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コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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1361.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 お涙頂戴な感じで、たぶんストーリーはこの3作目が一番よかったと思います。ただ、いろいろと突っ込みどころはあります。変な穴に落ちて体が砂になっちゃうおっさん、という奇想天外な設定。宇宙からやってきた真っ黒のアメーバみたいのが身体に住み着き、人の闇の心を増幅させるというこれまた奇想天外な設定。ここらへんのバックグラウンドといいますか、舞台設定がまさに幼稚園児級の発想レベルであります。いや、そういう無茶苦茶さもアリだとは思うんですよ。なんたってサム・ライミですし。しかしこんな幼稚な作品でも、一応政治的な意味合いが入ってるんですよねぇ。それは意図的なショットとストーリーで表してるんですが、つまりはスパイダーマンというのはアメリカという国のメタファーだということですね。例えば「ゴッドファーザー」のマイケルはアメリカのメタファーであることは有名ですけど、このスパイダーマンも同様。あんな崇高な作品とこんな幼稚(失礼)な作品で、主役の意味合いに共通点があるだなんて、面白いですねぇ。[DVD(字幕)] 6点(2007-10-28 05:04:02)

1362.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 なるほど。好き嫌いが別れる作品でしょうなぁ。僕は割と変態的体質な人間なので、心地よく見る事が出来ました(笑)。この作品の真の主役はずばり「匂い」でありますが、その匂いというのは画面には映らない。画面に映らないものをどうやって表現するか。ここに映像作家としての力量が試されるわけですが、この点で本作は見事なまでのヴィジュアライゼーションを披露してると思うんですねぇ。今でこそ花の都パリなんていわれてますけど、パリって昔は糞汚い街、いわば鼻の都だったわけで、その下劣極まる不衛生さがこれでもかと単発ショットで見せてくる。おぉ~すげ~。くっさそ~。かと思いきや、グルヌイユが作った香水を初めて嗅いだバルディーニの周りが一瞬で美しい庭園に早変わり。あるいはまた、グルヌイユが逃走するローラの居場所を突き止める為に思い切り息を吸い込むと、その匂いが主観ショットとなってバア~っと大地を駆け巡り、振り返るローラのスローモーションへとつながる。いや素晴らしい。基本的なストーリー構成の焼き増しに次ぐ焼き増しが昨今の映画作品のほとんどを占める中、この唯一無二のオリジナルのシナリオとオリジナルの映像で、僕は映画の可能性をまた新たに再発見した次第です。確かにラストの展開はかなりぶっとんでます。もの凄く大風呂敷を広げちゃって、転結の部分で収拾がつかなくなってるような気さえしますが、その大風呂敷の部分だけで十分おなか一杯であります。[DVD(字幕)] 8点(2007-10-21 00:54:12)

1363.  エデンの東(1955) 《ネタバレ》 「兄ちゃんは善で、おいらは悪だ・・・」と、とんでもない! キャルよ。君のお父さんに対する愛は本物ではないか! この世の真理の一端を見事なまでに群像化したまぎれもない傑作。いや~、ジェームズ・ディーンの生き生きとした演技には目を見張るものがありますなぁ~。配役が本当に見事ですな。エイブラが女学生にしてはちょっとおばちゃんくさいなと思ったんだけど、よくよく考えてみれば大人っぽさがなければならない役柄なんですよね。全体的にはクセのない画作りなんだけど、ところどころ野心的なショットを入れてるのにも印象的です。[地上波(字幕)] 8点(2007-10-21 00:31:51)《改行有》

1364.  トランスポーター2 《ネタバレ》 ちょっとちょっと、なにこの人、強すぎじゃないの!!フランク・マーティン、今度はぜひともジャッキー・チェンと闘ってほしい(もう年だから無理かな?)。アクションに徹した、無駄の無いスタイリッシュな一本。とりあえず適役の奴らにアドバイス。フランク・マーティンを見つけたらだらだらと無駄話をせずさっさと銃をぶっ放せ!さもないと次の瞬間、銃を奪われボコボコだ![地上波(吹替)] 6点(2007-10-14 00:22:16)

