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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 270
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  あん 《ネタバレ》 主演の樹木希林と永瀬正敏の名演技が印象に残る作品。 特に樹木希林演じる徳江さんの台詞は、完全に樹木希林さんの「間」になっており、特別なディレクションは不要だったのではと思えるくらい自然な演技で、もはや他の俳優の追従を許さない域に達していると思われる。 わが国におけるハンセン病の隔離(差別)政策が、結果的には大きな誤りであったことは今日では周知の事実だが、それがどれほど人間の尊厳を奪ってきたか…。今後当事者がいなくなるにつれ、その社会認識が次第に薄れていくだろうことを考えると、本作が製作された意義は決して小さくない。 愛する家族とわけのわからないまま引き離され、子どもを授かっても産むことが許されず、人生のほぼ大半を社会と隔てられた施設で過ごさなければならなかった不条理は決して繰り返されてはならないが、だからといって、それらの人々が弱く哀れむべき存在であったかは別であることを、本作の徳江さんが示している。 「どら春」の常連女子中学生達のぼやきに「自由に生きればいいんだよ」と明るく諭す徳江さんに救われた気がするのは、決して私だけではないだろう。[CS・衛星(邦画)] 8点(2023-04-13 10:40:56)《改行有》

2.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 ニキ・ラウダの名前くらいは知っている程度の前知識で鑑賞したが、レースそのものよりも二人の天才ドライバーの生き様に焦点を当てられている。実話をもとにしていることもあり、F1という世界を知るきっかけとしても適した作品になっている。1回のレースで25人の出走者のうち、2人平均で命を落とすといわれる当時のF1。その一種異常な世界でトップを目指す人間の葛藤が二人のライバル関係を軸に描かれる。破天荒で自己の楽しみを追い求めるハントと、クールに割り切るラウダ。作品ではラウダが語り部であり、自身の大事故が大きなイベントとして描かれるものの、ラウダが主役というわけでもなく、全体を通して2人に同程度のスポットを当てられており、対照的な二人の生き方への共感度を観るものの感性に委ねている点がよかった。それにしても70年代のF1レースを再現することは容易ではなかったと思われるが、音響面や細かいガジェットまでしっかり作りこまれているのは好感をもてた。その意味で映画館で見た方がより楽しめただろう。[DVD(字幕)] 7点(2014-11-01 13:52:02)(良:1票)

3.  バイオハザードV リトリビューション 前回までで耐性がついてきたせいか、このシリーズにストーリーとかドラマとかをもはや求めなくなってしまったためか、予想外に割り切って楽しめた。特に今回は、過去作のエッセンス(キャラクターや設定など)が含まれ、総集編ぽい作りだったことに加え、ステージごとの場面展開で、なんだかゲームの映像を見ている感覚で気軽に楽しめた。本作は少しでもゲーム版「バイオ」をかじったことのある人同士で「あっ!あれが出てきた!」などと盛り上がるような鑑賞の仕方が最も適していることに、やっと気づいた次第……。[DVD(字幕)] 5点(2013-01-16 12:09:36)

4.  バイオハザードIV アフターライフ 初期のゲームのファンであり、1作目から全て観ているが、だんだん面白くなくなってきているのが悲しい。監督が「バイオ」を今はやりの3Dでやってみたかった、みたいな観客本位というより製作者本位の姿勢を強く感じる。まるでミラ・ジョヴォビッチのPVのようだ。地球がこんなに退廃しても地下で野望を企み続けるアンブレラ社の目的もなんだかもう必然性を感じないし、別な方も書いているとおり、かつては人間だったアンデットという存在がもつ「悲しみ」はとうに消え去り、単なるモンスター軍団と戦う美女のスタイリッシュな映像集になっている。ジエンナ・ギロリーの登場にはハッとさせられたが、次回を観させようという終わり方も、もうい加減にしてほしい。[DVD(字幕)] 4点(2011-01-01 14:39:16)(良:2票)

5.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 ヒマつぶしに観た作品ではあったが、飽きずに観られた。ふがいない主人公が、自分の出自を知り、暗殺者に鍛えられていく流れは、丁寧に描かれており、違和感はあまり感じなかったし、ナゾの暗殺団や弾道が曲がる銃弾についてもご愛敬。この辺は深く考えると楽しめないです。いくつかのどんでん返しも良かったのではないか。こういう映画は裏や展開を読まずに、素直にアクションや展開を楽しみ、直後に忘れる位の見方がちょうど良い。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-14 16:35:29)

6.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 「007ビギニング」といってもよい内容。それだけにこれまでの「お約束」に縛られることなく作られた感がある。ここ数年の「007」シリーズの路線には正直飽きていたところだっただけに、新鮮で良かった。スパイ映画らしい出だしには「00」が殺しのライセンスであることを思い出させる効果があったし、それに続くオープニングタイトルと音楽もセンスが良く、新しい「007」への期待感を高めている。無骨な顔のダニエル・クレイグはこれまでのニヤついたボンド像を打ち壊し、「英国諜報部にはこんな奴いそう」と思わせるリアリティーを醸し出した点で評価できる。とにかく良く走るスパイという意味では「Mi3」のトム・クルーズばりではある(笑)。アクションは(スタントを多用しているのだろうが)全編通して見ごたえ十分。ボンドとヴェスパーの愛情劇も、それに絡むドンデン返しも良く練られているが、少し説明不足の感が否めない。もう一度見返せば良いのかも知れないが…。いずれにせよ、本作は長さを感じさせず、映画の魅力てんこ盛りの力作であることは間違いない。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-10 10:50:27)《改行有》

