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2. ロック・オブ・エイジズ 《ネタバレ》 なかなか爽快に楽しめました。大物をこんな弄り方をするなんて!、と改めて見てみたら、ヘアスプレーの監督さんなのね。ヘアスプレーでもミシェル・ファイファーやトラボルタが嬉々として弾けてましたが、こちらでもおじさまおばさまがオーバーアクション的に、実に楽しそうに演じてます。キャサリン・ゼダなんか口ひん曲げなから生き生きしちゃって(笑)。しかし、特筆はやはりトムでしょう!あの間、あの空気感。一挙手一投足目が離せませんでした。ほんとにステージに火をつけちゃうんじゃないかって(笑)あの厚みがある身体つきを強調するようお腹を突き出すような姿が何度かあり、納得のコメディパートを演じる余裕を感じました。 作品総じて、音楽、ファッション、全て懐かしく、自然に手足が動いてしまう、そんな幸せな時間でした。あのヒロインみたいな髪型を当時したかったのよね~。ただひとつ、ん?と引っかかったのは、主人公の男の子の単純さ。そんな言いがかりで別れるんかい?!ってとこ。ま、若いって事もあるんでしょうけど、それで女の子路頭に迷っちゃうんだからね。こりゃ今後も何かとすったもんだあるわね~、なとど親戚のおばちゃんのような視線になり、ビシッと一喝してやりたくなりました。(笑)[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-07 01:29:22) 3. キャリー(1976) 《ネタバレ》 幼き小学生の時、どうしても観たくて、親にせがんで連れていってもらい、結果その日は一切ご飯は食べられず、三ヶ月位キャリーに取り憑かれました(笑)。今まで繰り返し何度鑑賞し、何度泣いた事か。シシー・スペイシクは、今でも私にとってベストアクトレスです。成人して、また中年になって観てみると、登場人物の見方も変ってくるものですね。例えばコリンズ先生。教育熱心で、弱き者の味方で、と当初見てましたが、その潔癖さゆえに自身の思慮の浅さに気づいていない。あんな形で罰を与えたら、クリスのような傲慢ないじめっ子はキャリーに矛先を向けるでしょう。スーもしかり善人だからこその正義感もあったのでしょうが、そういう味方であろう人達の行為も、悲しい事ですが少しずつあの惨劇に滑車を推し進めていたのでしょう。辛く哀しいキャリーの最期。しかし、やはりキャリーは死ぬしかなかった。彼女は哀しいけど、深く罪深い。惨劇のあとのキャリーは、すっかり壊れてしまったのでしょう。もはやトミーやコリンズ先生などへの言葉は一言もありません。自分を憐れみ、母の胸を求め、罪を認識せず、母と同じ道を行くと口にする。そんなキャリーは、無垢で子供のように純粋なのだけど、命を閉じるしかない。どなたかが、デパルマは泣きながらキャリーを殺す、と表現されてましたが、まさに私達も泣きながら彼女の死を見届けなければいけない。今度生まれ変わって来る時は幸せな人生を、と祈りながら。。。プロムのあと、何も起こらずキャリーが、誘ってくれたトミーと笑顔で二次会に行く、、、そんな幸せな姿、来世では叶えてあげたいです。[DVD(字幕)] 10点(2013-08-06 01:42:07) 4. ブロブ/宇宙からの不明物体 《ネタバレ》 初レビューは、どの作品と勢いこんでたはずなんですが、なぜかひょんな事からこの作品に(笑)80年台の映画人生を駆け抜けた者としては、なんだか心踊る作品。なんせトイレに行ったりちょっとツマミを、なとどと席はずしても大丈夫な自由な気楽さがある。オリジナルは、確かかなり小さい時にTVで観た記憶が…。同様に、夏の夜に、一杯飲みながら観るゆるさが許されるような気楽さがありました。しかし、そんな中、排水溝に人が引きずられるシーンはかなりエグいし、子供が犠牲になるシーンなどは、えっ…少々真顔になったりして。その反面、後半巨大化したグニュグニュが、人をペッタン!と叩くとこなど笑い出ちゃうようなシーンも。そんな寒暖がある構成がバランスよくて、観ていて飽きさせない。主人公達の、棒読みに近いような演技力も、逆に重さ感じさせず、程よく観やすい。 しかしまぁ、ヒーローの髪型は、懐かしさと共に、今じゃ ダセーっと言われんだろうな、とニヤニヤが止まりませんでした。(笑) [地上波(字幕)] 7点(2013-08-03 00:44:56)《改行有》
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