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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
841. ビッグ・フィッシュ 何だか変な親父だよね。息子もそんなムキになることはないと思うんだけど、 そこがテーマを伝えるきっかけになっているのだからしょうがない。 もういかにも外しそうな冒頭の流れなんだけど、見せ方が実に緻密でうまい。 ファンタジーを絡ませながら、美しい映像とともに鑑賞者を引っ張る力には感心した。 演出という点で、完成度の高い作品ではあると思うけど、それにしても回りくどい話だね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-08-06 09:22:59)《改行有》 842. フック 「ピーターパン」をベースにした、スピルバーグらしいファンタジー映画。 ピーターパン役がロビン、その凄まじい最初の設定にびっくりした。 ポカーンとするばかりの導入部から、強引にファンタジーの世界へ連れていかれた感じだが、 どちらかといえば夢と冒険というより、親子愛を核にした展開。 それでもファンタジーの世界観はたっぷりと表現してくれている。映像はもちろんきれい。 愉快なキャラたちもたくさん出てくるけど、ちょっと時間が長いし、個人的には苦手な内容。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-06 08:52:55)《改行有》 843. さらば愛しき女よ 私立探偵フィリップ・マーロウの1エピソード。 本作のマーロウ演ずる役者さんはロバート・ミッチャム。やっぱり渋くてカッコいい。 お話はオーソドックスな流れで、オチは早い段階からわかってしまった。 演出は昔のテレビ映画といった感じで、落ち着いて鑑賞はできるけど、 全般的にやはり地味といった感は否めず。結局はミッチャムが一番見所の作品だった。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-06 08:37:09)《改行有》 844. フェノミナン SFっぽい導入部からの、お話の展開が面白い映画。 ただアイデア自体は良かったものの、結局何を伝えたいのか、よくわからない部分があって、 折角のアイデアをうまく回収できているとは思えなかった。 でも全体的に雰囲気のいい作りなので、何となくいい映画だったという印象は与えてくれた。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-06 07:39:26)《改行有》 845. JUNO/ジュノ 軽々しく扱ってほしくない内容でもあり、重苦しい展開で観たくもない話であり、 そこらあたりで評価が別れる作品かもしれないね。後半の展開は、 日本では確立されているという制度ではないので、ちょっとピンとこない部分もあるのかも。 映画の出来自体は、そんなに悪くはないと思うけど・・・。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-06 07:27:16)《改行有》 846. グーニーズ 子供の頃なら、誰もが一度は夢見た宝探し。鑑賞中は童心に戻してくれる。 謎解きや次々と襲いかかるピンチなど、子供が楽しいと思う要素をすべてぶちこんだような 凄いサービス精神ぶり。少年少女たちが主役なのでさすがに緊張感はないけど、 お話自体がしっかりしているので、大人でも十分楽しめるはず。 ぜひ親子で鑑賞して欲しいお薦めの作品。[映画館(字幕)] 7点(2011-08-06 07:15:58)《改行有》 847. 毒薬と老嬢 舞台劇の映画化ということで、確かにそんな感じの作品だった。 場面は古いお屋敷内中心、そこにいろいろな人間たちが入れ替わり立ち替わり登場。 お話はつまらなくはないけど、スクリューボール・コメディを引きずっているような内容で、 特に主演のケーリー・グラントは、マシンガントークがかなりうるさい。 タイトルからもおわかりのように、完全なブラックコメディーなので、 そっち系統が好きな人には楽しめる作品ではないかと思う。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-06 06:42:14)《改行有》 848. ノッティングヒルの恋人 ひと言といえば、「ローマの休日」の現代版かな。 気楽に鑑賞できるのが、この手の映画のいいところ。近年には珍しい男性視点のお話だけど、 主人公はあくまで我が儘なヒロイン側に都合のいいキャラ設定なので、 男性視点の意味はあまり感じなかった。お話の展開もちょっと粗っぽい。 ヒロインがこの設定じゃ、こうなっても仕方がないか。 肉食系女子と草食系男子の恋物語ということで、今風の作品だということはわかるんだが、 オッサンから見ると、「男なら一度ぐらいビシッと言ったら?」と思ってしまう。 二人のファン、または若い人なら楽しめるんだろうけど・・・。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-06 06:38:44)《改行有》 849. 最高のともだち 邦題に注意。友情をテーマにした作品だと勝手に思っていたら、 不安定な少年の心の内を焦点に描いた、人間ドラマに近い作品だった。 おかげで物語に入り込むまでに少し時間がかかったけど、もちろん友情の部分も描かれており、 結果的にあまりベタついていないドラマに仕上がっていて印象は良かった。 多少都合のいい部分も見受けられるが、全般的に映画としての出来はいいほうではないかと。 それにしても、先入観とは怖いものだ。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-06 06:20:21)《改行有》 850. エイリアン/ディレクターズ・カット フィルム修復、サウンドリミックスに、約6分のカットを追加した版。 「こんなシーンがあったの?」とびっくりしてしまった場面があるのだが、 2以降を鑑賞している人にとっては衝撃的なカットだと思う。 これが初見の人には何の説明もないので、このシーンに一体どういう意味があるのか、 ちょっと困惑するかも。監督もその点を考慮して、ばっさりカットしたんだろうね。 本作だけの完成度という観点から見れば、オリジナルよりはやや減点という印象もあるが、 それでも面白い作品には違いない。