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プロフィール
コメント数 252
性別 男性
ホームページ http://kagehinata64.blog71.fc2.com/
年齢 38歳
自己紹介 ブログを開設しました(2010年10月30日作成)。
映画と漫画のレビューブログです。
映画のレビューは一部抜粋して「みんなのシネマレビュー」にも載せています。


B級映画が大好きな20代前半、ヒナタカと申します。

かれこれ6~7年はみんなのシネマレビューを見ていたので、今回登録できて感激しています。(2010年7月11日登録)

好きな監督は
岩井俊二
クエンティン・タランティーノ
デヴィッド・リンチ
ティム・バートン
ロバート・ロドリゲス
などなど


↓自分の書いたレビューで特に気に入っているのは
・トイストーリー3
・クレヨンしんちゃん オトナ帝国
・死霊の盆踊り
・ジブリ作品の大体
です。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 すごく面白かった! 大傑作「キックアス」を撮った、マシュー・ヴォーン監督のサービス精神は今回も健在、 今までの作品を観ていなくても楽しめる作品です。(以下超絶ネタバレ注意) 今作は「エリック」と「チャールズ」の友情を色濃く描いています。 チャールズはエリックを助け、「一番楽しかった思い出」をも思い出させてくれました。 しかし、エリックは憎しみを隠しきれない人間でした。 「エマ・フロスト」の首を絞めようとしたり、「平和には興味がない」と言ったり・・・そして、復讐相手の「ショウ」を殺してしまうエリック。 彼は、チャールズの意思を聞きませんでした。 終盤、ミサイルを止め、人間に跳ね返そうとするエリック。 また、彼を止めようとするチャールズ。 とことん、エリックは自分の復讐のために行動しようとした。 チャールズは、親友のことを「心を読んでわかった」上で止めようとしたのです。 エリックは、流れ弾をチャールズに当てた女性化学者を殺そうとします。 しかし、チャールズは「やったのは君だ」とエリックに言います。 殺すのをやめたエリックはチャールズが何回も、何回も行動を止めようとしたこと、責められたこと、それに思うことがあったのでしょう。 また、中盤には「ショウ」の資料を持って去ろうとするエリックに対して、チャールズは「自分の力だったら君を止めれるけど、止めない」と言うシーンがありました。 エリックを身を制してでも止めようとしたチャールズですが、本心では「エリック自身が道を決めてほしかった」のでしょう。 その性格は、最後にエリックについていく「レイブン(ミスティーク)」に、「決めるのは君自身だ」と言うシーンにも生きているのです。 そして心に残る「Mutant is pround.」 チャールズは左右の目が違う女性を「イカした突然変異」だとも言いました。 レイブンはそのことばを気に入り、「ハンク(ビースト)」にも、レイブンはそのことばを伝えました。 この「突然変異」は「障がい」や、人の悩みの種になる「コンプレックス」、「人種」などにも当てはまります。 それを肯定するこの作品は、たとえようもない優しさに満ちています。[映画館(字幕)] 8点(2011-06-14 18:54:49)(良:2票) 《改行有》

42.  潜水服は蝶の夢を見る 《ネタバレ》 この映画で素晴らしかったのは、「閉じこめ症候群」になってしまった主人公の視点で始まったこと。 正常なコミュニケーションができなくなってしまった主人公の気持ちが、これ以上なく伝わります。 画も美しく、官能的でもあります。 ストーリーは淡々としていて、結構好き嫌いの分かれる映画だとは思います。 しかし、この映画に描かれる「希望」は医療関係の方に是非見てほしいものだと思いました。[DVD(吹替)] 8点(2011-03-14 18:02:53)《改行有》

