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61.  ブルー・リベンジ (2013) 最後まで人間関係も、主人公が復讐に至る背後関係がさっぱりわからんまま終わる。 とにかく意味不明。 特筆すべき面白さが何も見いだせない駄作。[インターネット(字幕)] 2点(2020-11-17 21:33:22)《改行有》

62.  キングダム/見えざる敵 サウジとアメリカの微妙な関係や、サウジの王室の問題を描くようなリアルで社会派な映画かと思っていたら、割と普通なアクション映画でちょっと拍子抜けした。 個性的な面々の4人がドンパチやって、相手をバッタバッタとなぎ倒す。特攻野郎Aチームみたいな映画だった。 FBIの人間が揃いも揃って軍の特殊部隊ばりの戦闘力を持ってるし、四方八方を敵に囲まれ銃撃をくらっても全員無傷だったりと、んなアホなーと思ったが、要はアクション映画なわけだ。そう思えば全然オッケー。どうも最初に社会派映画なイメージがあったから、リアルな映画だと思ってしまったんだよな。気持ちを切り替えて見る必要あり。 メインで描こうとしていたのはサウジの警官と主人公の友情なのだろう。そのあたりの展開は悪くなかった。 しかし、この映画、最後の最後で強烈なカウンターパンチをかましてくれた。 事件は解決し、何だかいい感じで終わるのかと思いきや、憎しみの連鎖は続いていく、というある種のバッドエンド。なかなかこしゃくなことをしてくれる。 捕まえたかった真の犯人を自ら捕まえに行くのでなく、相手の方から来てくれたおかげで(しかもかなり偶然の結果)、倒すことができた、という展開はちょっとどうかと思った。[インターネット(吹替)] 6点(2020-11-17 21:32:02)《改行有》

63.  ラスト・ターゲット(2010) 《ネタバレ》 お話がただただつまらない。 序盤は、非常に期待をそそられる。 雪山で狙われる、一緒にいた女を無情に殺す、その後イタリアの美しい街で隠れてすごす、主人公が何者なのか謎だがどうも闇の世界の人間っぽい。 いいね!すごくいい。これは面白くなりそうだ、と最初は思った。 しかし、その後は地味な展開が延々と続き、そのまま大して盛り上がりもないまま終了。 作ったやつ、このストーリーで見るものをどう楽しませたかったのかね? あと、風俗嬢に入れ込んじゃうってのはどうなの。 渋いオッサンと思ってたら、いきなり風俗に行って、オキニの子に入れ込んで通い続けるんだから、びっくりした。 ゴルゴ13もよく女を買ってたけど、欧米の感覚じゃ、買春するのはそんなにダサくないわけ? でも、ゴルゴはあくまで向こうから誘ってきた売春婦を買って、しかも、ガンガン気持ちよくさせてメロメロにさせてから去っていくんだが、この主人公、せっせと風俗店に通い詰めて、お気に入りの子を毎回指名してるんだよなあ。風俗にハマったサラリーマンかよ。 ところで、売春婦が殺される事件があったようだが、あれは一体何だったの?オキニの風俗嬢がピストルを持ってることの理由付けにしたかっただけか? ちなみに、最後で主人公を狙撃しようとした女が撃つ直前頭から血を吹いて倒れるシーン。あれを「女が誰かに狙撃された」と誤解している人もいるみたいだけれど、あれは、女が自分を狙ってくることを予見していた主人公が銃に細工をして撃ったら暴発するようにしていたということ。 さて、内容はいまいちではあったものの、 主人公が過ごした町は、一週間くらい滞在したい!と思わせるようなステキなところで、旅番組としてなら面白かったのかもしれない・・・[インターネット(字幕)] 3点(2020-11-16 00:25:41)(良:1票) 《改行有》

64.  ライト/オフ ひどい映画。映画の宣伝に使われている「電気を消したら何か影が見えて、電気を消したら何もいない」というシーンは面白い演出だと思う。 でもそれだけ。 ストーリーはもうひとつ。 ホラー映画ながら、人間同士(特に家族の)の絆がテーマになっている。しかし、描き方が薄っぺらい。主人公とその母との間の確執が特に話の中心であり、最後に母が自らの命を断ってまで娘を守ろうとする、というのがこの映画の感動のクライマックスということになるのだろうが、そこまでにお膳立てができていないため、感動できない。というのは、主人公と母との確執の部分、要は過去にどういう経緯があって娘が家を出たか、がきっちり描かれていないためだ。そのへんがあやふやなまま、お母さんが銃で頭をふっとばしても、心が揺さぶられない。 じゃあ、ホラー映画として楽しめたかと言うと…うーん、怖くないよね、これ。 あと、暗くなったらオバケが出るというのに、どうしてアイツらはいちいちご丁寧に夜に寝るんだ?昼に寝て、夜は人の多い明るいところで過ごしてたら?なーんてしなくてもいいようなツッコミがずっと頭から離れなかったのも、映画がつまらなかったからであろう。[インターネット(字幕)] 4点(2020-11-15 23:34:32)(良:1票) 《改行有》

