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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. ヘヴン 主役二人の設定がとても変わっているラブロマンス。 ところがこの凝った設定が災いしたのか、中盤からの粗い展開がやたら目立つ。 そのため、ラストシーンから冒頭に、しいてはタイトルの意味にも繋がるといった妙味も、 何とかこじつけてまとめたという印象しか持てなかった。 役者さんはがんばっているし、キャラ描写も演出も映像も決して悪くないだけに勿体ない。[地上波(字幕)] 4点(2011-07-28 06:22:50)《改行有》 42. es[エス](2001) 1971年に行なわれた、ある心理実験をモデルに制作された映画。 実際のフィルム映像をテレビで観た記憶があるが、確か実験は途中で中止になったと思う。 それでも集団心理の怖さは生の迫力で伝わっていたため、映画のインパクトは弱まってしまった。 また本作自体ではかなりの脚色がされており、ストーリー展開に限って言えば、 "あのまま実験が続いていたら、きっとこうなっていたかも"という、 誰もが想像でき得る範囲の域を脱していない。そのため後味の悪さばかりが残ってしまう。 せっかくドラマ仕立ての映画にしているのだから、ドキュメントタッチでは表現できない、 何かもう一つ心に訴えるものが欲しかったような気がする。[地上波(字幕)] 4点(2011-07-28 04:04:38)《改行有》 43. セルラー 正統派のジェットコースター・ムービー。 キム・ベイシンガーはちょっとお歳を召されたが、相変わらずきれいな女優さんだ。 ヒロインのために奔走する一人の青年、こいつがかなりのお間抜けさん。 要領が悪く、やる事がハチャメチャで笑え、そのおかげでコメディー色が強くなった。 サスペンスとしての緊張感はあまり感じることはなかったが、 ストーリー自体はちゃんとまとまっている。突っ込み所は満載だけどね。 おやじ警察官もいい味出してて、中々渋い。肩の力を抜いて鑑賞するには、丁度手頃な映画。[地上波(吹替)] 4点(2011-07-27 05:52:08)《改行有》 44. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い タイトルから、てっきりドタバタ・コメディーを想像していたら、 結構シナリオが練られている作品だった。失われた記憶の謎を、ラストまで引っ張る展開がいい。 ただ、なぜかあまり笑えることはできなかった。下ネタが決して悪いというわけではなく、 これは単に笑えるポイントが自分の嗜好に合わなかっただけかと。 バチェラー・パーティーは楽しそうだな。日本でも流行らないだろうか。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-24 04:09:38)《改行有》 45. マンマ・ミーア! 母親と娘の親子愛を、コミカル仕立てで描いたミュージカル。 全編アバの曲で構成、これまで観たミュージカルの中では一番曲数が多い。 いい点を挙げれば、全体的に明るいこと、ロケーションが素晴らしいこと。 悪い点はメリルとピアースの歌が下手なことで、ほとんどカラオケレベル。 振り付けも今イチ、シナリオ、演出がベタなこと。 途中から出演者たちの歌声をアバ本人たちの歌声に脳内変換、終盤からラストにかけてのベタな展開には溜め息が出るばかりだった。 アバの曲はいいんだけど……。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-24 11:05:44)《改行有》 46. バイオハザードII アポカリプス 前作からの正統な続き物。前フリは一切なく、冒頭からエンジン全開。 そのまま最後までフルスロットル。とにかく慌ただしくて、 もう少しじっくり見せてほしいんだけど、カット割りも非常に多い作品で、 特にアクションシーンなどは目まぐるしいほど、画面がパッパッと切り変わる。 今回はヒロインを二人出してきたところはいいだけど、前作のヒロイン・アリスや、 バイオ兵器のキャラは、「1」を鑑賞してないとわからん部分もあるかと。 何も考えないで見ればそれなりに楽しめるとは思うけど、やっぱりゲームには適わないね。