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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
781. 王様と私(1956) ミュージカル映画としては、お話があまり面白くないんだよね。 映像はきれいだけど、カメラは引きばかりで近寄ってもバストアップまでなので、 まるで舞台劇を観ているようで飽きてくる。ブリンナーの王様役はハマっていたが、 アクが強いので好き嫌いが分かれるところ。デボラ・カーの役柄は今イチだったかな。 やっぱり名曲「Shall We ダンス?」の流れるシーンが、一番印象に残る作品だった。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-05 02:44:08)《改行有》 782. 鳥(1963) 言わずと知れたヒッチコックの代表作。 こちらの恐怖心を煽る演出はさすがと唸るところだけど、ストーリーのほうはいただけない。 前半はヒロイン中心のお話が淡々と進むだけで、伏線も張られていなければヒネリもオチもない。 相手男性の母親絡みの描き方も、かなり中途半端。まあ、ストーリーは二の次なのかな。 単純に恐怖感や緊迫感を味わいたいという人にはお薦め。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-04 15:28:27)《改行有》 783. ジングル・オール・ザ・ウェイ 最初鑑賞した時は面白いと思った記憶があるのだが、 久方ぶりに観たらあれれ・・・という感じだった。 シュワちゃんのキャラ自体は何の問題もないし、結構笑わせてはくれるんだけど、 ずっと同じことを繰り返しているだけなんで、二回目となると、さすがにキツかったのかも。 終盤はあまりにもやり過ぎだよね。これが一番の減点理由。 一応ハートウォーミングな内容なので、決して悪い印象は持たないけど・・・。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-04 10:10:21)《改行有》 784. フラットライナーズ(1990) 危ない医学生たちのお話。アイデア自体はいいよね。 鑑賞した時は、実際に臨死体験をした人の話をそのまま映像化しているように感じた。 この後どういう展開に持っていくのか期待したのに、結局今一つ盛り上がらないまま映画は終了。 人間ドラマのように、何か言いたい事や伝えたい事を含んでいたような気もするんだけど、 全体の雰囲気がスリラー調なので、どっちつかずという印象を持ってしまったのかもしれない。 とにかく不思議な作りの映画だった。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-04 09:20:35)《改行有》 785. スクリーム(1996) 気楽に楽しめる、ホラー映画の定番といった作品。 高校生の男女グループ、変な怪人が出てきて、女の子がキャーッ! あんまり怖くないし、ちょっとエッチなシーンや笑えるシーンがあるのもいい。 一応伏線やヒネリはしっかり用意されているようで、そこがまたクスッと笑えてしまう。 ポップコーンやポテチを片手に鑑賞するには、ちょうどお手頃な映画である。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-03 09:58:49)《改行有》 786. コクーン 《ネタバレ》 ほのぼのとしたSFファンタジーながら、「生と老い」というテーマを織りこんでいたのがよかった。 ただ後半からは、ファンタジー色に寄りすぎてしまった感があり。 ラストは70年代に大ヒットした映画とそっくりな展開で、印象がかなり悪くなりました。 登場人物の中で一人だけ、一番正しいことを言っていたおじいちゃんがいたんだけど、個人的にはそちらの方向でシメてほしかった。 テーマはいいんだけど……。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-03 08:06:58)《改行有》 787. スターゲイト しょっぱなからワクワクさせてくれるような設定のSF冒険活劇。 でも謎を解明してからのストーリーは単なる冒険活劇になってしまい、面白さは感じなかった。 演出面での工夫は多少見受けられるが、映像もチープだし、シナリオ自体の出来も今一つ。 SF好きな人、スターウォーズのような作品が好きな人なら、そこそこ楽しめると思う。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-03 07:13:30)《改行有》 788. ボーン・コレクター 主人公の設定がちょっと変わっているサイコサスペンス。 