43.  完全なる報復 これは面白い。全然宣伝されていないけど、もっと注目されてもいい映画です。 同監督作品の「交渉人」も傑作だったので期待していたのですか、全く裏切られませんでした。 サスペンスとしての面白さを備えながら、テーマも明確です。 司法制度の在り方と、「全ての行動には責任がある」ということ。 2人の主人公がともにこの台詞を言いますが、その後に起こる結果を考えると結構深い。 ジェラルド・バトラーの演技の上手さもさることながら、あの「握手」のシーンは上手い。 ただ、この作品は少々・・というかかなり設定に無理があります。特に終盤。 ラストも納得できない人が多いのかもしれません。 R15+指定だけあってエグい描写もありますが、それが苦手でない面白いサスペンス映画が観たい人におすすめします。いやほんとラストは納得できないと思うけど。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-23 10:36:49)(良:1票) 《改行有》

44.  リトル・ランボーズ これは面白いですよ! 「ランボー」を観ておくとより楽しめるとは思いますが、観ていなくても問題はありません。 この映画の特徴を簡単に言うなら ニューシネマパラダイス×スタンドバイミーです。 映画撮影という少年たちの思い出に浸れるジュブナイルムービーであり、映画への愛がたっぷりと詰まった作品です。 主人公たちはシャレにならないくらい非常に悪ーい行いをしまくります。このへん幼いころに悪ガキだった方は懐かしく思えるのではないのでしょうか。PG12指定も納得の悪ブリです。 映画撮影がこれまた楽しそうで・・撮影が進むごとに彼らの人間関係が変化しています。子役の演技によるとところも大きく感じます。監督の子ども時代の思い出がベースになっているというのも素敵な話。 ここに家族の同胞教会の問題や兄弟の関係などが絡み合い、無駄なシーンの少ない優れたドラマが紡がれています。 残念だった点をひとつあげるなら、途中参加のフランス人ディデエ・エボルの存在。彼の描き方にはもう少し別の方法があったように思います。 退屈とは無縁の楽しさとハッピーさなので文句なくおすすめできる作品です。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-02 18:08:27)(良:1票) 《改行有》

45.  シュレック フォーエバー 《ネタバレ》 いやーよかったよかった大満足です。 舞台は「パラレルワールド」 1作目と同様、今作でも大人にこそ観てほしいテーマを内包しています。 具体的なターゲットは倦怠期になった夫婦orカップルです。 シュッレクが一度は望んだ独身時代の生活。しかし彼がいない、フィオナ姫を助け出さなかった世界でキャラクターの人生が変化しています。 フィオナが言った「あなたは愛する妻も居て、三人の子どもに囲まれて幸せでいる、どうしてそれがわからないの」というセリフを後半、彼は同じようにつぶやきます。 いやいやながらの結婚生活も、実はかけがえのないものだった。それを気づかせてくれます。 しかし長靴をはいた猫のかわいさはシリーズ最高!大満足でこのシリーズを見終えることができました。[映画館(吹替)] 8点(2010-12-19 14:17:32)(良:1票) 《改行有》

46.  デイブレイカー 《ネタバレ》 これは面白い! グロい残酷シーンのオンパレード、スピーディな展開、一癖も二癖もある登場人物、近未来の世界観など全てが個人的にツボな映画でした。 上映館は少なめですが、「第9地区」あたりが好きな人にはぜひおすすめします。 監督の前作「アンデッド」ももう一度観たくなりました。 ◆ここからネタバレ。この映画が面白いのはヴァンパイアから人間に「戻る」方法のアイディアが筆頭。人間がヴァンパイアに血を吸われると、その人間もヴァンパイアになるのはお約束ですが、この映画ではその逆も提示しています。 「ヴァンパイアから人間に戻った者の血を吸うと人間に戻る」は終盤の地獄絵図を描くためには必要不可欠。このシーンを描くためにいろんなアイディアを出し合って映画が完成したのではないかと思います。 つっこみどころは ・序盤の人工血液を注入した患者が白いゲロを吐いたあと大爆発。やりすぎで笑う。 ・何故かボウガンVSボウガンで戦う人間とヴァンパイア。 ・社長の娘が、社長がいっさい止めることなくあっさり処刑にかけられている。 ・社長が惨殺されたあと、それに食いついたヴァンパイアたちはどうなった? などありますが全部許せます。 アイディアとしては「穴のあいた車でのカーチェイス」が出色です。 こういうアイディアが出てくるアクション映画って大好きです! [映画館(字幕)] 8点(2010-11-29 18:32:38)(良:1票) 《改行有》

