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1. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 この手の映画って、「しょーもなー」とか「もうネタ切れなんじゃねえの?」とか悪口言いながら、気になるのでついつい観に行ってしまうんですよね。だから、内容に関しては、エイリアンとプレデターのバトルさえしっかり観れれば、あとはどうでもいいんです。それだけに、超古代文明がらみの設定説明に費やした前半部はちょっとダルかったですね。元々100分くらいの作品なんだから、もっとサクサク行って欲しかったと思います。
それと、「敵の敵は味方」理論でプレデターがヒーローになっちまう訳ですが、既にその前に人間を何人も殺しているためちょっと感情移入しづらかったですね。例えば、調査隊を派遣した企業のバックには軍がついていて、例によってエイリアンの軍事利用を目論んでいたとか、そういう悪巧みをしてる奴らだけプレデターがチョイスしてくれてれば、少しは心理的に釣り合いがとれたのですけど。
でも、プレデターがマスクを外したとき、ヒロインはよく平気な顔していられたもんだ。まかり間違えてうっかり「ブ○イクね」とでも口走ろうものなら・・・・その時点で映画は終わってました。6点(2005-02-01 10:01:25)《改行有》
2. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 冒頭のライブシーンでの、ジャック・ブラックの暴走ぶりでまず受けました。いやあ、こんな奴がバンドメンバーだったら、困るだろうなあ。私でも首にしちゃいたくなるけど、それがまた結構居るのですよ、実際の話(笑)。
ストーリーは、いい意味で、パターンどおり。登場人物の役回りが、大体想像できるから、多少掘り下げが浅くても、脳内補完ができてしまう。要は、ジャック・ブラックの怪演とクライマックスのライブシーンを楽しむ楽しむための映画ですから、子供一人一人のエピソードにあまり拘っていると、却ってテンポを悪くしたんじゃないでしょうか?
それと、一つのライブをやるために、裏方がいかに重要かというのをきっちり描いていたところも好感が持てましたね。まあ、合唱団でもオーケストラでもなく、たかだか数名しか表舞台に立てないバンドを素材にすれば、作劇上こうするしかなかったのかもしれませんが、少なくとも私は、これを観て、ロックをちゃんと判った人たちが作っているな、と思いました。
ところで、ロックギターの入門曲、と言えば「あれ」なのは、洋の東西を問わなかったのですね・・・8点(2004-05-25 12:22:01)(良:1票) 《改行有》
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