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プロフィール
コメント数 270
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

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121.  ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 ホテルのVODで鑑賞。暇つぶしには悪くないが、一言で言えば「悪趣味」な映画だ。冒頭のカークラッシュからのカタストロフ映像は悪くないが、あとは「どのように事故死させるか」をスタッフが考えに考えたであろう映像を次々見せられるのみ。特にプールのシチュエーションなどは、悪ノリもいいところだ。せいぜい、事故には気をつけようと思うくらいの、悪ふざけ映画。[地上波(字幕)] 4点(2010-10-20 14:35:19)

122.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 アカデミー賞を前提に観ると、皆さんどうしてもハードルが上がりますね。個人的にはイラク戦争ものとしては初めてだったので、あそこで実際どんな光景が繰り広げられていたのか、テレビでも流さない実態を知るには、こういう映画を見るしかない訳で、そういう意味では新鮮でもあり、イマジネーションをかき立てるには十分なリアリティーを持った作品だった。爆弾処理班という題材性も秀逸。言葉が通じない、何を考えているのかわからない市民の中で、市民と見分けのつかないテロリスト達と戦う恐怖はあのベトナム戦争を彷彿とさせたし、特にスナイパーとの銃撃戦では、弾倉の銃弾にこびりついた血を洗う場面や戦闘に集中するあまり唇が乾いているところなど、およそ実戦に参加しなければわからないシチュエーションをよく撮っている。作品の深い精神性はよく理解できなかったが、最後のスーパーマーケットでのシリアルのカットは、いつまでも胸に残るインパクトがあった。究極の地獄と究極の平穏との対比を象徴する印象的なカットだと受け止めた。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-12 12:26:39)(良:1票)

123.  フェーズ6 《ネタバレ》 面白そうな予告編に釣られて鑑賞。でも結論から言うと期待はずれ。感染パニックというよりは、人間ドラマがメインだった。その意味で邦題は合っていないと感じた。冒頭から死亡フラグ立ちまくりの兄は、「スタートレック」の新作で若きカーク船長を演じた俳優が演じており、破天荒なキャラクターには不思議な既視感があった。85分というコンパクトさは良いが、状況説明に時間をかけなかったのが良かったのかどうか…。物語は謎の病原菌(ウィルス)の発生から蔓延に至るパニックや脅威などは一切省かれており、登場人物達の台詞や廃墟と化した街などから想像するしかない。むしろ愛する人が致死率100%のウィルスに感染した場合、自分だったらどう行動するのか、を考えるきっかけとなる映画であり、設定につっこみどころは多くも、そして後味は悪くも、それなりに観る価値のある作品といえる。[DVD(字幕)] 4点(2010-10-04 10:01:44)(良:2票)

124.  ソウ6 《ネタバレ》 ストーリー的には、前作からの伏線が回収されている点が多く、これまでの様な消化不良な印象は薄いかわりに、前作までの内容をきちんと覚えていないと伏線回収の面白さも半減するのがツライ。シチュエーションホラーというジャンルを確立した本シリーズだが、そういう観点では冒頭のゲームが印象に残る。このシリーズの見せ場である、自らの生死をゲームを通じて自分でチョイスするわけだが、もし自分だったらどういう行動をとるだろう、というイマジネーションをかき立てられる。それにしても、あまり悪くない人まで簡単に処刑されてしまっている点で、ホフマンの仕業だからにしても減点対象だ。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-02 10:01:33)(良:1票)

125.  サロゲート 《ネタバレ》 結構な出来だ。何がかというと、サロゲート(ロボット)の表現が自然で、いかにもありそうな画のつくりは、このようなSF映画にとって生命線である。私はこのような近未来SFの場合、本当にありえるか、というリアリティよりも、もし○○だったら…という仮説を映像化して娯楽として提供する点を評価したいと思う。したがって、本作の画としてのリアリティは俳優の演技も含め及第点だ。それにしても、街を歩く女サロゲートが皆ボインなところとか、皺がないところなど、現代女性の欲求を端的に示していてまんざらSFでもないなと笑ってしまった。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 09:37:04)(良:1票)