65.  クラウン 褒めるべきところが全くない映画。 ストーリーは最初から最後まで、これでもかと言うほどよくある展開で退屈の極み。 呪いの道具を身に着けて、悪霊つきになって、なんやかんやでドタバタあって、主人公も子供も無事で、悪いやつは死んだけど、呪いの道具は残ったまま…… これって、ほんと一部のスキもない超ありがちストーリー。 ピエロでホラーってのも今更すぎるしなあ。あと作中で語られる「ピエロというのは元々は悪魔で・・云々」の話は全部ウソ。そんな事実はどこにもない。そんなウソかますのもどうなの? 映像的な面白さも皆無で、肝心のピエロ化した男の姿がどんなふうになってるのかよくわからない。いつも暗かったり動いてたりでごまかしごまかし。子供を殺す、食べるシーンも同様。 低予算映画だから仕方ないんだろうけど、だったらせめて脚本の方をもう少しひねってくれよ。[インターネット(字幕)] 2点(2019-07-04 22:10:24)《改行有》

66.  スプライス 《ネタバレ》 ストーリー展開はテンポよく飽きさせない。最後までどうなるか読めず目が離せない。 不気味な形容のドレンに愛情をそそぐ二人や、異なる種とセックスする旦那、そこに今まで味わったことのない異様なグロテスクさがあって面白い。 ただ、筋書きは残念な出来である。いいお膳立てがあったのに、それを活かせないまま終わっている。子供を早くして亡くした夫婦の悲哀、それゆに不気味なドレンに愛情を持ってしまう二人、不仲になる二人、さらに科学倫理との葛藤、そういうものを描いているのに、結局、それが全部未消化のまま終わってしまっている。ドラマが全くないのだ。 男の死に意味がない。ドレンの死にも意味がない。「ただ死んだだけ」である。女が妊娠を決意する意味もない。「ただ投げやりになった」だけである。ドラマなし、訴えたいものなし、意味なし。 題材はいいのに、何とも薄っぺらい作品になってしまった。[インターネット(字幕)] 6点(2019-03-07 19:59:00)(良:1票) 《改行有》

67.  生きてこそ 壮絶な映画。最初の墜落に始まって、その後の極寒の世界での生活まで、よくぞそんな過酷な状況で生き残れたな、と思う。あの状況で70日以上生存、しかも登山装備などない状況で山を超え助けを呼んでくる。すごいサバイバル能力だ。 飛行機の残骸から、雪を効率よく溶かす道具、毛布がわりのシート、断熱寝袋なんかを作って、工夫する様も面白い。作品では描かれていないが、目を守るためのサングラスも手作りだったらしい。 人肉を食べるシーンはなかなかにエグい。でもあんなカチカチになった肉ならまだ食べる抵抗もましかな(笑) 10数人の死体があれば男10人以上が2ヶ月生き残れるだけのカロリーになるんだなあ。それでもさすがにガリガリにやせ細るはずだろうけど、俳優は最後までふくよかだった(笑)これはご愛嬌ということで。[インターネット(字幕)] 8点(2019-02-17 22:06:37)《改行有》

68.  ポゼッション(2012) 《ネタバレ》 ひどい映画。 ただの悪魔憑きと悪魔祓いのお話。そこに目新しさは何もない。 ホラー要素もほとんどない。全然怖くない。 一体何を楽しんだらいいの、この映画。 映画の最初の方で「この話は実話」みたいなことを言うんだけど、世にあふれる「本当にあった怖い話」と同じで、実話と言っておけば怖くなるとでも思ってるのだろうか。そういう低レベルな発想は海の向こうでも同じらしい。 ラストは結局何でパパの体から悪魔を取り払うことができたのか、よく分からない。娘の時は失敗したけど何故かパパにはあっさり成功。ん?…なんで? 最後は家族で幸せそうに団欒。親父が見せた娘への愛情で家族仲が元に戻った、とでも言いたいのだろうが、そもそも夫婦が離婚した原因が作中で語られてないから、復縁してハッピーみたいにされても、「はあ?」としか思わない。例えば仮に奥さんの潔癖症にパパが嫌気が差して離婚してたのならパパがいくら愛情見せようが復縁しないわけで、原因を描かないで解決だけはしましたよってやられても、物語として成立しないだろ? あと、ママの新カレは、特に何も悪いことしてないのに、歯をぶっこ抜かれ、その後どうなったかも不明。ママよ、あのカレはもういいのかい?ひどい女だ。 すごく時間を無駄にした気がする映画。[インターネット(字幕)] 3点(2018-11-11 01:38:11)《改行有》

