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141. ジェミニマン 《ネタバレ》 ウィル・スミス主演の映画のわりには、全体的に何とも言えないB級感が漂ってるなぁと思いながら観てました。 ただB級ながらもアクションシーンはなかなか凝ってまして、他のアクション映画とは一味違うヴィジュアルを見せてくます。 この辺はさすがアン・リー監督といったところです。[DVD(字幕)] 6点(2020-04-26 14:07:43)《改行有》 142. ドクター・スリープ 《ネタバレ》 シャイニングの続編という位置づけ以外の予備知識なしに観てみました。 正直、独特な世界観なので前半は「何じゃこりゃ?」てな感じでしたが、その世界観を受け止めたことにより 後半からは娯楽作としてそれなりに楽しめました。でもやっぱりキング原作の映画って癖があるなぁ。 例のホテルが終盤に出てくるので懐かしさも相まって思い出にふけっておりました。 続編なので、どうしてもキューブリック作品と比較してしまうのですが、 今の映画とキューブリック作品はテンポという意味において根本的に違うんだなぁと。 キューブリック映画の重厚さは、あの長回しとスローなテンポからでしか生み出せないものですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-24 17:41:25)《改行有》 143. ジュマンジ/ネクスト・レベル 《ネタバレ》 笑いの量で言えば前作のほうが多かったですが、映画の出来栄えとしてはこっちの方が上かな。 大量のダチョウやマンドリルの大群からの逃避行は迫力満点。 今回はおじいちゃん二人組ってことで、その分スピード感が落ちちゃってるようにも感じましたが 中盤、なぜ会いに来たのかの理由を吐露し、最後には和解する様は予想外に感動してしまいました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-07 17:29:54)《改行有》 144. ゾンビランド:ダブルタップ 《ネタバレ》 前作も鑑賞してますが何しろ10年も前なのでほぼほぼ覚えてないです。 ですがそんな状態でも問題なく楽しめました。 通じゃないと伝わりにくいユーモアもありますが、大抵のギャグは笑えるし気に入りました。 個人的には新キャラのマディソン絡みのユーモアが大好きです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-01 14:10:42)《改行有》 145. ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 アクション的には悪くない出来栄えですし、お金かかってるなぁというのも 見ていてよくわかりますが、でもどのシーンよりも一番衝撃的だったシーンは冒頭ですね。 若かりし頃のサラ、ジョン、そしてシュワちゃんたちが何の違和感もなく映像化されていて、 今のCG技術はほんとすごいなと驚愕いたしました。そしてあんだけ必死に守ったジョンが あっさり殺されて始まるというサバサバストーリーにも衝撃を受けました(笑)。 ターミネーターシリーズは基本的にはやってることが同じでして、 敵からひたすら逃げ続ける、ただそれだけであります。 唯一のひねりは、シュワちゃんターミネーターが山小屋で擬似家族のように過ごしてて 親の気持ちを理解できるようになったという設定ですね。その発想は斬新だった。 そしてサラのために敵と共に絶命するラストはジーンときました。 そんなわけで内容的には悪くないんですが、興行的には大コケだったので、 おそらくシリーズとしてはこれが最後になるだろうなと。 老体に鞭打って新作を見せてくれたお二方にお疲れさまを言いたいです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-31 19:46:34)《改行有》 146. ブライトバーン/恐怖の拡散者 《ネタバレ》 スーパーマンが悪者だったらというような設定の、ありそうでなかったホラー映画であります。 でもベースとしては親子の話で、それもちょうど思春期ぐらいの年にまで成長した男の子宇宙人ですから、 そういう意味での面白さがあります。 怖さというとそれほどではありませんが、目に突き刺さったガラスを取り除こうとするシーンがなかなかでした。 尺の短い映画でサクっとみれますが、ブランドンが人間たちにもう少しいじめられたりして より彼に強く感情移入できるような話にしていけばより良くなったと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-29 20:10:44)(良:1票) 《改行有》 147. ジョイ・ラック・クラブ 《ネタバレ》 一つ一つのエピソードが面白かったです。 男運のない人たちだなぁと思いつつも、文化的な違いとかがあって、 それで自分が合わせなきゃ、尽くさなきゃって努めるもんだからそれがかえって仇になるのね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-17 17:19:03)《改行有》 148. 