126.  アイアンマン 普通に面白い。背景にも飛躍したところがないし(その分アイアンマンという飛躍は許せる)、主人公が俗な人間から、自身の使命に目覚めるというくだりも、抵抗なく受け入れられる。全てを手に入れた人間でも、自分のために涙を流してくれる人の愛を求めてしまうというところもいい。さらにはアイアンマンのメカニカルな描写は、世の男の子なら大抵シビれるだろう。スーパーマンにはなれなくとも、アイアンマンには誰しもなれる可能性がある。それにしても、あのマリブの豪邸のような、超IT住宅に住んでみたいものだ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-07-20 14:09:13)(良:1票)

127.  カールじいさんの空飛ぶ家 ブルーレイで鑑賞。ピクサーアニメの繊細な質感をことさら味わうことができた。本作はストーリーというよりも、ディズニー映画らしい楽しい雰囲気や、美しい画を楽しむ映画と割り切れば、結構楽しめるのではないか。一緒に観た子ども達も楽しんでいたようだし。あとディズニーランドの新しいアトラクションの題材としては面白いんじゃないでしょうか。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2010-07-01 14:41:36)

128.  ナイト ミュージアム2 前作がヒットしたので、続編を作ってみようか~。設定は前と同じ美術館なら広がりがないから、そうだな~、スミソニアン美術館なら面白いんじゃない??登場人物は~こんなのいたら楽しいよね~、ストーリー?ストーリーはこんなんでいいんじゃない??ってなノリでできた映画。暇つぶしとしては良いのではないでしょうか??[DVD(字幕)] 5点(2010-06-14 12:18:24)

129.  2012(2009) 《ネタバレ》 終末ものが好きなので予告編で期待が高まり劇場とブルーレイで2回鑑賞。CGを多用してのリアルな災害描写はこの監督らしくスケール感もあり、見応えはあったものの、極限時における人間ドラマという点では底が浅く、感動のレベルまでは達していない。 唯一感動したのは典型的な金持ちとして描かれていた身勝手なロシア人富豪が、自分の子どもを船に放り投げて自ら落下していったシーンぐらいか。本当の意味で身勝手だったのは主人公の家族の方だったかも…。この作品は映画というより、テーマパークのアトラクションの原作としては申し分ないと思う。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2010-06-07 11:33:37)《改行有》

130.  ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト 《ネタバレ》 もはや伝説となりつつあるスーパージジイロックバンドのコンサート映画であるが、日本で行われたドームツアーとは趣が異なる、中規模ホールでの臨場感あふれる映像が楽しめる。ギリギリまで決まらないセットリストのためスコセッシ監督の焦りが最高潮に達した瞬間、OPナンバー「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」が最高に格好良くキマる。なんてクールなジジイ達なんだろう…。あとは、伝説のジジイハンドのギグに酔いしれるのみ。映画館で観たらもっと浸れただろうと少し後悔。ステージの真ん前でいい感じでノっているブロンド達が、より雰囲気を盛り上げている。日本ならセキュリティー問題でNGだろうな。恐らく数十台のカメラを駆使して撮影していると思うが、画角内への機材およびオペレーターの写り込みは最小限に抑えられている手腕は評価したい。それにしてもキースのギタープレイは年々自由奔放(てゆうかいい加減)になって笑ってしまった。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-05-25 17:12:38)

131.  第9地区 《ネタバレ》 いわゆるエイリアンものとしては、これまでにない異色な展開を見せており、映画通にも見応えのある作品となっている。全編手持ちカメラ風のドキュメンタリータッチとなっており、画面のブレが気になる一方、いかにも眼前で事実が進行している錯覚をもって鑑賞させることに成功している。場所がヨハネスブルクということや、巨大宇宙船で来たわりには、文明化されていない感じの「エビ」を「しょうがなく」居住させる政府。そしてその居住区が長期間の間になんと「スラム化」してしまうことや、別な居住区に移転を求めるためサインをもらおうとする係員、そして「エビ」の人権?を守ろうと騒ぐ団体の描写など、「ありそう」で「なさそう」な展開に思わず笑ってしまう。 主人公が「感染」して以降は、展開がご都合種主義なところも散見されるが、結構楽しめた。ラストまでの展開が読みにくいという点も好印象。 あまり本筋に関係ないが「エビ」の造形や声は、スターウォーズEP2に出てくる昆虫型クリーチャーのそれにそっくりなのが気になった。[映画館(字幕)] 7点(2010-04-17 12:00:32)《改行有》

