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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
701. シカゴ(2002) 1920年代のシカゴを舞台にしたミュージカル作品。 ちゃんとしたストーリー仕立てになっており、制作費もかかっているのか、 非常に豪華な雰囲気で演出も凝っている。 3人の主役はそれぞれの役柄を器用にこなしているが、ミュージカルパートでは、 ゼタが◯、ゼルウィガーが△、ギアは×といったところ。 音楽やダンスも悪くはないが、どちらかと言えばお話やキャスティング、 映像を観て楽しむ映画なのかな、という印象を持った作品だった。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-12 07:39:04)《改行有》 702. マイ・ライフ(1993) 家族を軸にした、オーソドックスな流れの感動系ドラマ。 主人公のキャラ設定が唯一の妙味で、それが本作のキーポイントにもなっているんだけど、 彼の性格を決定づけたエピソードが描写不足というか、ぼんやりしていてピンとこず、 故にラストも取り立てて何の感情も湧かなかった。テーマはちゃんと伝わったけどね。 キャスティングは可もなく不可もなく。別にこの二人じゃなくてもいいかなという感じ。 この内容で、それほど重苦しさを感じさせない作りは良かったかな。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 07:34:16)《改行有》 703. 摩天楼を夢みて 不動産セールスマンという、変わった題材の密室劇に近いドラマ。 とにかく序盤から気が滅入るようなシーンが延々と続くのだが、 エネルギッシュな男たちの人間臭さがぷんぷんと漂ってきて、これがなぜか妙に面白い。 5大スターの共演も見所。アル・パチーノはもちろん、ジャック・レモンの好演が光っている。 この人は若い頃はどうにも軽くて、あまり好きな役者さんじゃなかったんだけど、 培ってきた芸風はさすがと唸らせてくれた。男性サラリーマンには特にお薦め。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-12 07:20:15)《改行有》 704. マンハッタン ニューヨークのマンハッタンを舞台にした、ウディ・アレン監督、主演作品。 ストーリーは別にどうってことなくて、とにかくセリフが異様に多い。 その会話の内容がまた独特で、インテリっぽいのか、お洒落なのか、ユーモアがあるのか、 自分にはよく理解できなかった。わかる人には、これが面白いんだろうね。 特筆すべきは演出と音楽。この年代の映画はとにかく演出のヘボいものが多いのだが、 こちらはかなりハイレベルで、マンハッタンの街並が美しく撮られており、 全編モノクロの映像が秀逸な効果を与えていた。音楽も非常に良かったのだが、 ラストの主人公の行動だけは頂けない。ここだけやたら人間臭いのはちょっと・・・。 全体的には、ジャズが似合いそうな雰囲気のある映画だった。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-12 06:50:48)《改行有》 705. 見知らぬ乗客 ヒッチコックのサスペンス作品。 ストーリーはいいんだけど、個人的には今ひとつ印象の薄い映画。 主人公がいかにも強そうなタフガイという容姿で、ラストの展開も含めて、 まったくハラハラドキドキを感じなかったせいかも。 主人公はもっと弱そうな男か、女の人の方が良かったかな。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-12 06:39:32)《改行有》 706. Mr.&Mrs. スミス 人気俳優二人を主役に据えたラブコメアクション。 この二人のキャラ設定が一応妙味のようだが、話の展開はすぐに予測できてしまうし、 オチらしきものも「えっ?」と驚くくらいチープなもの。 コメディーとして割り切ればそれなりには楽しめるんだろうけど、 終盤の互いの心理描写や会話などはもう観ていて背中がこそばゆく、生理的に受けつけなかった。 内容としては、アイドル映画に毛が生えたような作り。二人のファンじゃなきゃキツい。[地上波(吹替)] 2点(2011-08-12 06:27:04)(良:1票) 《改行有》 707. めぐりあう時間たち 何をそんなに悩み苦しんでるの? といった印象しかもてない映画だった。 三人の女性のお話が並行して進む構成で、最初の女性だけは実在の人物らしく、 小説家のヴァージニア・ウルフという人。彼女の執筆した小説がキーポイントになっていて、 たぶんそれがそのまま本作のテーマにも深く関わってくる内容の本なんだと思う。 まるでウルフとこの小説を、誰もが知ってて当たり前といったような作り。 三人の女優陣は非常に気合いが入っていて、演出もいいんだけど、 私はウルフも知らなければ、この小説を読んだこともないので、感情移入もできず、 最後まで物語に入っていけなかった。点数はキャスティングと演出に。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-12 05:51:20)《改行有》 708. メメント 斬新な演出法が見所のサスペンス。主人公を演ずる役者さんがいい。 こういう作品に慣れていないということもあり、多少わかりづらい部分があったり、 シナリオ的にも、ラストはもう少し唸らせて欲しかったという部分もあるが、 アイデアが抜群で、妙味のある作品だった。[地上波(字幕)] 6点(2011-08-12 05:20:11)《改行有》 709. メン・イン・ブラック2 SFコメディーの続編。「2」製作の予定がなかったのか、 序盤の「1」からの辻褄合わせはちょっと強引だったけど、まあそこそこ面白い。 内容は前回とほぼ変わらず、SFXを駆使した映像ももちろん健在。 インパクトは多少薄まったが、こちらも家族揃って楽しめるコメディー作品。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 05:10:29)《改行有》 710. メン・イン・ブラック 基本的に「ゴーストバスターズ」と似たような内容で、 コミカルなエイリアンがたくさん出てくるので、観ていて楽しい。 当然ながらCG技術も発達しており、映像的にも面白いシーンあり。 小さいお子様からお年寄りまで、家族揃って鑑賞できる娯楽映画。[地上波(吹替)] 5点(2011-08-12 05:05:33)《改行有》 711. 目撃(1997) イーストウッド17本目の監督作品は、 老獪な泥棒さんを主役に据えた巻き込まれ型サスペンス。 