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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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1041.  少年マイロの火星冒険記 《ネタバレ》 ストーリーはと言うと、火星人にさらわれたママを連れ返すというただそれだけの内容なんですが、火星表面でマイロを助ける為に、自分のヘルメットをつけてあげるママの優しさにはジ~ンとくるものがありましたね。メッセージ性は凄く明確。総統率いる火星人達は全体主義そものもので、それに対して個人の自由や表現を大切にする民主主義が勝るということと、愛情は素晴らしいものだという内容。あとは、男性も子育てに参加しましょうということかな(笑)。同じCGアニメでも、ピクサーと比べると脚本がとてつもなく貧弱だし、ロバート・ゼメキスが関わってるだけあって人の顔の動きを取り込んだ独特のスタイルなんだけど、これがまた実に中途半端な出来なんですよね。妙に本物っぽい表情なのに、全然血が通ってないみたいな。だから、まだまだ発展途上だなという感じが致します。火星人が作った、大規模な地下施設のスケール感やクリーンさは個人的には好きでしたが。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-09-26 22:08:38)

1042.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 カーチェイスのシーンもそれなりにスピード感あって良かったと思うし、娯楽作品としてはまずまずの出来でしょう。妻が実は敵側の人間だというのは割と最初の段階でわかったけれど、主人公もスパイだというのは想像出来ませんでした。そういう意味では評価したいのですが、ただ後になって振り返ってみると凄く粗のあるシナリオだなと感じるのも事実です。主人公が記憶喪失になったのなら、仲間のスパイ達はまず彼に事情を説明するのが普通だと思うのですが、そんなことは一切しないし。特に残念なのは「愛する妻がなぜ私のことを知らないのか」という面白そうな展開から始まって、その妻役の女が自爆して終わっちゃうという、そのオチがもったいないと思うんですよね。主人公が、本物だと思っていた記憶が実は妄想とわかった時はもっと悲しさを描くべきだし、妄想で愛していた女性と対峙するシーンがあれば、ぐっとくるような内容にいくらでも出来たんじゃないかと思うんです。主人公が独りぼっちで、しかも異国で周りは言葉が通じない中で真相を突き止めようとする様はポランスキーの「フランティック」を思わせるシチュエーションで、サスペンスとしてもなかなかいい雰囲気に思えたのに。ジョエル・シルヴァー製作の映画はみんな娯楽に徹した大味映画ばかりだけど、この作品は「入り口」が興味を引く題材だっただけに、少しもったいなかったな、ていう気持ちもあるわけです。[レーザーディスク(字幕)] 6点(2011-09-23 22:46:32)(良:2票)

1043.  アジャストメント 《ネタバレ》 率直に言って、駄作と言わざるをえない。フィリップ・K・ディックは僕の大好きな作家だが、運命を調整するというこの面白そうな題材を全く活かしきれていないのだ。調整局は、ほとんど神に近いぐらいの存在だと思うのだが、にもかかわらずありえないほど張り合いのない連中である。それに、いくらあの女性が運命の人だからといって、トイレでたまたまあってすぐに濃厚キスとはいかがなものか。無理ある設定同様、恋愛自体もまた無理があって感情移入しづらい。よかったのは「どこでもドア」の実写化で、そのどこでもドアによって行われる追いかけっこは本作の唯一の見どころと言ってもいいのだが、それすらもやはりこじんまりとしていて物足りない。いっそ「インセプション」並みにイリュージョンでもしてくれれば多少は面白くなっただろうに。ジョージ・ノルフィ氏が手がけた初めての監督作だからなのか、より面白く見せようという独創性が乏しいように感じられた。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-09-18 21:07:46)

