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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
721. マスク(1994) ジム・キャリーって、演技や表情がやたらオーバーアクションで、 何となくいけすかない奴なんだけど、他の役者ではここまで面白くはならなかったでしょ。 彼の個性的なキャラはもちろん、シナリオもアイデアも出来がいい。 SFXの多用と気味の悪い緑色のマスクが気になるが、とりあえず誰もが笑える万人向けの映画。 個人的にはミュージカル仕立てにして欲しかった。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-11 02:43:46)《改行有》 722. ザ・デプス 深海基地に閉じ込められた、スタッフたちの心理描写はまあまあ面白いのだが、 深海生物のデザインが、クリーチャーというよりは怪獣のような感じで稚拙。 こういった映画は、いかに最後まで緊張感を持続できるかが鍵だと思うのだが、 クリーチャーの姿を見た瞬間、「あちゃ~」と思わず拍子抜け。 これなら古代の恐竜が生きていたという設定で、それらを登場させた方がよっぽどいい。 あまり期待せず、ホラー映画の感覚で鑑賞すれば、それなりには楽しめると思う。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-11 02:23:31)《改行有》 723. オーバー・ザ・トップ ど真ん中、ストレート一本勝負の映画。 もう最初から最後までベタ一色のストーリーだが、お涙頂戴というシーンはないし、 判り易くていいんじゃないかと思う。特別見所があるってわけじゃないけど、 たまには何も考えず、こういう映画を鑑賞するのもいいと思うぞ。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-10 22:24:37)《改行有》 724. ケープ・フィアー 62年「恐怖の岬」のリメイク作品。 狂気の男の役をデニーロが好演。真綿で首を絞めるように、じわじわと、 徐々にエスカレートしていく様が面白く、本作も最後まで飽きさせない作りになっている。 かなり辛辣なサスペンスストーリーだが、ロケ地の町並みや風景が美しいので、非常に観やすい。 デニーロの役者としての魅力が満喫できる一本。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-10 18:05:32)《改行有》 725. ハスラー2 空前のビリヤードブームを起こした作品として記憶には残っているが、 映画全体の出来はあまり良くない。お話が破綻しているという訳ではないんだけど、 主役はトム・クルーズで、ポール・ニューマンはあくまで脇役。このトムのキャラに、 人間的魅力をまったく感じない。ひたすら格好いい主人公を見せるために作られたような映画で、 ポールの好演が虚しく感じてしまった。本作のこの展開ではストーリーの妙味もなく、 鑑賞後は何も心に残らなかった。ビリヤードの面白さを学ぶにはいい作品かと思う。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-10 17:32:38)《改行有》 726. PLANET OF THE APES/猿の惑星 68年制作のリメイク版。ストーリーは、根本的にオリジナルと変わらない。 ラストだけを変更というチャレンジ精神はいいのだが、わかりづらかったな。 猿のメイクは出色の出来というほどのものではなく、前作より上まっていたのは、 映像と撮影技術の進歩の分のみ。過去のヒット作品の恩恵に、すがりついただけのような気も。 猿の素早い動きだけは面白かった。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-10 16:58:46)(良:2票) 《改行有》 727. ディープ・インパクト(1998) 設定は「アルマゲドン」にやや似ているが、 内容や作りもほとんど変わらない。ヒロインや宇宙飛行士のチームなど、 重要な登場人物達の描写が稚拙で感情移入ができず、全然印象に残らなかった。それがすべて。 相変わらず映像だけは凄いが、内容まではディープ・インパクトといかなかったようで、 ベタベタお涙頂戴の「アルマゲドン」よりはマシだったかな、といった作品。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-10 08:43:00)《改行有》 728. デンジャラス・ビューティー コメディータッチの一応アクション映画で、役柄がサンドラのキャラにぴったり。 