69.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 映画のタイトル通り、解剖に焦点を当てたホラー。 人体を解剖するシーンは非常によくできていて、気持ち悪くて楽しめる。 解剖していくごとに次々出てくる謎、といった展開も引き込まれる。 超常的な存在、モンスターの肉体を解剖するなんて今までになかった映画。 ただ、遺体が魔女なんだ、って分かってから後は、平凡でひねりもなく、盛り上がりに欠ける展開であったのが残念。 死体役の人が綺麗でよかったけれど、すきっ歯なのだけは、萎えたなあ。[地上波(字幕)] 7点(2018-11-07 09:23:58)《改行有》

70.  フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 何がやりたいのかよくわからん映画。 付き合う付き合わないで揺れる女と何とか彼女をものにしたいドS男の物語だが、男が何を考え、何がしたいのかさっぱり分からんまま、ダラダラ話が続き、さっぱり分からんまま終わる。 そんなだから、えんえん二人のどうでもいい痴話喧嘩と、金に物を言わせた成金デートを見せつけられるだけのしょーもない映画になっている。続編がある?知ったこっちゃない。ちゃんと一作で面白く作ってくれ。 自分は全くおもしろくないが、これは女性向の映画なのだろう。若くして成功し、金も地位も名誉もあって、イケメンでたくましいという、完璧超人みたいな男に、言い寄られて、エッチなお仕置きをされる。女性には、特にMな女性には憧れの展開なのかもしれない。 男の自分には無理だ。あんな完璧超人、殺意しか湧いてこない(笑) ところで、何故か男は女がどこにいようが、居場所がすぐ分かり(それもかなり詳細に)、やってくる。女に発信機でも付けてるのか?男はドSなだけじゃなく、覗き趣味もあるのか?ご都合主義も大概にしてほしい。 女性にはある種のシンデレラストーリーで面白いのかもしれないが、男には見るべきところは全くない映画。[DVD(字幕)] 1点(2018-11-01 08:42:16)《改行有》

71.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 黒人差別を逆手に取った社会派サスペンスかと思ったが、何だかどんどん違う方向へ。さらにラストは、全く意外な展開に。 前半はとにかく不気味で、何だか謎めいた出来事だらけ。一体これはどういうことなのかと、話に非常に引き込まれる。なのでそこまでは面白かった。 しかし、そこからの種明かしは少々ガッカリするものがあった。 確かに意外性はあった。だが、それは悪い意味での意外性であった。 脳移植で永遠の命を・・ということなわけだけど、そんな脳移植の技術があるはずもない現代社会の、それも片田舎で、そんな脳移植が行われていましたよ!って唐突に言われても、意外というより、何じゃそりゃ!とあっけにとられるだけである。意外性があったというより、現代サスペンスの話が突然SFになってしまって驚いた、という方が正確である。 また、その脳移植もあまりに手垢が付きすぎたネタであった。「脳移植によって永遠の命を手に入れる」「その脳移植用の健康な体を手に入れる為に、人権を無視した人体獲得システムが構築されている」というのはSFではあまりに古い。 催眠術で人を操るってのも非現実的だなあ。 まあ、それでも細かい点でラストのどんでん返しで楽しめる点は多かったけども。 多少は怪しいと思いつつも少しは信じていた彼女の裏切りと豹変っぷりとかね。あと、一家がとにかくろくでもなく不快な奴ばかりだっただけに、最後に全員ぶっ殺していったのもカタルシスがあった。 まずまず楽しめる。[インターネット(吹替)] 8点(2018-10-12 03:27:12)(良:1票) 《改行有》

