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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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641.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 割と良かったと思いますよ。マジック同様、映画というものも起承転結がありまして、ここでいう確認・展開・偉業というのとよく似ている。だからストーリーそのものもラストの偉業であっと言わせたかったのかも知れません。が、確かにあのオチは、うーむ、、、と言いたくなる。プレステージになってない。しかし全体としてみれば雰囲気がよく出ていて、特に「瞬間移動」装置の妖しさはなかなかのもの。現実味がないとおっしゃる方もいるが、原作は空想文学。現実性よりも、雰囲気を楽しむおとぎ話と解釈して下さい。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-02 01:01:14)

642.  アポカリプト 《ネタバレ》 相変わらずスプラッター顔負けの血しぶき描写を繰り広げてますけど、前回の「パッション」とは痛みの感覚が違いますね。パッションは、重く沈痛な痛み、胸が張り裂けそうな精神に来る痛みでしたけど、アポカリプトは痛快な痛み、突き抜けるようなやんちゃな痛み、そんな感じです。たぶん、史実がうんぬんはこの際、度外視してると思う。それよりも、「現代人よ、野生の眠りを呼び起こせ」みたいな、跳躍的なメッセージが存分に出ております。ええ、そうですとも。生け贄のシーンのぶっ飛び様には思わず苦笑いですよ。ただですね、この作品はデジタルカメラで撮られたそうなんですけど、そのデジタルの質感というものが、どうも嘘くささを画面から醸し出してるといいますか、いやその分、スピード感は出てるんですけどね、なんというか、最新技術のメリットデメリットを垣間みたような気がしますね。[DVD(字幕)] 7点(2007-12-29 21:25:21)

643.  ナショナル・トレジャー 《ネタバレ》 いいですね、久しぶりに童心に返った様な気分になれました。確かに、それほど突き抜けたアクションシーンはないんですけど、歴史ロマンの妙味がとてもよく出てます。私も子供の頃に米ドル札の裏を見て、この不思議な図柄は一体何なんだろうと思ったもんです。それにしても、独立宣言書、簡単に盗まれすぎ(笑)。[地上波(吹替)] 7点(2007-12-24 20:42:43)

644.  ジョンQ-最後の決断- 《ネタバレ》 直球勝負で良質な社会派ドラマです。自分の心臓を差し出してでも、息子を助けたいと医者に訴えるシーンがぐっときます。善人の犯罪者。彼を応援する聴衆。その様はまさに「狼たちの午後」そのままです。この作品はアメリカの医療問題をテーマにしていますが、同様のテーマではマイケル・ムーアの「シッコ」がありますね。そのテーマを「狼たちの午後」の舞台を借りて、とても明瞭にストレートに訴えている。貧しい人は無保険で、高い医療は受けられない。米国社会の歪みが端的に現れてるわけですが、でもいずれは米国も他の先進国同様に公的な保健というものを持たざるを得ないでしょう。なんせ2050年には白人の数より有色人種の数の方が上回るといわれてますからね。[地上波(吹替)] 7点(2007-11-18 22:13:19)

645.  OK牧場の決斗 《ネタバレ》 「オーケー♪コーラール♪」フランキー・レインのテーマ曲が凄くいいです(笑)。なんと言うか、西部劇のカウボーイたちは、日本の時代劇の侍によく似てる。男としての律儀さといいますかね。そういうところが見ていて小気味好いです。あんなにワルなのにね、ちゃんと約束は守る。ぐっとこらえて自制する。それでいて決闘にはちゃんと出てくるの。こういう人間劇を描かれると、無条件に賞賛したくなる。[DVD(字幕)] 7点(2007-11-01 01:41:26)

646.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 RUFに攫われた子に教育を受けさせてる善人なおっちゃんが言ってましたね。人の善悪とは、おそらく行動で決まるんだろうって。まさしく悪人そのものであったディカプリオ扮するアーチャーが、最後の最後によい行いをする。あのシーン、ぐっときますなぁ。この作品のテーマは、「人間にとって本当に価値のあるものとはなにか?」であります。アーチャーにとってそれは宝石。しかし父ソロモンにとって最も大事なものは家族であり、息子はまさに宝石なのであります。二人の葛藤劇はそのまま「息子か?それとも宝石か?」のせめぎ合いであり、最終的にはアーチャーの行いによって、息子に軍配が上がる。ソロモンがロンドンで家族と再会した時、取引業者はその光景には目もくれず、ずっと石ころだけを見ていた、あのシーンが鮮烈です。そう、このテーマは普遍的なものです。アフリカという遠い遠い場所の出来事、全く関係がないよ、なんて思ってみても、この作品が投げかけるテーマはまさしく我々のような物質文明に生きる現代人に、そのまま大きく関わってくる根源的な問いなのです。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 02:49:13)(良:1票)