1365.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 RUFに攫われた子に教育を受けさせてる善人なおっちゃんが言ってましたね。人の善悪とは、おそらく行動で決まるんだろうって。まさしく悪人そのものであったディカプリオ扮するアーチャーが、最後の最後によい行いをする。あのシーン、ぐっときますなぁ。この作品のテーマは、「人間にとって本当に価値のあるものとはなにか?」であります。アーチャーにとってそれは宝石。しかし父ソロモンにとって最も大事なものは家族であり、息子はまさに宝石なのであります。二人の葛藤劇はそのまま「息子か?それとも宝石か?」のせめぎ合いであり、最終的にはアーチャーの行いによって、息子に軍配が上がる。ソロモンがロンドンで家族と再会した時、取引業者はその光景には目もくれず、ずっと石ころだけを見ていた、あのシーンが鮮烈です。そう、このテーマは普遍的なものです。アフリカという遠い遠い場所の出来事、全く関係がないよ、なんて思ってみても、この作品が投げかけるテーマはまさしく我々のような物質文明に生きる現代人に、そのまま大きく関わってくる根源的な問いなのです。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 02:50:50)(良:1票)

1366.  セルラー なにもいうことはあるまい。シンプル・イズ・ベスト!90分の愉快なジェットコースターをご堪能あれ。[地上波(吹替)] 8点(2007-09-16 23:40:43)

1367.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 ほぉ、、、、、ハンニバルのお面は、侍のお面が元だったのか、、、、。大味なハリウッド映画として、純粋に面白かったです。逆に言えば、レクターファンが求める、ハンニバルシリーズ独特の雰囲気はこの作品にはありません。それは、これまでの作品がハンニバルの謎を追うサスペンス作品なのに対して、この作品はハンニバルの謎を解く、立場が逆のストーリーであることに起因しているのかも。人格形成の部分に関していろいろと疑問点はあるかもしれません。これがまぁいわば始まりであって、この復讐劇の発端が殺人することの快楽に変わっていった、と考えることにしましょう。ムラサキさんの言葉を借りれば、愛するに値するものがなくなってしまった男が、復讐という目的を果たしてしまったから後は単なる殺人鬼と化したハンニ、、、ああもういいや!なんせ創造主のトマス・ハリス自らの脚本ですから、こういうことなんだって黙って受け入れるしかないですね(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 22:50:23)

1368.  ヒマラヤ杉に降る雪 《ネタバレ》 「戦争とそれによる人種差別、偏見」「殺人事件とその真相」「恋愛と未練」このシリアスとサスペンスとラブの3つの要素が見事に絡み合って、この作品独特の世界観を作り上げています。人間の一筋縄ではいかない奥深さ、多層な精神というものが端的に表されていて、とてもいい。監督はラブの部分を強調したかったらしく、映像表現の仕方はイシュマエルの感情と思い出をそのまま映像化したような幻想的で凝った作りになっていて、それでいて現実世界の描写は大人らしい落ち着いた雰囲気になっていて、個人的には好感の持てる表現の仕方だったと思います。原作「殺人容疑」はフィクションではありますが、偏見と強制収容、実際に起こった事件を元にして作られた、いわばアメリカの影の歴史の部分にスポットライトを当てた作品なわけです。その意気込みに、純粋に賛辞を送りたい。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-27 01:25:16)

1369.  悪魔の赤ちゃん 《ネタバレ》 なんとまぁシンプルすぎるくらいシンプルなストーリーですなぁ。薬害を取り上げてるからって言っても、単なる理由付けというか故実けみたいなもんでしょうに。怖いから人を殺してるっていっても、明らかに自分から殺しに行ってるし>赤ちゃん。お父さんも涙流してまで慈愛の念を抱いといて、最後にぽいっと敵に投げ飛ばしてるし(笑)。いやまぁ、でもおどろおどろしい雰囲気は出てましたよ。音楽のバーナード・ハーマン、こんなB級ホラーにまで曲付けてたのね、、、。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-08-19 00:09:15)

