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1. ハリー・ポッターと秘密の部屋
1作目より1点低い点数にします。その理由は、1作目と監督が同じで、原作者も同じ、出演者もほぼ同じ。そして続編のため、キャラクターや、世界観まですべてが同じ。ということは、前作で一回観たのだから魔法学校は、キャラクターに対する驚きやわくわく感は必ずといっていいほど減少するでしょう。かといって、続編で校舎を新しく建て替えました。とか何とか言って世界観を多少変えたりして、新しく脅かそうなんてことは無理。唯一、前作より人をひきつけられる方法は、ストーリーを前作よりよくすること。一番単純で一番難しいこと。でも前作からゼンゼン時がたってないのに、監督に前作よりレベルを上げる力量がある訳がない。3作目は、監督がそれに気づいてか知らないけど、監督が新しい人になったのでチョット期待。5点(2004-07-25 21:53:40)
2. ファイト・クラブ
見る前はただスタイリッシュなだけかと思っていたけどぜんぜん違った。そう思い込んでいた自分に腹が立った。申し訳ない!僕はこの作品がみんなの言っているように二重人格の話だとは思わなかった。人というのは自分のいい部分、ダメな部分、嫌いな部分、好きな部分。そういうものと向き合っていない。もしくは自分はそういう人間だと思っていても自分はそういう人間なんだと擁護するだけで、変えようとは、変わろうとはしない。また簡単に変えることなどできない。この作品はそういうことを言いたいのだと思う。ラスト、結局かっこいいと思っていたもう1人の自分を殺す。しかし自分は死なない。そこで初めてダメな自分と向き合ったのだろう。外見だけ作り、中身は何も無い偽者のかっこいい自分を殺して。自分と向き合ったとき、自分とはなんとくだらないか、自分というものを何も確立できていないかがわかり、何も無い、一から歩き出すと言うことをビルが崩れることによって言いたかったのかな・・・。最後にあの映像にはものすごい意味が含まれていると思う9点(2003-12-31 18:55:53)(良:4票)
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