647.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 ほぉ、、、、、ハンニバルのお面は、侍のお面が元だったのか、、、、。大味なハリウッド映画として、純粋に面白かったです。逆に言えば、レクターファンが求める、ハンニバルシリーズ独特の雰囲気はこの作品にはありません。それは、これまでの作品がハンニバルの謎を追うサスペンス作品なのに対して、この作品はハンニバルの謎を解く、立場が逆のストーリーであることに起因しているのかも。人格形成の部分に関していろいろと疑問点はあるかもしれません。これがまぁいわば始まりであって、この復讐劇の発端が殺人することの快楽に変わっていった、と考えることにしましょう。ムラサキさんの言葉を借りれば、愛するに値するものがなくなってしまった男が、復讐という目的を果たしてしまったから後は単なる殺人鬼と化したハンニ、、、ああもういいや!なんせ創造主のトマス・ハリス自らの脚本ですから、こういうことなんだって黙って受け入れるしかないですね(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 22:50:23)

648.  ヒマラヤ杉に降る雪 《ネタバレ》 「戦争とそれによる人種差別、偏見」「殺人事件とその真相」「恋愛と未練」このシリアスとサスペンスとラブの3つの要素が見事に絡み合って、この作品独特の世界観を作り上げています。人間の一筋縄ではいかない奥深さ、多層な精神というものが端的に表されていて、とてもいい。監督はラブの部分を強調したかったらしく、映像表現の仕方はイシュマエルの感情と思い出をそのまま映像化したような幻想的で凝った作りになっていて、それでいて現実世界の描写は大人らしい落ち着いた雰囲気になっていて、個人的には好感の持てる表現の仕方だったと思います。原作「殺人容疑」はフィクションではありますが、偏見と強制収容、実際に起こった事件を元にして作られた、いわばアメリカの影の歴史の部分にスポットライトを当てた作品なわけです。その意気込みに、純粋に賛辞を送りたい。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-27 01:25:16)

649.  ウィズ 《ネタバレ》 エリック・サティがクレメンティのソナチネをパロディ化して作った「官僚的なソナチネ」みたいなのと一緒で、この作品は白人だけが出てくる白人音楽のミュージカル「オズの魔法使い」を、黒人だけの黒人音楽による、言ってみれば「裏・オズの魔法使い」みたいな、当時としては意欲的な愉快さに満ちた作品。ただ、オズが実は単なるしがないおっさんだったというひねり意外にストーリーとして特注すべきところはなく、あまりに素直すぎる作りなので、個人的にはもっと毒々しいネタなり意外性のある展開なり、オリジナルなアイデアをたくさん盛り込んでほしかった。[地上波(字幕)] 7点(2007-08-15 22:36:00)

650.  不都合な真実 《ネタバレ》 ドキュメンタリーというか、温暖化という問題を知らしめるための一つのいい宣伝素材という感じで、ゴアさんの見事なまでの講演を堪能することが出来ます。いかに人々にわかりやすく伝えるか、1000回以上もの講演を重ねて来た彼がなし得た、一種のパフォーマンス・アートと呼んでもいいくらい。まずは地球の映像を見せる。カール・セーガンの言葉を借りて、ボイジャーファイナルショットの青い点になった地球を見せる。そしてその星で起こっている事をわかりやすく説明。「これは政治の問題ではなく、モラルの問題だ」は素晴らしい言葉です。何事も矮小化して考える我々の癖をうまいこと指摘してますな。その後はいろいろな科学的データを見せて温暖化の恐怖を教えてくれます。一番印象的なのは、南極の氷が気温の上昇によって穴だらけのチーズ状みたいになっちゃって、一気に崩れ落ちるという話。あれがグリーンランド全域で起きていて、もしグリーンランドの氷床が溶けたら世界の大都市は海に沈んじゃうよって。実に恐ろしい!一番有意義だなと思った話は、経済と環境は両立するという説明。これが対立するものだと思ってる人がまだまだたくさんいるんだろうという事実。これこそが、温暖化阻止にむけての最大の阻害要因かもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-10 22:40:29)

651.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 アクション映画とてしは、申し分ない出来映えだったと思いますねぇ。こう見ていて力の入る銃撃戦は、他を寄せつけないくらい群を抜いて優秀だったし、特によかったのはトンネルのシーンですね。あのたたみ掛けるようなスピード感とカメラワークは、今年のアクション映画のシーンNo.1と言ってもいいぐらいですね。それで前半はつかみOKなんだけど、中盤から後半にかけて失速しますよね。F-35のシーンはちょっとやりすぎかなと思ったし、それに比べてラストはあっけない終わり方だった。ラストの展開をもうちょっとうまく昇華出来るように考えるべきだったと思いますね。でも、全体としてはぐっと締まった、本当によく出来た映画。シリーズ中では、1作目が不動の最高傑作であることに変わりはないけど、本作はそれに次ぐシリーズ2番目の傑作にカウントしてもいいかなと思います。ただまぁ、シリーズものですから、今までで一番凄いアクションを作ろうというのはわかるんですが、そのせいかマクレーンがもはや「超人」と化していたのはちょっと気になるかな。[映画館(字幕)] 7点(2007-07-02 01:38:39)(良:1票)