この設定はいいんだけど、事件のプロットを含むシナリオの練り込みが甘い。 犯人の動機も不十分ならプロファイリングも底が浅く、 鑑賞後はどうにもしっくりこない印象が残ってしまう。 D・ワシントンの演技をメインに、相棒の女性刑事の成長も見せたかったためだろうか、 どうにも中途半端になってしまったという感は否めない。 深く考えなければ、普通に楽しめるサスペンス映画ではあるんだけど。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-03 06:21:37)《改行有》 789. 花嫁のパパ(1991) 日本でいうところの人情コメディー。 ストーリーに大きな変化というものはなく、シチュエーションも身近なものなので、 お話自体に拒否反応を示すという人はあまりいないと思う。後は嗜好の問題。 ホームドラマ系が好きな人なら楽しめるだろうし、苦手な人にとっては大袈裟で退屈に映るかも。 父親役のスティーヴ・マーティンはちょっとアクのある俳優さんなので、 こちらの好き嫌いも多少影響してくるかも。この人、何かいけすかなくてうざいんだよね。 母親役のダイアン・キートンはいいんだけど。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-03 06:15:11)《改行有》 790. アイ,ロボット 映像は確かに見応えがある。テーマも何とか伝わったものの、事件の真相を含め、 ストーリーに粗が多過ぎて素直に楽しめなかった。近年のハリウッド映画はこんなのばっか。 最先端の映像技術と今回はちょっとアクションシーンを加えておけば納得してくれるだろう、 といった作り手の意識の低さが窺える。ネタがない、などと愚痴っている以前の問題。 もっとシナリオのほうに力を入れて頂きたいものだ。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-02 19:42:02)(良:1票) 《改行有》 791. めぐり逢えたら 名画「めぐり逢い」の脚本をベースに、新たな設定で制作された映画。 非常にロマンチック色が強く、全体の雰囲気も悪くないのだが、 二人の出逢いのきっかけとなる設定が陳腐で、ヒロインがとてもバカっぽく見えてしまう。 大人のラブストーリーと言うのなら、もう少ししっかりした設定を用意して頂かないと。 ここまで少女趣味じゃ、正直物語に入っていけない。子供も邪魔。 「運命の人」「奇跡の出逢い」などを信じている人なら、楽しく鑑賞できる作品なんだろうけど。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-02 11:44:16)《改行有》 792. ポセイドン(2006) 72年「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクで、大まかな筋は同じ。 登場人物たちの設定は変更してあり、強烈キャラだった神父さんなどは出てこない。 映像の迫力はさすがと唸らせるものはあるが、物語の核だった「生」へのテーマや ヒューマンドラマ性はいっさい失われている。こちらの方がある意味リアルなのかもしれないが、 ジェットコースタームービーと同じで後には何も残らない。長所を挙げれば上映時間が短かい事。 中身のない映像だけのシーンをだらだら見せられるよりは良かった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-02 11:06:48)《改行有》 793. トイ・ストーリー おもちゃを擬人化したアイデアがとても楽しいアニメ。 人形等をCGで表現するのはまったく違和感がないんだけど、人間や犬になるとまるでダメ。 ずいぶん昔の作品ということで、まだまだ技術的な未熟さは感じた。 ファンタジー友情ものは、もう子供向け映画としては定番だけど、 ストーリーは一応ちゃんとしているので安心して鑑賞できる。 お子さんはとても喜ぶんじゃないですか。色が鮮やかすぎて、目がチカチカしたけどね。[ビデオ(吹替)] 4点(2011-08-02 08:01:50)《改行有》 794. アンヴィル!夢を諦めきれない男たち ヘヴィメタやロックの良さがわからない人でも、 彼らの生き方を中心に描いたドキュメントなので、問題なく鑑賞できると思う。 ひたすら夢を追い続けるという彼らの姿勢に共感したい部分はもちろんあるんだけど、 実際にこれ、家族とかは大変だよね。彼らの姿はほとんど出てこなかったけど。 自分の好きな道を突き進むということは、犠牲にしなければならないことも多く、 決していいことばかりじゃないんだよね。本作を見た限りでは、自分に対しても、 また周りの人間に対しても、「根本的に甘えてるよな」というシーンが何度も見受けられた。 