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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 類稀なプロファイリングの才能をもつグレアムと、その才能を認めつつグレアムを陥れようとするレクターの確執と因縁が面白い。レクターの相手の弱点を隙あらばつこうとする緊張感のある会話も健在。レクターに簡単に分析されてしまうダラハイドも、一家皆殺し、夫が死ぬのを妻に見せ、妻の死体を屍姦、目に鏡を挿入と豪快な異常さ。祖母の歯型の入れ歯、背中の刺青、竜の幻聴など狂人として申し分ない。9点(2004-01-21 08:34:12)(良:1票) 2. ザ・セル 《ネタバレ》 精神世界の幻想的な映像が、肝心の虐待によるトラウマで形成された犯罪者の内面や苦しみを希薄な印象にしてしまっている点で残念。それでも、虐待によるトラウマが殺人の免罪符にはならないと主張する刑事に対し、主人公がより深い見地から踏みとどまって刑事の主張に疑問を投げかける場面などがある。監禁された女性が救出される件と精神世界での犯人の心の救済がまったくの別次元で描かれた事が作品にとっては損をしている印象。7点(2004-01-17 02:01:55)
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