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プロフィール |
コメント数 |
16 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 愛を読むひと
《ネタバレ》 一つ一つの場面は重厚で迫真の演技だと思う。二人の心のゆれ動きが静かに伝わってきた。重い犯罪、明らかにしたくない事実を背負った女性とその女性に関わってやはり心に大きな傷を負った男性の長い人生の映画と見応えはあった。しかしながら、ナチの犯罪という歴史的事実とからませたフィクションの犯罪(えん罪?)が物語のキーになっていることに違和感を感じる。ナチの犯罪が男女の物語の舞台回しの材料と扱われているように思われるからである。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-31 02:13:46)
2. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 地味で暗い重たい作品かと覚悟してみましたが、最後まで飽きずにみることができ、エンディングがほっとする設定で後味もよい作品でした。「善き人」に変わっていく主役も、普通なら敵役のイメージぴったりの俳優が演じてとてもみごとでした。ただ、出だしであれほど冷酷だった人間がわりといやにあっさりと変わってしまったように感じました。また、部長も主人公の行動を見逃しているのに処分されずにすんでいますが、現実はもっと厳しかったのではないかとおもったりもしました。[DVD(吹替)] 8点(2008-05-31 12:25:58)
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