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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 なかなか楽しめました。限られた舞台で繰り広げられる話は好きです。最後のシーンについて、いくつかのレビューと解釈が異なるようので私の意見を書きたいと思います。あれは現実世界(主人公が元々いた世界)の過去が改変されたわけではなく、新たに生み出されたパラレルワールド(主人公が別人として生き始めた世界)でのその後の話だと思います。この世界では主人公が爆発を回避して犯人も捕まえたのであの装置は使われていません。しかしまもなく別の事件で使われるでしょう。あの装置を使う度にパラレルワールドが生み出されることに気付いた主人公は、自分が別人になって生きているこのパラレルワールドにも、装置の一部になって出番を待つ瀕死の自分がいるはずなので、その自分を励ますために、あのようなメールを送ったのだと思います。[DVD(吹替)] 8点(2013-01-14 20:05:49) 2. シャイニング(1980) 《ネタバレ》 自分の中で怖い映画ベスト3は「サスペリアPART2」「危険な情事」とこの「シャイニング」です。子供の頃観たときは、ちょくちょく姿を現す双子の姉妹がひたすら怖かったのですが、大人になってもう一度観たとき、お父さんがどんどんおかしくなっていく様が、現実にもあり得ることだと感じました。クリエイティブな仕事をしていてそれがスランプに陥ると、家族の前では順調に仕事をしている振りをしたり、でも妻と子供達が外出したらボールで気分転換したり。どんどんプレッシャーになってイライラが募るけど、家族は仕事の成功よりも家族の平穏を望むから、余計に孤独を感じて…。霊魂の存在は信じませんが、ああいう状況なら頭がおかしくなっても不思議ではないと思いました。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-15 20:18:55) 3. 招かれざる客(1967) 他のことをしながらテレビで見ていたのですが、開始まもなく一気に引き込まれました。会話が単刀直入で、話を混乱させるだけの登場人物もいないのでスッキリしています。昔の映画の良いところですね。一番好きなシーンは黒人父子の議論と、黒人ママ&白人パパの会話。それから白人ママの解雇の仕方が好き。 [地上波(字幕)] 9点(2012-03-12 18:56:28)《改行有》 4. ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 なんてことない映画ですが私は好きです。アメリカもこういう映画作れるんだ、と感心しました。この映画でディカプリオもデップも知りましたが、すんごい俳優さんだなぁと思った記憶があります。最後のシーンで、ディカプリオ役の子が少しだけ成長したように見えるのがなんとも印象的でした。ところで、原題を直訳すると「何がギルバートグレイプを悩ませているのか」なんですね。英語独特の掛詞もあるのかもしれませんが、もう少し気の利いた邦題はなかったのかなと思いました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-03 12:01:04)
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