132.  アバター(2009) 《ネタバレ》 地域の事情により不本意ながら2D鑑賞でのレビュー。それでも、さすがはキャメロン、映画の限界をまた広げたなという印象だった。プロット自体は他のレビュアーがご指摘の通り、新鮮味を感じるものではないが、本作の面目躍如は、ファンタジーながら、リアルに見せることに徹し抜いたことに尽きる。ひとつは、見事なる独自の世界観を相当なエネルギーを注いで手抜きなく構築した点。もうひとつは、それを実写(正確には実写とCGの高次元融合)で活写した、という点だ。アニメであれば(「もののけ姫」にしろ何にしろ)比較的自由に描ける世界も、(CGの違和感を最小限に)実写化するのは相当に困難な作業である。例えばもしナヴィが人間と同じ大きさで、全身青く塗っただけの特殊メイクで撮影されたとしたら、それこそありきたりのSF映画にとどまっただろう。ただ、陳腐なプロットとはいえ、環境破壊に対する警告や、生命の繋がりの大切さといった価値観も含まれており、この作品が現代社会に投げかけるメッセージはそれなりに重い。いろいろ書いたが、3Dでも観てみたかった(泣)[映画館(吹替)] 9点(2010-01-13 00:34:25)(良:1票)

133.  マイケル・ジャクソン/THIS IS IT 《ネタバレ》 期間限定に弱い小市民として鑑賞。冒頭、マイケルへの思いを語るダンサー候補?達の感極まる表情は、改めてマイケル・ジャクソンこそ現代最高峰のスーパースターだということを思い起こすに十分なオープニングだった。本作はリハーサルとステージ映像を中心に構成した映画であるため、共演者やスタッフとマイケルの信頼関係や、マイケルの愛情あふれる接し方などを垣間見ることができた。リハーサルとはいえ、歌や演奏、ダンスに手抜きはなく、十分見応えがある。50を過ぎたとは思えぬマイケルの健在ぶりには理屈抜きで感動する。現代最高峰のエンターティナーで今はもう伝説となったマイケルが10年ぶりにどんなステージを観客にみせようと考えていたか、それを知るだけでも観る価値は十分にある作品だ。[映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 18:36:19)

134.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 ヒマつぶしに観た作品ではあったが、飽きずに観られた。ふがいない主人公が、自分の出自を知り、暗殺者に鍛えられていく流れは、丁寧に描かれており、違和感はあまり感じなかったし、ナゾの暗殺団や弾道が曲がる銃弾についてもご愛敬。この辺は深く考えると楽しめないです。いくつかのどんでん返しも良かったのではないか。こういう映画は裏や展開を読まずに、素直にアクションや展開を楽しみ、直後に忘れる位の見方がちょうど良い。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-14 16:35:29)

135.  デイ・オブ・ザ・デッド ジョージ・A・ロメロの名作「死霊のえじき」のリメイクをうたっているが、内容は着想のヒントを得た程度の別物。しかし、B級とはいえ予算もしっかり投入されており、現代版らしくゾンビ映画として一定のクォリティーを保っており、以外と見ごたえがあった。 特に一部のゾンビに個人のキャラクターを残存させる設定は面白かった。 次を予想しやすいお決まりの展開と思いきや、少しひねってあったり、得てしてこうした作品はヒロインのセクシーさで面白くなさをカバーしがちだが、さにあらず。何と言ってもゾンビ(感染者)の造形が秀逸で、十分怖がらせてもらえた。 ゾンビ映画を見たいという欲求にしっかりと応えてくれる作品。[DVD(吹替)] 7点(2009-10-07 10:50:07)(良:1票) 《改行有》

136.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 本サイトでの高評価が気になり鑑賞。大まかな展開はあらかじめ知っていたが、最後まで引き込まれながら鑑賞できた。白人の頑固じじいとその子供たち家族、教会の若い神父と、隣に越してきたモン族一家、そしてモン族のヤンキー達という、狭い範囲での日常がドラマになっている。頑固じじいの家と隣家の俯瞰ショットを多様し、非常に落ち着いた画作りが印象的。その分、その穏やかな日常を破壊しようとするヤンキー達が観る者にもより「うっとうしく」感じるように描かれている。自分の死期を悟った頑固じじいの心情の変化を愛車グラン・トリノと二重写しにして丁寧に描いた点は評価できる。ただ、頑固じじいの「最後」については、そうすることが本当に良かったのか、という疑問が残る。この一件で頑固じじいは勇気をもって変わることができたが、隣家のモン族の若者にも、車や束の間の平穏を手に入れることだけでなく、最後にもっとその人間的成長が見られれば、かなりの傑作になったと惜しまれる。蛇足だが、この作品の背景には、アメリカの銃社会が庶民にまで浸透していることが良くわかる。日本ではありえない展開だろう。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-30 13:11:08)(良:1票)