とりあえず女性の関心を惹くような要素を、すべてぶちこんでしまおうといった作りで、 ストーリーの展開もかなり速い。事件そのものは一体何が目的だったのかよくわからないが、 もはやどうでもいいのだろう。単なるつけ足しといった感じ。かなりドタバタはしているが、 気楽に笑える作品ではある。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-10 07:51:20)《改行有》 729. 沈黙の戦艦 最初この人のアクションを見た時、これは只者ではないなと思った。 幼い頃から様々な武道を習得、来日してからは合気道に専念したと知り、なるほどと納得した。 シチュエーションはもろ「ダイ・ハード」だが、格闘シーンだけはこちらのほうが上。 特にラストのファイトは圧巻。派手さはないが、技の一つ一つに凄みがある。 この作品がセガールの出世作となったわけだが、さすがはヒットしただけのことはあり、 格闘アクション映画として見応えのある内容に仕上がっている。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-10 07:42:42)《改行有》 730. ザ・リング 日本で大ヒットした「リング」のハリウッド・リメイクで、 細かい設定やラストなどは違うが、基本的な内容は同じなのであまり違和感は感じなかった。 ビデオに映る映像は、日本版では恐怖を演出するためのイメージが強いのに比べ、 こちらは画面に映るカットの一つ一つが真相を解明する小道具代わりに使われており、 サスペンスミステリーの要素を含んでいる。ラストはちょっとあっさり目。 "家族"が基盤のストーリー展開という点は、いかにもアメリカらしい。 ホラー映画としては普通に楽しめる範囲だとは思うが、やっぱり日本版のほうが怖かった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-10 06:37:31)《改行有》 731. ミクロの決死圏 アイデアのとても面白い映画。子供の頃はTVで何度も鑑賞し、 ワクワクしながら画面に釘づけになっていた覚えがある。 リアルタイムでハラハラさせてくれるストーリー展開は、映画の題材としてはぴったり。 ただ作りは非常にチープで、セットはいかにも手作り感で一杯。製作費の都合もあるのだろうが、 昔のヒーロー物の特撮技術と同程度ぐらい。2年後に製作された「2001年宇宙の旅」を観ると、 もう少し何とかできなかったのかと思ってしまう。それでも脚本がうまくできているので、 ラストまで十分楽しめる作品ではある。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-10 06:02:02)《改行有》 732. ユニバーサル・ソルジャー アクション映画としてはそこそこなのだが、ストーリー面が凝った設定にも拘らず、 主役二人の状況描写が浅薄なのが欠点。そのため純粋にアクションシーンを楽しめない。 例えて言うと、高級料亭で煮込みの足りないおでんを食べさせられたような感覚。 中途半端になるのなら、最初から"安い店で食べるおいしいおでん"を目指したほうがいいと思う。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-10 05:52:52)《改行有》 733. ショート・サーキット ストーリーはオーソドックスだけど、アイデアは面白いし、 主題が明確なので、非常に物語に入って行き易い。 ロボットのデザインがあまり良くなく、演出もお世辞にもいいとは言えないが、 全体的にアクがないので安心して観ていられる。そういった意味では子供向けの作品。 ヒロインの他にも子供を出演させて、ファンタジー色を濃くしたら、 もっと印象が良くなった作品ではないかと思う。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-10 05:21:20)《改行有》 734. 新・猿の惑星 続編が「1」の正統な続き物だったのに対し、 こちらは続編のラストだけを使った、新しい設定のストーリーに。 「1」とは逆パターンの展開が面白く、ラストの軽いオチも効いて、 全体的には小振りながらも、まとまった作品になっていた。[地上波(吹替)] 5点(2011-08-10 04:33:42)《改行有》 735. ピースメーカー サスペンスアクションとしてはスリリングさがないし、 ストーリー自体にも捻りがなく、どうにも盛り上がりに欠ける。 