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プロフィール
コメント数 558
性別 男性
自己紹介 馬鹿の一つ覚えのように「映像ガー」「音楽ガー」「テンポガー」と言っております。お許しください!
目指すはレビュー数1000
社会人になってなかなかレビューを書けなかったのですが、また書いていきたいと思います。この数年間も変わらず映画が大好きだったので。

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1.  ゴジラ×コング 新たなる帝国 《ネタバレ》 前作は地下空洞が出てきてからはいったい何を見せられてるんだ感が強かったが、今回は全編そんな感じ。 アダム・ウィンガードはコングが好きでゴジラはそんなに好きじゃないんだろうなぁ。 コングを軸にストーリーが展開し、コングパートはほぼ猿の惑星。ゴジラは状況分かってないバカみたいに描かれる。 ミリー・ボビー・ブラウンも出てこないし、完全にコングのシリーズになってしまった。 ドハティ監督がカムバックしてゴジラ単体作を作ってくれ~![映画館(字幕)] 4点(2024-05-11 17:01:20)《改行有》

2.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 公開時に4DXで鑑賞しました。 うーん、キングオブモンスターズは素直に楽しかったけど、キングコングとクロスオーバーとなると、コングメインの話で地下空洞の荒唐無稽なファンタジー世界が展開され、いったい何を見せられているんだ感が強く面白くなかった。 クライマックスのバトルはなかなか見ごたえはあった(置いてたコーヒーがぶちまけられるくらい椅子が揺れまくった笑)けど、ストーリーが壊滅的に面白くない。もっといろんな怪獣が見たいのに…。 次回作が近々公開ですが、予告編を観る限りまたコングメインっぽいのでもう映画館では観ないかな。 マイケル・ドハティ監督の復帰とゴジラ単体作を望みます。[3D(字幕)] 4点(2024-04-03 15:14:42)《改行有》

3.  ゴーストバスターズ/アフターライフ 《ネタバレ》 う~んゴーストバスターズってもっと笑えてゴリゴリエンタメしてませんでしたっけ? 人間ドラマに比重を置きすぎてあんまり楽しめなかった。 マッケナ・グレイスはかわいい。[インターネット(字幕)] 5点(2024-04-03 12:02:31)《改行有》

4.  オッペンハイマー 《ネタバレ》 いやー相変わらずのノーラン節で、情報量が半端なく時間軸も3つあるので最初は???で集中力が必要(毎回そうだが)。 あえて事前の知識等も身に着けていない状態で鑑賞したので頭がパンッパンですよ。でも終盤で全てがつながり理解できるのはさすがノーランの手腕だなと。映画の始まりにプロメテウスを持ってきて、序盤の象徴的なリンゴ、オッペンハイマーの観念的幻想などの演出も上手い。緊張感のある音楽を使い3時間ダレずに観れるのもすごい。 情報量半端ないのに主人公オッペンハイマーの心中がはっきりと明示されず、複雑な人間性を表現できている点は素晴らしいと思った。 一方で日本人としてはやはり原爆に対して思うところがあり、総じてエンタメな作りになっている点やマンハッタン計画のシーン、原爆投下後の展開というのはなかなか複雑な心境。皮膚がめくれる、炭化した人間など原爆の幻想を見て思い悩み苦しむ姿は描かれるが、ちょっとその描写が甘いんじゃないかと思ってしまう。 でも原爆の映画じゃなくてオッペンハイマーの映画として見るならそれも仕方ないか…いやしかし…。 周辺情報を収集して再鑑賞しようと思います。 本国では年齢制限つきで3時間の大作としては異例の大ヒット、アカデミー賞では総なめといった大成功をおさめた作品となったが、どういう風にこの作品を観てどう感じたのか、何が観客にウケたのかというのが気になる。 フローレンス・ピューがあっけらかんと脱いでいたのはびっくりした。正直そういうタイプの俳優だとは思ってなかったので。 エミリー・ブラントは助演女優賞獲ってもよかったのでは?と思うほどの熱演でした。あの怒りで顔真っ赤にしてるのが忘れられない。[映画館(字幕)] 8点(2024-04-03 11:39:49)《改行有》