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-23 14:35:50)《改行有》 47. トゥームレイダー アクションあり、財宝を狙う適役の出現と、ストーリーはオーソドックスでもうパターン化。 「インディジョーンズ」から、お話の中身がほとんど変わらないというのはいかがなものか? ヒロインは多少魅力的だが、セクシー女優さんなら他にもたくさんいるので、 取り立てて彼女じゃなくても構わないという感じ。何も考えず、暇つぶしに鑑賞して楽しむ。 後には何も残らないといった類いの映画。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-22 20:11:24)《改行有》 48. インビジブル(2000) 主役のケビン・ベーコンは、何か企んでるなと思わせるような顔つきをした俳優さん。 結構この人好きなんだけど、ストーリーはケビンのキャラに頼っているだけで説得力がない。 心理描写がしっかり描けていないので、その後の彼の行動を見るにつけ、 「何やってんのこの人。そこまでする?」といった印象しか残らないのである。 このストーリーだと、最初から腹にイチモツのある変人というキャラか、 周りからよほど疎外視されている状況設定でも用意しないと、ちょっとツラい。 透明人間のCGシーンだけは面白いので、十代前半あたりまでなら何とか楽しめる作品かと。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-22 12:36:39)《改行有》 49. エアフォース・ワン 内容はもろダイハードで、主人公が刑事から大統領に変わっただけ。 新鮮さもハラハラもまるで感じないけど、逆に安心して鑑賞できる。 ハリソン・フォードの大統領役は悪くないけど、キャラ設定はやっぱりちょっと無茶だよね。 演出もかなりオーソドックス。まあ娯楽映画なので、あまり深く考えず、 気楽に鑑賞すれば十分に楽しめる作品かと。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-15 07:45:39)《改行有》 50. 恋は邪魔者 60年代のニューヨークを舞台にした、ロマンチック・コメディー。 レニーがかわいい。ユアンもハンサム。演出もポップ調で凝っている。 でもストーリーがからっしきダメ。何でこんなに面白くないの?というくらい面白くなかった。 二人のファン以外の人にはお薦めできない。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 10:35:35)《改行有》 51. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 近年パターン化してしまったアメコミの映画化。 もうお決まりの勧善懲悪の展開なのだが、ヒーローたちの人間描写などないに等しく、 当然ながら彼らのキャラに魅力は感じられない。 ストーリーよりも映像を観て楽しんでね、ということなのだろうが、 取り立てて驚くような斬新さもなく、撮影技術の進んだ今となっては至って普通。 いくら元ネタがヒーロー漫画とはいえ、内容の薄い映画ばかりを作っていても、 いつかは飽きられてしまうと思うのだが・・・。 まあ頭を空にして楽しんで、後はきれいサッパリ何も残らないという意味では、お手頃な作品。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-12 17:22:49)《改行有》 52. パーフェクト ストーム 大型ハリケーンを題材にしたパニック映画。 序盤は登場人物たちの人間描写が描かれていて、雰囲気は悪くないのだが、 中盤以降は腑に落ちないシーンばかりで、ストーリーのほうはパワーダウンしてしまった。 実話を基にしているようだが、内容自体はほとんどが脚色、創作のような気がする。 また本筋のストーリーにはいっさい絡んでこない、全く無関係なエピソードが挿入されており、 これらはいったい何のために用意したのかよくわからない。 映像はいかにもCGという感じだが、海とハリケーンの怖さだけは何とか伝わった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-09 07:47:42)《改行有》 53. ストレンジャー(1996) 主演のデモーネイは色気もあるけど、知的な雰囲気も漂わせていて、相変わらずきれい。 バンデラスも野性味があって十分魅力的なのだが、正直ストーリーのほうはもうひとつ。 