47.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 主人公はストーリーが進むにつれ、過去を変更するためには何かを犠牲にしなければいけないことを学び、その結論があのラストの選択になっています。 ちょっとの選択が人生を変えることは、とても多いけど、その選択で不幸感を味わっても、別のもっと悪い場合を考えれば、実はよかったことではないのか・・と考えれる映画になっています。 過去に戻って人生をやり直したいと思わない人はほとんどいません。この映画はそんな人たちのカンフル剤となると思う。実際過去を変えても、いいかどうかなんて誰にもわかんないですからね。 (持論ですが)人生に必要なのは努力と適切な選択。過去を変えるよりも、今からちょっとよくしていこうと自分は思います。でも今日も後悔してばっかりだ。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-12 19:44:52)(良:1票) 《改行有》

48.  バイオハザードIV アフターライフ 前作の出来がわりとハザード状態だったので全然期待しないで観たんですが、いやいやめちゃくちゃ面白かったですよ。 ストーリーはつっこみどころ&ご都合主義のバーゲンセールだけど、「3」のラストで多くの人が次回作どうすんのと思っただろうアレもきっちり消化されているのはよかった(今回から観る人は序盤の展開が意味不明だろうけど)。「前作でアリスが強くなりすぎたんで戻しました」という脚本の素直さも大好きです。 しかしスローモーションと3Dは相性がいい。スローで水の表現や飛んでくる刃物などのアクションを入念に見せてくれます。 とにかく「ありえねーアクションを3Dで観たい」という要望にばっちり応えてくれて、特に終盤はやりすぎの粋に達していてもう大爆笑! シリーズで一番のお気に入りになりました。[映画館(吹替)] 8点(2010-09-05 00:27:13)(良:1票) 《改行有》

49.  デス・プルーフ in グラインドハウス 当方、「ずっこける」という体験をしたのはこの映画が初めてです。ラストシーンが色んな意味で凄まじく、誇張でもなんでもなく自分は椅子からずり落ち、観客からは失笑のようなどよめきが聞こえました。映画館でのかつてない一体感。あんな体験は二度とできないと思う。DVDでは趣味が悪そうな友達とお菓子食べながら観ることをお勧めします。[映画館(字幕)] 8点(2010-07-26 19:33:47)

50.  スーパーマリオ/魔界帝国の女神 《ネタバレ》 これものすごく面白いと思うのですが。 独特のグロめの世界観、お金をたっぷりかけたアクション、故・デニスホッパーの悪役ぶり、可愛らしさのかけらもないヨッシー、映画でも2番手役なルイージ、マリオの本名がマリオ・マリオ、マリオ役のボブ・ホプキンスも実に楽しそうに演じているなど、見所たっぷりです。まあ「マリオ」としてみると子どもにはトラウマになりそうな描写もたっぷりだしそりゃ興業的にコケるわなとも思いますが、「ネタで借りてみたらあんがい面白くてびっくり」くらいの満足感はあります。 どうもこれDVD化されていないんですね。黒歴史だと切り捨てずに再販したらそこそこ受けると思います。[ビデオ(吹替)] 8点(2010-07-14 18:22:51)《改行有》