5.  ボーはおそれている 《ネタバレ》 ボーはおそれている。何に?……全てに。特に母親に。 いや~笑いました。最初から最後まで笑える箇所が多く、前評判が悪かったので不安だったけど、それに意味分かんなかったけど結構笑えました。 ユダヤ教とかヨブ記とかフィリップ・ロスが元ネタらしいので詳しく知りたい人はググりましょう。 こんな物好きしか観なさそうな映画を創ったアリ・アスターに8点。[映画館(字幕)] 8点(2024-03-24 11:20:17)《改行有》

6.  哀れなるものたち 《ネタバレ》 極めてフェミニズムな映画だな~というのが率直な感想。 女性版フランケンシュタインが男たちを身体的にも精神的にも社会的にも常識的にもバッタバッタとなぎ倒していく話。 いや~男って非常に哀れですね……。まさに哀れなるものたち。[映画館(字幕)] 8点(2024-03-24 11:04:14)《改行有》

7.  DUNE デューン/砂の惑星 PART2 《ネタバレ》 IMAXで観て良かった~!と思える映画。 前作同様古典的&神話的な話で、登場人物も多く、設定も複雑なのにテンポ良く描かれていてストーリーも理解できた。(←重要) 映像が冴えに冴え渡り音楽に迫力があって、映画を観る喜びがこの作品にはあると感じた。 ただ、まだ続くんかい~!と最後にズッコケました。part2で終わると思ってたのに……。原作は未読だけど、次作は主人公の隆盛と没落が描かれる…気がする。なんか調子乗ってたから。[映画館(字幕)] 8点(2024-03-24 10:54:13)《改行有》

8.  キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 《ネタバレ》 長尺にも関わらず惹きつけれられて鑑賞できた。アメリカ史に詳しくないので新しく知ることばかりで、最後の方でこれはFBI誕生の話だったのか…と。ラストで劇中劇へと転換する演出も毒が効いていて好き。 ディカプリオ×デニーロの演技は最高に良かったし、ディカプリオはダメ男役がハマっていた。 終盤、妻に問いかけられたあのシーンは最後の赦しのチャンスだったのだが、主人公は妻に毒を盛り続けていたことに自覚的だったのか……議論が分かれそうなところだが、きっと妻を愛しているけどデニーロの言うことは聞かないといけないという袋小路状態で自覚しつつ盛り続けていたのかなと思う。 さて、アメリカの闇を描いた本作はオスカーにノミネートされるんでしょうかね。(同じスコセッシの「沈黙」やキャスリンビグローの「デトロイト」がアカデミー賞にノミネートされなかったのは残念だった)[映画館(字幕)] 8点(2023-11-30 14:46:56)《改行有》

9.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》 大絶讚の嵐なので観賞。 映像は見事だけど、内容としては可もなく不可もなく無難な感じのエンタメ作品で、革新的な要素やストーリーの意外性などは皆無であり、予告編が本編のダイジェストと言っていいほど。予告以上のものを期待していたので個人的に楽しめなかった。スローで見せるギャグ演出がくどい。 また、囚われており救いだされるのが臆病なルイージで、国を守るために勇ましい姿を見せ、マリオを鍛えるのがピーチ姫というフェミ配慮?が引っかかった。[3D(字幕)] 6点(2023-05-01 21:48:57)《改行有》

10.  エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 《ネタバレ》 とある映画を観て劇場を出た後、そういえば今日はアカデミー賞の発表があったよなぁと思いネットで調べてみると本作が主要部門を総なめしたと知り、ちょうど5分後に観られる回があるし観ちゃおうと思い観賞。 うーん…ドラマ部分とお下劣ネタの部分の降り幅が大きすぎてどういう感情になれば良いのか分からず、徐々にカオス度は増しノれないまま映画が終わってしまった。 あったかもしれない可能性を描きつつ、自分の生きるバースが上手くいっていなくてもその分別バースでは上手くいっているさと肯定し、他人には優しくあれ…というのは分かるがそんなに響かず。 あれこれネタを詰め込んでこれだけまとめあげる力業は素直にすごいと思う。[映画館(字幕)] 5点(2023-04-01 20:46:07)《改行有》