突撃隊 《ネタバレ》 モノクロ映画ですが、戦場での壮絶さやリアリズムが良く伝わってきました。 スピルバーグがプライベートライアンでやったようなことを、当時のドン・シーゲルが行ったのだろうな、と推察。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-08 19:24:02)《改行有》 149. 王様と私(1956) 《ネタバレ》 なんだかんだで面白かったです。 シャム王という難しい役柄を見事に演じ切ったユル・ブリンナーと、愛情深い先生役がどハマりしてた デボラ・カー。 ミュージカルリメイクということで、演者達も正面むいて演じてるような、いわば舞台を撮影してるような感じで それはそれで当時としては真新しいものだったのかもしれませんね。 今こうして観ると、いわゆるその当時の西洋人が考えるアジア人の世界、みたいななんとも言えない独特なものがありまして、 特に後半見せてくれるミュージカル劇ですね、あれはまさにそういうもので、それが実に興味深かったなぁと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-03 18:21:38)(良:1票) 《改行有》 150. アナベル 死霊博物館 《ネタバレ》 次に何が起こるか、、、の匂わせ感とか雰囲気作りは悪くないんですけど、 これはもうアナベル人形ほとんど関係ない、ただのお化け屋敷映画になっちゃってましたね。 これといった脈絡もなく、モンスターキャラが交互に出てきて驚かせるだけで、 途中から飽き飽きしてしまいしまた。 女の子3人がまさしく観客層の年齢という感じで、結局のところみんな無事だし刺激が足りなかったかな。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-02-14 20:26:36)(良:1票) 《改行有》 151. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 タラちゃんは、本当に強烈な個性を持った映像作家ですねぇ。 最初から最後までタランティーノ節。彼のエキス100%の作品でありました。 若かりし頃のポランスキーとか、ブルース・リーとかが出てきてついついニヤニヤしちゃいますけど、 中でもスティーブ・マックイーンは似てましたね〜(笑)。 当時の楽曲もふんだんに使われていて、流し方がまたいちいちカッコいいです。 ただタラちゃん節全開ですから、人を選ぶ作品であることも事実でしょう。 なんでこんな長ったらしい意味のないシーンあるの?とか言いたくなっちゃうのもあるにはあるんですが、 それはやっぱり、タラちゃん映画のリズム、彼のセンスなんですよね。 中盤、クリフが一人でスパーン映画牧場に乗り込んでジョージに会おうとするシーンがあるんですが、 そのシーンの緊迫感と言いますか、見るものを引きつける引力ですね、それがすごいなと思いました。 タラちゃん映画は、どうでもいいようなシーンで緩ませといて、魅せるシーンでグッと惹きつけるという、そういう緩急が素晴らしいですね。 終盤なんて、突然スプラッターホラーにでもなったのかというような急展開にも思わず笑っちゃいました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-11 21:31:38)(良:1票) 《改行有》 152. ジョーカー 《ネタバレ》 確かに面白かったことは面白かったんですけど、観ていてこれは完全に「キングオブコメディ」を元にしてるんだなと思いました。 あれの主人公をジョーカーでやってみようと思い立ったのでしょう。 そんなわけで、どうしても比較してしまうわけですが、私は少し気になるのは映画的な美的表現シーンですね。 主人公はいわゆる典型的な社会的弱者で、周囲の彼に対する扱いの酷さによって必然的に主人公に感情移入するようにできてるわけですが、 そういうリアルなテイストで描いてるもんだから余計に映画的表現が気になるんですよね。 階段で踊るシーンとか車から救出されるシーンとかラストシーンとか、実に映画的な表現。 だから、そこはジョーカーだからなんですよね。すごくリアルなんだけど、でもファンタジーで、 その辺の折衷さ加減が個人的には気になって。だから、いい映画だし面白いんだけど、アカデミーはないだろうなと思ってました。やっぱりそうだった。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-11 20:22:56)《改行有》 153. マレフィセント2 《ネタバレ》 目に楽しい作品でありましたね。 妖精さんたちをはじめとする、森の生き物たちが実に微笑ましい。 そういうファンタジーの中に、他民族共生といったテーマを軸に昇華させていく展開で、 ストーリー的にも及第点ではありました。 どクズすぎる母ちゃんでしたが末路は羊にさせられるあたりはディズニー的ですね。 個人的には、例えばユーモアの要素とか、可愛らしい妖精たちとのさらなるやり取りとかを 取り入れて欲しかったかなと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-02-11 19:15:38)(良:1票) 《改行有》 154. クロール -凶暴領域- 《ネタバレ》 台風とワニのコンビセット。