1044.  ブラック・スワン 主人公ニナは「白鳥の湖」でいうところの白鳥で、その純粋無垢な彼女が快楽やイケナイ遊びや母との確執などで形成される黒鳥に飲み込まれんとする、そのせめぎ合いのお話なのだが、率直に言ってしまえば至極個人的な内容で実に薄っぺらい話である。度々登場する、観る者の「痛覚」を刺激する様なシーンも、よく言えば効果的ではあるが悪く言えばB級ホラー映画が多用する古典的な手法でしかない。それでも尚、この作品は観客を終始飽きさせない魔力的な力を放っていると思う。それは勿論、ナタリー・ポートマンの熱演も多いにあるわけだが、やはり監督の才量によるところで、特に感心するのは「鏡」の使い方である。この作品、主人公ニナに負けないぐらい、鏡がやたらと登場するのだ。普通に撮影すればキャメラが映り込むシーンでも、そのキャメラを消してまで「鏡」でニナを映し出す。背中の異物や「もう一人の自分」など、化粧鏡や合わせ鏡で見せてくる。本当の敵は自分自身であるというのは、頂点を極める者の異口同音だが、その意図や狙いを鏡によって表現しているわけだ。ラストで、リリーを押し倒して殺そうとするシーンで、リリーを鏡にぶつけて鏡が割れるシーンも、自分自身を映し出しているという暗喩なわけだ。ストーリーは淡白でも、なにかの小道具で登場人物の内面を現そうとする映画的表現は、一人の映画通としてついつい感心してしまうのである。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-09-08 23:07:48)

1045.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 まずはじめに、主役のベイビードールちゃんがキュートで可愛らしい。これ、凄く重要。そして脚本。ロボトミーとか、自由を欲する為に脱走を図るとかそれ自体はありふれた要素だが、設定が凄く斬新なのだ。ザック・スナイダー監督の真骨頂は、やはりあのアクションにあるわけで、それをとことんまで披露するために考えだされた、実にオリジナリティあるシナリオだと感じる。単なる妄想じゃなく、それによって彼女が見事なダンスを踊りだせるというその組み合わせが素晴らしい。そして数々のアクションシーン。これでもかという怒濤の映像を見ていると、スナイダー監督の一人の作家としての信念を感じずにはいられない。それはすなわち、「これが格好いいんだ」「格好いいものは素晴らしいんだ」という彼の考えがとことんまで貫き通されていて、それが観る者にビリビリ伝わってくるわけだ。私は、恥ずかしがることなく、直球でその信念を見せてくるスナイダー監督を素直に賞賛せずにはいられない。思えばこの作品のメッセージは、全てを決めるのはあなただ、ということである。このストレートなメッセージは、この強い信念を持ってして表現される映像だからこそ説得力を持つのだろう。余談だが、邦題とDVDのパッケージが、よくあるZ級まがいものムービーにしか見えないのは凄く残念である。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-08-30 20:45:22)

1046.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 コメディアクションとしては実に王道な作りで、例えば手榴弾を打ち返して相手を撃沈させてみたり衛星に中指をおっ立ててみたり回転する車からするりと抜け出て銃を撃ってみたりと、思わず「ぷぷっ!」と吹き出しちゃう様なノリで観客を楽しませてくれる。完全に荒唐無稽というわけでもなく、バランスのいいほどほどの無稽さが元エージェントとしての彼らの超人さに説得力を持たせてるわけです。ブルース・ウィリスも相変わらずの渋い演技で威風堂々キャラを見せつけて格好いいのですが、個人的にはドレス姿でマシンガンをぶっ放すヘレン・ミレンが最高に格好よかったと思います。ストーリー自体は3日もすれば忘れるような内容ですが、まぁ、難しいこと抜きに楽しむアクション映画ということですものね。現役を退いたご高齢の皆様方ですが、恋愛は卒業せず、いつまでも恋心は芽生える。だからこそリタイアしてもあれだけやり合える。恋は人を若返らせるのです。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-24 21:08:56)(良:1票)

1047.  HUNGER ハンガー(2009) 《ネタバレ》 米製B級サスペンスムービーではありますが、思っていたよりはなかなか面白くて 最後まで楽しんでみる事が出来ました。 元々、こういう密室系の作品は僕好みでありますが、 本作は中盤からカニバリズムになってくるのが他とはちょっと違う点。 食べ物が一切ない空間で、「もし自分だったらどうするだろう」という観点で 見て楽しむことが出来ます。 僕だったら、、、少なくともおっさんのお肉は勘弁だな、、、、(笑)。 ドラム缶のフタに字を書いて、敵に見せずに置いて呼び込んだところにとどめさすという、 あの終盤もなかなか良かったと思います。 ただ、30日以上水だけで暮らした人が実際にはああやって立って歩くことは無理だろうと思いますけどね、、、(;^ω^)[DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 22:05:44)《改行有》

