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161. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 恐らくはSF映画史上永遠に語り継がれるであろう「スター・ウォーズ」というシリーズを、まさにシリーズならしめた作品。この作品がスター・ウォーズユニバースという世界観を一気に広げた。ダース・ベイダーとルークの血縁関係(当時は本当にぶったまげた!)やヨーダから明かされる「フォース」の哲学、そして深まる「なぜ?」という謎。1作目だけならそれですっきり完結できたのに、ある意味罪深い作品という見方もできる。 当時はとにかく「やってるやってる、相変わらずみんなやってるね~」という感じで、1作目のキャラクター達の「その後」が見られる喜びを味わっていた。本筋と離れるが、この作品のサウンドトラックは恐らくシリーズを通してとりわけ秀逸である。有名な「ダース・ベイダーのテーマ」や美しい「ヨーダのテーマ」など、ジョン・ウィリアムズは、この作品で際だったキャラクターを見事に印象付けることに成功している。概してこのシリーズは、マニアックな人だけが「ハマる」趣味性の強い作品とみられるが、一面そのとおりであろう。しかし、かつて誰しも経験した自由な空想の世界で遊んだ子供心に強く訴えかける魅力がある。「観ている2時間あまりの間、日常生活を全く忘れさせてくれる」という娯楽としての映画の原点から考えると、満点の評価は決して過大評価ではないと思う。10点(2004-06-18 13:25:21)(良:2票) 《改行有》 162. バック・トゥ・ザ・フューチャー 観見終わったあと、「何回も見たい!」と思ったのは、この映画と「スターウォーズ」だけ。 初めて観たのが高校生の時だったのが良かったかも。「未来へ帰れ!」なんてシンプルだけど全てを表した粋なタイトルだと思う。あとの人生で「何回も見たい」と思わせてくれる、理屈抜きで面白い映画にどれだけ出会えるだろうか?10点(2004-06-09 21:42:20)《改行有》 163. デイ・アフター・トゥモロー 期待して観に行ったのが悪かったのか、もう一つでした。 ディザスタームービーとして、映像的には見応えがありましたが、ストーリー的に物足りなかった。エメリッヒ監督は、希望が残る映画にしたかったという趣旨の発言をしていますが、あの状況では、もっとエグイ悲劇が世界中でたくさん起きているはず。それが描かれなさすぎて、実感がわきませんでした。そのため、主人公の父子の愛情も埋没してしまい、感動が薄れたと思います。自分としては、命に替えて娘と地球を守った「アルマゲドン」のブルース・ウィリスの方が泣けた。 5点(2004-06-09 21:23:06)《改行有》 164. ショーシャンクの空に どんな苦境に立たされたとしても、どんなに絶望的な状況に身を置かれたとしても、それでもなお「希望を持ち、希望を持ち続けること」が、最後は自分のみならず、他人まで幸せにしていくことを、いやみなく、素晴らしい構成と演技で見せてくれました。 この映画が発するこうしたメッセージは、人々が生きる上でこのうえなく重要だと思いますし、そのヒントを観客があきらめずに生かせる可能性がある限り、きっとこの映画はいつまでも記憶に残る映画であり続けると思います。10点(2004-06-09 20:59:34)《改行有》 165. ドーン・オブ・ザ・デッド テレビCMを見て、怖いもの見たさで観に行ってしまいました。 ジョージ・A・ロメロのオリジナルを遠い昔に観ましたが、やはり「まわりはゾンビがうようよ、ショッピングセンターに少数の生存者」というシチュエーションはたまりませんね。 それだけで、どんな映画でも観たくなります。 観終わって映画館の屋上の駐車場に出ると、その辺からゾンビが走ってきそうで、外にもうようよいそうで怖くなってしまいました。臆病な自分にはそれなりに怖かったです。 それと、ゾンビがトラックにひかれるシーンは、超リアル! それにしてもゾンビの足の速いこと・・・。あれに追っかけられたら生きた心地しないでしょうね。映画の構成としては、主人公達の行動に不可解な点や説明不足も多く、もう一つでした。6点(2004-06-07 15:22:32)《改行有》
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