ビッグスター二人のキャラ設定にも魅力がないのか、あまり面白さを感じなかった。 映像はそれなりだけど、内容は地味で、いかにもB級アクションといった印象の映画。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-10 04:05:51)《改行有》 736. 生きてこそ 実話がベースになっている作品で、当時は新聞記事で読んだ記憶がある。 実際の生存者がアドバイザーとして参加しているらしく、 徹底的にリアルさを追求した作りのため、極限下の中での状況や心理がよく伝わってくる。 はっきり言って鑑賞後の後味は良くない。多少のドラマは織り込んであるが、 ドキュメントに近いといってもいい作品。そのリアルさ故に、もしあの場所にいたら、 と自分を投影して鑑賞することができた。いろいろと考えさせられた作品である。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-10 03:38:10)《改行有》 737. サウンド・オブ・サンダー こんなに低評価がつくほどの作品だったかなぁ。 観た時は可もなく不可もなく、普通だなと思ったんだけど。 「クレオパトラの鼻がもう少し低ければ、歴史は変わっていた」 テーマとしては、たぶんそんなところ。その"歴史が変わる"という部分での設定が、 とにかくぶっ飛んでいて、ピンとこないんだけど、まあSFなんでいいんじゃないか。 一応ちゃんとオチもあるし。やっぱり突っ込みは入れたけどね。 ストーリー自体は、それほどつまらなくはない・・・と思う。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-10 03:17:25)《改行有》 738. ジョンQ-最後の決断- メッセージ性が強くて一見重たい内容だが、テンポがよくて取っつき易い。 とにかくひどくストレートな内容で、確かに父親の気持は痛いほどよくわかるのだが、 彼の行為に対する院長や黒人青年の言葉も正しい。 そういった意味では評価の分かれる作品だろうが、シナリオの完成度は高いとは思わなかった。 特に後半はご都合主義の色が濃くなり、人間ドラマとしての物足りなさを感じてしまう。 ラストは予想通りだったけど、同じようなケースで募金活動から始めている人のことを思うと、 やっぱり釈然としない部分はあるかな。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-10 02:48:23)《改行有》 739. めぐり逢い(1994) 二度目のリメイク作品。現在は船旅自体が少なくなったせいか、 二人の出逢いのシーンは苦肉の設定という感じだが、やはり今一つロマンチックさに欠ける。 その他の設定やストーリーはほぼ変わらないので、後はキャスティングや演出等。 ヒロイン役のアネット・ベニングは、結構品があって良かったのだが、 主人公のウォーレン・ベイティは今イチ。確かに役柄通りのイメージはあるんだけど、 ジェントルマンという印象は受けないし、ラストの演技にはかなり無理がある。 あばあちゃん役がキャサリン・ヘップバーンだとは最後まで全く気がつかず、 かなりびっくりしたのだが、このシーンはラストと共にこの映画の一番の見せ場なのだから、 もっとじっくりと見せてほしかったところ。 邂逅→めぐり逢い→本作の中では、やはり最初のリメイクが突出していい。 そう感じたと同時に、同じ話でも作り方一つでこれだけ変わるのかという比較ができて、 とても面白かった。[地上波(字幕)] 5点(2011-08-10 02:28:45)《改行有》 740. サイン レビュー数の多さにびっくり。どうやらかなり有名な作品だったようで、 全然知らなかったよ。主人公のキャラ設定とともに、冒頭に伏線が用意され、 それがラストからしいてはテーマに繋がるという、中々ちゃんとした構成なのだが、 後半出てくる"ヤツ"のインパクトが強過ぎて、テーマなんて忘却の彼方へと吹っ飛んでしまった。 例えれば、おいしいお寿司を食べたいなと高級寿司店に行ったら、 わさびがごってり乗りすぎて、素材の良さを味わうより、辛すぎてひっくり返っちゃった感じ。 お客さん自らわさびを取り除き、「おいしいよ」と言ってくれる親切な人もいるのだろうが、 これでは商売としては成立しない。いわゆる調理法の悪い映画でした。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-10 02:11:45)《改行有》
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