1048.  ザ・ライト -エクソシストの真実- 《ネタバレ》 「事実に基づく話」だそうですが、実際にどの程度事実に基づいているのかは確かめようもなく、見ているほうとしてはなんともいえません。アカデミー俳優、アンソニー・ホプキンスの怪演が本作一番の見どころで、一歩間違えればくだらないB級ホラーになってしまいそうなこの題材を、ホプキンス迫真の演技で真実味を持たせることに成功しております。作りとしても手堅く真面目で、ルーカス神父が言う様に首が回ったり緑のゲロを吐いたりするわけでもないので、これを見て悪魔の存在について考えたりする人もいるかもしれません。個人的には、神はともかく悪魔はいないと思いますが、本作を見ていて思ったのは、神や悪魔の存在有無よりもむしろ人間誰しもが持つ後ろめたさや罪深さに対してその人自身がどう向き合うか、そして神を信じることにより、結果としてその宿命的な罪を処理することが可能になる人間の心の不思議さを考えさせられた次第です。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 22:01:00)

1049.  ガリバー旅行記(2010) 《ネタバレ》 上映時間85分とまあ実にコンパクト。ストーリーはと言えば、勇気に欠ける一人の男がひょんなことから小人の住む王国に漂着し、そこで成長して帰ってくる、というそれだけのもので、しいて言えばジャック・ブラックの一人芝居でもっているような作品。この俳優さんの人間的キャラを楽しめるか、あるいはただのキモデブにしか思えないかで観る人の感想は変わるはず。僕は前者なので、思いのほか楽しんでみる事が出来ましたね。小人さんたちとの絡みより、むしろ呪いの島でベビードールになってお茶会されてるのが一番面白かったけど(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-13 23:12:49)

1050.  チャイナ・シンドローム 《ネタバレ》 原発の危険性を題材にした作品ではあるが、実を言うと原発に反対する映画ではない。そうではなくて、利益の為に真実が歪められ、安全性を蔑ろにする企業と、その企業に加担し報道を自粛するメディアを問題にしている。そしてこの図式はなにも原発だけでなく、鉄道に航空機に自動車、建築物に工業製品、人間が作り出す全てのものと業界に言える普遍的なテーマなのである。だからこそ本作は、今から30年以上も前に作られ、報道カメラがフィルムであるという古さを感じさせれる内容でありながらもその中核部分は決して色あせないのである。技術者ジャックはまさにヒーローであるが、彼のような英雄は周囲が敵に囲まれているが故に孤独でもある。目の前には、巨大企業が作り上げた不条理の壁がある。命を狙われ、カーチェイスをやってのけ、銃を奪って篭城までしてでも、人々の生命と安全の為に真実を救い出そうとした。この一人の孤独な英雄に、ここまで強く共感を持つ映画は他にあまりない。それ故に、サスペンスフルで娯楽作としても良く出来てると思う。また同時に、このような題材でシリアスな意欲作を作り上げるハリウッド&アメリカという国の懐の深さも驚嘆せずにはいられない(しかも公開直後にスリーマイル島の事故が発生してます)。あらためて申し上げるが、これは「反原発」という単純な映画ではない。この作品は、観客一人一人に、あなたはキンバリーやジャック側の人間ですか?それとも、利権のためだけに生きている企業側の人間なのでしょうか?ということを痛烈に問いつめているのである。[DVD(字幕)] 9点(2011-08-13 19:38:18)(良:2票)

1051.  ティンカー・ベルと妖精の家 《ネタバレ》 なんだかんだいって、3作目まで見てしまいましたね(笑)。 CG自体はちょっと手抜きな気もするが、 ストーリーはこのシリーズで一番面白かったと思う。 女の子とティンカーベルとの友情の芽生えもそうですが、 ずっと妖精の存在を否定してきた学者のお父さんが最後には娘を信じ、 二人で妖精たちとお茶を楽しむラストは実に微笑ましい。 子供向け(特に女の子)アニメとしてはまさに良作。[DVD(吹替)] 6点(2011-08-07 22:45:54)(良:1票) 《改行有》