大人としての責任をしっかり果たし、もっとがむしゃらにストイックにがんばっていれば、 素直に共感できたんだろうけどね。子供までいる大の大人が自分の夢を追うばかりでは、 己のエゴを貫き通しているだけ、意地になっているだけ、という見方もできる。 でもこうやって映画にまでなったんだから、とりあえず夢の一つは叶えたといっても いいんじゃないの? 彼らを支えてきた家族や周りの人間、ファンの人たちには、 「良かったね」という言葉は送りたいよね。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-02 05:28:31)《改行有》 795. キャント・バイ・ミー・ラブ 学園を舞台にした青春ドラマ。髪型やファッションなど、 いかにも80年代といった感じで、確かにこんな雰囲気だった。懐かしい。 登場人物たちのキャラ設定はオーバーかつ単純と、かなりデフォルメされているけど、 その分わかりやすく、テーマもよく伝わってくる。 多かれ少なかれ、誰もが通る道を描いた作品なので、感情移入はし易いかと思う。 特に十代の若い人たちには、人生勉強の代わりにもなるのでお薦め。音楽はいいよね。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-02 05:19:52)《改行有》 796. から騒ぎ シェークスピア戯曲「空騒ぎ」の映画化作品。 序盤での人間関係がわかりづらいのと、てっきり悲劇というイメージがあったので、 最初はかなり面食らった。内容そのものに関しては非常にくだらないっス。 大の大人たちが、ああでもないこうでもないと、恋のかけひきに躍起になる様を描いたもので、 いわゆるドタバタ劇。喜劇という括りがなければとても観ていられない内容だけど、 舞台劇のような独特のセリフ回し、イタリア片田舎の美しい田園風景が見所。 有名俳優がたくさん出演しているが、こちらは取り立てて可もなく不可もなく。 終盤の展開はシェークスピアらしい。甘めの4点。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-02 02:23:31)《改行有》 797. バンビ 四季折々の風景と共に、子鹿バンビの成長を描くアニメ。 ストーリーは取り立てて何があるというわけではないけど、 自然と生き物というテーマが含まれているようだ。 時たまふとNHKの動物生態ドキュメントを見ているような感覚に陥った。 もちろん堅苦しさはなく、かわいいバンビや愉快なキャラの森の仲間たちが、 鑑賞しているこちらをほのぼのとさせてくれる。 この時代のディズニーは、絵の色が落ち着いていていい。ぜひお子さんと一緒にどうぞ。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-02 02:17:58)《改行有》 798. ボーン・アイデンティティー 気楽に楽しめるサスペンスアクション。カーアクションやヒロインとの軽いロマンスなど、 オーソドックスな内容ながらも小気味のいいストーリー展開でとても観易い。 ただ敵役たちは何をどうしたかったのか、よくわからなかったけどね。 マット・デイモンは純粋なアクション俳優ではないので、ファイトシーンでのカット割りは多い。 全般的に緊張感はほとんど感じなかったが、暇つぶしには丁度いいかも。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-01 16:52:20)(良:1票) 《改行有》 799. リーサル・ウェポン2/炎の約束 シリーズの第2弾。アクションシーンが多くなり、娯楽性が前作より強くなっている。 公開時のヒット作品ではあるけど、今観ると、80年代のアクション映画だなといった感じ。 ストーリーは悪くはないが、基本的には二人の刑事のキャラを楽しむ内容。 王道のアクション映画ですな。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-01 08:34:07)《改行有》 800. 世界で一番パパが好き! ほのぼの映画の教科書みたいなハートウォーミング作品。 特別凝った設定や展開はなく、気楽に観れる安心感がある。 有名俳優たちがゲスト出演していてびっくりしたんだけど、 物語の核となるシーンに突然登場してきて、一番おいしい所を持っていくという、 まさにとんびに油揚げシーンには唖然とした。個人的にはこういう演出は好きではない。 リヴ・タイラーのガタイがいいのには驚いた。身体を鍛えているのだろうか?[地上波(吹替)] 4点(2011-08-01 05:44:03)《改行有》
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