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プロフィール |
コメント数 |
40 |
性別 |
男性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
最近は忙しくて映画あんまり見れないけど、昔は見まくってました。 映画は雰囲気で適当に選んで見ます。
邦画のしょうもないファンタジーとか好きです。舞台みたいに、台詞がベタベタだったり棒読みだったりするのも好きです。 |
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1. エスター
《ネタバレ》 まあまあでした。オチは楳図かずおの漫画にありそうな感じ。
エスターちゃんの演技はすごく良かったけど、こっちまでその悪い子役っぷりにムカついてきました。母親と視聴者を苛立たせる数々の行為、やりすぎ。
あと2時間は長いです。たいした変化があるわけでもないし、エスターちゃんの正体が明らかになっていくだけでそんな引っ張らなくてもいいと思いました。
ただ父親が正体に気づいてからの変貌っぷりからはドキドキして楽しく観させていただきました。
二人の子役もよかったです。耳の聞こえない娘は応援したくなるけど、息子は別にいらなかったかな。
一番えぐかったのは、やっぱり自分で自分の腕を万力で折るシーンですね。痛すぎる。
エンディングは別に収録されていた方がよかった。
雪のある静かな世界観はよかった。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-18 19:26:47)《改行有》
2. 4分間のピアニスト
《ネタバレ》 おもしろかったです。ラスト4分はどんなのかと期待して見ましたが、期待して見てよかったです。
老女と少女や刑務所や看守などのジメジメした関係はいらなかったかな、2人の過去も別にいらない。しかし最後まで2人が完全に打ち解けず残念でした。女教師はカタいままだし、登場人物も不憫な人が多い。
教師はクラシックで、生徒はジャズ。自分もジャズピアノ好きなんで、クラシックのキレイな演奏より、ピアノ演奏の表現の仕方(技術そのものも)やカッコイイピアノが好きな人は見ていいと思います。
後ろ向きに弾いたり、ラストのああいう演奏の仕方も実際にあるみたいです、しびれました。
人間関係よりもっとピアノに触れる部分を多くやって欲しかった。コンサートとかよりもジャズ志向で。主人公が奔放なんだから。けっこう教師のガチガチの考え方が押されてて残念だった。最初はそれでよかったけど、最後まで貫くとなあ……。変に感動・人間ドラマ狙われても!最後の、演奏終わったら即逮捕、っていう状況は正真正銘最後だなってなっててよかった。
ってな感じですがラスト、カッコよかった!というのも、あそこで教わったとおりの美しいクラシックを奏でてたら普通だと思う。ラスト4分に持ってきてタイトルでも押してるからには、ただ美しい曲ではダメ、想像だにしない超絶技巧か、プロを上回るほどの素晴らしい曲か。
でも素晴らしい曲をクラシックで聴いても泣けるほどおれは耳肥えてない。他の人もそうだと思う。まあでも普通のプログラム楽譜通り弾いても成り立つけど、このコンサートはずっとクラシックの女教師がすすめてきたこと、それを最後の土壇場で自分の音楽をしてやった!というところを評価したいです。途中「堕落した音楽をやめなさい」「私の音楽だ!」みたいなやりとりがあったんで「おお」ってなりました。だからおれは老教師をあんまりいいと思わないです。ラストの演奏聴いてヤケ酒飲んで感動するのも、レズビアンだというのもちょっと……。
とにかく4分間自分の音楽をやり続ける少女にしびれた。
DVDに印刷された、手錠しながら後ろ向きに弾く絵も素晴らしい。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-19 17:21:10)《改行有》
3. コンスタンティン
《ネタバレ》 世界観・雰囲気良かった。地獄への移動の仕方や悪魔が聖水に弱いとかのルール的なものはよく知らないので納得させられるしかない。というか、制作側が作った武器とかの設定と同じく、「そういうものや」と思えば全然気にならなかった。
場所は同じだけど世界が違うある種パラレルワールド的なものはスゴク良かった。移動の仕方やカメラワークなんかもかっこいい。主人公のまとうちょいワルさとダークな雰囲気が人間味があって入り込めた。葛藤したり、激昂したり、クールだったりダサかったり。キアヌはいい役者やな……。武器がダサかったり、展開や行動に多少強引なところはあったけど、そんなキアヌのカッコよさが見れて嬉しかったっす。途中BGMでなんでか超ジャズの『テイク・ファイブ』が流れてオシャレ。監督の趣味かな。CGキレイだった。でもバトルはあんまり激しくなくて残念。最後も全然戦いじゃないし、激しいアクションが少なかったのも残念。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-29 22:54:33)《改行有》
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