1370.  バベル 《ネタバレ》 おんや?おかしいな、評価が低い、、、。間違いなく傑作だと思いますよ。確かに後味は悪いですけどね。これは「絶望から希望を見いだす」っていうタイプの作品ですから。皆さん言うように、日本を舞台にした話が他とつながりが弱い。その点は確かにそうですけど、しかし最も印象深く、「映画的」だったのは日本での話だと思います。あれはほとんど台詞がない、画と音と雰囲気と表情。膨大な台詞が当たり前の今の映画群の中で、ああいう原点的な作品を見ると結構新鮮に感じたりしますね。言葉、人種、宗教、身体、個人と集団、個人と国家、いろんな対立軸を持ってしてスケール大きく描いてますけど、でもこの作品に出てくる一人一人は、ほんとにごく普通の人たち、誰一人悪い人は出てこない。皆が「誤解」によって孤独と不幸を味わっていく。「バベル」という障壁は、実を言うと外的な要因ではなくて、一人一人が心の中に作っている壁の事なんですね。それはつまり逆に言えば、立場も環境も信念も違うけど、実はみんな同じ人間、みんなつながっているんだということです。ですからバラバラの孤独を描く事でみんな実はつながっているんだということを表す、「絶望から希望を見いだす」作品なんですね。[映画館(字幕)] 8点(2007-08-18 00:44:43)

1371.  ホーンテッドマンション(2003) ふぅむ、何がしたいんでしょうかねぇ~。ホラー?にしては全然怖くないし、、、、コメディー?にしては全然笑えないし、、、、、。あ、子供向け?にしても中途半端だよなぁ。そうか、ファミリー向けか。うん、家族みんなでわいわい楽しみましょうっていうそういう趣旨。いや、それにしてもやっぱ中途半端だよなぁ。あまりスカスカのシナリオに大人は楽しめないし、目で楽しめる要素も少ないから子供も飽きちゃいそうだし。なんこういうお化け屋敷系の映画って「ホーンティング」にしろ「絶叫屋敷へいらっしゃい」にしろ、駄作が多いなぁ。[地上波(吹替)] 5点(2007-08-18 00:12:56)

1372.  ウィズ 《ネタバレ》 エリック・サティがクレメンティのソナチネをパロディ化して作った「官僚的なソナチネ」みたいなのと一緒で、この作品は白人だけが出てくる白人音楽のミュージカル「オズの魔法使い」を、黒人だけの黒人音楽による、言ってみれば「裏・オズの魔法使い」みたいな、当時としては意欲的な愉快さに満ちた作品。ただ、オズが実は単なるしがないおっさんだったというひねり意外にストーリーとして特注すべきところはなく、あまりに素直すぎる作りなので、個人的にはもっと毒々しいネタなり意外性のある展開なり、オリジナルなアイデアをたくさん盛り込んでほしかった。[地上波(字幕)] 7点(2007-08-15 22:36:00)

1373.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 いいですねぇ~。実在したライダー、バート・マンローの映画化ってことですけど、20代の頃から40年以上もずっと同じ夢を持ち続けて、その夢に向かって一途に取り組んで来た、この生き様が凄いですね。人生は旅だとよく言われますけど、ニュージーランドからアメリカへ渡って塩平原で世界記録を打ち立てるまでに、数々の個性的な人たちとの出会いがあって、そのエピソードの一つ一つが見ていて爽やかさと温かさをもたらしてくれます。いうならばマンローさんの一途な思いと負けん気、ポジティブさと人柄、人々の善意と協力のもとに、この偉大な記録がある、この記録はそれら全てが集約して生まれたんだってのが端的に表されていていいですね。もの凄い倹約主義、節約家、お古のものをずっと使い続ける精神、そういうのがあの「インディアン」として形になる。そのインディアンはなんとパラシュートもブレーキも無いという。そう、まさに「インディアン」は、マンローさんの生き写しみたいな感じですよね。そのオンボロオートバイが、最初馬鹿にされながらも、結果として世界一になる。スピード神に恋した男は、皆から愛された男だった。人生にとっての教訓を教えてくれるような、そんな作品です。[DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 01:21:25)