11.  バビロン(2022) 《ネタバレ》 チャゼル監督の特徴であるリズミカルな演出と編集で3時間という長さを感じず、圧倒的な熱量があった。が、群像劇としてはあまりにごちゃごちゃしすぎ。もう少し人数を絞ってよかったのでは。「そうはならんやろ」的な展開も多く若干ついていけない部分があった。 乱痴気騒ぎのシーンではみんな裸裸裸なのに、マーゴット・ロビーは裸にならないのがやっぱり名のある役者だからかと大人の事情の配慮を感じさせた。下品な描写も頑張って下品にしてみた感があって、チャゼル監督迷走してないかと心配になる。 何だかんだで音楽はクセになるしラストの名作映画のコラージュは心動かされたが…。 前作ファーストマンからおやおやという感じはあったが、もう一作追ってみたい。[映画館(字幕)] 7点(2023-04-01 13:05:30)《改行有》

12.  DUNE デューン/砂の惑星(2021) 《ネタバレ》 過去にリンチ版にチャレンジしたけど中盤で挫折した経験あり。本作はじっくり展開しているためか、分かる…分かるぞ!あれだけ分かりにくかった砂の惑星が分かる!と喜びを噛み締めておりました。 さすがヴィルヌーヴ、映像が素晴らしい。こういう映画体験は貴重だ…。そしてティモシーシャラメくんが美しい。 じわじわストーリーが進み、さぁ面白くなってきたどうなるんだ!?というところで終わってしまうのが残念。聞くところによると公開するまで続編の制作は未定だったらしく、無事続編が決定して良かった。 スター・ウォーズにズブズブの自分にとってはだいぶ既視感があったけど、これが元ネタか~と思えば楽しめないこともない。すごい神話っぽい話だし、今となっては若干時代遅れ感のある主人公だが、こういうクラシックなストーリーを最新の映像技術で楽しむのもなかなか良いもんです。[映画館(字幕)] 7点(2021-11-07 21:28:00)(良:1票) 《改行有》

13.  ブラック・ウィドウ(2020) 《ネタバレ》 予告やスメルズ・ライク・ティーンスピリットの不穏なオープニングといい重めシリアス路線かと思ったら、本編はコメディ要素も良い塩梅で配分されたエンタメ作品になっていて大満足。やっぱスカヨハは良い。ナターシャカッコいい。レイチェル・ワイズももう結構歳だろうに全然老いを感じさせない。フローレンス・ピューはミッドサマーやストーリー・オブ・マイ・ライフのイメージだったので、こんなゴリゴリアクションをする役者とは思わなんだ。意外と演技の幅が広い女優さんなのね。今後のMCU内での活躍が楽しみ。アベンジャーズへ復讐しそうだから暗躍が楽しみとも言える。 不満があるとすれば、最近のディズニーの悪いクセが出ており、徹底して男を愚かに描き、女性を聡明に描く点。いつまでこの感じ続けるんだろ…。[映画館(字幕)] 8点(2021-11-07 21:02:30)《改行有》