51.  アイアンマン3 《ネタバレ》 敵の魅力がなさすぎることが残念。今までの敵キャラはガッチガチの「機械」系で、アイアンマンと「鉄と鉄」のぶつかり合いが見れたのですが、今回はそうではないのです。戦闘がド派手な分だけ、敵が小さいものに見えてしまうのはもったいないと思います。<以下めっちゃネタバレ注意> 自分はエンドロール後に出てきた男が、ハルクことブルース・バーナー(マーク・ラファロ)であることに気づきませんでした。ハルクを演じていたのは「ハルク」ではエリック・バナ、「インクレディブル・ハルク」ではエドワード・ノートンと、役者がコロコロと変わっているためによけいにわかりにくくなっています。メガネもしていないし。 「僕は忍耐力がないんだ」というセリフは、まさにハルクならではですね。 壮絶な物語が実は「男への独白」であり、しかも「寝ていて聞いてなかった」なんてオチをつけるだけでも十分面白かったです。 それにしても、トニーがアイアンマン軍団を次々に花火として爆発させるというのは勿体無い。 トニーは「気に入った?」と聞き、ポッツは「とっても」と笑顔で答えるのもなんだか違和感。アイアンスーツに依存していたことに悩んでいたとはいえ、トニーにとってアイアンスーツはかけがえのないもので、ポッツもそれを知っていると思えたので。 男の子心をくすぐるヒーローとしてのアイアンマンのラストバトルを見れただけでも、十分満足なんですけどね。[映画館(吹替)] 7点(2013-04-27 22:46:20)《改行有》

52.  アベンジャーズ(2012) 会話シーンがかったるい。 序盤は仲間を集めるための「会話」が多く、中盤はとにかく「内輪もめ」が続き、そのやりとりは少々ダラダラとしています。 しっかりとキャラクターの内面を描いていることは本作の優れた点ではありますが、その全てが必要かといえば疑問です。「お祭りさわぎ」のような今作のコンセプトにおいて、中だるみ感が否めなかったのは残念ではありました。 まあそれにしてもラストの大立ち回りは大興奮! 最高クラスの「共闘」の面白さを堪能できます。 意外なキャラの組み合わせと活躍は、いままでのギャップも相まってかなり萌えます。 アメコミファンにはたまらないものでしょう。 そんなわけで今までのヒーロー映画を観た人は即効で映画館に行きましょう。 観ていない人は「マイティー・ソー」だけ観ておくといいかもしれません。 また、エンドロールの最後にもおまけがあるので最後まで観ましょう![映画館(字幕)] 7点(2012-08-16 20:35:32)(良:1票) 《改行有》

53.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 作品自体はとても面白かったのだけど、どうしても気になることがあります。 それは、グウェンの父であり警部でもあるジョージの「もうグウェン(娘)には近づかないでくれ」という遺言をピーターが破ってしまうことです。 グウェンの後ろに座り、小声で「守れない約束もある」と言うピーターに嫌悪感しか覚えませんでした。 グウェンからのアプローチがあったのならまだしも、お互いが父の遺言を知っているのに、堂々と「やっぱり約束守れねえや」と言うのは・・・全く納得できませんでした。 ピーターがジョージの葬式に訪れないのも、「二度と近づくな」という遺言を行動にあらわしたものだったでしょうに、その後にグウェンに「もう会えない」と言ったのに、何故この結論に帰着するのか理解できません。 恐らくこれは、続編でもヒロインを継続させるためのものなのでしょう。 でもそのために、約束を破らせないでほしかった。 破ったとしても、彼女を絶対に守るという決意を見せて欲しかったです。 それでも今作のピーター・パーカーは魅力的でした。 頭脳明晰でしかもイケメンなピーターですが、伯父に父の責任感を告げられた彼は、「父さんは今どこに?」「父さんは責任を放棄した!」と、涙ながらに訴えるのです。 いままでは優秀っぷりを見せ続けていたピーターですが、ここではとても愛おしく思えました。 そんな彼が、橋で子どもを救い、自分が数式を解いたせいで博士を狂わせたことに対して「これは僕の責任だ」と言い、行動するのです。 なおかつ、ピーターは博士を殺すのではなく、あくまで説得を行い、解毒剤を用いて解決を図ろうとしていました。 最後に「卵を買ってきた」ことで責任感をあらわすのはちょっと笑ってしまいましたが、これもいいシーンであったと思います。 マンホールから地上に出たあと、マンホールをちゃんと戻す新生スパイダーマンが大好きです。[映画館(字幕)] 7点(2012-06-24 23:26:36)(良:3票) 《改行有》

