んだ訳で、 祖父の代では保安官がネイティブ・アメリカンに玄関先で殺された。 古き良き時代、とは言ってもそれは白人がネイティブから 血みどろで手に入れた古き良き時代な訳で、 そこはそれこそ原作の「血と暴力の国」な訳で。 果たして「理不尽な暴力」ってなんなんだろう? それを体現するような無機質なキャラクターのシガー。 白人というよりはプエルトリコ系とも思える殺人鬼。 問答無用でバシバシ殺しまくり。 しかもそれは彼の『俺哲学』に基づくものであり 無意味だとか、気の毒だとか、そういうの一切無視。 だけど彼は理不尽な不運に文句は言わない。 撃たれたら黙って自分で治療する。 青信号で追突されて腕から骨が見えても嘆かない。 「運命は受け入れるもの」それが彼の哲学なんでしょう。 逆にモスは行動に一貫性のない人間らしい矛盾を抱えたキャラクター。 ギャングの金を横取り瀕死の男を無下にする、 といった冷酷な面を見せながら夜中に気が変わって 水を持っていったがために追われる立場になってしまう。 勇敢に戦いもするが、気も緩んで危機に陥る。 この映画の中で私が一番虫唾が走ったのは 「哀れな逃走者」と「無常な殺人鬼」の二人に シャツを渡して金をもらった子供達。 「事故ですか!?」 と親切そうな顔をしていながら予想外の多額の現金を得たとたん、目の色を変えて奪い合う姿! 浅ましいというよりも恐ろしい。 この子供とモス、シガーの違いはなんだろう? それは銃(あるいはボンベ)を持っていないという それだけの違いなんじゃないのだろうか? 人生には理不尽なことが起こる。 だけど、全てを何かのせいにするのではなくて、 どう捉えて選択して行動するか、 それこそがその人の価値なんじゃないのか。 これが悪いとか、正しいとか、 単純にそういうことではなくて、 自分に与えられた運命に直面したら 自分で決めて、生きるべきなんだ。 そういうことなんじゃないのかなと思いました。[DVD(字幕)] 8点(2009-03-27 22:12:19)(良:2票) 《改行有》

47.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 特に印象に残ったのが、冒頭の盲目の時計職人のエピソード。 この映画後半はベンジャミンとデイジーの恋愛に時間が割かれるけど、 テーマは恋愛というより、どういう風に人生を生きるかというものじゃないかな。 何かを失った時に人は時が逆巻いたらともがき苦しむ。 しかし「もし」で時は戻ったりしない、それは人生ではない。 何かを遣り残してきたのならそれは遣り直せばいい。 不幸なのは失うことではなく、目を背け逃げてしまうこと。 特異な運命の人がいて、それを包み込む人がいる。 孤独に生きた人がいて、その人のことをずっと忘れない人がいる。 誰かと別れることもある、だけどまた出会うこともある。 人生に無駄なものなんてあるのだろうか。 時間が流れ老いていくのは不幸なことだろうか。 一人も悪役が出てこないこの作品。 アイロニーな寓話に託した人生賛歌と私は感じました。 ……しかし、私、ティルダ・スウィルトンって黒目の大きさ以外 ケイト・ブランシェットにすごく似てるって日々思っているのですが、 まさか共演、しかも一人の恋愛霹靂で共演するとは!! 好みが実にわかりやすいよベンジャミン!! しかし一方は 「美人ではないが魅かれた」 でもう一方は 「美しい」「完璧」「素晴らしい」 になるんだから凄いなベンジャミン!! あと、雷に打たれたひとの映像は面白かった……。 ピアノレッスンの時も思ったけど、外人てそんな雷打たれるもんなの? 背が高くて肉をよく食べて広い自宅持ってるから打たれるの? 屋根の上ならいいけど柵に持たれてて打たれたら相当イヤだよね![映画館(字幕)] 8点(2009-02-08 01:23:42)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

