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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
941. ロボコップ2 ロボコップとしてのキャラづけは前作で完遂されているので、 当然ながら今作ではストーリーよりも、アクションシーンに頼らざるを得ない。 結果、映像的に見栄えが良くなったが、アメコミのような単なるヒーロー物になってしまった。 主役のピーター・ウェラーは好きな役者さんで、いつも何か悩んでいるような顔つきは 「1」のロボキャラにはハマッていたが、今作のようなストーリーでは彼の個性も生かされない。 「3」での主役交代も頷けるような出来の作品だった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-11 08:42:57)《改行有》 942. ロープ コロンボ形式の密室劇なのだが、状況設定が中途半端なうえに、 登場人物達のキャラが明確にされていないので、この手のジャンルの面白さを実感できない。 故に人間関係もわかりづらく、「これが最初の目的だったの?」と首を傾げてしまったほど。 制作者側の狙いはわかるし、決してつまらない題材ではないのだが、 実験的作品ということで、根本的にシナリオの練りが足りなかったようだ。 後半からラストにかけて多少の緊張感は感じたが、ヒッチコックの作品としてはお薦め出来ない。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-11 07:12:50)《改行有》 943. ロッキー2 基本的にストーリーの流れは、前作と変わらないんだよね。 「1」との大きな違いは、鍛え上げられたスタローンの肉体と、迫力ある試合のシーン。 でも元々ボクシング映画じゃないし、お話にこれだけ変化がないとさすがにきついわ。 一応主人公が成長したという印象は受けるが、スタローンはもうボクシング映画の方向に 気持ちがいってるみたいで、そういう意味ではバランスの悪さを感じたっけ。 当時は周りの評価は高かったけど、自分の中では「ロッキー」はこれにて終了。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-11 06:51:03)《改行有》 944. ハード キャンディ(2005) "赤ずきんちゃんが、狼を襲う"というコンセプトは面白いんだけど、 しっかりと回収できないまま、単なるキャッチフレーズで終わってしまった感は否めない。 少女をそこまでの怒りに向かわせたのは、いったい何だったのか。 なせそこまでしなければならなかったのか。全編を通じて肝心の部分がぼんやりしているし、 結末も腑に落ちない。このラストを見て、納得できる人がどれぐらいいるのだろうか。 男なら、思わず背中に冷たい汗をかきそうなシーンだけは面白かったけどね。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-11 05:09:51)《改行有》 945. ミッション:インポッシブル 「スパイ大作戦」の映画化作品らしい。あのドラマは面白かったけどね。 こちらはテレビ版とは異なり、トムクルーズのヒーロー的映画となっている。 チームワークもへったくれもない、冒頭からの展開には思わず苦笑。 まあ彼のためのアクション映画ということで一向に構わないのだが、問題は中身。 前半からオチが読めてしまうキャスティングって、果たしていかがなものだろうか? 「こいつ怪しいな」と思ったのは、きっと自分だけではないはず。ストーリー展開もチープだし、 肝心のアクションシーンも並。トムのファン以外は見所のない映画だと思う。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-11 03:12:59)《改行有》 946. ザ・デプス 深海基地に閉じ込められた、スタッフたちの心理描写はまあまあ面白いのだが、 深海生物のデザインが、クリーチャーというよりは怪獣のような感じで稚拙。 こういった映画は、いかに最後まで緊張感を持続できるかが鍵だと思うのだが、 クリーチャーの姿を見た瞬間、「あちゃ~」と思わず拍子抜け。 これなら古代の恐竜が生きていたという設定で、それらを登場させた方がよっぽどいい。 あまり期待せず、ホラー映画の感覚で鑑賞すれば、それなりには楽しめると思う。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-11 02:23:31)《改行有》 947. ハスラー2 空前のビリヤードブームを起こした作品として記憶には残っているが、 映画全体の出来はあまり良くない。お話が破綻しているという訳ではないんだけど、 主役はトム・クルーズで、ポール・ニューマンはあくまで脇役。このトムのキャラに、 人間的魅力をまったく感じない。