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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. キル・ビル Vol.1(日本版) こりゃニュー・ヌーヴェル・ヴァーグかな? ますます真剣に、より本気に、どんどん壊れて行くタランティーノが楽しく頼もしい!!8点(2003-10-27 23:14:25) 2. グリード(1924) 主人公の、金と砂漠の熱射との格闘・格闘・絶望! 音は無いのではなく、観るものの内から湧き出てくるほど。オリジナルは軽く数時間を越えるらしいが、観客まで脱水症状にさせる気か? シュトロハイム。9点(2003-06-08 22:55:36) 3. キー・ラーゴ 映画史上最強コンビのひとつ!ボギーとバコールの作品だが、ホークス演出による前二作「脱出」「三つ数えろ」の驚くべき自由度から比べると、やけに小さくおさまってしまい残念至極。そこが、ホークスとヒューストンの差なのか? しかしここまで面白く魅せられるのはやはり主演の二人他、役者陣の素晴らしさのおかげでしょう。7点(2003-06-07 17:35:56) 4. 大いなる西部 演出良し、役者も良し、カメラも音楽も申し分ない気品ある名作ですね。 素晴らしいロケーションで見事な大景観なんだけど、何か足りないような。埃感(?)というか空気感というか。何故かスタジオ撮影のような小奇麗さに納まってしまったような・・・それがワイラーの魅力なんでしょうが。8点(2003-06-07 16:40:30) 5. グロリア(1980) オープニングからラストまで、ハードボイルドなのに映像は濡れている。 この映画を観るものすべての願いと祈りの結晶のラスト。9点(2003-06-04 18:52:46)(良:1票) 6. 黒い罠 動く、動く動く!キャメラも人も、物も街も。すでにストーリーなど無くていい如くに圧倒的ボリューム感で、遊園地のビックリハウスのように映像が遊びまわる。国境にある「黒い街」をネットリと描くウェルズは、文学のいかがわしさと、映画のいかがわしさの境を、その魅力の違いを、ぐさっと突きつけてくる。9点(2003-06-03 13:18:38) 7. 上海から来た女 ウェルズが、当時公私ともにパートナーだったリタ・ヘイワースを、生の彼女よりも、フィルム上の彼女の方を愛すかのように、艶やかにセクシーに写し撮っている。 過剰なほどにいかがわしくケレン味たっぷりな映像が、たとえズタズタにカットされ編集された後にも独特の吸引力をもって観る者をはなさない。 やはり天才の仕事でしょう。9点(2003-06-02 13:54:55) 8. キング・コング(1933) CGなんぞが空虚なものに思えてしまえるほど無駄がなく、痛快で恐ろしく、美しく切ない怪物映画。9点(2003-06-01 22:06:24)(良:1票) 9. ゴッドファーザー PART Ⅱ 腐りかけの桜桃のように、散り行く大輪の薔薇のように、花吹雪舞い散らす桜の大木のように、濃密な香りと影をただよわせたアメリカ映画の遺産(?)のひとつ。9点(2003-05-20 17:09:23) 10. エド・ウッド これだから映画は信用できる!そういう感じです。9点(2003-02-07 21:03:41) 11. パルプ・フィクション そう!まさにフィクションのかっこよさ。劇場の字幕版でも凄かったが、DVDの吹き替え版も輪をかけてイイ! トイレに入ると何かが起こる!!9点(2003-02-07 20:50:54) 12. 市民ケーン 物語だけを追っていたら大して面白くもない作品。しかしストーリーなんぞ軽々と超えたこの映画的ダイナミズムはどうだろう。観るほどに「映画の驚き」と「楽しい!」を味わえる作品。9点(2003-01-26 20:25:31) 13. タクシードライバー(1976) 作られて30年近く経とうという今、なおさら不気味に輝き増すエネルギーを発する作品。ラストの銃撃戦は、私が劇場で観た「悪夢」の中で最も衝撃的だったものの一つ。今でも・・・・。8点(2003-01-26 20:13:33) 14. 雨に唄えば 単純なようでいて、実は今現在、最も創るのが困難な映画の魅力。映画のストレートな強さが輝くほどあふれている。9点(2003-01-26 20:03:11)
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