14.  シャン・チー/テン・リングスの伝説 《ネタバレ》 MCU初のアジアンヒーロー、予告の時点ではなんかつまんなそうだな…と思ってたけど、Twitterやフィルマークスで絶賛の嵐だったので期待して鑑賞。予告で想像してた内容とは違っていたものの、やっぱつまんなかったな…。 さすがMCU、一定のクオリティを保っており駄作ってことはないけど、あまりに王道で捻りがないというか、DCEUでいうアクアマンくらい無難な出来で今までのMCUやDCEUを観てきた身としては、ちょっと退屈に感じた。 ストーリーもテンポの良さでごまかしてるけど数分に一回の頻度で荒さがすごい目立つし、幼なじみが弓で何かしら活躍するんだろうな~とは思ってたけどあれはやりすぎでは。終盤の中国神話×北欧神話みたいなファンタジー世界バトルが延々続いて一体何を見せられてるんだろうという気持ちになった。 主人公とヒロインの関係性も、女は男とくっつくことだけが幸せじゃない、みたいな、単純に男女の関係になる価値観を刷新したいディズニーの目論見が透けて見えて説教臭い。 父親母親伯母は美男美女なのに主人公もヒロインも妹もメインキャストがブサイクすぎやしませんか。 主人公のシムリウは初見だとガチムチオードリー若林だけどだんだんカッコ良く見えてくるからまだ良いとして、ヒロインのオークワフィナ、最初から最後まで椿鬼奴だしスタイルも普通のおばさんやん…。スター・ウォーズのローズといいディズニーがチョイスするアジア人ってよく分からんわ…。[映画館(字幕)] 5点(2021-11-07 20:33:40)(良:1票) 《改行有》

15.  メン・イン・ブラック:インターナショナル 《ネタバレ》 1~3が青春時代に直撃してた世代のなので、新作が出たのであればとりあえず観ておこうと思い鑑賞。 ゲイリーグレイに監督が交代したため、ソネンフェルド特有のキモ笑えるシーンがなくメンインブラックぽさのないスピンオフと続編を兼ねた作品。 主人公のテッサ・トンプソンは正直ヒロインやれるルックスか?と思っているので(すみません…)目でも楽しめなかった。吹き替えの今田美桜も超下手くそ。そもそも男女のバディものって面白くなりそうにないし、白人でない女性にやらせるならゼンデイヤにでもやらせれば良かったのに。 1~3作目は監督の特色と配役の絶妙なバランスで面白かったのだと確認できた作品。 もしリブートするなら男女コンビはやめてくれー。[ブルーレイ(吹替)] 3点(2020-10-11 21:44:44)《改行有》

16.  TENET テネット 設定と構成の超絶技巧を見せられる映画。それらを面白がれる人なら最高に面白い映画だろう。前作「ダンケルク」以降この方向性に走っているノーランに、ちょっと関心が離れていってます…。 時間の順行と逆行が同居している新しい映像を創造したのは感服するけど、この複雑な構成を理解したところで、話が面白いかというと…そんなに面白くないのでは…? 「インセプション」や「インターステラー」では凄まじい「想像力」を感じることができたが、本作ではそんなに感じられなかった。[映画館(字幕)] 7点(2020-10-11 19:58:33)《改行有》

17.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 教育とは、育児とは、幸福とは、生きるとは、といったことを考えさせられる内容だった。 ヘレンケラーとサリバン先生については一般常識程度の知識はあったが、なるほどこういう背景と出会いがあったのかと、それを知ることができたのはよかった。映画史に残る食事の格闘シーンはすごい。 二人のその後のことを知ってるため、「え!?ここで終わるの?」と物足りなさはあるものの、素晴らしい作品でした。 「奇跡の人」というか、「奇跡の人たち」です。[CS・衛星(吹替)] 8点(2020-08-05 15:18:37)《改行有》

18.  ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 《ネタバレ》 恥ずかしながら若草物語に触れるのは初めて。想像以上に素晴らしいものだった。現在と過去を行き来しながら進み、時には対であったり重なる状況になっている構成は巧みで、グレタ・ガーウィグはますます上手い監督になっているなと痛感させられた。 冒頭、著者であることを偽って小説を出版社へ持ち込み、交渉の末売れた後喜びの表情で街中を疾走する、という導入から、主人公の性格や立場や状況などが分かりやすく、そこから最後までテンポよく駆け抜けてくので気持ちよく観ることができた。 べスとローレンスとの関係性が秀逸で、ベスがピアノを弾くのを階段でこっそり聴くローレンスが亡き娘に思いを馳せるシーンや、べスが亡くなったあとマーチ家の家に入るのをローレンスが躊躇するシーンは泣いてしまった。(こういうのを大げさでなく織り込むのが上手い) 四姉妹や彼女らを取り巻く男たちなど登場人物皆がとても人間らしく、いい面も悪い面も見せてくれる血の通ったキャラクターをしていて、とても魅力的だった。 原作は何度も映画化されているもはや古典ともいえる文学作品だが、原作者の人生を混入させることで現代的なメッセージ性も込められている。執筆、家族関係、妹の死、失恋などの人生を経て、最後、製本されていく自著を微笑みながら見つめる主人公に集約されるのは最高に胸が熱くなった。 ……映画を観終わってwikiを見るまで、シアーシャ・ローナンが長女、エマ・ワトソンが次女、フローレンス・ピューが三女、エリザ・スカンレンが四女だと思ってた(全部違う) ティモシー・シャラメがレディ・バードとは真逆の立場になっていて微笑ましい。[映画館(字幕)] 9点(2020-07-19 18:44:39)(良:2票) 《改行有》