48.  ワールド・オブ・ライズ いやー面白かった! リドリー・スコットはコンスタントにこのクオリティで、どのジャンルの作品もよくもまあ作り上げるものです。大好きだから長生きしてウィリアム・モナハンと一緒にまたキングダム・オブ・ヘブンの続編を撮ってねリドリー。 日本の超間違った宣伝ではレオ、ラッセルの二人しか出てこないけど (誤解を生む宣伝とタイトル変更は有罪です) マーク・ストロング演じるハニ・サラーム格好良かった! アメリカ万歳ではない描き方で、本国のほうでは全然ヒットしなかったそうですね。 そのこと自体がこの映画のテーマとリンクしてる気がします。 「異文化」に対する監督の姿勢に共感と拍手を送りたいです。 [映画館(字幕)] 9点(2009-01-17 10:50:11)(良:1票) 《改行有》

49.  ブーリン家の姉妹 《ネタバレ》 衣装は豪華ですが、現代劇っぽかったなっていう感じ。 物腰もだけど言葉遣いがとっても今風~。 アンの母エリザベスはヘンリーの愛人だったとも言われている人だから、 多少率直なものいいもしたのかなぁとか思いますけど、 史劇としてみるには登場人物にリアリティがない。 知性派ナタリーはアンが似合うけど、あまり感情移入も出来ないのでただただ哀れ。 今までよく見られた『悲劇の王妃』ではなく野心の塊だけど、 それを維持できなかったのが弱さかな。 たいする妹役がスカーレット。ほわーんとしたやさしい表情が似合っていました。 旦那はどこへ行ったんだろ(笑) ヘンリーはエリック・バナ。 女好きで気分屋なのはいいと思いますが もうちょっと人間的深みのある描写がほしかったです。 アンの処刑の際に、彼が斬首の名手を わざわざ外国から呼び寄せたという史実のエピソードとか せっかく映画にするのだから入れればいいのに! 確かに残虐な暴君だけどこれじゃただの小心者っぽいよ(笑) 王妃キャサリンの女優さんも気品があってよかった。 でも王がアンからジェーン・シーモアへ心変わりする時に ジェーンが全然出てこなかったのは少し残念。 アンと正反対の癒し系のキャラクターが見れたら面白かったのにな。 この映画、歴史モノと思わずに 旬の女優のメロドラマとしてみればもっと楽しめるのかもしれません。 『エリザベス』、『恋に落ちたシェイクスピア』や『王妃マルゴ』等の 同時代モノ傑作と比べてはいけません(^^;)[映画館(字幕)] 6点(2008-11-11 20:05:45)(良:2票) 《改行有》

50.  幻影師アイゼンハイム もうすっごい良かった(^o^)コスチューム時代モノでイリュージョニストの恋愛映画。 多分「プレステージ」とかとは予算が相当違うのだろうし、主人公アイゼンハイムの行う奇術の部分は正直CGだなって感じ。 だけどキャストはピッタリで熱演だし画面は美しいし音楽も重厚で、鑑賞後の後味が宜しいのがとても嬉しい。 ヒロイン同様私も別にヒゲはなくていいけど(笑)手品師なんて最高に似合う。ヘンな役もいいけどたまにはこういう役もいいよね。[映画館(字幕)] 9点(2008-09-05 22:20:24)《改行有》

51.  コンスタンティン 《ネタバレ》 これは嫌煙映画! そう思うことにします。タバコは身体に良くないね。そうだね。 関係ないですが、ガブリエル役のティルダ・スウィントンがケイト・ブランシェットに激似でナルニア国物語の時も気になって仕方なかったのは私だけでしょうか。[DVD(字幕)] 4点(2007-12-15 23:46:08)《改行有》