652.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 新たに6代目のボンド役にダニエル・クレイグが選ばれた時には、金髪だからかファンからはあまりいい声は聞こえてきませんでしたよね。それで新生ボンド一作目はどうなることかと思ってましたけど、いや~これは凄い。ちょっと暴走気味だったボンドアクションとストーリーを一度原点に戻して、それでいて現代風に、スタイリッシュに、手堅い順当な作りに仕上がってます。やっぱりジェームズ・ボンドには「男が憧れる要素」みたいなのが必要だと思うんですね。この作品にはそれが出てた。冒頭でのおっかけのアクションから、カジノでの緊迫したシーン、それからロマンスのシーン、全て見事にまとまってると思いますね。今まで見た007シリーズでは最高傑作と言ってもいいぐらい。[DVD(字幕)] 7点(2007-05-27 23:30:50)

653.  父親たちの星条旗 《ネタバレ》 まず最初に、「善対悪 という単純なものではない。英雄などいない」という、この作品の主題が台詞で語られますけど、これってイーストウッド作品全てに共通してるテーマですよね。常にアウトロー、「善悪の彼岸」の世界をずっと描き続けてきた。この主題ってまさに真実であり、現実なんだけど、彼の描き方のタッチが、この主題に凄く合ってるんですよね。突き放した、非映画的な感じが、現実を描くのにとても適してる。旗を立てただけの人たちが英雄に祭り上げられ、国債を買わせる為の政府の宣伝マンになって奔走する。そのなんとも馬鹿馬鹿しい帰国後の状況と、戦闘中の悲惨な出来事と交互に展開していく構成なんで、より全体として主題がはっきり見えてきますよね。凄く無常なものを感じます。アメリカには選民思想とか、聖書信仰とか、そういう「 理想」というのがあって、常に敵がいて常に前へ進んでいかなくちゃ行けないというお国柄があるわけだけど、実際には善対悪とか英雄とか、そんな世界ではない。いつも理想と現実のはざまにあって、自己矛盾しているんですよね。それで、現実のアメリカは凄く理想に忠実なんだけど、こういう芸術作品という虚構で現実を語るんだよね。そしてそれが評価される。それがアメリカの面白いところだなって思うんです。象徴的、表層的イメージとしての写真の力。その宣伝の作用みたいなものを、アメリカは昔からよく知っていて、常に宣伝の力を利用してきた、そういう歴史があるわけだけど、あの摺鉢山に星条旗を立てる、だけどそれがやらせだとかなんだっていう話になる、これってアメリカそのものを皮肉っている。そんな感じがしますよね。単に硫黄島での戦いを、アメリカ側からの視点で描いたっていうよりも、アメリカそのものを描いたっていう印象ですね。[DVD(字幕)] 7点(2007-05-20 01:22:59)(良:1票) 《改行有》

654.  エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ 《ネタバレ》 人間にとっての二大フロンティアといえば、宇宙と深海でありますが、この二つはとても似ている部分がある。偉大なる映画監督でありながら、また同時に探検家、ロマンチストでもあるジェームズ・キャメロンにとって宇宙と深海の魅力に取り付かれるのは当然のことでしょう。潜水艇で深海に潜ってみると、本当に驚愕に値する生き物ばかり。でっかいクラゲみたいな半透明のクリーチャー。熱水噴出孔にびっしりと生息するエビちゃん達。我々人間を含めた地球上のほとんどの生物は太陽のエネルギーによって活かされているわけですが、70年代に発見された「太陽エネルギーを必要としない深海の生態系」は、生物学におけるコペルニクス的転回とでもいえるようなものだったわけですね。その生態系の代表的な生き物といえばチューブワームでありますが、この生き物は胃が存在せず、体内のバクテリアによって栄養素をもらっている。またバクテリアもチューブワームから栄養素をもらっている。お互い共生関係にある。そうやって生存しているという、これまた驚愕に値する現象なのであります。さて、太陽エネルギーを必要としない生態系があるとなれば、当然他の天体にも同様の生命が存在してもいい。木星の4大衛星の一つであるエウロパには、氷層下に広大な海があると考えられている。また、巨大な木星の潮汐力を受けて内部は活発に活動し(お隣のイオは特に木星の影響を受けている)、熱水噴出孔みたいなものもあるかもしれない。そうすると、チューブワームみたいなものも、もしかするといるかもしれない。キャメロンは期待してそう話すのに対し、宇宙生物学者は微生物みたいなのならいるかも、と。あのやりとりが面白いですね。ラストはエウロパに潜った潜水艇がエウロパの生命に会い、おまけに海底都市みたいなのをバックにして終わる(おいおい、それはやりすぎ笑)わけですが、こういう、まだ人類が見た事の無い世界に大いなるロマンを持っている人にはお薦め出来る一本です。[DVD(字幕)] 7点(2007-04-17 00:39:04)

