みんなのシネマレビュー |
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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. 愛を読むひと 《ネタバレ》 一つ一つの場面は重厚で迫真の演技だと思う。二人の心のゆれ動きが静かに伝わってきた。重い犯罪、明らかにしたくない事実を背負った女性とその女性に関わってやはり心に大きな傷を負った男性の長い人生の映画と見応えはあった。しかしながら、ナチの犯罪という歴史的事実とからませたフィクションの犯罪(えん罪?)が物語のキーになっていることに違和感を感じる。ナチの犯罪が男女の物語の舞台回しの材料と扱われているように思われるからである。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-31 02:13:46) 3. ホワイト・ライズ 《ネタバレ》 この映画、1回目はマシューとリサが主人公の映画と思ってみたのですが、マシューはいい加減で身勝手な男だし、リサは余り性格が描写されていないのできれいだという以外魅力がよく伝わらなくていまいちだと思いました。しかし、2回目の途中から、アレックスの映画としてみるとなかなかいいと思い直しました。ローズバーンの演技がとてもよくみえたのです。もちろん身勝手な女性なのですが、恋愛に臆病な女性が「一目惚れしたら正気でなくなる」という心の動き、一目惚れしたマシューをリサにとられてしまったつらさ、偽りにせよマシューといっしょになることができたうれしさ、ローズバーンがとても美しく見えたり、とてもみすぼらしくみえたりして、ローズバーンが魅力的にみえてきました。ただし、そうみた場合には最後の再会の場面は収まりが悪くなってしまいます。[地上波(字幕)] 7点(2010-08-03 02:37:40) 4. クローサー(2004) 少ない登場人物、たくさんの台詞。舞台劇のような展開にひきつけられて最後までみてしまった。医師は通俗すぎる、ストリッパーは知的すぎる、という点で違和感を感じましたが、恋愛感情が絡み合ってどうしようもなくなっていく状況を提示してみるものにもいろいろな思考・感情を引き起こすことには成功しているのではないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-05 00:41:54)
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