52.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 私には残念ながらあわなかった映画でした。 言いたいことはわかるんだけど、見ててイライラしてどーしようもありませんでした。 まずVに魅力を感じない。岩窟王のダンテスを気取ってみたり、シャイクスピアを引用しまくったり、なんかやたらとペラペラペラペラ喋りまくるのだけど、借り物ばかりですごく薄っぺらい。自分の言葉で喋れといいたい。監督は押井守が好きらしいけど「イノセンス」でもお手本にしたのだろうか、引用が多すぎる。 Vはエプロン姿で愛嬌をふりまいたり、好きな映画のヒーローを熱く語ってみたり、ダンスを請うてみたり、どうかすれば魅力的になりそうなのに、一貫性がなさ過ぎて感情移入出来ない。 Mな私はイヴィーを拷問する冷酷さぶりにはちょっと惹かれたんだけどな(笑) どうにも子供っぽいんですよね。ヒーローの真似をしてる子供。 拷問のことで責められたら「私だって辛かった!」とか言うし。 私は彼が人を殺すことに抵抗が無さ過ぎるのも引っ掛かった。 殺しは罰にはならないと思うんですよね。 救いにはなっても罰じゃない……。 人が人を殺す裁きというものはどうしても拒絶反応。 そしてイヴィー、強いのか弱いのか何を考えてるのかよくわからない。 なんか都合のいい様に存在してるキャラって感じ。 ナタリーのスキンヘッドを見て、私はてっきり「GIジェーン」のデミがしたように自分の意思で髪を剃るキャラなのだと思っていたので、単に囚人として剃られるのか~って拍子抜けしちゃいました。[DVD(字幕)] 3点(2007-12-15 23:30:58)(良:1票) 《改行有》

53.  ブレードランナー/ファイナル・カット 本日観て参りました。 スタッフロールを最後まで、この映画が大好きな皆でじっくり鑑賞したという感じでした。こんなに観客に一体感があった映画は始めて。若干2名ほどが席を立った以外、誰もスタッフロールで動かないのは感動でした! 大きな変更点はなく細かい手直しだったのは、昨今のリメイク作で感じる違和感がゼロで嬉しかったです。 リドリー・スコット大好き。[映画館(字幕)] 10点(2007-11-24 23:31:32)《改行有》

54.  アイズ ワイド シャット キューブリック作品の中で一番、愛があるなと思ったのですが……ラストの二人での会話、てっきり夫婦決裂なのかと思ってたもので、なんだかちょっと嬉しかった。私だけ?(笑) 配役が実にピッタリでお見事。[映画館(字幕)] 8点(2007-11-24 00:10:26)《改行有》

55.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 DVDを買って何度も見てたら惚れ直しました。 素晴らしい。実に実に素晴らしい。ディレクターズカット買うしかないです。 オーランド・ブルームもなかなか頑張っているし、エヴァ・グリーンは無茶苦茶美しいし、ジェレミー・アイアンズは渋いし、エドワード・ノートンは眼だけですが、これほどなで肩が似合った役も無い(笑)配役がもう最高。サラディンらイスラム陣はひたすらにカッコイイ!! リドリー・スコットの映画には一度見たら忘れられない、印象に残るシーンが一箇所は必ずあるのですが、この作品ではボードワンがルノーを鞭で叩くシーン。 画の美しさはいわずもがなですが、どのシーンも眼を見張るほど美しい!! 葬儀のシビラの喪服の美しさ、そして死に顔アップの悪趣味さ、リドリー変態シュミも炸裂して大満足(笑) [映画館(字幕)] 10点(2007-11-24 00:00:11)(良:1票) 《改行有》

56.  フルメタル・ジャケット とても面白かった……けど、こんなお下品な字幕を見続けると自分の言葉遣いに悪影響が出るのではないか、と不安になりました(笑) 「泣いたり笑ったり出来なくしてやる」他、あの有名なハートマンも凄いけど「女子供も殺すのは簡単だ。動きがトロイから」ってのがなんともスサマジイ。[DVD(字幕)] 7点(2007-11-18 18:09:40)《改行有》