一応サスペンスものとしては教科書通りにポイントを押さえているんだけど、 冒頭に出てくるヒロインが担当している犯罪者は、単なる前フリでほとんど意味もないし、 この設定でこのオチは相当無理がある。官能シーンに時間を割いているうえに、 登場人物が少ないために、お話自体が広がらないというのもあるのかも。 主演二人のファン以外は、あまりお薦めできない官能サスペンス。[地上波(字幕)] 3点(2011-08-01 09:34:29)《改行有》 54. バイオハザードIV アフターライフ シリーズの四作目も、以前のストーリーは記憶から飛んでいるので、全然物語に入っていけない。と言っても、たぶん同じことを繰り返しているだけなので、あまり気にはならない。 ゲーム感覚の展開と、ヒロインのカッコいいアクションをたっぷりと楽しむ。それだけでいい映画。[地上波(吹替)] 2点(2013-03-11 04:20:38)《改行有》 55. ブレス・ザ・チャイルド B級オカルト映画。ホラー色はほぼなし、サスペンスタッチの流れは謎解きが早すぎて、 ハラハラ感はまるで感じない。 そのうえ登場人物たちは描写がやたら中途半端で、ヒロインが終始暴走気味のためか、 脇役たちがスト-リーにうまく絡んでこず、とにかく雑な作りといった印象。 ラストはあまりにも非現実的すぎて、もはや笑うしかなかった。参った。[DVD(字幕)] 2点(2012-09-19 06:25:24)《改行有》 56. ファンタスティック・フォー:銀河の危機 アメコミヒーローもののシリーズ第2弾。 基本的にストーリーや緊張感などはあってないようなもの。敵役の設定に大爆笑したり、 ヒロインがかわいいなと見とれたり、ビジュアル的に見れるのは発火男だけだなと考えたり、 岩石男がいつもあの姿のままなのはかわいそうじゃないか、と憤慨したり、 いろいろと楽しめる部分もあるんじゃないかと。 ただ中途半端なヒューマニズムを入れるのだけは、勘弁してほしいね。 肩の力を抜いて気楽に楽しめる映画ではありました。[地上波(吹替)] 2点(2011-09-03 07:44:13)《改行有》 57. バイオハザードIII シリーズの三作目。何だかしょっぱなからテンションが下がるような設定で始まり、 人類の救世主的存在アリスの登場も、後はひたすらTVゲームのようなシーンが延々と続くだけ。 友達がゲームをプレイしている画面を横に座って見ているような感じ。 それだけじゃあまりにもストーリーに厚みがなかろうと、 事故の原因を作ったアンブレラ社がまたもや絡んでくるのだが、 クローンだ何だと、もう半ばパターン化している展開にうんざりした。 プレイしてなんぼのゲーム映画化作品なので、内容を期待すること自体に無理があるのかもね。[地上波(吹替)] 2点(2011-08-24 09:06:24)《改行有》 58. 氷の微笑2 前作からちょっと時間の空いた続編。 キャサリンのキャラは健在だが、アップの画面になるとさすがに年月を感じてしまう。 内容に関しては、「1」を観た人はもうヒロインのキャラはわかっているだろうし、 新鮮さやストーリー的な妙味はあまり感じないと思う。 伏線のないラストは、ぼんやりとした終わり方(自分が気づかなかっただけかもしれないけど)。 彼女のお相手もキャサリンの色っぽさに心奪われたらしく、終始ぼーっとしている始末で、 ぼんやりぼんやりじゃわかるはずもないよね。 ヒロインの魅力だけを描くつもりだったのかな? そんな印象の映画。[地上波(字幕)] 2点(2011-08-08 09:40:58)《改行有》 59. トゥームレイダー2 お宝を巡り、ヒロインと悪党たちが争奪戦を繰り広げるアドベンチャーアクション。 アンジェリーナ・ジョリーのカッコ良さを、ひたすら前面に押し出した作りになっているので、 当然のことながらシナリオの内容は薄っぺらい仕上がりに。 「おい、おい」と突っ込みを入れたくなるほどの、ヒロインの破天荒かつ 無駄なアクションの連続には苦笑したけど、彼女が片眉をピクリと上げるたびに、 「どう? 私ってカッコいい? きれい?」 と言われているようで、だんだんとうんざり感が・・・。 まあこれでこれで、気楽に楽しめる娯楽作品には仕上がっているかと。[地上波(吹替)] 2点(2011-07-26 19:32:14)《改行有》
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