54.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 主人公がアホで周りの信頼がゼロ、というのがいいですね。 ニートの上に貯金が65ドルしかなく、ドジで、その上悪びれる様子もない(でも彼女からはなぜかモテモテ)。 何の共感も持てないほどのすさまじいボンクラ具合なのですが、そんな彼が成長していく姿はなんともほほえましいのです。 冒頭20分はそんな能無し主人公の描写ばかりが続くので、なんの映画を見に来たのかわからなくなりますが、これはこれで面白いのでよし。 戦闘のバリエーションの多さも魅力の一つです。 艦隊の人間描写だけでなく、外界の人間たちの奮闘を描いているのがとてもいい。 画や展開が一本調子でないので、飽きにくいつくりになっています。 しかし宇宙人が無害なものを襲わないのはなんでだろう? バイザー(?)で緑色に光るものは「無害」と判断しスルーする宇宙人たち。 銃器そのものや、それを持った人間は赤く光り、攻撃の対象になります。 火の玉みたいなのがローリングしているときも、野球をしていた少年は襲わない不思議。 研究者・キャルがカバンを持っている時でも襲わない不思議。 そもそも見分ける必要があるかも疑問なんですが、ひょっとしたらエイリアンたちは「不殺」をモットーにした良識ある連中だったかもしれないですね。 でもそれにしては序盤では砲撃して人を殺しまくっているわけだし、中盤で明らかに無抵抗の車に乗った人襲っていたし、香港の街や高速道路を派手にぶっ壊しているよね。お前らの目的は何だよ。[映画館(字幕)] 7点(2012-05-01 22:36:43)《改行有》

55.  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 《ネタバレ》 奇妙なタイトルの意味とはなんでしょうか。 普通に考えれば「少年オスカーの、家族(母親)に向けてのことば」なのですが、映画を見終わったときは、いまいち「うるさくて」がピンと来ませんでした。 なぜなら彼の父親も、母親もオスカーをうるさく怒るような性格ではないですし、おじいちゃんに至っては全くしゃべることはないからです。 オスカーはアスペルガー症候群の傾向がありました。 彼は感受性に乏しく、必要以上に他人のことばを「ものすごくうるさい」と感じていたのかもしれません。 でもそれだけではないのでは、とも思えました。 何故なら彼は人の痛みを感じると「キスしてもいい?」「ハグしてもいい?」と悲しんでいるときには、ことばで言わずに行動で示そうとしていました。 勝手で独善的な行動が目立つオスカーでしたが、人を思いやる心も持っていました。 オスカーはアスペルガーを持ってはいるけれど、人の心に耳を傾けてる努力をしてきたのです。 そう考えると、この「うるさい」は、真に「うっとおしい」「嫌だ」を示すことばではないのです。 うるさいけど、それゆえに近くて愛おしい、という逆説的な意味が込められているのでしょう。 少年オスカーは調査の旅の中でいろいろな人を見ていきました。 オスカーは自分の父親が死んだことにより苦悩を抱えていました。 そして9・11で家族を失わなかった人も、「なにかを喪失していた」のです。 なかには少年と母親を拒絶した人もいましたが、多くはその行動を受け入れ、時には涙を流し、「奇跡」を説いたり、何度もハグをしていました。 皆、どこかで悲しみを抱えている。 でもその悲しみや気持ちを共有して、喜びを与えてくれる人はきっと多い。 だからでこそ、人はうるさくする、だからでこそ、とても近い。 そういったメッセージを感じるのです。[映画館(字幕)] 7点(2012-02-26 11:31:29)《改行有》

