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1. ゴジラ FINAL WARS 怪獣島シリーズで散々シリアスゴジラ派に叩かれたミニラが落ちを食うという結末です。どうするかと言うと、X星人打倒に自分を利用した人間に怒るゴジラに、「まあまあ」と説得して世界のどこかへ引き下がらせる大立ち回りをやるのです。で、ラストクレジットに入る直前が「笑うゴジラ」なのであれ~?の一言です。 人間が怪獣と共存できるようになったのは、世界中の軍事力が轟天号一つのみになり、怪獣の跳梁で世界の人口の大半が死滅し、危険でなくなったからだとしか思えません。それでも「戦いはこれから」と言う主人公のセリフは、50年で終わりを告げるはずのゴジラシリーズをまだ続ける余地を残すもので、何かなあ。 今まで出てきた怪獣たちが特色を発揮する事無く殺されていく・・・ 救いはラドンの飛行シーンで、ラドンが超音速以上の速さで飛んだ後のビル街が、ガラスが液状化して(ソニックブームなんてものじゃない。こういう状況は人知では予測不可なので描けたのでは)、あたかもビル街の人が「溺死する」ごとく死んでいくシーンです。不謹慎ですが、幻想的なシーンと言えます。[映画館(字幕)] 3点(2005-03-30 22:45:06)《改行有》 2. イレイザー(1996) ここにお書きの皆様はアルノルト・シュワルツェネッガー(現・加州知事)の「落ち目」をどこだと考えますか?僕はこの作品で「落ち目がやって来た~!」と思いました。肉体派俳優が必ず通らねばならない衰え。僕はこの作品を見て、シュワちゃんはそれを乗り切れなかったと思いました。 それにしても出てくる武器はいい!レール・ガン!この映画は単なる「未来武器博覧会」ですかぁ? 5点(2004-06-28 10:31:20)《改行有》 3. スターリングラード(1993) 《ネタバレ》 名古屋では予定上映期間を大幅に繰り上げて打ち切った作品。僕は元々この映画には期待していたが、同時に「売れないだろうなあ」とは思っていたが。 さて、内容は確か、暇にしていた少年兵達が召集され、密閉の貨車に乗せられた時点で一同が「ロシヤ戦線か?」と不安がる所で始まる。そして最後には誰もいないスターリングラート郊外で全部の隊員が戦死する所で終わる。 しかしまず一番印象に残るのは、「全く印象に残らない」主役である。要は戦争という大きな悪の中で、個人のヒーローなど何の役にも立たないことである。できごとはすべて主役のもとを通りすぎるようにして起こる。最後には確か主役じゃない人に主役の人が抱きかかえられて「雪はいいですね・・・全てを打ち消してくれる・・・」という子守唄のようなセリフを聞きながら死んでいく・・・というか・・・消滅していくのです。 主役達のそこはかとないロシヤ蔑視も全く美化されること無く描かれていていいです。 なお、日本で「スターリングラード」という同名で紹介されている映画があるが、あっちの方の題名は変えてほしいです。7点(2004-06-18 08:22:08)(良:1票) 《改行有》 4. 北斗の拳(1995) 《ネタバレ》 もう今更言う程の事でもないが汚い映画だ。シンが倒されても空が晴れないのが何よりいやだったなあ。でケンシロウがシンに替わってサザンクロスを服従させとるし。これじゃやってることはむしろラオウ。 「北斗の拳 アナザーストーリー ラオウ対シン」と改名したらいかがでしょう。あ、いかん。こんな弱いラオウはいない。 それと僕の背後からシンを神と崇めるカーネルのような弟が「あんな弱いやつシンじゃないですよ~」って。そういえば原作ではシンは部下に女を辱めることを厳禁してたからなあ。この実写版の「シン」の部下って一体・・・ いずれにせよ原作に対し何の敬意も払わないリメイクは、大なり小なりこうなる。0点(2004-06-13 10:14:50)《改行有》
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