1374.  マリー・アントワネット(2006) 《ネタバレ》 相変わらずソフィア・コッポラさんの作品というのは、ふわふわした理屈にならない乙女心をそのまま具現化したみたいな、なんとも言えない雰囲気の作品ばかりで、この作品もやはり例外ではありません。音楽なりなんなりで現代風にアレンジってのは、まぁそれはそれでいいんですけど。会話がもの凄く俗語的で、卑猥さや隠語が飛び交ってばかりなんで、遠い国の遠い昔の話でしかない宮殿での貴族生活が、やたら身近なものに親近感をもってみることが出来ましたから(笑)。どうしてまたちょいブス女優のキルステン・ダンストがアントワネット役なのかしらと思ってたんだけど、でも確かに自由奔放さとか、享楽的な感じがキルスティンさんにはよく出てますよね(笑)。そういう貴族生活からの最後の堕落劇として、僕はギロチンの刑をちゃんと見せてくれるもんだと期待してたんだけど、結局そこまでいかずに終わっちゃった。そう、つまりはマリーアントワネット自体はソフィア監督にはどうでもいい。単に彼女の人生の舞台を借りて、自分のいつものふわふわした感覚、映画的表現をまたやってみたかったにすぎないのでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-08 20:43:43)

1375.  上海の伯爵夫人 《ネタバレ》 真田さんかっこええなぁ~。画に映える男ってのはやっぱいいですなぁ。レイフ・ファインズもさすがは名優だけあって、盲人の役というのを本当にうまく演じてる。頭の中で思い描いた自らのバーという理想郷を作りたいジャクソンと、真摯な彼に魅かれるソフィア、己の野望を遂行しようとするマツダ。地に足のついた当たり前の幸せを追い求めながらも、時代に翻弄されていく様を描いた作品ですけど、ただ、ちょっと物足りなさを感じますねぇ。もっとお話にぐっとくるものがあればよかったんですが、、、。でも1930年代当時の上海の街並みはすごくよく再現されてましたね。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-08 20:28:50)

1376.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 世界の武器供給国ベスト5、それは米・英・露・仏・そして中。この五カ国は、国連の常任理事国でもある、、、、。くぅ~、なんか凄い凹みます。悲しいかな、やっぱり世の中は正義じゃなくて、パワーバランスで出来てるんですなぁ。世界の現実を改めて突きつけられた感じで、見終わった後は鬱気分になります。。。主人公は結局、刑事に捕まっちゃうわけですけど、そこでまたあのラストの言葉ですよ。私のやっていることは必要悪だから逮捕されない、てね。人間というものが実にドロドロした内面を持つ、多義性の生き物であるが故に、その人間が作り出す世界もまた一筋縄ではいかない、ドロドロした世界になる。善と悪とネセサリーイーブル。おぉ、、公然と広がるこの非線形複雑系無秩序の世界の様を前にして、若造の僕はただただ呆然と立ち尽くすばかりです、、、。これだけ胸にズシンとくる、身の詰まった説得力ある作品を、これだけ見やすく、軽く作り上げることが出来る、その器用さにも脱帽です。[DVD(字幕)] 8点(2007-08-05 22:16:15)