19.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 さあ、あの最悪だった前作からどうやってまとめてくれるのでしょうか!という気持ちで鑑賞したからか……めっちゃ感動してしまった!ありがとうJJ! いや、オープニングの死者の口が開いた!からいきなりズッコケましたけども、JJはよくやってくれた。前作の血統主義の否定というのもパルパティーンの血統を否定し断ち切り、スカイウォーカーと名乗るという着地や、しょっぱなからレンのマスクを修復したり、ローズの出番がモブ並みに激減していたこと、ルークの「ジェダイの武器には敬意を払え」なんかはJJもライアン・ジョンソンの前作を気に入らなかったんだなと痛快な気持ちにさせられた。飛翔するXウィング、ピンチになったときに銀河中の支持者が集結し戦う展開、最後の名前を訊かれたレイがスカイウォーカーを名乗りタトゥイーンのふたつの太陽で〆、キャストクレジットのトップはキャリーフィッシャー(粋なことしてくれるじゃないの)。エンドロールはスターウォーズ名曲メドレー。これで感動しない理由がありますか!?(エンドロール中、観客が誰一人席立っていなかったよ) しかし勢いに騙されて感動してしまった感は否めない。後から思い返せばツッコミどころも満載なのだ。ウェイファインダーなんて初耳ですけど?ルークも探してたって?第2デス・スター跡形もなくなってた気がするけどあんな破片あったの?パルパティーンのクローンて!あのものすごい数の信者?何者?あの量のスターデストロイヤーを作れた技術はどこから?レイがパルパティーンの孫とか急すぎるだろ!てかもうこれスカイウォーカーサーガじゃなくパルパティーンサーガじゃん。民間機が集まったところで戦力になるの?あれ、これエンドゲームでも観たな…など。 改めて振り返れば、ムチャ過ぎる展開が多すぎて、「とりあえずこの三部作を終わらせた」という功績しかない。 やっぱリレー小説方式の制作方法とライアン・ジョンソンがいけなかった。本作なんて前作の尻ぬぐいに終始していて、ラストはこう!はい終わり!という感じで、なんかもうここまで7・8の伏線回収と話をまとめ上げて終わらせるのに必死だったら、この続三部作作らなくても良かったんじゃないの?作った意味あった?あのあらゆる可能性を秘めたエピソード7とはなんだったのか。 そしてスターウォーズもこれで終わりかという感慨はない。あのディズニーのことだ、これからも新シリーズ企画がスタートしてたんまり稼ごうと思っているところだろう。[映画館(字幕)] 5点(2020-05-16 23:27:28)(良:1票) 《改行有》

20.  クワイエット・プレイス 《ネタバレ》 雰囲気はホラーな感じだけど、まさかモンスターパニック映画だとは……。SFにしても家族ドラマとしてもツッコミどころ満載で、微妙。音だけに反応する知力と銃で殺せるような生き物に人類がここまで追い詰められるかなー。あのモンスターが何かのメタファだったりすれば発想次第ではもっと面白くできる可能性がありそうな映画だったけど、クローバーフィールドみたいなモンスターの造形といい、マーズアタック的な弱点といい新鮮味は薄いし、オチもB級映画みたい。 音楽は良かった。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-05-24 00:39:17)(良:1票) 《改行有》

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