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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
581. コールガール(1971) タイトルからもっと下世話な内容の映画と思いきや、サスペンス調の味付けに、ヒロインの孤独感を中心に描いた女性ドラマに近い作品でした。 ジェーンの演技はいいし、ドナルド・サザーランドやロイ・シャイダーのサブキャラもいいのだが、全体的に映像が暗く、物語の流れもやたら淡々としていて重苦しい圧迫感が。 サスペンスとしてのストーリーは今イチ、ドナルド演じる刑事とのロマンス(?)は空回りぎみで、正直ちょっと退屈な映画でした。 古いニューヨークの風景シーンは印象深い。[DVD(字幕)] 4点(2014-05-27 09:39:06)《改行有》 582. 可愛い配当 「花嫁の父」の正当な続編で、出演者も変わらない明るいコメディー作品。 前作はタイトルからもわかるとおり、ストレートな面白さがあったが、今回は今ひとつ。 おじいちゃんになってしまった主人公の複雑な心境がメインで、笑えるシーンもあるんだけど、総体的にインパクトが弱いので、やり過ぎ感を覚えてしまう。 おじいちゃん役のスペンサー・トレイシーは、相変わらずいい味を出してるんだけど……。[DVD(字幕)] 4点(2014-04-17 07:45:14)《改行有》 583. アニーよ銃をとれ ヒロインのおてんばキャラを前面に押しだした、とても明るいミュージカル映画。 内容は予想外にロマンス色が濃く、とは言っても中身があるわけではないので、ストーリー自体はあまり面白くないです。特に後半は飽きたというか、だれてしまった感も。 曲数が多く、どこかで聴いたことがあるナンバーもけっこう流れるので、普通にそこそこ楽しめる映画ではあるかと思う。[DVD(字幕)] 4点(2013-11-06 20:15:18)《改行有》 584. ツーリスト オーソドックスな巻きこまれ型サスペンスに、ヒロインのミステリアスな部分とストーリーの謎で物語を引っ張るシナリオは、鑑賞者をミスリードしようとして凝り過ぎの感あり。 もう少しコメディー色を強くしたほうが目立たなかったかも。 アンジェリーナのキャラは他作品とほぼ変わらないし、しかも相手がデップじゃ、映画ファンでなくても展開の予想がついてしまうのはツライところ。 イタリアの観光地を舞台にしているので、旅行気分で普通に楽しめる作品だとは思う。[地上波(字幕)] 4点(2013-08-15 05:27:23)《改行有》 585. カールじいさんの空飛ぶ家 出だしがとてもよくて、ほっくりとした展開のお話になるのかと思ったら、完全なアドベンチャーものだった。 鑑賞する子供が飽きることを考慮したうえでのストーリーなのだろうが、奥さんとの思い出が単なる前振りになってしまったのは残念。 キャラクターはデフォルメがややきついが、絵はやっぱりきれい。 サブキャラの少年が、ギャーギャーうるさくてウザいのだけは閉口した。[地上波(吹替)] 4点(2013-06-06 06:48:21)《改行有》 586. ザ・ヤクザ(1974) ガチガチのヤクザ映画ではなく、"義理と人情"を題材にした人間ドラマに近い作品。 いろいろと複雑な事情が絡んでいて、それがテーマを描く伏線にはなっているのだが、同時にやや重苦しい雰囲気の仕上がりに。映像がやや暗いせいもあるのかも……。 日米合作ということで、きょとんとするシーンもあるけど、とりあえず健さんはカッコよく、見せ場もちゃんと用意されてます。 ロバートも渋くて、やっぱり主演二人の存在感が印象的な作品だった。[DVD(字幕)] 4点(2013-03-21 03:14:22)《改行有》 587. シーズ・オール・ザット 「プリティ・ウーマン」と、青春映画を合体させたような作品。 ダサい姿をしていても、ヒロインがかわいいことはすぐにわかるので、ストーリー展開の妙味はあまり感じないです。 主人公とヒロインの心境の変化がよくわからなかったり、彼らの進路の悩みは付け足し程度と、シナリオの甘さや粗さは気になるけど、そこはツッこんじゃいけないのかなと。 とにかく楽しそうな学園生活を送ってるなぁと、羨ましくなるような映画だった。[DVD(字幕)] 4点(2013-02-21 01:51:51)(良:1票) 《改行有》 588. 白いカラス 序盤では社会派ドラマと思いきや、ヒロインの登場からはややサスペンスぎみ、最後まで見てようやく人間ドラマだと理解できた、ちょっと変わった作りの映画。 ラストで作品のメッセージは伝わるし、決して質の低い映画だとは思わないけど、ヒロインのキャラがあまりにも強すぎて、焦点がぼやけてしまった感あり。 主人公ホプキンスの設定も……これは微妙かな。 日本人にはピンとこない題材に重苦しい展開ということもあり、少々取っつきにくい作品かもしれない。[DVD(字幕)] 4点(2013-01-17 16:13:49)《改行有》 589. 猿の惑星:創世記(ジェネシス) じっくりと見せてくれる前半部はよかったのだが、後半はシナリオの粗い普通のパニック映画に。 物語の一番の鍵になっているはずの主人公は、単なる狂言回しの添え物になってしまった感も……。 創世記ということは続きがあるのかな。一応テーマも伝わるし、ちゃんとワンエピソード終わらせているという点では評価のできる作品。 猿の顔の表情が豊かすぎて怖かった。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-01-07 08:42:59)《改行有》 590. ソルト スピード感溢れる、「逃亡者」タイプのサスペンスアクション。 シナリオは粗っぽいし、特別新鮮味も感じないが、起承転結はしっかりしているので、そこそこ満足はできるかと。 