57.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 私はとても面白かった。 大きな声で言いたくけど楽しく拝見しましたよ。 絶対に人には勧めないけど、稀有な作品だと思います(笑) 主人公のジャンの孤独と純粋さ。ダスティン・ホフマンの滑稽さ。アラン・リックマンの溺愛ぶり。キャストもはまり役だったと思います。 でも本当にグロテスク、エロティック、フェティシズム全開なので、苦手な人には苦痛でしょうね。 私はグロが苦手なので序盤の魚市場ちょっとキツカッタ。 この主人公、きっと卑劣なわけでも変態なわけでもないのでしょうね。 彼は愛も正義も秩序も知らず、ただ嗅覚だけが全てだった…… 母も家も何も無く生まれた悪臭の極みの魚市場で生まれ、 此の世の全てが手に入る香水を手にして、そこに戻る主人公。 彼は究極の香りを作ればその空虚な心を満たせると思っていた。 体臭も無い(=価値も個性も無い)自分が生きたと言う印を残せると思っていた。 そう考えるとあのラスト、実に哀しく暗示的。 文字通り、本当に彼は何も残らなかったなんて……。 それにしてもこの監督、 よくもまあエキストラにあんなことさせられましたね。 ちょっと驚いたよわたしは。 そうそう、この映画公式スチールに多用されている写真には、カメラマンが処刑場でジャンを激写してる姿が写ってるのであります。 公式サイトでも確認できるので、興味ある人は見てみよう(笑)[DVD(字幕)] 8点(2007-10-27 23:57:55)《改行有》

58.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 ファンタジーと言うには生々しい戦争のシーンが多く、かなりイタイ描写がありますね。間違っても子供連れで行っちゃダメです……口裂け縫い縫いは直視できなかった(>_<) 二つ目の試練で出てくる怪物は気持ち悪いグロい怖い!! ゾンビに追いかけられるより百万倍嫌だあれ(笑)掌の目はともかく、あの動きと皮膚のたるみが気持ち悪いわぁ。母親の栄養を吸い取って大きくなる胎児のイメージなんでしょうかね。あんなのが居る前でよく葡萄なんか食べられるな~どーしても食べたくなったとしても、もし私ならせめて脱出してから食べます(笑) あんな愛の無い男にすら頼らずにはいられなかった弱い女性だった母、愚かで悲しい存在ですね。オフェリアの作り出した幻想世界の母には弟はいなかったのが印象的。 不思議の国のアリスやオズの様な作品で主人公が迷い込む幻想世界も、決して明るく楽しい世界ではありませんでしたが、オズのように幻想世界に逃げ込むことで現実世界を肯定していた作品と違いオフェリアは戻ってはこなかった。 作り物、嘘で作り上げた「物語」が必要なのは人間だけだけど、それを作り出すのは必死で生き延びたいと叫ぶ小さい命なのかもしれない。 うーん、何とも切ない。[映画館(字幕)] 8点(2007-10-06 18:58:02)(良:1票) 《改行有》