655.  ポセイドン(2006) 全然期待せずに観たんですけど、意外にもこれがなかなかよかったですよ~。さすがはペーターゼン監督。これリメイク作品ですけど、むしろリメイク元よりよかったかもしれない。最初から最後までノンストップで突き進んでいき、間延びするシーンは一切なし。誰が生き残るのか、これまた予測不能。こういう作品では必ず描かなければいけない「生への欲求」が凄く感じられました。皆さんも書いてる通り、まず最初に死んでしまう若い船員の男性。凄くいい人なのに蹴落とされてエレベーターに潰されちゃいますけど、確かにあれはいろいろご意見あるでしょう。しかしながらあそこで彼を蹴落とさなければ、2人とも死んでいたのです。あのシーンでの予定調和の逸脱をいいとみると悪いとみるか、難しいところです。[DVD(字幕)] 7点(2007-03-04 22:02:15)(良:1票)

656.  カンフーハッスル う~む、まさにドラゴンボールですな(笑)。いちいち笑える小ネタも満載。相変わらずマトリックスのパロディもやっております。ちょっと悪趣味な部分が強いかな?という気もします。人によっては嫌悪感もあるはずなので、悪ノリは少し控えた方がいいかも。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-22 15:11:34)

657.  ソウ2 なかなか面白かったです。前作よりは密室性が低いからか、若干映画としての持ち味は落ちますけど、グロテスクな描写がいい方向に作用してますよ。これ以上やっちゃうと単なる嫌悪感しか抱かない、というラインの手前でぎりぎりストップしてますから、うまい具合に恐怖へと昇華出来てますね。最初が面白い作品で、その続編てのは大抵コケるのが多い中、これは続編としてはよくやった方ですね。このまま3も素晴らしい出来で完結すれば、コアのファンが出来る伝説の傑作シリーズになるかもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2006-05-04 10:26:24)(良:1票)

658.  Frank Lloyd Wright ~巨匠建築家 フランク・ロイド・ライト~ 《ネタバレ》 彼が建築した家は完璧に風景と調和していて、それでいて落ち着きのある色で室内をまとめてとても寛げる家になっている。あの素晴らしい空間。モダニズムを批判したライトは「家まで機械みたいな必要はない」と言った。「私の最高の教科書は自然である」というアントニオ・ガウディの有名な言葉がある。ライトもガウディ同様に自然をお手本にして建築を行っていた。人間の動物感覚に訴えるその独創っぷり。彼の天才的感性はまさにここにあるのだ。それは勉強や理論では学べない天性のものとも言えよう。帝国ホテル建設とその後の関東大震災、日本の浮世絵の収集、妻と愛人、いろいろとエピソードが語られていき、専門家や関係者の話を織り交ぜての構成はとてもわかりやすく、興味が尽きない。ライト入門映画としては最適だと言える。[DVD(字幕)] 7点(2006-02-04 02:40:29)

659.  キング・コング(2005) もはや世界的な地位と名誉を手に入れたピータージャクソン監督。自分が本当に作りたいものを湯水のごとく大金を使って作れる(史上最高の制作費)、そんな最高の状態で生み出されたこの作品。皆さんの言うとおり、あのシーンも、あのシーンも、あのシーンも迫力満点!ピーター様、あなたは本当に天才です!私の周りにこのピーター作品の素晴らしさを理解できない人がいるんです。「え?あいつの映画って、カメラが動きすぎじゃん?落ち着いてみてらんないよ」何を言うんです!ピーター監督の魅力はまさにそこにあるんじゃありませんか!!彼ほど威勢と迫力と力強さを持った映像を作り出せる映像作家はほかにいないのであります!イマジネーションの限界に挑戦する気鋭のピーター監督に祝福あれ![映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 23:34:09)

660.  ソウ 面白かったです。なかなか引き込まれるし、見始めたら途中で止められなくなった。途中途中、矛盾点やあかしいなと思うところもあったけど、それを面白さがカバーしてますね。勢いが勝ってる感じで。しかしなぁ、あのラストのどんでん返しはちょっと、いくらなんでもという気がしましたねぇ。あそこでスティングばりに自分が感動してれば8点か9点だったんですが、思わず首をひねっちゃったんで7点で。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-20 01:11:15)

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