アンジェリーナの相変わらずのスーパーウーマンぶりは凄まじいけど、ヒロインの活躍を素直に楽しむのがベストな作品。 女性を意識したキャラ設定が、多少なりともストーリーに厚みを与えてます。[DVD(字幕)] 4点(2012-12-18 05:46:02)《改行有》 591. 愛は静けさの中に 昔ながらのよくある正統派のラブストーリーだが、聾学校という舞台背景が設定の妙味に。 ヒロインもろうあ者だということで、彼女ありきで作られた脚本かと思ったら、もともとが原作のある舞台劇だと知ってちょっとびっくりした。 映像演出音楽等はいかにも80年代。ヒロインのセリフがひと言もないので、さすがに後半からは重苦しさを感じてしまったけど、プールのシーンは印象に残っている。[ビデオ(字幕)] 4点(2012-11-28 01:32:53)《改行有》 592. ガリバーの大冒険 四部作のうちの二部までが描かれており、イギリス映画らしく、NHK教育テレビで放映されそうな良質な作り。 お話は誰もが知っての通りで、ドラマとしての盛りあがりはないが、ハウゼンの特撮はあまり違和感を感じさせず、なかなか見応えがある。 小学生ぐらいのお子さんにはお薦め。[DVD(字幕)] 4点(2012-10-30 02:28:59)(良:1票) 《改行有》 593. 冬の嵐 巻き込まれ型のサスペンス映画になるのかな? タイトルどおり、冬の情景が緊迫感を煽ってくれ、じわじわじっくりとは見せてくれます。 ただし、じっくりしすぎて説明不足もチラホラ。 ラストへの期待感や、ハラハラドキドキという心境までには至らなかった。 ヒロインの一人三役はがんばってると思うけど、根本的にお話に無理があるのでつらい。[DVD(字幕)] 4点(2012-10-22 12:56:14)《改行有》 594. 回転木馬(1955) 序盤の状況設定が奇抜で面白く、映像もきれいで品のあるミュージカル映画なのだが、今ひとつ乗ることができない。 お話の展開が異様にもっさりしていて、どうしても間延び感を覚えてしまう。 音楽はそこそこだけど、ミュージカルシーンもインパクトが弱いし、明らかに125分は長いのでは? もっとコンパクトにまとめたら、設定のアイデアも生かし切れたと思うのだが、非常にもったいないと感じた映画だった。[DVD(字幕)] 4点(2012-10-03 10:52:27)《改行有》 595. 刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 今回の犯人は美術館の女性館長。男性ばかりの犯人が多い中で女性というのは目立つし、 女には女なりの殺人動機があるので、ドラマとして見ればそれなりに楽しめる。 ただコロンボ・シリーズという観点から見ると、面白味としては今一つの内容。 コロンボの仕掛けらしい仕掛けもなく、普通の刑事ドラマに近い作りのエピソードだった。[DVD(吹替)] 4点(2012-09-03 02:02:18)《改行有》 596. コーマ 病院を舞台にしたサスペンス映画。よくよく考えたら、とても無茶な題材(事件)で、 ラストまでハッとするようなシーンやお話の展開もないけど、テレビ映画のような作りなので、 とても鑑賞しやすい。シナリオも配役もスリル感も手堅いというか、A級とまではいかないが、 悪い印象も受けない。あくまでB級サスペンスとしてみれば、そこそこ楽しめる作品かと。[DVD(字幕)] 4点(2012-08-30 02:50:38)《改行有》 597. サブウェイ123 激突 パニック・サスペンスというよりは、ほぼアクション映画に近いノリの作品で、 近年のハリウッドお得意の、迫力あるスピード感たっぷりの映像と展開を楽しむ作り。 ネット社会という状況が邪魔をしているのか、地下鉄職員と犯人側の心理戦という妙味は薄く、 人質にされた乗客たちの緊迫感もあまり伝わってこない。主役二人のキャラばかりが、 変に浮きあがって見えてしまった。設定の甘さやシナリオの粗さがやたら目立つ映画だけど、 あくまで娯楽作品として鑑賞すればそこそこ楽しめる・・・と思う。[DVD(字幕)] 4点(2012-08-24 02:57:37)(良:1票) 《改行有》 598. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM> 今回のエピソードではコロンボの仕掛けらしい仕掛けはなく、 刑事らしい緻密な捜査で犯人を追いつめていく展開。ちょっと物足りなさは感じるけど、 コロンボのキャラは楽しめるし、ストーリーそのものはそんなに悪くはないです。 どちらかといえば、普通の刑事ドラマの1エピソードに近い内容の作品だった。[DVD(吹替)] 4点(2012-08-01 10:28:40)《改行有》 599. ウルフ 主人公の人物描写をじっくり描いた前半部は、なかなかよかったのだが、 ヒロインが絡んできてからの後半は、シナリオの粗が目立つように。狼男と化した主人公の 悲哀を描きたかったのか、それともヒロインとの悲しいロマンスを描きたかったのか、 どうにも中途半端。変身シーンは、取り立てて普通。ラストもこれでいいのかな?[ビデオ(字幕)] 4点(2012-07-20 05:43:52)《改行有》 600. シャッフル(2007) パズルを解くような映画で、ヒロインが鑑賞者に代わって謎解き。 パズル面でのシナリオ自体は練られていて、ラストも決して悪くはないんだけど、 メインはあくまで謎解きという作りなので、ドラマとしては「これでいいの?」という、 腑に落ちない点が目立ってしまう。結果、家族愛や信仰などのメッセージはとってつけたよう。 深く考えなければ、そこそこ楽しめる作品ではあるんだろうけど・・・。[地上波(字幕)] 4点(2012-07-11 03:33:37)《改行有》
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