72.  遊星からの物体X ファーストコンタクト うーん、いまいち。 20年ぶりくらいに元祖の方を見てみたら、そっちもいまいち面白くなかったのだが、リメイクのコレも褒められた出来ではない。 ヒトのフリをしているエイリアン、それが誰なのか分からず、そして、それがいつエイリアン化するか分からずハラハラするというのがこの映画のキモであると思うのだが、元祖もリメイクもいまいちそのハラハラ感が弱い。いやリメイクのほうが更に弱くなっている。元祖にあったシャーレに血を入れたら反応するというテストは今回はあえてなくしたようだが、じゃあそれに変わる判別方法は何かと言えば、歯の治療跡があるかどうか。あんぐり口を開けたおっさんの口を覗いていって治療跡あるね~って、それじゃ、緊張感も何もあったもんじゃない(笑) しかし、今更ながら気づいたが、どうして南極観測所に火炎放射器なんて置いてるんだろう(笑) ましてや今回はなぜか大量の手榴弾まである。君たちは南極で戦争でもするつもりだったのかい? 怖くない、ハラハラもない、人間ドラマもない、駄作。[インターネット(吹替)] 6点(2018-10-12 03:20:38)《改行有》

73.  ソウ5 《ネタバレ》 色々と残念な出来。 ストーリーの綿密さは今回あまりなかった。 5人で行われたゲームと、刑事同士の戦いが、最後まで何も関係ないまま終わるというのはあまりにひどい。 もっとも、次回作で実は両者には関係があったってことが明らかになる、とかありそうだけど。もう最近は、そのパートでの不自然な点や、謎なところも、どうせ続編で明らかになるんだろうって感じで見てしまう。末期の癌患者にあんなゲームの下準備は無理だろう→アマンダという協力者がいた→あんな非力な女一人増えたくらいじゃこの仕掛は無理だろう→ガタイのいい刑事の協力者がいた…なんて具合に、色々後で分かるわけだ。 いいのかそれで。 5人のゲームについては、「実は5人力を合わせていれば楽にクリアできた」ということが最後に明らかにはなるのは面白かったが、協力しなくてもクリア(生存)自体は可能、というのはゲームとしての完成度は低い。 新ジグソウ(?)の刑事は少し甘いマスクで不気味さと迫力に欠けるのも残念。こいつも次回ですぐ死にそうだけど。[インターネット(字幕)] 4点(2018-07-16 04:07:03)《改行有》

74.  グラディエーター こういう歴史物は、当時の生活の風習とかを映像で見れる楽しさがあって、特にこの映画は金かけて作ってるだけあって、すごいリアルに再現されてて面白かった。でもストーリーは今ひとつ。伝えたいことが伝えきれてない。主人公の家族への思いとか、ローマはどうあるべきかとか、格闘士同士の友情とか、何か色々やってるんだろうけど、全部中途半端で、心に響かない。[DVD(字幕)] 6点(2018-07-12 10:24:43)(良:1票)

75.  オーロラの彼方へ よくあるタイムパラドックスもの。親子の愛がメインテーマだろうが、さして感動につながらない。 タイムパラドックスならではのアイディアも、面白さもない。 ところで、最初に別れた女とはどうやって寄りを戻したのか?[DVD(字幕)] 5点(2018-07-12 10:22:00)《改行有》

76.  エリン・ブロコビッチ 実録モノなのは分かるが、さしてドラマがない。もっと、味付けが欲しかった。悪い企業に訴訟で勝って、気分爽快とかもないし、元隣人との愛のドラマも中途半端。 「学がなく、不作法なやつ=心は優しい」「エリート法律家=冷たい」 こういう少年誌みたいな低脳な単純構造にはげんなり。[DVD(字幕)] 3点(2018-07-12 10:20:18)《改行有》