56.  ファイナル・デッドブリッジ このシリーズは相変わらずブレませんね(主にグロさが)。 まあ5作目だし、マンネリではあるし、そろそろネタ切れ感は否めないかな~と思ってましたが、今回は新しい要素もあります。 それは「身代わり」という存在。これがほんの少しだけですが、後半の人間ドラマに生きてくるのです。 そのせいか、今回はおおいにシリアスさを感じます。 ちょっと残念と言えば残念なのが、この心理描写が上手いおかげで、人の死に様で笑いにくくなっている気がすること。 ありえない死に方を見て笑ったあとで、登場人物の神妙な面持ちを見るとすごい罪悪感に襲われます。 まあ今までのシリーズもそんな感じだったんで、自分の悪趣味さを肯定してしまえば済む話なんですけどね。 ともかく「この死にかた怖~」ではなく「何だよこの死にかた、ねーよwwww」な展開を期待すればハッピーになれます。 シリーズの順位で言えば1>2>今作>4>3といったところ。オチも含めてトータルでは大満足できたので、グロさが平気な人、シリーズのファンはとりあえず観とけってことで。 [映画館(吹替)] 7点(2011-10-02 06:58:36)《改行有》

57.  スカイライン-征服- 監督は「AVP2 エイリアンズVS. プレデター」で大酷評をほしいままにしたストラウス兄弟。 「画面が暗くて観にくい」というこの映画の反省点を思いっきり生かし、「エイリアン自体を光らせる」という離れ業を使いました。それだけで好きです。ストーリーはどうでもいいです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-06-18 18:14:16)《改行有》

58.  愛する人 《ネタバレ》 カレンは家政婦から聞いた母の言葉を知り「何故私に言ってくれなかったの」と言う。 彼女は自分の娘と言葉を交わすことができないばかりか、母親からも心の内を話してはもらえなかったのです。 カレンがギスギスしていたり、パコに気を遣わせてしまうのは、ずっと娘への思いがあったからなのでした。 娘のエリザベスが男から恐がられたり、一人でいるのが好きなのも、同じように母への思いがあったからなのでしょう。 パコの娘はこう言っています「血のつながりより、一緒にいる時間が大事」と。 そのとおりです。家族は一緒にいる時間が長いことが、絆にもなっていると思います。 しかし、最後のエリザベスにあてた手紙にはこうあります。 「今日、エラに会った。38年間を一緒に飛ぶ鳥のようだった。彼女は心のよりどころ(Peace)だ」と。 カレンはエリザベスに会うことはできなかった。 でも彼女の生んだ命に会うことはできた。 それは38年間の悲劇を飛び越えるほどの喜びだった。 子どもって、本当にかげがえのないものです。 原題の「MOTHER AND CHILD」に込められた思いが伝わる秀作でした。 ps:個人的に一番好きなシーンはルーシーの母が「あきれた人ね、あなたが子どもを育てる世界初の女性なの?泣き言いうんじゃないよ、母親になるんだから」と一喝するシーンです。[映画館(字幕)] 7点(2011-03-24 17:33:44)《改行有》

59.  ターミネーター3 《ネタバレ》 決して嫌いじゃない。それどころかB級アクション映画としてみるとかなりいい部類だと思う。この酷評ぶりはちょっと気の毒だし、この作品を「なかったこと」にする制作者側の対応は疑問に思います。 この映画で面白いのは、英雄になるはずのジョン・コナーがすっかり落ちぶれてしまっていること。 実際に存在する英雄も、行動が時代に符合してなかったり、事件そのものがなければただの人になってしまうのではないか。そんな皮肉に見えてしまうのです。 「こんなんジョン・コナーじゃないやい」という意見も最もなのですが、そんなコナーが作中「やはり勇気のある人間であった」という前述の皮肉を覆す展開があります。それに自分は感動してしまうのです。 しかし美少年だった彼が落ちぶれただけで、こんなシケモクとか拾ってそうなヤンキーみたいなのになってしまっているのはいただけません。映画史に残るミスキャストだ思います。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-14 18:04:57)(良:2票) 《改行有》

60.  ベン・ハー(1959) 《ネタバレ》  前半の展開、主人公の心理描写が面白い。そして車上の戦い想像していたよりも迫力満点だった。 でもよかったのはそこまでで、後半は微妙でした。ほかの方も仰っていますが、最後の方はただの都合のよい展開に見えてしまいます。 「キリストの復活」という外的要因は、いままでの主人公の行動とは全く関係のないもの。 主人公の献身的な看病や、治療をするために各地を奔走する、などの展開の方が自分は好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-03-14 18:01:40)《改行有》

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