1052.  ザ・コーヴ 《ネタバレ》 意外と面白かったですね。まぁ、プロパガンダ映画って、観てて面白いんですよ。マイケル・ムーアの映画だってそうですし。隠しカメラを設置するシーンなんて、なにかのスパイ映画を彷彿とする様な感じだし(笑)。それに、ああいうイルカ漁を映像で見る事ってあまりなかったので、興味深く拝見することが出来ました。ただ、内容的には本当に突っ込みどころ満載なんですよね。たとえば水銀をとるのは危険だからイルカや大型の魚は食べちゃいけないという話が出てくるけど、日本の人は昔からずっと魚を食べ続けてきたわけで、それじゃあ日本人は他の国に比べて障害を持った子が多くの生まれてるのかっていったらそんなことはないわけです。魚介類を毎日食べ続けていてもなんの問題もないことは科学的に明らかになってるわけですよ。それからIWCでの話ですけど、日本のことを帝国主義だとか西洋から指示されるのが嫌だからとか、完全なイチャモン言うてるじゃないですか。買収の話だけにしとけばよかったものを、あんなイチャモンつけて感情論を振りかざしたら自身の問題提起も霞んでしまうでしょうにね。それと、イルカだけでなく捕鯨も問題にしてるようだけど、そもそもアメリカって国は反捕鯨の立場をとってる癖に自国の先住民族の捕鯨は許容するダブル・スタンダードじゃないですか。人のこと言う前にまず自分のダブルスタンダードを直せと言いたいよね。そしてなにより一番問題なのは、この作品は日本版と欧米版で違いがあるという事実ですよ。日本版では、エンドクレジットのところで「水銀については例外もある」などのテロップが入るけど、欧米版にはそんなものはなく、しかも水産庁の職員は解雇された事になっている(実際には今も水産庁で働いてらっしゃる)。そして彼の髪の毛を採取して水銀値が陽性を示したというテロップがはいるが、これは日本版にはない。本当にちゃんとした主義主張をもってして、真実を雄弁に語って人々を説得する内容であるのならば、なぜ日本版と欧米版でこんな違いが出るのか?こうやって国別に作りを変えること自体が、彼らの主張が事実誤認で一方的なものであるということを自ら認めているようなものじゃないか。こういう姑息なやり方は、真っ当な映像作家のやることではないと思うが監督はどうお考えだろうか?[DVD(字幕)] 5点(2011-08-03 00:27:30)

1053.  パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会 《ネタバレ》 う~ん、僕はちょっと駄目でしたねぇ。 銀行強盗犯の男が、豪邸に逃げ込むも、この家の主人ウォーウィックは実はとんでもない男で、、、 という展開なのだが、そのウォーウィックがあまりにイカレ過ぎてて、 そのイカレっぷりを延々と見せられてこちらとしては辟易してしまう。 二転三転する展開で、その「どんでん」を楽しむストーリーなのだが、 僕としては全体的に無理がありすぎるようにしか思えずどうしてもこの世界に入り込めない。 あれだけ優秀な刑事という設定なのに、強盗犯に対する行いがあまりに不用心過ぎで、 そりゃバレるのも当たり前やろ、て思ってしまう。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-29 22:56:28)《改行有》

1054.  ツーリスト 《ネタバレ》 いや~、ヴェネツィアって本当に美しいですね~。この作品の真の主役は、実はヴェネツィアという街そのものなんじゃないかなって言うぐらい。僕は頭悪いので、ラストのどんでんは普通に騙されました(笑)。最近のハリウッド映画とは打って変わって、全体のテンポやアクションがスロー。そして内容もシーンも往年の作品を思わせるような作りなので、「ノンストップ・クライムサスペンス」みたいなのを期待して観たら肩すかしでしょうね。ストーリーがストーリーなだけに、粗が多いのも事実なんですが、あくまでもコメディ作品ですから。今を代表するスター2人を揃えてこういう昔ながらのノリを復活させてくれたのは個人的には嬉しい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-28 15:31:33)

1055.  ザ・タウン 《ネタバレ》 なかなか良かったと思いますね。このお話はやっぱり、悪者の父のもとで生まれ、悪者の街に育った、いわば逃れられない宿命的な性質が主人公ダグにはあるわけで、それに加えて相棒に一命を救ってもらったという恩義があるわけですよね。そういう中で、愛する彼女と共に、足を洗って新しい地へ移住しようと考えるんだけど、結局はその身分故に彼女から拒絶され、第二の人生を歩みたいと考えた自分の自由さを宿命にがっちりと押さえつけられる。相棒に街を出て行くと言って喧嘩するシーンもそうだけど、この作品の中盤のこの展開がもの凄く切ない。銀行強盗を継いだとんでもない家系で、それ自体は一般人とはかなりかけ離れた宿命だけど、ダグが背負うこの切なさは、実は誰しもが一度は味わったことのあるものだと思うんです。自分の夢を思い描きながらも、不変不動の現実に押しつぶされる、というね。だからこそダグに感情移入するし、感情移入するからこそ、中盤のカーチェイスシーンや終盤のドンパチシーンは手に汗握る名場面に昇華される。ただのアクションシーンなら傍観するのみだけど、観客はダグに捕まってほしくない、彼の夢が実現してほしいと願っているわけだから。切ない余韻で終わるラストもなかなか好きです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-07-26 20:15:51)(良:1票)

