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1. ファーゴ
《ネタバレ》 それまで何の変哲も無かった人間が妻の誘拐劇を計画し、それがどんどん最悪の方向へ転がり落ちて行く。人の業というにはあまりにも無惨な結末。ラスト間近の人間のミンチが白い雪原にぶちまかれているシーンは、猟奇シーンの極みだが、全編を通して淡々とした空気にみちていたためそれ程ショッキングとは感じずに、より一層犯人の異常性を実感。そして、相棒をも簡単に殺してしまった犯人とこれから子を産み母となる婦警との対決が、善と悪を表現していて素直に感動。面白かったです。8点（2004-02-18 12:30:34）
2. L.A.コンフィデンシャル
《ネタバレ》 とても面白かった。これが一番の感想ですね。ケビン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアースらの演技も三者三様で素晴らしく、重厚なサスペンスを堪能出来ました。個人的にはバド役のラッセル・クロウがお気に入りです。椅子をぶっこわすぐらいパワフルだし、刑事仲間達との協調性も皆無なアウトロー。しかし彼の根底には、母親を守りたくても守れなかった事への悔恨がある。シンプルだが共感してしまうバドの行動原理にいつの間にか引き込まれていました。9点（2004-02-18 11:54:58）
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