ありそうでなかった組み合わせメニューですね。 美味しゅういただきました。ワニ酸の登場の仕方はホラー的でなかなか魅せるし、 ジョーズにも通じる演出の仕方で観ていてついつい声が漏れちゃいます。 特に痛々しいシーンも多いので、その度に「ヒィ〜!」と叫んじゃう。 そんな地獄の中での清涼剤がワンコのシュガーで、 最後まで一緒に生き延びてくれて良心的シナリオにも感謝しました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-10 19:14:46)《改行有》 155. ハッド 《ネタバレ》 律儀で真面目な父親と、草の根的で自由奔放な息子。当然のことながら考え方が合わなく、常に言い争いばかりしている。 そんな親子の姿に強い共感を覚えます。人として、血縁関係として、経営者としての考え方として。 牛の処分シーンは実に切ないですが、青空をバックに映像的には美しいショットで印象深かったです。 働いてる女性に手を出そうとしたりするのは全くいかんですし、そんな彼の性格のせいで孤独さが際立つラストなんですが、 ただハッドの考えや言うことも個人的にはわかる部分もあり、こういう衝突というのは、現実の親子でもよくあるなと思いました。 古い映画ですが、ドラマの真髄は普遍的なもので古くなることはないと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-21 20:33:37)《改行有》 156. ワイルド・スピード/スーパーコンボ 《ネタバレ》 全体的に華麗なアクションで、お茶の子さいさいってな感じですね。 あまりに見事すぎて逆に印象に残らないですが、無敵ロック様とドウェイン・ジョンソンの、 互いにやり合いながらも協力する絶妙な関係を楽しむ作品。 ワイルドスピードというよりももはやスパイアクションムービーのような感じですが、 サモアでのチェイスシーン等はそれなりに良かったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-19 15:27:03)《改行有》 157. ペット2 《ネタバレ》 ストーリーはそれほどでもなかったですが、犬の行動や猫の行動をそのままキャラの笑いに昇華させていて、 その点は前作に引き続き面白かったです。家族みんなで楽しむアニメとしてとても良い作品です。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-01-15 20:13:09)《改行有》 158. ハッピー・デス・デイ 2U 《ネタバレ》 これは本当に、続けて観るべき作品ですね。1見てないと全くわからんし、間が空いちゃって忘れるとやはり厳しい。 なので連続で見る作品。ストーリー的には1の方が好みで、本作は多次元宇宙論みたいな要素を入れてきて少々ややこしい。 ただ、楽しげに自殺をして次に行く展開は笑いました。1よりも主人公の彼女は顔芸により力を入れてました。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 21:08:41)《改行有》 159. アド・アストラ 《ネタバレ》 そうですねぇ、、、、60〜70年代の懐古的SFの作風なんだけど、内容は変節的というのかな。 何しろ、地球外知的生命はいません、地球が最高ですよ、外の虚無より近くの愛ですよってなもんですから。 宇宙スケールで描く、父と息子のロードムービーなんですよね。なので、正直ハードSFを期待すると肩透かしですし、 本当にロードムービーだけに絞るとあまりにも地味すぎるので、それで月でのドンパチとか、お猿さんの襲撃シーンとかを入れてるわけです。 でもストーリーと全然リンクしてないです。とても内省的な語りが多いですが、 父と息子の過去の語りが少なく、いまいち共感がしづらい展開多かったですね。もうちょっと感動的なものにできなかったかな。 宇宙船内や基地などはとてもリアルに作られてはいて良いですが、宇宙上で音が出てたり 輪を鉄扉で突破したり核爆弾で吹き飛ぶ勢いで地球に戻ったりと、科学的描写はかなり雑でしたね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 21:02:24)(良:2票) 《改行有》 160. メン・イン・ブラック:インターナショナル 《ネタバレ》 あまり期待していなかったせいか、それなりに楽しめはしました。 今回もまた色々宇宙人が出てくるのですが、見た目の面白い宇宙人さんたちばかりで、 ああそうそうこれぞメンインブラックだよなって。あの小さい子が一番いい味出してましたね。 今回は女性と男性ということで、メンアンドウーマンインブラックなんて言ってましたけど、 新鮮味といえばそれと舞台がヨーロッパになったことぐらい? 良くも悪くも卒ない出来で、もう一踏ん張り欲しいところですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-07 20:05:40)《改行有》
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