みんなのシネマレビュー |
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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. キュア ~禁断の隔離病棟~ 《ネタバレ》 んー、映像のセンスがすこぶる素晴らしい。 そして、進行が進むごとに段々と面白味が掛けてゆく。 いや、俺的には凄く好きな作品なんだけども。 ともあれ、最後のシーンでの主人公の笑顔ったらヤバい。 何か意味があるんかなーと、さんざん考えたし。 けど、何も無いようだね…残念。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2020-03-17 01:45:06)《改行有》 3. クライモリ(2003) 《ネタバレ》 いや、観た。 ビックリするくらい内容が無い。 けど怖かった…そこがまずビックリ。 設定はありきたり、殺人鬼兄弟(だよね?)も造形的にも「ふーん」って感じだし。 更にオープニングの細胞分裂とか「マウンテンマン(でしたっけ?)は実在した。」とか姿の写真が新聞に載っちゃってたし。 俺的には「ああ、これがエンディングに使われるんだろうなー」とか色々想像力を駆使してた。 更に冒頭、主人公が面接のため急いでる=職業(医者)に対して真面目だ。と、言うのもOPの細胞分裂と関係ある…と、こっちにも想像力を駆使してた。 いや、無理に何でも絡めない方が確かにテンポはイイけど、さ。 もう本当に色々破綻してるのに、ホラー映画の絶対課題「怖い」ってのはクリアーしてるってのが凄い。 ●化け物は一般人に姿を見られるを異常に嫌がる…とか。 ●医者のスキルを事件解決のなにか複線にする…とか。 ●化け物の武器を特徴的にする…とか。 色んな要素をあえて無視してる。…ってのが凄いな、ホント。 いや、なんか映画観る(自分も含めて)人間も、ゲームで言うと「大作ゲームは面倒」になってるのかなー。 色々映画観てきて、こっちの体力が落ちちゃって、これを評価っての…何かイヤ。(泣)[DVD(字幕)] 6点(2006-10-29 13:38:08)《改行有》 4. サハラ 死の砂漠を脱出せよ 正直楽しかった、イイ映画とも思う。 でも、日本の宣伝の仕方、もうちょっと考えてくれ、本当に。 インディジョーンズに例えれる「冒険ヒーローもの」っぽく売り出すと絶対に問題があるよ、コレ。 売りやすい宣伝の仕方なのはわかるけど… 例えるならラーメンを期待して注文をしたのに、冷やし中華を出された感じ。 「まぁ、コレはコレで美味しいかな?」って余裕のある人間ばっかしじゃないんだからさ?(俺は美味しかったけど) そういう的外れな宣伝で万が一悪い印象に取られたらかわいそうだ… イイ映画なんだからもっと考えて欲しかった。 さて、サハラ。 サハラ砂漠を舞台にしてるらしいんだけど、地上絵は出なかったね。 ヒーローものというより、一種チーム的な感じで話を進めると思った方が楽しめます。 関わった人間の冒険心を掻き立てる不思議な魅力を持った男、ダークピット! 等身大な魅力を持っていて冒険活劇の主人公なのに「こんな奴は居そうだな」と思えるから不思議! 俺様ちゃん自身はあの笑顔が好きです![DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 05:53:18)(良:2票) 《改行有》 5. 0:34 レイジ 34 フン 《ネタバレ》 この映画自体の評価も然る事ながら、TVCMが凄く印象的で「観に行こう」と誓わせてくれた。(行けなかったのでDVD購入になったケド…) タイトルにしても原題より意味深な感じがそそると思うし、本当に日本の配給会社のCMは上手だったなーと思う俺様ちゃん。 って言うか海外映画のプロモーションって本場ハリウッドを始めとする製作元からも絶賛な評価を得てるのが少し複雑。 映画本編を頑張れって感じ。 さて、ホラー好きな俺様ちゃんが見たところ面白かったと思う。 地下鉄って日本ではあまりピンと来ないかもしれないけど、海外じゃ確かに廃線となった駅とかが多いので知ってれば怖いと思う。 初めはもっと心理的ホラーとか、サスペンスオチとかかなーと思ってたけど、コレは「13日の金曜日」とか「悪魔のいけにえ」、「エルム街の悪夢」に代表される「モンスター・ショッカーモノ」だった。 しかし、ジェイソンやフレディーのように人知は超えてないし、まだ人間の範疇。 もともとこのジャンルは好きじゃないけど、そんな好みの俺様ちゃんをグイグイ引っ張って見せてくれたのは評価させて貰いたい。 ビジュアル的にもショック感がそそるし、カラーの配色も素晴らしかった。 ただ、個人的に…超個人的に言うと、主人公にまったく感情移入できなかった。 性別の問題じゃなく「ムカつくバカ」って感じなのだ。 そういう描写は無いけど「男が奢ってくれるのが当たり前」ってタイプの女。 なんだかんだ極限状態でも、「男がシンドイ事するの当たり前」ってのを最後まで通すのが本当に観ててムカつく。 「脱出のとき」や「生死の確認」など全部を人任せにした挙句、その判断が間違ってたら自分は被害者に回ろうとする感じが更にムカつく。 いや、そういう意味ではこういう女は確かに居るよなーと思うので成功なのかな。(汗) …まぁ、何にせよイイ映画だったと思う。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-03 08:42:56)《改行有》 6. ディープ・ブルー(2003) 《ネタバレ》 この手の映画ってリュックベッソンの「アトランティス」を観てたので、それと対比するスタンスで観てしまった。俺様ちゃん的感想ではモノ凄いなーと思った。 アトランティスでは人為的な映像も多かった…海のものだけじゃなく水族館で撮ったんじゃないかなーと思えたり。 でも、コレは凄かった。 全ての構図が素晴らしいくらいにハマってたし。 海が好きな人間にとっては「変な知ったかぶり」とか「偏見」がなかったら素直に凄いと思えるんじゃないだろうか? 松本人志がシネマ坊主で「どんなCGも大自然には勝てない」って言ってたけど「現時点で」って意味じゃ凄く納得した。 CGを創るクリエイターが、こういった自然の理を体感し、勉強する事でこれらの広大な場面もそのうちに作り上げてくれると信じたい…と感じた。 個人的に嫌だなーと思った点は2つ。 1つ目は「深海のシーンで調査艇が出たこと」コレは出して欲しくなかった。 あんだけ凄い「神の視点」アングルで撮影してたのに勿体無かった。 2つ目は「鯨の生息数」の問題をラストに持ってきたところ。 これは自分がヒネテるせいかもしれないけど、この大自然の映画の前で「政治」を匂わせる奇麗事はあまり言って欲しくないと思ったのだ。 捕鯨問題については日本にも言い分があるから、どの角度から見ても「悪」と断罪できるもんじゃない限り、作品に入れると卑怯な感じがしてしまう。 ま、色々書いたけど美しい画の集合体であるのは間違いない。[DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 00:43:27)《改行有》
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