1377.  不都合な真実 《ネタバレ》 ドキュメンタリーというか、温暖化という問題を知らしめるための一つのいい宣伝素材という感じで、ゴアさんの見事なまでの講演を堪能することが出来ます。いかに人々にわかりやすく伝えるか、1000回以上もの講演を重ねて来た彼がなし得た、一種のパフォーマンス・アートと呼んでもいいくらい。まずは地球の映像を見せる。カール・セーガンの言葉を借りて、ボイジャーファイナルショットの青い点になった地球を見せる。そしてその星で起こっている事をわかりやすく説明。「これは政治の問題ではなく、モラルの問題だ」は素晴らしい言葉です。何事も矮小化して考える我々の癖をうまいこと指摘してますな。その後はいろいろな科学的データを見せて温暖化の恐怖を教えてくれます。一番印象的なのは、南極の氷が気温の上昇によって穴だらけのチーズ状みたいになっちゃって、一気に崩れ落ちるという話。あれがグリーンランド全域で起きていて、もしグリーンランドの氷床が溶けたら世界の大都市は海に沈んじゃうよって。実に恐ろしい!一番有意義だなと思った話は、経済と環境は両立するという説明。これが対立するものだと思ってる人がまだまだたくさんいるんだろうという事実。これこそが、温暖化阻止にむけての最大の阻害要因かもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-10 22:40:29)

1378.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 この作品のテーマは一言でいうと、「意味のあるものとはなにか」であります。昨今、現代社会は意味を喪失した、「意味に餓える社会」であります。劇中、美術品を収拾する男に「これらの骨董品を見る世代がいなくなるのに、なんの為に集めるのか」と主人公は問う。あるいは、奴隷から時計を奪う警官、街のいたるところにある動く広告、台詞の端々にまで、いろんなところに「物欲主義」というキーワードが垣間見える。人がいなくなるってのに、なぜこの人たちはこんなにも物欲に溢れてるのか?何の意味も無い。そして絶望的なまでに無意味な反乱、戦闘、殺し合い。ラストの長回しは、単に「長回し」だけが売りにされてるけど、この長回しにはちゃんと意味がある。そこらへんがデ・パルマとは違う(ファンの方、失礼)。まさに無意味な殺し合いの中、ただ一つ、赤ん坊を救う為に、ひたから駆け抜けていく主人公。最後に人々が目にしたのは、赤ん坊という名の「意味」であったのです。何の為に生き、何の為に社会があり、何が人類にとっての価値なのか。その赤ん坊が 、全ての意味を表している。それを手にしたとき、トゥモロー号のごとく、現代社会を導く「明日への指針」となるでしょう。[インターネット(字幕)] 8点(2007-07-05 14:37:19)《改行有》

1379.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 アクション映画とてしは、申し分ない出来映えだったと思いますねぇ。こう見ていて力の入る銃撃戦は、他を寄せつけないくらい群を抜いて優秀だったし、特によかったのはトンネルのシーンですね。あのたたみ掛けるようなスピード感とカメラワークは、今年のアクション映画のシーンNo.1と言ってもいいぐらいですね。それで前半はつかみOKなんだけど、中盤から後半にかけて失速しますよね。F-35のシーンはちょっとやりすぎかなと思ったし、それに比べてラストはあっけない終わり方だった。ラストの展開をもうちょっとうまく昇華出来るように考えるべきだったと思いますね。でも、全体としてはぐっと締まった、本当によく出来た映画。シリーズ中では、1作目が不動の最高傑作であることに変わりはないけど、本作はそれに次ぐシリーズ2番目の傑作にカウントしてもいいかなと思います。ただまぁ、シリーズものですから、今までで一番凄いアクションを作ろうというのはわかるんですが、そのせいかマクレーンがもはや「超人」と化していたのはちょっと気になるかな。[映画館(字幕)] 7点(2007-07-02 01:38:39)(良:1票)

1380.  アンダーワールド/エボリューション 《ネタバレ》 確かに前作よりはアクションがパワーアップしてることはしてるんですが、、、、、どうもこのシリーズは生理的に受け付けないようです(笑)。見所はケイトのエロエロボディスーツとラストのプロペラミンチシーンぐらいですかねぇ、、、ファンの方、すんません![DVD(字幕)] 5点(2007-07-02 00:14:32)

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