泥棒さんの人間描写を描きつつ、娘とのエピソードでストーリーに厚みを持たせている。 設定や展開に多少の無理さと甘さは感じるけど、娯楽要素をバランスよく織り込んでいて、 普通に楽しめる作品かと思う。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 05:00:27)《改行有》 712. ヤング・ゼネレーション 目的意識を持てないまま毎日を過ごしている、少年達の姿を描いた青春ドラマ。 前半はかなりぼんやりした流れで、中盤あたりから主人公の苦悩や葛藤が徐々に表面化。 父親、敵対する大学生達、主人公が唯一夢中になっている自転車とが噛み合っての ストーリー展開となるが、終盤はちょっと出来過ぎかな。意味もなくモンモンとしていた 十代の頃は思い出したけど、作品の内容自体はかなり地味な作品だった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-11 16:11:21)《改行有》 713. 夢を生きた男/ザ・ベーブ タイトル通り、ベーブ・ルースの生涯を描いた伝記映画。 内容が内容だけに、独創的な部分やハッとするような展開はないのだが、逆に粗は少ない。 主役のジョン・グッドマンは、容姿はベーブに似ているのかな? 子供のように無邪気だったという、人柄はよく表れていたとは思うが。 お話的にもまとまっていたとは思うけど、面白かったぁという印象はない作品だった。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 15:42:31)《改行有》 714. ルームメイト(1992) 二人の女性を主役に据えたサスペンス映画。 女性の心理というか、感覚というか、そういった設定で展開されるストーリーなので、 男性よりも、やはり女性のほうが感情移入できるかもしれない。もちろん男が観ても、 気味の悪さは十分伝わるけどね。彼女がなぜそのような行動を取ったのか、 もっと「あっ!」と驚くようなヒネリやオチを用意していると、さらに印象は良くなったと思う。 他のB級サスペンスと同様、ストーリーよりも設定や雰囲気でスリルを与える小粒な作品。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 15:01:25)《改行有》 715. シンドラーのリスト 内容はホロコーストの悲劇と、シンドラーの行為の史実に絞り込んでいて、 彼の人物像までは詳しく描かれていない。ドキュメンタリータッチということで、 ドラマとしては少々物足りない部分もあるけど、それでも見せ場はしっかりと押さえていた。 終盤からラストにかけては、ちょっとベタっぽかったけどね。 シンドラーは子供の頃、遊び相手が近所に住むユダヤ人だったらしいが、 そういうことも含めて、彼の"人となり"ももっと知りたくなった。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-11 14:43:45)《改行有》 716. レイジング・ケイン 何といっても、主人公の役者さんがいい。この人、昔は結構脇役で出演していて、 アクの強さはとても印象に残っているのに、名前をまったく覚えられなかった。 本作では主人公役ということで、まさに性格俳優としての彼の個性がとてもよく表れている。 ストーリーのほうは突っ込み所満載。演出も、正直言っていいとは言えない。 まるで安っぽい場末のバーで、酒を呑んでいるような雰囲気のB級作品だけど、 それはそれで気楽に鑑賞できるという長所がある。 とにかく内容云々より、この役者さんのアクの強い顔つきばかりが印象に残る映画だった。 性格俳優のキャラと演技を堪能したい人にはお薦め。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-11 09:11:33)《改行有》 717. ロボコップ2 ロボコップとしてのキャラづけは前作で完遂されているので、 当然ながら今作ではストーリーよりも、アクションシーンに頼らざるを得ない。 結果、映像的に見栄えが良くなったが、アメコミのような単なるヒーロー物になってしまった。 主役のピーター・ウェラーは好きな役者さんで、いつも何か悩んでいるような顔つきは 「1」のロボキャラにはハマッていたが、今作のようなストーリーでは彼の個性も生かされない。 「3」での主役交代も頷けるような出来の作品だった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-11 08:42:57)《改行有》 718. ロープ コロンボ形式の密室劇なのだが、状況設定が中途半端なうえに、 登場人物達のキャラが明確にされていないので、この手のジャンルの面白さを実感できない。 故に人間関係もわかりづらく、「これが最初の目的だったの?」と首を傾げてしまったほど。 制作者側の狙いはわかるし、決してつまらない題材ではないのだが、 実験的作品ということで、根本的にシナリオの練りが足りなかったようだ。 後半からラストにかけて多少の緊張感は感じたが、ヒッチコックの作品としてはお薦め出来ない。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-11 07:14:29)《改行有》 719. 白雪姫 ディズニー最初の長編アニメ。きれいな映像に楽しい音楽、愉快なキャラと、 「シンデレラ」や「不思議の国のアリス」等の構成と変わらない。 ストーリーは幼児向けで、白雪姫や王子様のキャラはいいのだが、 個人的に七人の小人たちはあまりかわいいとは思わなかった。 非常に古い作品だが全体の出来が良く、すでにこの時点でほぼ完成形を見せている。 ウォルト・ディズニーという人は大した人である。お子さんとご一緒にどうぞ。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-11 07:06:37)《改行有》 720. ロッキー2 基本的にストーリーの流れは、前作と変わらないんだよね。 「1」との大きな違いは、鍛え上げられたスタローンの肉体と、迫力ある試合のシーン。 でも元々ボクシング映画じゃないし、お話にこれだけ変化がないとさすがにきついわ。 一応主人公が成長したという印象は受けるが、スタローンはもうボクシング映画の方向に 気持ちがいってるみたいで、そういう意味ではバランスの悪さを感じたっけ。 当時は周りの評価は高かったけど、自分の中では「ロッキー」はこれにて終了。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-11 06:51:03)《改行有》
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