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1. ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
正直前作のほうが面白かったです。
前作は「鍵を守る」「逃走劇」といったシンプルさが際立ち、ハラハラドキドキの連続。
それに比べて今作は「ファイナルにふさわしい内容にしなきゃ」という意識が強すぎて、
アクションが抑えめでテンポもやや緩め。
ミッションインポッシブルらしい爽快感やカタルシスが少なく、個人的には少し微妙でした。
とはいえ、アクションそのものは文句なし。
「還暦がやる仕事じゃねえよ!」とツッコミたくなるトムの身体能力は健在で、
前作の崖ジャンプを超える見せ場もあります。
関東・関西弁圏にお住まいの方は、ぜひIMAX GTで体感してみてください。これは映画館で観るべき作品です。[映画館(字幕)] 8点(2025-06-24 14:54:04)★《新規》★《改行有》
2. ノウイング
《ネタバレ》 インターステラーを見たことがある人なら、この映画の内容がよく理解できるはず。
この映画に宇宙人は出て来ない。
彼らは遠い未来の地球人であり、未来の地球を救うために”つじつま合わせ”にやってきた。
映画の冒頭にニコラスが行った講義、「決定論」と「ランダム理論」。
決定論は、未来は予め決まっており、その決められた未来に向かって物事が起きる。
ランダム理論を信じたニコラスは、予言書を通して、この世界は「ランダム理論」ではなく「決定論」だと理解する。
彼らは、人類が絶滅しない未来を作るために、過去の人類に干渉、予言を伝えた。
生き延びたあの子どもたちが人類の未来をつくるわけではない。彼らに選ばれた人たちは、単なる未来への辻褄合わせに過ぎない。
本当に素晴らしい作品でした。はたして、この映画を完全に理解できる人はいるのかな?[インターネット(吹替)] 10点(2022-09-19 19:45:22)(良:1票) 《改行有》
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