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プロフィール |
コメント数 |
161 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ジャンルは問わず邦画好き! |
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1. モンスター(2003)
アイリーンの行動原理には、人間を人間たらしめる要素、すなわち理性のかけらが全く無い。
常に大脳新皮質が麻痺していて、動物的本能が丸出しになっている。
欲しいものは力ずくでも手に入れる。確かに、一般人から見たらモンスターである。
しかし、そんなモンスターにも、力ずくでは手に入らないものがあることに気付いた。
それは、セルビーであり人の心である。
それを手に入れて留めておこうとすべく、アイリーンの中に徐々に理性が芽生えて、悩み苦しみ葛藤が起こり始める。
「何故愛を知ってしまったのだろう…」という台詞があるが、セルビーと出会わなければ、アイリーンはアイリーンのままでいられたはず。
自分はこの物語で語られているアイリーンに対して、むしろピュアな人間臭さを感じずにはいられなかった。アイリーンの純愛物語、そんな感じがした。
従って、どうしてもセルビーが、純粋無垢で計算された悪意が無いだけに、より残酷に見えてしまう。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 00:33:30)《改行有》
2. es[エス](2001)
映画としては破綻している部分が多かったが、舞台を学校に移し変えたら、まるで「いじめの構図」やね。そういう意味で、非常に面白かった。7点(2004-04-11 23:23:57)
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