59.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 既に観て来た人の感想聞いてたんで感動とか深みとかは一切期待せず。 私はヨーロッパ系映画が好きな人間ではあるけど いわゆるポップコーンムービーだって好き。 でもこれは……酷いね。 スピルバーグが関係してるって思いたくない品の無さ。 内容は完全にお子様向けなのに妙に下品です。 そしてお子様が見る作品でアメリカの戦争正当化するのやめて下さい。 「犠牲なくして得るものはない」 とか、恥ずかしげも無くよく言えるね? しかもそれが主人公の家訓だとか、連呼だとか、ありえなー。 主人公は女の子にもてたいだけで何も考えてない、それは別にいい。 でもヒロインの過去に父親や逮捕歴でシリアス味を出すなら 「彼女の逮捕歴も消せ」 って、おいおいおいおい 「父を守るために逮捕されたのよ」 この台詞ひとつで悲劇のヒロインにしたつもり? キーの無い車をあっさり動かす手腕見た限りでは潔白には見えない。 中身カラッポ同士でくっつくのだから別にいいんでしょうか。良くないとわたくしは思いますけれど。 両親も、笑いをとろうとしてるんだろうけど、笑えない。 正義のロボットもなんかわーっと出てきてわーっと自己紹介して わーっと死んだり負傷もうどっちが勝とうが負けようが好きにすればいい。 ハッカーの女の子も大食いの彼も活躍したんだかしないんだか、スーパーマンシャツの男も敵だか味方だか笑うとこなのか怒るとこなのか、もはやそれを追うのもかったるい。 「君がキーパーソンだ」 キーは眼鏡なんでしょ。彼どうでもいいんじゃん。 「人間のいいところも見た」 正義のロボくんはそんなことを言っていた。 でもいいところなんかいつ見たの? チワワも両親もうざくて抹殺しようと提案したり 主人公は女の子と交配したいと思っていると発言したり そんなんしか見てないじゃん。 合間にちらりと見たんだとしても観客は知りません。 キューブがなんで小さくなったりしたのかとか、敵にくっつけただけでなんで壊れたりするのかとか、もはやそんなのどうでもいいけど ラストに流れるリンキン・パークの「ホワットアイブダーン」この映画にはもったいないと思ってしまいました。あのプロモの方がよっぽど深い。[映画館(字幕)] 3点(2007-08-11 21:06:39)《改行有》

60.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 うわーん ノリントン~~!!!  えええぇぇぇ そんな いつの間に 待ってよスワンパパ~~!!  バルボサ普通に一番大活躍じゃない、カッコ良さ倍増してる!!  動物強いな……人間より賢いね……ジャックって本当に頭いかれちゃってるんだね……。色々と衝撃的な三部作目でございました。 ■私の好きだったとこ ・バルボサがヒーローだったとこ ・バルボサが猿のパパになってるとこ ・犬が最強だったとこ ・ノリントン提督の一途な瞳 ・義眼さんとバルボサが仲良しなとこ ・義眼さんの眼帯姿がかっこ良かったとこ ・キースの海賊がかっこ良かったとこ ・1のバカトリオが見張りで再登場したとこ ・サウンドがゴージャスだったとこ ■ちょっとどうかと思ったとこ ・オープニングが冒険活劇ものにはちと陰惨過ぎ ・ジャックの幻覚(?)が意味不明で長くて不気味 ・評議会とか九人の設定が後付け過ぎで唐突 ・死の扱いが軽すぎて不公平 ・バルボサの復活の経緯が意味不明 ・カリプソの説明が意味不明 ・スワン氏の死が復活できない訳が意味不明 ・ボスなのにベケットの描写が薄過ぎ ・ラストの地図が続編狙いミエミエ過ぎ このシリーズは1、2と大好きでしたが3は正直面白くなかったです。キャラの人気先行も行き過ぎるとこうなるのかな。説明は全部台詞だし、複雑な決まりも全部後付けだろ~って感じ。 ジャック、バルボサの復活もアッサリしすぎで、これじゃあこの作品で死んだほかの人が可哀相。ってかジャックはどこであの船手に入れたんだ……?? あの幻覚の小さいジャックにはドン引きしてしまったんですけど(^^;)1くらいのファンタジーはいいと思うんだけど、巨大化したりとか、ここまで来ると世界観も崩れてきたような……。 私は1のエリザベスは大好きだったんですけど、3では感情移入も出来ないしナニ考えてるんだこの子はって感じでした。ウィルへの深い愛をあまり感じられなかったのが残念。結婚をバルボサに頼んで、それを彼がたのしそーにやるのは面白かったけど(笑) まあ、私はノリントンとバルボサを目当てだったのでそれなりに楽しめましたけど、もうこのシリーズは作り続けないほうがいいと思う。[映画館(字幕)] 5点(2007-05-26 21:54:52)《改行有》

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