1056.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 3Dで鑑賞すれば、もっと素晴らしい映像体験になったんだろうなぁ、、、。僕は吹き替えで観たのですが、ラプンツェルちゃんの声が中川翔子だとは最後まで気づかず、後で知って驚き。もの凄く上手かったですね。ラプンツェルとフリンが最初に出会うところの、フライパンを使ったコミカルなシーンは思わず笑ってしまったし、街で見かけた小さい女の子たちに髪を結わせるシーンのアイデアの素晴らしさ。そして夜空いっぱいに舞うたくさんの灯りのシーンの美しさなどなど、印象深い場面が数多い。ああいうシーンていうのは、脚本だとただのそっけない文字の羅列で書かれているだけなんだけど、それを映像化させることで音楽と相まっていかに素晴らしいものに出来るか。この、脚本では書かれない映画的表現にやっぱりディズニーの腕の見せどころがあると思うんですよね。ディズニー長編50作品目ということだそうですが、それに相応しい完成度だったと思います。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-07-22 20:49:18)

1057.  30デイズ・ナイト2:ダーク・デイズ<OV> 《ネタバレ》 これはまぁ、ダメなほうの続編ですね、、、、(笑) せめて一人くらいは、前作の登場人物が出てくれればまだ良かったものの、 誰も出演してくれなかったご様子。 作りは決して適当ではなく、ちゃんと真面目に取り組んでいることは 見ていてわかるのだが、なぜ舞台を地下に移しただけで こうもつまらなくなってしまうのだろう、、、。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-19 21:28:43)《改行有》

1058.  クレイジーズ(2010) 《ネタバレ》 可もなく不可もなく、まぁまぁといった感じですかねぇ。家の中でかつての知り合いに襲われるシーンや洗車場で襲われるシーンなど、なかなか見応えはあったのですが、軍の兵士達があまりに無機質で魅力に乏しく、軍がバラまいた細菌でああなったしまったのだからもっと理不尽に描いても良かったと思いますね。個人的には、保安官の補佐がいい味出してたように思います。少しずつ凶暴になって、保安官夫婦にも銃を向けながらも、最後には役に立ちたいと自ら儀性になる。あのシーンだけ、唯一ぐっときたシーンでした。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-15 17:33:23)(良:1票)

1059.  パラノーマル・アクティビティ2 《ネタバレ》 これはこれでまぁまぁ面白かったけど、でも前作よりはやはり劣るなと思いましたね。シリーズ2作目ということで、1よりもパワーアップされる為にと登場人物を増やし賑やかに、そして悪魔の行いもずいぶんとはっきりしたものになっています。だけど、なにより残念なのは、静かなところでいきなり音で驚かせたり、画面にばっと出したりして、そればかりに頼り過ぎなんですよね。そりゃあ、見てるこっちはびっくりするかもしれないけど、怖いっていうのとはまた違うじゃないの。怖さでいったら、1作目のほうが上でしたよ。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-07-13 16:49:59)(良:1票)

1060.  Bubble/バブル(2005) 《ネタバレ》 「ガールフレンド・エクスペリエンス」のDVDと一緒に収録されていた本作。個人的には、「ガール~」なんかよりこちらのほうが遥かに面白かったですね。予告編を見た時はは、流れ作業で作られる赤ちゃんドールを見てソダーバーグのいつものへそまがりな実験映画の一端なのかと思ってましたが、実際に鑑賞してみたらへそまがりなところなど一切なく、実に真っ当な撮り方をしていました。登場人物が皆、抑揚の効いた演技でボソボソっと喋るし、どこにでもいそうな人たちで凄くリアリティが出てる。彼らの等身大の話を聞いてると、いつの間にかあの3人に感情移入してしまう。まるで自分の知り合いみたいに思えてくる。だからこそ、あの殺人事件にはショックを覚える。まるで自分の近所で起こった出来事のように感じてしまう。わずか74分の小作品なのに、これだけ印象深いものをこしらえてしまうソダーバーグの才能に敬意を表したい。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-10 00:23:32)

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