137.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 X-MENは第1作のみ鑑賞。そんなに思い入れのあるシリーズではなかったが、それなりに楽しめたのは、やはりミュータント達の特異能力を見せ場としたCGアクションにあったと思う。この作品は科学的根拠を考えると途端に興ざめしそうなので、細かい詮索はしないほうが良いかもしれない。それよりウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンの常に憂いを帯びた表情と、一方安息の日々を手に入れた表情の対比が上手く演じられており、自然に感情移入させられた。ケイラのくだりは鈍感な自分には全く予想できなかったため、物語に意外性も感じられ、退屈することなく最後まで見ることができた。ただ、やはり前3作とも見てからの方がより楽しめたかな。[映画館(字幕)] 6点(2009-09-30 11:06:22)(良:1票)

138.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 「007ビギニング」といってもよい内容。それだけにこれまでの「お約束」に縛られることなく作られた感がある。ここ数年の「007」シリーズの路線には正直飽きていたところだっただけに、新鮮で良かった。スパイ映画らしい出だしには「00」が殺しのライセンスであることを思い出させる効果があったし、それに続くオープニングタイトルと音楽もセンスが良く、新しい「007」への期待感を高めている。無骨な顔のダニエル・クレイグはこれまでのニヤついたボンド像を打ち壊し、「英国諜報部にはこんな奴いそう」と思わせるリアリティーを醸し出した点で評価できる。とにかく良く走るスパイという意味では「Mi3」のトム・クルーズばりではある(笑)。アクションは(スタントを多用しているのだろうが)全編通して見ごたえ十分。ボンドとヴェスパーの愛情劇も、それに絡むドンデン返しも良く練られているが、少し説明不足の感が否めない。もう一度見返せば良いのかも知れないが…。いずれにせよ、本作は長さを感じさせず、映画の魅力てんこ盛りの力作であることは間違いない。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-10 10:54:35)《改行有》

139.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 アクション重視のジェットコースタームービーとしては大変面白かったが、不朽の名作ダイ・ハードの名を冠されるとやはり「?」がついてしまう。シュワちゃんが主役でも良かったのではと思うほど不死身のヒーローと化したブルース・ウィリスおじさんでしたが、目の前にある状況を瞬時に攻撃に利用するといったマクレーンらしい場面もいくつかあり、シリーズ最新作としてはギリギリ及第点か。はやりダイ・ハードは「限られた空間」での攻防戦に魅力があることを再認識。それにしても最後の戦闘機はやりすぎの感強し!次は是非ホワイトハウスなんぞで事件に巻き込まれるマクレーン刑事が見たいですな。[映画館(字幕)] 7点(2007-07-19 12:39:32)(良:1票)

140.  スター・ウォーズ <変更>私の人生に大きな影響を及ぼした作品であり、客観評価不能。当時の映画界を考えるとあまりにも独創的なキャラクター設定およびその世界観がすばらしく秀逸なため、映画という表現形態にとどまらず、カルチャー現象にまで広がった特異なエネルギーをもつ作品だと断言できる。大猿(チューバッカ)が宇宙船のパイロットだなんて、当時日本の誰も考えつかなかっただろう。ミレニアムファルコン号の非シンメトリックな造形やあのスクラップ感、そしてあのライトセーバー等々当時はとてつもないインパクトがあったのだ。だからこそ断言できるが、今やエンターテイメント映画では「スターウォーズ以前」か「以後」かで大きな線引きができるほどの歴史的意義のある作品である。ジョン・ウイリアムズのスコアも欠かすことはできない。とにかく、あれだけの才能とアイディアと創造のエネルギーが集結し、この作品が生まれたことは、奇跡であるに違いない。その証拠は新三部作を見るとよくわかる。 もう字幕など必要ないほど何十回も観た今では当時の新鮮な感動が味わえないことが残念だ。CG全盛の今、初見で観る人は同じ感動は味わえないだろう。それは仕方ないことだ。EP3の公開も終わり、新シリーズを期待しながら待つことができない寂しさもある。しかし私の人生でこの作品に出会えて本当に良かったと思う。 [映画館(字幕)] 10点(2007-07-05 21:10:08)(良:1票) 《改行有》

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