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1. パフューム/ある人殺しの物語
全世界1500万部の売り上げを記録した名作の映画化です。
公開される前から楽しみで楽しみで、
やっと公開されたものの誰も一緒に見に行ってくれなかったので、
仕方なく一人で見てきました。
はじめに注意点として、
こういう異常者を取り扱った作品は人を選びます。
特に「死体見ただけで気持ち悪くなる」という人は見に行かない方が良いと思います。
序盤から中盤の流れは「羊たちの沈黙」シリーズが好きな人ならはまるはず。
終盤というか、ラストがいまいちだったのがちょっと。
でも全体として期待を裏切らずに面白かったので7点。
分析とか考察については世界中のプロフェッショナルが行ってるのでここでは述べません。
グロテスクさにとらわれない人には一見の価値があると思います。[映画館(字幕)] 7点(2007-03-05 17:52:17)《改行有》
2. ナイロビの蜂
《ネタバレ》 「サスペンス作品」と聞いていたので、
フライトプラン的な物を期待して見たのですが、良い意味で裏切られました。
自分の正当性を疑わず、声高に相手を非難する、所謂「勘違い女」がヒロインなため、
序盤で「うわっちゃあーーー」と思うシーンもありましたが、
結局そんな感情もストーリーに引きこまれるうちに消えました。
「使い捨ての患者に使い捨ての薬」
の言葉にはドキリとさせられる物がありました。
人生を見つめ直すのには最適の作品かと。
佳作認定の8点を進呈します。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-25 01:42:39)《改行有》
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