ひたすら格好いい主人公を見せるために作られたような映画で、 ポールの好演が虚しく感じてしまった。本作のこの展開ではストーリーの妙味もなく、 鑑賞後は何も心に残らなかった。ビリヤードの面白さを学ぶにはいい作品かと思う。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-10 17:32:38)《改行有》 948. PLANET OF THE APES/猿の惑星 68年制作のリメイク版。ストーリーは、根本的にオリジナルと変わらない。 ラストだけを変更というチャレンジ精神はいいのだが、わかりづらかったな。 猿のメイクは出色の出来というほどのものではなく、前作より上まっていたのは、 映像と撮影技術の進歩の分のみ。過去のヒット作品の恩恵に、すがりついただけのような気も。 猿の素早い動きだけは面白かった。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-10 16:58:46)(良:2票) 《改行有》 949. ユニバーサル・ソルジャー アクション映画としてはそこそこなのだが、ストーリー面が凝った設定にも拘らず、 主役二人の状況描写が浅薄なのが欠点。そのため純粋にアクションシーンを楽しめない。 例えて言うと、高級料亭で煮込みの足りないおでんを食べさせられたような感覚。 中途半端になるのなら、最初から"安い店で食べるおいしいおでん"を目指したほうがいいと思う。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-10 05:52:52)《改行有》 950. ピースメーカー サスペンスアクションとしてはスリリングさがないし、 ストーリー自体にも捻りがなく、どうにも盛り上がりに欠ける。 ビッグスター二人のキャラ設定にも魅力がないのか、あまり面白さを感じなかった。 映像はそれなりだけど、内容は地味で、いかにもB級アクションといった印象の映画。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-10 04:05:51)《改行有》 951. ジョンQ-最後の決断- メッセージ性が強くて一見重たい内容だが、テンポがよくて取っつき易い。 とにかくひどくストレートな内容で、確かに父親の気持は痛いほどよくわかるのだが、 彼の行為に対する院長や黒人青年の言葉も正しい。 そういった意味では評価の分かれる作品だろうが、シナリオの完成度は高いとは思わなかった。 特に後半はご都合主義の色が濃くなり、人間ドラマとしての物足りなさを感じてしまう。 ラストは予想通りだったけど、同じようなケースで募金活動から始めている人のことを思うと、 やっぱり釈然としない部分はあるかな。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-10 02:48:23)《改行有》 952. サイン レビュー数の多さにびっくり。どうやらかなり有名な作品だったようで、 全然知らなかったよ。主人公のキャラ設定とともに、冒頭に伏線が用意され、 それがラストからしいてはテーマに繋がるという、中々ちゃんとした構成なのだが、 後半出てくる"ヤツ"のインパクトが強過ぎて、テーマなんて忘却の彼方へと吹っ飛んでしまった。 例えれば、おいしいお寿司を食べたいなと高級寿司店に行ったら、 わさびがごってり乗りすぎて、素材の良さを味わうより、辛すぎてひっくり返っちゃった感じ。 お客さん自らわさびを取り除き、「おいしいよ」と言ってくれる親切な人もいるのだろうが、 これでは商売としては成立しない。いわゆる調理法の悪い映画でした。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-10 02:11:45)《改行有》 953. フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白 メル・ギブソン主演のSFラブ・ロマンス。 SFなので突拍子もないアイデア自体は別に問題ないのだが、主人公の選択に意味があるのか、 という大きな疑問点が一つ。また主人公の親友である科学者や軍の対応など、 本作の重要ポイントに関わる状況設定があまりにも浅薄でいい加減すぎる。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようにコメディー色が強ければ、 多少の矛盾もカバーできるんだろうけど、シリアスなストーリー展開だと、 もっとしっかりした設定を用意して頂かないと、とても感情移入などできない。 結果、ラストの展開もご都合主義の陳腐なものにしか映らなかった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-09 10:14:22)《改行有》 954. パーフェクト ストーム 大型ハリケーンを題材にしたパニック映画。 