7.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 まずこのストーリー全てが実話ではない。映画としては面白い題材だが、この作品のストーリーはタチの悪い状況下における、タチの悪い奴らによる、タチの悪いケンカに過ぎないのでは。実際はどんな人格をもった人間が各グループを構成するか、なかんずくどんな人がリーダー格になるか、にも大きく左右されるものだし。この作品の場合、派手にケンカをしかけた主人公の無分別な行動が全ての引き金になっているのが興ざめ。看守チームが実験室を占拠するあたりからの暴走は現実にはありえないと思ってしまうから、ここも興ざめ。しかし「牛乳残すな!」のところでプレスリーおやじがリーダーに「ちゃんと言うことを聞かせた方がいい」と言われ、しばし考え込み、主人公に初めて罰を与えに行くくだりなどは、人間心理をよく描いてはいると思う。ともあれ何より私がインパクトを受けたのはこの映画の内容以上に、(ここのレビューにもあるように)この映画を観た多くの人々が、このいささか大げさなストーリーにある種のリアルさを感じていること、つまり自分自身も置かれた状態によってはこれくらい暴走するかも、と思っていること、そのこと自体が最もおぞましい。[DVD(字幕)] 4点(2007-05-07 21:47:19)

8.  16ブロック もう少し「あと何ブロックで到着!」という緊迫感もあって良かった。アクション映画ではないにしても、そういう要素は必要。ブルース・ウィリスの敏腕警官ぶりが観られたのは良いが、いかんせんラストが凡庸なのは残念。全般的には良い映画であり、観て損したとは思わないが、映画慣れした現代っ子にはちょっと物足りないかな、ドナー監督。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-17 22:17:11)

9.  M:i:III 《ネタバレ》 あまり難しいことを考えずに、2時間余りを気分転換に使いたいなら、本作は悪くない。あの「スパイ大作戦」のテーマにのって、イーサン・ハントのチームがテクノロジーと技能を駆使し、華麗にミッションを遂行していくシークエンスは本作でも健在であり、ドキドキ、ハラハラの連続である。ただ多くのレビューアーがご指摘されているとおり上海での「ラビットフット」強奪ミッションが思いっきり省略されており、なおかつそれが一体何かも分からずじまいであったことが消化不良だった。次回、大統領直々のミッションが示唆されてエンディングとなるが、是非期待したい。 [映画館(字幕)] 7点(2006-07-15 12:12:26)《改行有》

10.  アイ,ロボット 未来に私たちの身の回りはどうなっているのか。常に興味深いテーマであり、これまでも幾度となくスクリーンに登場してきた。本作もそのひとつであるが、CG技術の発達もあり、人々の間で働く人間型ロボットが、違和感なくリアルに映像化されていた。案外、近未来というのはこのように進化した科学技術、つまり小ぎれいな部分と相変わらず薄汚れた街が雑然と同居しているのだろう。もう一度その辺のディティールを中心にみてみたいと思った。さらに、博士の死の謎について、結果が分かってしまった後でも、もう一度始めから紐解いてみたい気にさせてくれる点で、良作であると思う。しかし、「ロボット三原則」がどうして破られたか、については予想通りの「屁理屈」だったので、すこし笑ってしまった。題名を聞いてソニーの「アイボ」を連想したが、科学技術の目指すところが、どうやらヒューマノイドロボットつまり科学的に「人間に近い人間」をつくる事にあると思えるような現代においては、本作が投げかけるテーマはことのほか重い。もっとも、人間が人間を信用できないような時代では、せめて機械でも信じないと生きていけないのかも知れないが。[映画館(字幕)] 7点(2004-10-07 10:07:34)(良:1票)

11.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 いやー、おもしろかった。感染(ゾンビ)の恐怖と格闘アクションに加え、アンブレラ社の陰謀がらみのサスペンスが底流に流れるという、映画のおもしろさてんこ盛りの出来といえば、誉めすぎかな。人間ドラマも少々あったし。(アリスが感染した自分を受け入れる苦悩のプロセス描写が大味だったが)あと、いいところで(わかっていても)音で驚かされた!たぶん、頭が何回か後ろに引いたのではないだろうか!おー、びっくり。サラウンド音の分離が素晴らしく、音響の良い映画館で観ると良い(特にリッカーの場面は秀逸!)。ミラのアクションカットが細切れなのは、なるべくスタントを使わず、高度なアクション(のように)を見せるとすれば、ああいう手法になるのかなと、わりかしポジティブに受け止められた。ジル・バレンタイン!素ばらしいキャスティングとそれに応える演技だった。ゲームの世界観から出てきたようなキャラに大喝采です。特に登場の仕方はカッコよかった。ラストは意外な展開になるところもグッド。私としては今年一番の娯楽作品です。<変更>冷静に考えると、少し誉めすぎでした。ジルに興奮しすぎていたかも・・です。1点下げます。[映画館(字幕)] 7点(2004-09-19 22:28:03)(良:1票)

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