77.  ソウ6 《ネタバレ》 今回は、ゲームの内容がとにかく酷かった。 ゲームに「テーマ」や「意味」が何もないのだ 保険審査の男が合計4つのゲームに挑むことになる。で、4つゲームのうち、2つは「助ける人間を選ぶ」という同じ方向性のゲームなのだが、それ以外の2つのゲームは全く別のことを要求される。なので、ゲームのコンセプトがバラバラでチグハグなのだ。この時点ですでにこのゲームにテーマ性が欠如しているのが伺える。 何より重大な欠陥なのは、助ける人間を選ばせるゲームも、女性を迷路から助け出すゲームも、あまりに意味がなさすぎることだ。 というのも、例えば、「誰の命を助けるか?」のゲームでは、結局プレイヤーの彼が、どのような行動、選択をしても、その後の進行に何の意味も影響ももたらさないからだ。独身男と既婚女性、どっちを助けようと、もしくはどちらも助けず無視して先に進んでいようと、彼のその後の命運に、何か違いが生じていたのだろうか? 女性を迷路から助け出すことについても、彼女が助かろうが死のうが、それがその後のゲームの結果に何かプラスもしくはマイナスに働いたのだろうか?どちらもNOとしか言いようがない。 何をしようが結果が変わらないゲームに意味などあろうはずがない。 保険金を出すか出さないかで、結果的に命の選別を行ってきた彼が、リアルに命の選別をさせられる、というのが面白いはずなのに、何故それをうまく活かせなかったのか。 ソウと言えばメインとなるゲームにはいつも何かしら重要な意味があったはずだ。それなのに、一体どこをどう間違ったら、今作みたいな何の意味もないクソゲーになってしまったのだろうか? さらに、ゲームの最後で大きくずっこけることになる。ラスト、あれって、時間制限に間に合わずに檻に入れてなかったら、彼は死なずに済んだのではないの?そんなのでいいの?妹も何のためにかっさらってあそこに閉じ込めたんだ?いる必要なくない?なんか、穴だらけのゲームだな。 全体の筋としては、徐々に明らかになる謎や、今後この連続作品にどう決着をつけさせるのか楽しみが膨らむ部分があったが、今回はゲームの内容がひどすぎる。これは駄作行き。[インターネット(字幕)] 6点(2018-05-26 07:18:29)《改行有》

78.  ザ・ウォール(2017) 《ネタバレ》 代わり映えしないシーンが延々と続く。しかも特に何も起こらない。代わりに、どうでもいい会話の連続。 見ていて退屈で仕方なかった。 劇中のほとんどを占める「敵との会話」の内容は面白くもないし、また、全然重要ではない。敵スナイパーがアメリカに憎しみを持ってるとか、主人公が過去に過ちを犯していたとか色々な話が出てくるが、それがその後の展開に何か関係してくるかと言うと、何にもないのである。つまり作中のあの会話部分を全く無音にしてもこの映画は成立するのだ。作った奴はまともではない。 最後に、ヘリが2台も落とされるのも違和感。どうもパイロットが狙撃されたようだが、現場からそこそこの距離を飛び去ったヘリのパイロットをどうやったら狙撃できるのか?角度的にも距離的にも無理があるだろう。 見えない謎の敵と、砂漠で一騎討ち。設定は面白いのに、それが全く活かせていない。ドラマなし、意外性なし、映像的見せ場なし。非常にしょうもない映画。[インターネット(字幕)] 3点(2018-05-07 12:47:42)《改行有》

79.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 感動した。面白い。 最後に、キーとなる歌を歌って、ひいおばあちゃんに父親を思い出させるシーンは涙が溢れた。 ストーリーは、非常に王道的な作りである。悪いやつを倒し、愛や友情でクライマックスを作る。悪く言えばありがちであるのだが、完成度が高いので評価できる。 きっちり伏線をはり、いくつかのどんでん返しを用意し、綿密にストーリーが練られている。 メキシコ独特の宗教、文化を活かした設定も面白い。現世で写真を飾っていれば現世に一日だけ戻ることができて、そのための入国管理局みたいなのがあったり、などなど。 大人でも感動できるというふれこみの通りで、自分もいたく感動したが、逆に小さな子どもはこのストーリーを十分に理解できるのだろうか?とも思う。アナ雪などと比べると、かなり複雑な内容になっている。[映画館(吹替)] 9点(2018-05-04 16:40:21)(良:1票) 《改行有》

80.  アンフレンデッド 《ネタバレ》 最初から最後までパソコンモニタの映像だけで物語が進むという一風変わった映画。 最近はLINEいじめとかネットでのいじめが取りざたされるけど、この映画もそれで、時代を反映してるな、という感じなのだが、まさか、怨霊までがスカイプやフェイスブックを駆使して襲ってくるとはすごい時代だ(笑) なんとも現代的なホラー映画である。 復讐に燃える死人がデジタル上のメッセージや、チャットで語りかけてくるというのは今までにない恐怖がある。特にあのプロフィール画像未設定時の人の体マーク、見慣れた画像のはずなのにすごく不気味。 しかし、この映画の本当の面白さは、幽霊に襲われる恐怖ではない。そういうホラー要素よりも勧善懲悪の楽しさが際立つ。一人の少女を死に追いやりながら、そんなことは気にもせず仲間内でゲラゲラ笑いあってるろくでもない連中が一人ひとりぶち殺されていくのには胸がすく思いがある。 いろいろとよくできた作品。[インターネット(字幕)] 8点(2018-04-16 19:17:51)《改行有》

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