序盤は登場人物たちの人間描写が描かれていて、雰囲気は悪くないのだが、 中盤以降は腑に落ちないシーンばかりで、ストーリーのほうはパワーダウンしてしまった。 実話を基にしているようだが、内容自体はほとんどが脚色、創作のような気がする。 また本筋のストーリーにはいっさい絡んでこない、全く無関係なエピソードが挿入されており、 これらはいったい何のために用意したのかよくわからない。 映像はいかにもCGという感じだが、海とハリケーンの怖さだけは何とか伝わった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-09 07:47:42)《改行有》 955. アナライズ・ミー デニーロのとぼけたコメディー演技が愉快で、設定自体も面白いのだが、 シナリオの出来はあまりいいとは言えない。本来なら笑わせつつ、 主治医との友情シーンでほっくりと、内容に厚みを持たせたかったのだろうが、 残念ながらその狙いは今ひとつ伝わってこなかった。 全体的には小振りなコメディー作品といった印象。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-09 06:38:46)《改行有》 956. プラクティカル・マジック ファンタジー、コメディー、ホラー、家族愛、ロマンスなど、 たくさんの要素が入っている映画。映像がきれいで演出も決して悪くはないのだが、 どこに焦点を当てて鑑賞したらいいのか、ちょっとよくわからずに戸惑ってしまった。 サンドラ・ブロックとニコール・キッドマンはさすがに存在感はあるものの、 二人のキャラ設定も今一つピンとこない。やはりストーリーよりも、 雰囲気で観るジャンルの作品なのかも。そういった意味では女性向けかな?[地上波(吹替)] 3点(2011-08-09 06:03:45)《改行有》 957. セント・エルモス・ファイアー 仲良しグループの、それぞれの人生の苦悩と葛藤を描いた青春群像劇。 まだまだ若くて未熟だという点も、作品のメッセージも伝わってくるんだけど、 内容にはどうしても違和感が。108分という短い時間に詰め込んでいるせいなのか、 これがホントの友情なの?と、首を捻るシーンやベタベタシーンが多々出てくる。 狭い世界観でしか生きられない、あの輪の中にいたら、間違いなく疲れちゃいそう。 ビッグスターになった若い頃の俳優さんたちがたくさん出てくるのが、唯一の見所か。 登場人物が多いので、人間関係を把握するにはちょっと時間がかかるかも。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-09 05:58:18)《改行有》 958. 海底二万哩 ディズニー制作によるSF冒険小説の映画化。 ネモ船長の言葉がそのまま作品のテーマになっており、決して質は悪くないのだが、 ストーリーのほうは今ひとつで、盛り上がりという部分でも今一つ。 冒険シーンは大幅にカットし、潜水艦の中の描写が多いため、必然的に重苦しさを感じてしまう。 ノーチラス号の重厚なセットとカラー映像の美しさは見所だが、 それ以外はあまり面白さを感じられない作品だった。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-09 05:34:41)《改行有》 959. アンナ・カレニナ(1935) トルストイ原作の不倫もの。 ヒロインは序盤からほとんど苦悩する姿もなく、目が点になってしまうような素早い展開。 どうやら夫人は、自分の置かれている環境に不満があるらしいのだが、 そういった描写が浅いうえに、後手後手で表現されているため、 「ちょっと待って、奥さん!」と、いやでも突っ込みを入れざるを得ない。 後はお決まりの不倫映画のパターンで、ラストは短絡的かつ情緒などまるでなし。 十代の世間知らずの若妻ならまだしも、このあたりは時代を感じるよね。 グレタ・ガルボの演技や作品全般の演出、音楽も決して悪くはないのだが、 シナリオがこれではちょっと・・・。間違いなく、女性のほうが感情移入はできる作品でしょう。 あくまでメルヘンの世界ということで。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-09 03:31:30)《改行有》 960. マーニー サイコ調のサスペンスで、こういった内容の映画は今でも多く見られるのだが、 本作はキャラ設定もストーリー展開もかなり雑。主人公の行動自体も何考えてるかわからないし、 度々見せるヒロインのフラッシュバック・シーンで、ラストはほとんど読めてしまう。 「ふ~ん」という感想で終わってしまうのは、サスペンスものとしてはちょっとツラいところ。 ヒッチコック作品としては、演出のほうも今ひとつだった。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-08 22:11:36)《改行有》
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