[DVD(字幕)] 9点(2011-08-06 06:05:39)《改行有》 851. あなたに逢えるその日まで… 主役二人の接点がほとんどないという、珍しい試みをしているロマンスもの。 狙いが面白く、男女の出会いってこんなものなのかも、とは思えるんだけど、 シナリオが今イチなのか構成が悪いのか、どうにも消化不良という印象の作品だった。 二人が絡むシーンがないので、当然のことながらそれぞれの描写にいろんな人間が絡んできて、 非常にわかりづらいことが一つ。二人を繋げるキーポイントの設定も、 話がなんか別方向に向いちゃって、ちょっと首を捻ってしまった。 そのくせ変に笑えるラブコメ要素があったりと、う~ん、どう鑑賞したらいいのか、 何か焦点がずれている、とにかく不思議な映画だった。[DVD(字幕)] 2点(2011-08-06 05:56:13)《改行有》 852. ジャイアンツ 長い映画だったね。お話はどちらかといえば、映画というよりはドラマ向きの内容。 もろ大河ドラマだよね。ジェームズ・ディーン、エリザベス・テイラー、ロック・ハドソンと、 三大俳優の共演で、確かに見応えはあるんだけど、この三人の役柄のキャラがみんな我が強くて、 あまり感情移入はできなかった。映像はきれいで古さは感じさせないし、演出や音楽もいい。 ジェームズ・ディーン最後の出演作か。主演というかたちでなかったのがちょっと残念。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-06 05:14:33)《改行有》 853. ジュニア シュワちゃんとダニー・デヴィートは好きなんだけどなぁ。 一応ストーリーはちゃんと筋は通っているんだけど、どうにも内容自体が面白くない。 兄弟愛を描いた「ツインズ」はほろっとさせられて良かったのに、 父性愛というものが、やっぱりピンとこなかったのが原因かも。 シュワちゃんはよくこんな役引き受けたな、という印象しか持てない作品だった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-06 05:06:30)《改行有》 854. グラディエーター 主役の俳優さんが、えらくカッコいいスペクタクル活劇。 「ベン・ハー」と同じような内容や流れで、大河ドラマ的なストーリーなんだけど、 製作された時代が新しい分、こちらのほうが洗練された印象は受ける。 お話は今イチだが、映像や演出がいい。それ以上に、やっぱり主人公のキャラが一番の見所。 男性向けの映画。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-06 04:35:50)《改行有》 855. ラスベガスをぶっつぶせ 実際にあった話らしいけど、脚色はかなりされてるだろうなといった印象。 カードの必勝法は本作の一番のポイントなので、もう少し判り易く説明してほしいよね。 ちょっと不親切さを感じた。ストーリーのほうは終盤からラストが作り過ぎの感。 純粋な娯楽映画というわけではなく、青春映画の色合いもあり、邦題も少々疑問符。 でもまあ普通には楽しめたかな。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-06 04:17:49)《改行有》 856. トイ・ストーリー2 シリーズの二作目。お馴染みのキャラ達が活躍し、新しいキャラも登場するけど、 行動範囲が広がったくらいで、基本的にやってることは一作目と変わらない。 絵はかなり進歩したよね。人間の顔や犬のディテールもしっかりしてきて、 こちらは素直に楽しめた。ぜひお子さんとご一緒にどうぞ。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-05 20:34:24)《改行有》 857. マジック アンソニー・ホプキンス主演のサイコスリラー。 飛び上がって驚くような派手なシーンはなかったけど、腹話術の人形を使い、人間の心の奥底に潜む狂気をじわりじわりと描いたシナリオが印象的な作品だった。 見所はやはりホプキンス。神経過敏な主人公役を見事に演じきっており、まさに"役者さん"という言葉がぴったりの演者ぶり。 地味ながらもお薦めの佳作。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-05 19:42:23)《改行有》 858. バンテージ・ポイント 面白いんだけど、ちょっとしつこい。 序盤から中盤にかけては、結構見応えがあったんだけどね。 さすがに8つの視点は多すぎたかな? とにかく最後のほうの視点は無理やりくっつけた、 という印象が強くて、ラストはどうなったのか、もう覚えていない。 そういうコンセプトで製作されたんだろうけど、そこにこだわりすぎたという印象を受ける。 アイデア自体はとてもいいので、それなりに楽しめる作品だとは思うけど・・・。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-05 19:17:14)《改行有》 859. 恋のためらい/フランキー&ジョニー 大人のラブストーリー、と言いたいとこだけど、 この二人、かなりとんがってて、まるで二十代のカップルに見える。 普通はこの歳だと、双方とも少しは丸くなってるはずなんだけどね。 まあ、でもそういう設定で展開されるストーリーなんだからしょうがないか。 アル・パチーノとミシェル・ファイファーは、やっぱり魅力のある役者さん。 彼らのファンなら、そこそこ楽しめるのではないかと。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-05 19:06:19)《改行有》 860. ジョニーは戦場へ行った どっしりと重たい映画。でも鑑賞していると、心が激しく揺さぶられる。 それは主人公に感情移入しているという単純なものではなく、 自分がこの立場になったら、また実際に彼を目の前にしたら、という、 無意識のうちに疑似体験に近い脳内変換をしていることにあるのだと思う。 そういう意味では、すごい反戦映画だよね。まさに心の叫びが画面から響いてくる作品。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-05 18:54:15)(良:1票) 《改行有》
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